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「この時期の胃腸」 ~夏の暑さによる不調から食欲の秋へ~【お役立ちコラム】

2017年08月14日 更新▲

この時期の胃腸は夏の暑さによる不調を抱えています。
さらにこれから、食欲の秋を迎えると、

食べ過ぎによる胃腸の不調を招きやすくなります。

 
 
胃腸のはたらき

胃腸のはたらきは、消化吸収によって食物の栄養素を取り込み、
排泄によって体内に溜まった老廃物を外に出すことです。
 
胃腸の不調は便秘、下痢のほか、
肌トラブルや口臭などの原因にもなります。
 
また、腸内環境の悪化は免疫力低下に直結し、
健康にも大きく影響します。
 
<不調の原因>
「暴飲・暴食」
「早食い」
「加齢」
「偏った食事」
「ストレス」
 
 
 
 
胃腸の調子を整えるために
 
1.よく噛んで食べる
 
食べ物はしっかり噛むことで細かくなり、
唾液と混ざり合うことで消化が促されます。
 
また、噛むことで満腹感を得やすくなったり、
胃液や唾液をはじめとする消化液の分泌が高まるなど、
さまざまな効果が得られます。
 
「~しながら」ではなく、よく噛んで食事を楽しみましょう。

 
 
2.食事は決まった時間に
 
一定の時間に食事をすることで
体内のリズムや胃腸の調子が整いやすくなります。
 
長時間にわたって空腹状態でいると、
胃液の酸度が高い状態となり、胃の粘膜に障害を起こしやすくなります。
 
また、食べ過ぎや間食のし過ぎは、胃での消化吸収力が低下し、
胃もたれなど胃のトラブルを招きやすくなります。
 
 
 
3.食材や料理は胃腸にやさしいものを


 
食材の栄養素の特性を活かして、上手に摂取しましょう。
 
胃もたれ、胃痛には、胃酸の分泌の抑制や、
胃の粘膜の再生を促すビタミンUが含まれる
キャベツ、セロリ、レタスなど。
 
 
便秘には、食物繊維が豊富で
スムーズな便通をもたらす、
きのこ類やさつまいもなど。
 
その他、胃腸に優しい食材として
大根、玉ねぎ、魚の白身や豆腐、納豆、牛乳やヨーグルト、
りんご、バナナなどがおすすめです。
 
 
 
4、生活習慣から
 
胃腸のはたらきは、自律神経によってコントロールされています。
精神的、身体的なストレスや、不規則な生活、運動不足などによって自律神経が乱れると 、
胃腸の不調を招いてしまいます。


 
 
また、タバコは胃腸の血行を悪化させます。
 適度な運動とバランスの良い食事、
規則正しい生活リズムを心がけましょう。

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