ノルウェーで食べてみたい肉 No.1 はコレ!
2012年08月03日 更新▲
トナカイのステーキ
Reinsdyrsteik (reindeer steak) at Vågsbunnen Restaurant, Bergen / tuey
サーモンやロブスターなど、魚介類の美味しさが際立つノルウェー。でも、たまには肉類もどうでしょうか?
ノルウェーで食される肉類は、狩猟によって捕獲される「ジビエ」が中心です。中でもトナカイは、ノルウェー北部で伝統的に遊牧されてきた貴重なタンパク源。脂肪分が低く、鉄分が多いという栄養面でも優れた食材です。
赤身のため、硬くて血の匂いが気になるという声もありますが、下処理が十分に行われていれば大丈夫。煮込んでスープにしたり、フィレ肉をローストしてベリー系のソースを添えるのがポピュラーな食べ方です。保存食として燻製や塩漬けにもされています。
トナカイ肉などのノルウェー伝統料理を味わうなら、オスロ市庁舎からも近い「エンゲブレット・カフェ」がおすすめです。ここは一軒家だった建物を改装して造られたレストランで、「人形の家」で知られるノルウェー出身の劇作家、イプセンが訪れた店としても有名です。
店内は重厚な雰囲気ですが、ランチタイムにはビュッフェもあるので気軽に利用できます。予算の目安はランチで150Nkr.(約2,000円)から。ディナーはランチのおよそ2倍です。食事はもっと安く上げたい!という場合には、オスロ中央駅近くの大型スーパー「メニィ」などを覗いてみてはどうでしょうか?
スーパーには、デリ・コーナーが充実しているので、外食するより手軽に食事を調達できるうえ、ちょっと変わったお土産選びにも重宝します。「トナカイ肉の燻製」をはじめ、「シシャモのキャビア」や「サバのパテ」など、一杯やりたくなるような美味にも出会えますよ!
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