カジノだけじゃない!【ラスベガス】オプショナルツアー
2025年07月25日 更新▲時期をずらして夏休みをとるなら、ラスベガスはいかがでしょうか? ラスベガスへの渡航は、1年の中でも9月〜10月は、観光客が減るため、航空券もホテルも安値になり、気候も過ごしやすい時期になります。ゴージャスなショーやカジノで遊ぶだけでなく、オプショナルツアーを使えば、様々なアドベンチャー体験もできるんです。今回は、ラスベガスを起点としたエクスカーション5つをご紹介します。

画像:iStock
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◆ロウワーアンテロープキャニオン&ホースシューベンド バスツアー
自然の曲線と渦巻くような色彩が美しい砂岩の彫刻アンテロープキャニオンは、昨今非常に人気のスポットとなっています。「グランドキャニオンには行ったことがある」「セドナに行くには予算と時間がない」「周囲の人がまだ見たことがないスゴイ所へいち早く行ってみたい」「インスタ映えを狙いたい」といった方にはおすすめ!ロウワーアンテロープキャニオンと「ホースシューベンド」と呼ばれるコロラド川の馬蹄形をした独特の地形を観に行くツアーはいかがでしょうか。
※アンテロープキャニオンには、「ロウワー」「アッパー」「キャニオンX」と3つの渓谷があります。特徴を調べて、どちらに行くツアーなのか、確認してツアー申し込みをして下さい。ナバホ族が管理しているため、個人で自由に散策することはできません。マナーを守って、必ずガイド付きのツアーにお申し込み下さい。

画像:iStock(ロウワーキャニオン)
アンテロープキャニオン
アンテロープキャニオンは、アメリカのアリゾナ州のページ近郊にあり、ナバホ族の土地に位置する渓谷です。何百万年にも渡って、鉄砲水と風によって周囲の砂岩が侵食されたことによって形成された渓谷で、奇妙な形をしており、崖の隙間から差し込む光で様々な色に変化する岩肌は、とても幻想的です。アンテロープキャニオンはナバホ族の聖地となっており、一般公開された今でも、ナバホのガイドなしでは入ることはできません。
ロウワーキャニオンは、アッパーキャニオンよりも深いところに渓谷があり、鉄製の階段が取り付けられ、長く狭い場所もあり、足場がとても不安定です。しかし、世界中の写真家たちや冒険好きの観光客に非常に人気があるのが、ロウワーキャニオンです。「アンテロープキャニオン」としてよく目にする写真のほとんどがロウワーキャニオンで撮られたものかもしれません。
ちなみにアッパーキャニオンの写真で有名なのが、キャニオン頭頂の開口部から直接入射する太陽光のビームです。この幻想的な一筋の光の光線は、4〜9月の暖かい時期の、太陽が頭上に昇る正午頃にのみ見られます。光のビームが観たい方や、比較的足場の良い方を求められる方は、アッパーキャニオンのツアーをお探し下さい。

画像:iStock(アッパーキャニオン)
アンテロープキャニオンのツアーで、「ロウワー」「アッパー」の表示がないものは、「キャニオンX」のツアーの可能性がありそうです。キャニオンXは比較的新しく発見された所で、アッパーやロウワーより高い岩壁を存分に楽しむことができます。ですが、実際訪れてみると写真で見たアンテロープキャニオンとなんだか違うなと思う方も少なくないようです。3つのキャニオンの特徴を調べて、理想とする冒険の旅をお楽しみ下さい。
ホースシューベンド

画像:iStock(ホースシューベント)
ホースシューベンドは、自然が作り上げた巨大な岩と眼下を流れるコロラド川のコントラストが美しい観光スポットです。数百万年も前からコロラド川の流れが砂岩の侵食を続け、激的な馬蹄型のカーブを造り、とても珍しい景観となりました。谷の深さは約305m、270度のU字型となっています。 崖の上から見下ろす絶景は、ダイナミックな地球を感じ、忘れられない体験となるでしょう。
◆デスバレー サンセット&スターリーナイトツアー
ラスベガス発、デスバレーの夕日と星空のツアーは、昼と夜の両方、様々な表情のデスバレーを体験できるプロのガイド付きツアーです。アマルゴサバレーの真っ暗な夜空には、見たことのない無数の星が輝き、手に届きそうな宇宙を体感することができるでしょう。
人工的な光で煌めくラスベガス・ストリップとは対照的な光と闇の世界の体験は、あなたを宇宙の真理へと導くかもしれません。

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デスヴァレー国立公園は、カリフォルニア州にある砂漠地帯で、世界で最も暑い場所の一つとして知られています。過去には56.7℃という世界最高気温を記録したこともあり、この記録は未だ破られていない世界最高気温です。深く乾燥した盆地になっており、海抜以下 (マイナス86メートル) の地点もあります。灼熱の暑さや、星空観察、ユニークな地形など、様々な魅力があります。

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◆ワイルドウェスト サンセット乗馬体験

画像:iStock(イメージ画像)
よく調教された馬とペアを組み、カウボーイになった気分でホースライディングにチャレンジするのはいかがでしょうか?
果てしなく続く荒野は、何世代にもわたるパイユートインディアンたちが遊動をしていたシャーマニックな土地でもあり、伝説のカウボーイたちが尊敬し、畏敬の念を抱いたネバダ砂漠です。乗馬体験中は、ジャックウサギなどの野生動物を目撃したりコヨーテの声を聞きながら、まるで、西部劇のカウボーイになった気分を体験できます。赤く燃えるようなサンセットの中、カウボーイハットを被り、馬にまたがる姿は、マジックアワーの中でシルエットになり、映画のワンシーンのような忘れられない思い出となりそうです。
ワイルドウエストの牧場では、バーベキューがセットになっており、火を囲んで、世界各地から参加した人達とコミュニケーションを交わすのも楽しそう。あなたを壮大な自然の中に運んでくれたペアとなった馬とのお別れは、ちょっと名残惜しくも感じ、悠久の西部の暮らしにも思いを馳せることでしょう。華やかなカジノの喧騒を離れて、のんびりと自然の中に身を置く体験は、格別な時間となりそうです。
こちらをご参考ください。
→Klook
ワイルドウェスト サンセット乗馬体験(ラスベガス / 夕食付き)
◆エメラルドケープ 半日カヤックツアー
画像出典:Viator(トリップアドバイザーグループ)
コロラド川から少人数カヤックで、エメラルドケーブを目指すアドベンチャー感満載のツアーはいかがでしょうか。
美しいエメラルドグリーンの洞窟「エメラルドケーブ」は、コロラド川がもたらす奇跡。太陽の光が水面に反射して緑色に輝くことからその名が付けられました。カヤックで訪れるのが人気のアクティビティです。エメラルドケーブは、砂漠の中のとても神秘的な光景です。ガイドの案内でコロラド川に沿ってパドル漕げば、ビッグホーンシープ、コヨーテ、ハクトウワシ、イヌワシなど、砂漠の野生動物を目にするチャンスもあります。ブラックキャニオンの自然の美しさを堪能しましょう。 早朝に出発するツアーが、混雑や強風を避けられおすすめです。
こちらをご参考ください。
→Viator
◆ラスベガス ワインテイスティングツアー
画像出典:トリップアドバイザー
ワインの産地としては知られていませんが、ラスベガス近郊には3つのワイナリーがあります。そのうち半日で2つのワイナリーを巡るツアーはいかがでしょうか。ラスベガスから1時間ほどの所ですので、カジノに疲れたら、小休止的に離れるのもいいかもしれません。砂漠の風景と緑豊かなブドウ畑に囲まれたワイナリーはとても長閑で、心を鎮め癒してくれるでしょう。ワインのテイスティングももちろんOK。ゆったりとリラックスできる1日となりそうです。乾いた砂漠の中で造られるワインは、いったいどんな味なのでしょうか。ワイン好きの方はぜひ味わってみて下さい。
こちらをご参考ください。
→トリップアドバイザー