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Category: オセアニア


サスティナブルツーリズムの最先端【パラオ】

2022年03月24日 更新▲

「ありのまま」の観光地を持続させる取り組みを成功させたとして注目を浴びるパラオ。
パラオに入国するには「パラオ誓約書(Palau Pledge)」をもって環境保護を宣言しなければなりません。観光客が入国する際は、この誓約書への署名が義務付けられ、パスポートにスタンプが押されます。国家レベルでサスティナブルツーリズムを推進しているパラオとは? 行っただけでサスティナブルツーリズムになるパラオの取り組みをお伝えします。

こちらもご覧ください。
TRAVEL-MODE 2022.1月号から「サスティナブルツーリズムとは?」

 

★★★

画像:iStock

 

「パラオ誓約書(Palau Pledge)」とは?


“Palau Pledge”はパラオレガシープロジェクトの一環として環境保護を目的とした世界で初めて入国時に誓約への同意を求めるものです。英語、日本語、韓国語、中国語を始めとした多言語でスタンプが用意されています。

2017年12月から開始されたこの取り組みによりパラオは、未来の世代のためにパラオの貴重な独自の文化と美しい自然環境の保護を目的に、入国に関わる法律と入国手続きを変更する世界で初めての国となりました。またこのパラオ・プレッジがきっかけとなり諸外国でも同種の取り組みが生まれています。

出典:palaupledge

 

 

すべての入国者のパスポートにスタンプが押され、入国者はパスポートに自身で署名します。
“Palau Pledge”(パラオ誓約)の日本語文は以下の通りです。

 

パラオの皆さん、

私は客人として、

皆さんの美しく

ユニークな島を保存し

保護することを誓います。

 

足運びは慎重に、

行動には思いやりを、

探査には配慮を忘れません。

 

与えられたもの

以外は取りません。

私に害のないものは

傷つけません。

 

自然に消える以外の

痕跡は残しません。

 

出典:駐日パラオ共和国大使館

 

 

 

コロナ禍以前、パラオの人口2万人に対して。人口の8倍近くに当たる15万人の観光客が毎年訪れるようになっていました。海やビーチへのゴミの捨て残しやサンゴ礁の破壊、カメの甲羅の持ち帰りなどの問題が相次ぎ、旅行者の軽率な行動によってパラオの環境が破壊され、文化に悪影響をおこす危険性があったため、その危機感からパラオ・プレッジは不可欠な取り組みだったといえます。

パラオ政府は、パラオ・プレッジのルールを破る旅行者に対し、最大で100万ドル(約1億円強)の罰金を科すことができる政策も議決しました。
革新的だったこの取り組みは、世界中から賛同され、評価を受けています。

 

具体的には?

◆海洋保護を徹底したマリンアクティビティ

パラオでは、美しい海でのダイビングシュノーケリングなどのアクティビティを楽しむことができます。海洋保護を徹底するため、マリンアクティビティに参加するために許可証が必要となり、以下の行為は禁止されています。

 

・生き物の持ち帰り禁止
・餌やり禁止
・フィンで珊瑚やクラゲを傷つけない

 

画像:iStock

 

◆日焼け止めの持ち込み禁止

パラオでは、サンゴ礁に有害な日焼け止めを持ち込み禁止としています。持ち込んでしまった場合は、罰金として1,000USドルが課せられます。観光客による持ち込みも禁止されています。これは知っていないと罰金ということになりかねません。ただし、パラオでは、サンゴ礁に影響を与えない日焼け止めのみ販売されているということですから、ちょっと安心しますね。

 

プリスティン・パラダイス環境税

プリスティン・パラダイス環境税とは、パラオの自然環境を保護することを目的に徴収される税金で、1人あたり100USドルを徴収しています。パラオ行きの航空券に「プリスティン・パラダイス環境税」が含まれているので、別途支払う必要はありません。観光客に、国全体として環境保護に力を入れていることを意識してもらう効果も働いています。

 

泊まって、参加してサスティナブルツーリズム

◆パラオ・パシフィック・リゾート

パラオ唯一の「水上コテージ」
があり、建設地の樹木をできる限り残すなど、自然環境に配慮しながら開発されました。リゾート内の建物はヤシの木よりも低くなるようデザインされています。全長約300mに及ぶプライベートビーチは、海洋生物保護地区でもあり、サンゴ礁やシャコガイ、魚など様々な生き物が生息しています。

公式HPはこちら

 

画像:iStock

 

◆ジェリーフィッシュレイク

ジェリーフィッシュレイクはマカラカル島にあり、クラゲの大群を見ることができます。カヤックやミルキーウェイでの泥パック体験も同時にできる現地ツアーで行くのが一般的。

ツアーでは、クラゲの扱い方、傷つけない泳ぎ方などレクチャーを受けて、シュノーケリングが可能となります。日焼け止めは1時間以上前に塗り、レイクの水質環境に配慮し、泥や砂を落としてから入るなど、参加すれば「環境への配慮とは」ということ自体を学び、体験できます。

 

画像:iStock

 

このように、パラオは国全体が自然環境保護に力を入れているので、訪れるだけでサステイナブルツーリズムとなります。

パラオと日本は歴史的にかかわりが深く、世界有数の親日国家です。国旗もブルーに黄色の日の丸です。パラオ語のうち約20%は日本語が由来とされており、アンガウル州では、パラオ語と英語の公用語としていますが、1980年に日本語も公用語に加えられました。日本とはほぼ同緯度に位置しているため、日本との時差はなく、直行便があれば4時間半で行くことができます。

環境に対する意識を高めつつ、コロナ禍で疲れ切った心身を癒す最初の旅に、パラオはいかがでしょうか?

※海外旅行お出かけを検討の際は、出入国に関する規制や現地でのルールをしっかり調べ、計画を立ててしましょう。

パラオ出入国、日本入国情報(2022年3月2日現在)

 

参考サイト
パラオ観光メディアマガジン PALAU TIMES
palaupledge
社会をもっとよくする世界のアイデアマガジン 

 

 

 

 

 

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2018.4月号の編集部だより

2018年03月18日 更新▲

画像:iStock glowform

 

みなさま、こんにちは。

今月号のオーストラリア特集、いかがでしたか?
私もずいぶん前ですが、オーストラリア旅行へ出かけたことがあります。ピナクルズが見たくて、そしてシンガポール航空に乗ってみたい!ということが相まって、あえて直行便のない西オーストラリア州のパースを選択しました。荒野の墓標と言われるピナクルズへは、オプションで4WDツアーが出ているのですが、道中、車窓から野生のカンガルーがぴょんぴょん跳ねて移動しているところを見ることができました。また、日本では街中にいる鳥といえば、鳩やカラスですが、パースではオームやインコだったことが印象的でした。

見えるかな?

オーストラリアはどの都市も、すぐそばにダイナミックな自然があり、アーバンとナチュラルを一度に両方満喫できる魅力溢れる国です。最近では、オーガニックの食材やヴィーガン料理など、おしゃれでヘルシーなオーストラリアの“食”にも注目が集まっています。アクティブ派もリラックス派も飽きることなく、楽しむ要素が沢山ですね。

また、オーストラリアでは、南半球ならではの自然現象を体験することも、もう一つのお楽しみ。季節が逆なのはご存知の通り。渦巻きが北半球とは逆!?っていうのも、よく知られていますね。満点の星空を見上げて、南十字星を確認したり、太陽も北側に軌道をとることも、滞在中にぜひ確認したいところです。

現在、オーストラリアへの入国には、ETAS という観光ビザの取得が必要です。また、検疫は非常に厳しいですので、日本から持参するいつもの旅のオトモが没収ということにならないよう、注意してくださいね。下調べは入念に。そして思いっきりオーストラリアをエンジョイしましょ〜。

ETASについてはこちら→オーストラリア大使館HP
オーストラリアに持ち込めないもの→https://www.aswho.com/aqis

それでは、みなさままた来月〜♪

(編集部anan)

 

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【特集】直行便でいくオーストラリア5都市

2018年03月16日 更新▲

ダイナミックな自然も、動物も、洗練した街歩きも楽しめるオーストラリアは、治安も気候も良く、世界中から観光客が訪れる国です。南半球に位置するオーストラリアは、これから5月までは秋。場所によっては紅葉も楽しめるベストシーズンを迎えます。とはいえ国土は日本の20倍の広さ。初めて行くにはどこがいいのか迷ってしまいそう。今回のTRAVEL-MODEでは、日本から直行便で行ける5都市をピックアップして、ざっくりご紹介します。

出典:Wikimedia 

日本から直行便があるのは

 

1. ケアンズ
関西→約7時間10分(ジュエットスター航空) 
成田→約7時間30分(ジュエットスター航空)

2. ゴールドコースト
関西→約9時間10分(ジュエットスター航空)
成田→約9時間(ジェットスター航空)

3. シドニー
関西→約9時間50分(カンタス航空)  
羽田→約9時間30分(カンタス航空・全日空)
成田→約9時間50分(日本航空)

4. ブリスベン
成田→約9時間(カンタス航空)

5. メルボルン
成田→約10時間30分(カンタス航空・日本航空・ニュージーランド航空・ジェットスター航空)

 

順番に見ていきましょう

1.ケアンズ

ケアンズは、オーストラリア東北部にあるクイーンズランド州の北部にあります。サンゴ礁地帯の『グレート・バリア・リーフ』と、太古の熱帯雨林を併せて『クイーンズランドの湿潤熱帯地域』として世界遺産に登録されています。海も山も豊富なアクティビティで大自然を満喫し、コロニアル調のこじんまりした港町をゆっくりのんびり街歩きするのもリラックスできそう。

 


◆みどころ

ケアンズを訪れる人のほとんどの目的は、『グレートバリアリーフ』。
緑の宝石と呼ばれる『グリーン島』への日帰りツアーでは、ダイビングができない人も楽しめるグラスボートやシーウォーカーでサンゴ礁の海を楽しむことができます。

また、熱帯雨林の大自然の中を走るキュランダ高原列車は、ケアンズの人気観光の一つとなっています。スカイレールに乗れば熱帯雨林とサンゴ礁の海を一度に広がるパノラマを楽しむことができます。他にも渓谷でのラフティング、南半球の夜空を楽しんだり、ダイナミックな自然を昼も夜も満喫できるのがケアンズの魅力。『天空の城ラピュタ』のモデルになったのでは?と噂される遺跡風の建物と庭園が神秘的な景観となっているパロネラ・パークも人気の観光地。ケアンズ ワイルドライフ ドームではコアラを抱っこして記念撮影も楽しめます。

出典:Wikimedia

画像:iStock

 グレートバリアリーフ  キュランダ鉄道

 

出典:Skyrail

出典:Wikipedia
スカイレール パロネラ城

 


2. ゴールドコースト

サーフィンパラダイス、ゴールドコーストはオーストラリア東海岸。ブリスベン都市圏の南に位置します。美しい白砂のビーチが延々と続く景観は、誰もが一度は何らかで見たことがあるはず。
ブリスベン空港からもシャトルバスが出ていて、1時間ほどなので、どちらの空港に降り立っても、両方の都市が楽しめます。

 

◆みどころ

何と言っても、世界屈指のビーチ!美しい白砂のビーチは57Kmも続きます。サーフィンのみならず、ウェーブ・ブレイク島(Wave Break Island)の周りには、50種類以上の魚が回遊していてシュノーケリングやダイビングが楽しめます。
そして、ゴールドコーストには世界クラスのテーマパークが目白押し。ワーナー・ブラザースの人気キャラクターに会える『ワーナー・ブラザース ムービーワールド』や、刺激的に水遊びで弾けたい『ウエットンワイルド』など、友達同士・ファミリーでも楽しめるスポットも。続々と増えているおしゃれなカフェやショップの散策でも楽しめそうです。

ゴールドコースト 画像:iStock

 

3. シドニー

オーストラリア最大の都市・シドニーと言えば、帆を思わせるユニークなデザインのシドニー オペラハウスがあまりにも有名です。イギリスの面影を残す開拓時代の街並みと共に、明るい太陽がもたらす南国の雰囲気が融合する魅力的な都市です。

 

◆みどころ

昼も夜も美しいシドニー湾でクルージングするもよし、もう一つのシンボル、全長約503mの橋『シドニー・ハーバーブリッジ』を歩いて渡るブリッジクライムも人気のアトラクションです。フィッシュマーケットでシーフードに舌鼓を打ち、歓楽街キングスクロスや、開拓時代の名残りある街並みロックスを散策するのも一興です。郊外へ足を伸ばせば、ブルーマウンテンズ国立公園でブッシュウォーキングも楽しめます。

出典:CC0 Public Domain

出典:Wikimadia
オペラハウスとハーバーブリッジ  ロックス

 

出典:Flickr 出典:Wikimedia
フィッシュマーケット  ブルーマウンテンズ

 

4. ブリスベン

アートとアドベンチャーが融合した街、ブリスベンは、オーストラリア南東部・クイーンズランド州にあります。ゴールドコースト、サンシャイン・コーストなど、オーストラリアを代表するリゾート地への玄関口として栄え、亜熱帯性気候のため一年を通して温暖です。おしゃれなカフェやショップなど、トレンド追いかけることも動物と触れ合うことも、両方楽しめる魅力的な街です。

 

◆みどころ

人気の観光地は、世界初のコアラ保護動物園『ローンパイン・サンクチュアリ』。130匹以上ものコアラが飼育される世界最大最古のコアラ園です。コアラのみならず、オーストラリア固有の動物、カンガルー、ウォンバット、タスマニアンデビルにも出会えます。モートン島のタンガルーマへ足を延ばせば、野生のイルカに餌付けをすることも可能。

古典、モダンなど作品を17000点以上所蔵しているQAGOMA(クイーンズランド州立美術館と近代美術館)やIMA(インスティテュート・オブ・モダン・アート)で、アート鑑賞するもよし、中心街『フォーティテュード・バレー』では個性的なショップが軒を連ね、路地裏散策など、昼はショッピング、夜はパーティーモードで楽しむことができます。

出典:Wikimedia 出典:Wikimedia
ローンパイン・サンクチュアリ  タンガルーマでイルカに餌付け

 

出典:www.eatsouthbank.com.au 出典:Pixabay
QAGOMA  IMA

 

5. メルボルン

メルボルンはオーストラリア南東部の海岸沿いにあるビクトリア州の州都です。世界で最も住みやすい都市として、その名を連ねます。2017年9月〜JALも成田から直行便を就航させました。オーストラリアの文化発祥とも言える英国風の美しい街並み、街を行き交うトラム、足を延ばせばワイナリーツアーやペンギン観察も!様々な角度からオーストラリアの旅を満喫することができます。

 

◆みどころ

メルボルン観光で欠かせないのが『ロイヤルエキシビションビルディング』です。オーストラリアでは、シドニーのオペラハウスと並んで、建築物としての世界文化遺産に登録されています。1880年に開催された万国博覧会のために建てられた最古の展示場、そして隣接された庭園では、クラシックな噴水や並木道など、合わせて見応え十分です。
さらに、メルボルン最古のアーケード『ロイヤルアーケード』や19世紀の建物がそのまま残る『クイーンビクトリアマーケット』で歴史と活気を感じたり、レーンウェイと呼ばれる小さな路地や屋根裏のある小道を散策し、メルボルンならではの雰囲気を味わうこともできます。高いところが得意なら、南半球で最も高いビル『ユーレカ・スカイデッキ』は、スリル満点!全面ガラス張りのザ・エッジからメルボルンを360°見渡すことができます。

また、メルボルンから車で90分、フィリップ島は自然の宝庫!毎晩ペンギンパレードを見ることもできます。

画像:iStock

画像:iStock

ロイヤルエキシビションビルディング レーンウェイ

 

出典:Visit Melbourne

出典:Visit Melbourne
 ユーレカ・スカイデッキ  クイーンビクトリア・マーケット

 

フィリップ島のペンギンパレード

出典:オーストラリア政府観光局

 

いかがでしたか?日本から直行便とはいえ、北側のケアンズから南側のメルボルンまでは、3時間以上も飛行時間に差があります。それだけオーストラリアは広いってことですね。そしてどの都市も、文化圏のすぐそばに大自然があることがオーストラリア旅行最大の魅力です。コアラ?イルカ?ペンギン?カンガルー?間近に見てみたい動物で、行き先を決めて見るのも面白いかもしれませんね。

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コウモリと奪い合う!絶品フルーツ天国

2014年07月16日 更新▲

Me and My Lunch  (IMG_7244R)
Me and My Lunch (IMG_7244R) / Schristia

南太平洋のパプアニューギニア。赤道直下で雨が少なく、燦燦と太陽が降り注ぐこの地で、マズイ南国フルーツを口にすることは、極めて困難でしょう。パイナップルやバナナをはじめ、マンゴー、パパイヤ、グァバ・・・などなど、我こそは!と糖度を競い合うような面々が、胸を張って勢ぞろいしています。日本では馴染みがありませんが、「シュガーフルーツ」という砂糖の塊のような極甘の逸品もあります。おそらく天国とは、こんなところなのでしょう。

しかしながら、このフルーツパラダイスを人間だけで独占できると思ったら大間違いです。

パプアニューギニアには、フルーツを主食とするコウモリ、「フルーツバット」なるものが存在します。「オオコウモリ」や「空飛ぶキツネ」とも呼ばれる彼らは、視覚の発達した昼行性のコウモリです。彼らにとって、炎天下の栄養補給に甘いフルーツは欠かせません。甘い果実を求めて、青空の中を飛び立ちます。下の写真は、カットフルーツを食べている優雅なコウモリ。

彼らをスープなどに丸ごと投入し、食用とする地域もあります(パプアニューギニア、ラオス、グアム、パラオなど)。ちなみに日本に多く生息する小型の「アブラコウモリ」は夜行性で、主に虫を食します。ところ変われば食も変わる。人間もコウモリも同じですね。

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私はマッドマンです。

2014年07月16日 更新▲

Goroka Show
Goroka Show / Anselmo Lastra

ゴロカショーのシンシン

ゴロカとは、パプアニューギニアのハイランド(高地地帯)の町の名です。赤道直下でありながら、標高1600メートルのゴロカは、夏でも涼しく過ごしやすいのが特徴です。高原野菜が豊富で、世界中のコーヒーマニアが注目するプレミアムな「ゴロカコーヒー」の産地でもあります。

そんなゴロカで毎年9月に行なわれるのが「ゴロカショーのシンシン」です。パプアニューギニアを代表する祭典であるゴロカショーには、約80もの部族がさまざまな姿で登場するとあって、世界中からの観光客が押し寄せます。

一度ハマると毎年行かないと気がすまなくなるお祭のため、この時期のホテルはなかなか予約が取れないことで有名です。ちなみに「シンシン」とは民族舞踊のこと。どうやら英語のSINGが語源のようです。

写真のマッドマンは、このゴロカショーに登場するメンバーです。泥の面を被った彼らは、アサロ川流域の部族で、元々は相手を威嚇するために面を被っているんだとか。しかし実際のところは、闘うという雰囲気は一切なく、のんびりした動きをします。(泥の面が重くて動けないのだろうという説もあります)。彼らは、観光客に面を被らせたり、カメラにポーズをとったりと、かなりサービス精神が旺盛です。

ゴロカショーでは、この他にも地毛を伸ばしてカツラを作るウィッグマンなど、想像を絶するコスチュームをまとった様々な部族が登場します。ハマってしまうことを覚悟して、この秘境に一度足を踏み入れてみませんか?

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