バリスタの聖地で、コーヒーを飲む!
2012年08月03日 更新▲
Cafe life in Oslo / blackbird76
ノルウェーは、世界有数のコーヒー消費国です。
どのくらい飲むかというと、国民1人あたり1日に5~6杯。朝から晩まで約2時間おきに飲んでいるイメージでしょうか?そしてノルウェー人は、新聞をよく読みます。コーヒーと新聞の関連は定かではありませんが、想像しただけでも知的な香りが漂ってきますので、おそらく相互に作用しているのだろうと私はみています。
ノルウェーは、カウンターの向こうでコーヒーを淹れてくれる、「バリスタ」の聖地でもあります。バリスタの世界には、その技や能力を競う「ワールドバリスタチャンピオンシップ」という大会があります。2000年にその初代チャンピオンとなったのが、ノルウェー代表のロバート・トーレセン氏。ノルウェーでは彼を筆頭に多くのバリスタがこの大会を巣立ち、各地にカフェをオープンさせています。
そんなノルウェーへは、バリスタ修行に訪れるプロも多いそうですが、一般の愛好家に向けたコーヒーのカッピング(テイスティング)教室なども充実しています。コーヒーを1日に何杯も飲み、教室にも通っているとなれば、消費者の舌も相当に肥えているというもの。この環境によって、ノルウェーのバリスタも鍛えられていくのですね!
そんなわけで、首都オスロのカフェは、どこを覗いてもクオリティが高いことで有名です。浅めの焙煎が主流といわれるノルウェーコーヒー。あなたも新聞を読みながら、ノルウェーのカフェで過ごしてみませんか?