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働き盛りのがん治療。仕事との両立は?【お役立ちコラム】

2017年05月02日 更新▲

がん検診の実施が進み早期発見につながるケースや、医療技術の進化により、がんは必ずしも不治の病ではなくなってきています。手術を受けても入院日数は短くなり、その後の治療は在宅・通院となるケースが増えてきました。同時にがんになっても、働きたいと考える人も増えています。実はがん患者の3割は働き盛りの人達。がんを取り巻く治療環境やイメージは変化しつつも、治療と仕事の両立など、がん患者の方の就業継続の問題がクローズアップされています。

 

 

働きながらがん治療を続ける方のデータを見てみましょう。

出典:アフラック・知っておこう がん治療の変化

 

がんと診断された時に働いていた人のうち、がん治療中に所得が月10万円以上減った人は約5割です。がん治療にはお金がかかります。治療費が家計に影響を与えるだけでなく、がん治療にともない、所得が変化する場合もあります。
出典:アフラック・知っておこう がん治療の変化とお金 「休業・休職の経験割合」

出典:アフラック・知っておこう がん治療の変化とお金 「休業・休職の経験割合」

 

 

 

厚生労働省が発表している調査結果、がん診療連携拠点病院相談支援センターにおける相談で最も多い相談の内容は、

 


Photo by jk1991. Published on 06 August 2016
Stock photo – Image ID: 100446477


社会保障や経済面での相談
で、全体の86.3%です。

また「『働くこと』に関する相談や話の内容」で最も多いのは、

生活費・治療費・保険などの経済面について64%
続いて、仕事と治療の両立の仕方39%

という結果です。

出典:厚生労働省・がん患者の就労や就労支援に関する現状

 

 

がん治療で休職すると、期間が長期になるほど離職につながる傾向があります。治療をしながら働くことに影響を及ぼす要因は、薬物療法による副作用、脱毛や倦怠感、体力の低下、治療・通院時間の確保が難しいといったことがあげられますが、状況や心理的にも、多くの方が職場へ迷惑をかけてしまうことを気にしています。
治療をしながら仕事を続けることを希望する人のニーズは高まっているものの、休職後に復職することが困難な状況になったり、まだまだ治療と仕事の両立を支援する環境が十分に整っていないのが現状です。
そして、今回ご紹介した調査結果の通り、治療環境が進んでいくと同時に「働く」ことを選択しても、経済面での問題や心配事が大きいことがわかります。

いまや日本人の2人に1人が一生に一度がんを経験するという時代です。がんを恐れるのではなく、「生きていく」ことを考えて備えることが大切です。

 

 

(編集部・anan)

 

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