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【子供乗せ自転車】スポーク外傷」に注意しましょう。

2021年11月23日 更新▲

子供を乗せて自転車を利用し、「スポーク外傷」と呼ばれる事故が起きていることをご存知でしょうか?

 

 

 

 

 

保育園・幼稚園への送り迎えや、買い物などの外出で便利な子供乗せ自転車ですが、「スポーク外傷」と呼ばれる子供のケガには注意をしなければなりません。「スポーク外傷」とは、小さい子供を自転車の後部座席に乗せて走っている時、誤って後部座席の児の足が後輪に巻き込まれて傷ついた状態を言います。スポークとは、自転車の車輪の中心部から車輪の枠(リム)に放射状に延びている針金状の部品のことをいいます。

足首、アキレス腱周囲を負傷してしまうのがほとんどのケースですが、足首周囲は、皮膚や皮下組織が薄く血流があまり豊富ではないため、皮膚表面のすり傷程度と軽く見て初期の対応が悪ければ、皮膚に血液が戻ってこず、皮膚が黒く変色して壊死してしまい難治化する恐れがあるということです。

 

消費者庁に報告された事故情報から事例をお伝えします。

◆「自転車の後ろに幼児用後部座席を取り付けていたが、1週間ほど前に右足を乗せる台が壊れていたため取り外していた。自転車を走行中、子どもが泣き出したため見ると、靴が脱げ右足がスポークに巻き込まれていた。右かかとを16針縫うけがを負った。」(6歳)

 

◆「実家に子ども用自転車がなかったため、自転車の荷台のかごを外し、荷台に直接座らせ走行。段差があり、しっかりつかまるように声をかけたが、段差を乗り越えたときに音がして振り返ると、後輪を覆っているプレートとタイヤのスポークの間に右足が挟まって受傷した」(6歳)

 

◆「駅でレンタサイクルを借り、自転車の座席のない荷台に座らせ走行。坂を下るときに、左足が後輪のスポークに挟まり、9針縫うけがを負った。」(4歳)

 

引用:消費者庁 

Vol.538 自転車同乗の子どもがスポーク外傷で10針以上縫うけが!

 

 

自転車に同乗させていいのは6歳未満。

道路交通規則では、原則として運転者以外の人を乗せることはできませんが、幼児座席を設けた自転車に6歳未満の子どもまたは未就学児を1人に限り乗車させることができます。幼児2人同乗用自転車の幼児用座席の場合は2人です。6歳または小学生以上の子どもの同乗は認められておらず、幼児座席を使用していても、車輪に足を巻き込まれる危険性が高いため、絶対にやめましょう。

◆ここに注意

自転車に取り付ける後部幼児座席は、6歳未満の子どもの体格を前提としています。そのため、6歳以上の体格の子どもが乗ると、足乗せ部から足がはみ出るなどして、車輪に巻き込まれる可能性が高くなります。

 

自転車に同乗させる場合は、必ず幼児用座席を使用しましょう。

幼児用座席を使用する際には、破損や変形がないか確認し、壊れたままの使用はやめましょう。

子どもを幼児用座席に乗せるときは、必ず足乗せ部に足を置いているか確認し、ヘルメットや座席ベルトも忘れずに着用させましょう。後輪へのスカート等の巻き込みを防止するドレスガードも足の巻き込み防止に有効と考えられるため、幼児用座席と併用するようにしましょう。

幼児座席を選ぶ際は、SGマークが付いているかどうかを参考にしましょう。SGマークは、様々な種類の製品について設けられた一定の安全基準(SG基準)を満たしたとして、一般財団法人製品安全協会が認証した製品に貼付されています。

◆ここに注意

幼児座席を使わずに後部荷台に直接子どもを乗せた場合は、子どもの年齢や体格に関係なく、足が車輪に近づきやすくなり、スポークに巻き込まれる危険が高まります。ドレスガードは、運転者の衣類(スカートやコートのすそなど)が後輪に巻き込まれることを防ぐための部品ですが、構造・材質ともに幼児座席の代わりになるものではありません。ドレスガードを備えていても、幼児座席がない自転車に子どもを同乗させてはいけません。

 

国民生活センターのウェブサイトで、再現実験の結果を動画で見ることができます。
こちら

 

 

 

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