海外でのお買い物をもっとお得に!タックスリファンドを利用しよう。
2017年03月07日 更新▲タックスリファンド(現地付加価値税還付)を使って、上手に買い物をしましょう!
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海外旅行へ行く目的のひとつ、ショッピング! 女性は特に楽しみですね。ついついお散財してしまいます。
国内で買い物をするよりも安く購入することができる免税店は、手続きも不要で便利です。免税店でのお買い物はある程度、最初から目的があるのではないでしょうか? 化粧品やブランド品、そしてばらまき用のおみやけなどがメインだと思います。
海外で街歩きをしていて、素敵なショップを発見したり、一目惚れするような物に出会ってしまうことも多いにありますよね。どうしようかな?ちょっと高いな〜。などなど女性であれば、この心の葛藤を味わったことが一度ならずもあるはずです。ヨーロッパ諸国、特に北欧諸国では、日本の消費税に当たる付加価値税がすごく高いので、今ここで買うべきか?本当に迷います。
そんな時、
お店の入口やレジカウンターに
Global Blue TAX FREEのマークがあるかチェックしましょう!
このマーク↓
Global Blueグローバルブルー(旧名称:グローバルリファンド)は、37カ国約24万店が加盟しています。百貨店や高級ブランド店はもちろんのこと、小さなブティックでも提示されていることがよくあります。
このマークがあるお店で一定額以上の買い物をする場合、お会計の時に申告すると書類を書いてくれて、空港で手続きをすれば、現地の付加価値税の一部が戻ってくるってくるのです。
詳しくはこちら
トラベルコ「海外ショッピングは賢く!お得に楽しもう!」
http://www.tour.ne.jp/special/world/taxfree/
編集部ananもヨーロッパ方面へ行く時には、ずいぶんお世話になりました。その時の手順はこんな感じでした。(※個人の体験談です。)
①レジで「タックスフリー」と言って、パスポートを提示します。「オッケ〜」と気軽に受け付けてくれました。
②書類作成と開封できない(開封したらわかる)包装してもらいます。レシートと書類をホッチキスでバチンバチンと留めてくれるところがほとんどでした。
③現地出発時、空港に着いたらタックスリファンドのカウンターへ行き、以下を提示し、承認スタンプをもらいます。
■必要なもの(必ず本人でなければ手続きできません。)
・お店で書いてもらった書類
・レシート(クレジットの控えは不可)
・開封していない購入品(開封してないよと見せないといけません。)
・搭乗券、または航空券
・パスポート
※パスポートコントロールで、通関する前の手続きです。
④通関後、免税店があるフロアにあるタックスリファンドのカウンターへ行き、書類を提出。その場で現金で受け取ります。
「通貨は何がいい?」など聞かれます。また訪れる予定があれば、その国の通貨で戻してもらい、予定がなければ日本円で返してもらいます。
当時、ananは同じ国に何度も行っていたので現地通貨で戻してもらっていました。次の渡航時、慌てて両替しなくても、少し現地通貨を持っていたら、空港から市内に出る交通費や翌朝の朝ごはんくらいまでは、なんとかなります。到着時に空港で両替するより街中の両替所に行った方がレートが良くお得というわけです。
(以上anan談)
還付方法は、現地空港での現金受け取りだけでなく、ポストに投函して指定のクレジットカードに戻してもらう方法や、成田、関西など帰国した空港で還付してもらう方法もあります。
受け取る方法、詳しくはこちら
OTOA 旅のお役立ち情報[タックスリファンド(現地付加価値税還付)の手引き
http://www.otoa.com/gallery/useful/tax_refund/page10.php
注意事項
*購入品は未開封で手続きすること。
*出国税関のスタンプが必ず必要です。
*各国によって、免税対象となる1軒の買い物が異なりますので、出発前に行き先の免税対象額をチェックしておきましょう。
*現地での還付金の通貨種類は、各国カウンターによって異なります。
*カウンター手続きに時間がかかることがありますので、出発前の空港へは時間に余裕を持って行きましょう。
これで、ちょっとお得にお買い物ができます。手続きはちょっと面倒と思われますが、戻ってくるものはいただきましょう。カウンターでお金が戻ってきたら「お!」っと嬉しくなります。
付加価値税の高い国へご旅行の方はぜひトライ!意外な金額が戻ってくるかもしれません。物価の安いお国でも、高額になる時には、使ってみましょう。税金戻ってくるからといって、そのぶんお財布のヒモが緩くなることが、くれぐれもありませんように!