渡航緩和は人気のハワイから!? 【海外旅行に関するニュース】
2020年10月25日 更新▲いつから行けるのか気になる海外旅行。通常の自由往来はまだ先になりそうですが、新しい様式での海外旅行は人気のハワイから緩和の動きが見られます。ハワイに関するニュースをまとめます。
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世界中の人々の往来が止まって約半年。10月から旅行以外、留学生やビジネスでの渡航者の入国が大幅に緩和されることになりました。海外旅行好きの皆さんにとっては「通常の海外旅行はいつから行けるの?」と、現状が気になるところですね。しかし、2020年3月25日付で日本邦人に対して全世界への渡航自粛要請(海外安全情報レベル2:不要不急の渡航は止めてください)は、現在も継続して発出されています。日本からの入国を許可している国は、少しずつ増えていますが、帰国時には14日間の自主隔離措置が必要になり、自由な往来はもう少し先になりそうです。
そんな中、ハワイでの入国に関して少し明るいニュース。観光客を迎え入れるにあたっての安全・衛生対策を取られた上で、緩和の兆しが見られます。
◆日本発/ハワイでの入国で14日間の隔離免除が実現へ
ハワイ州観光局によると、ハワイ州が2020年10月15日(現地時間)から開始を予定しているハワイ到着後の14日間自己隔離を免除する事前検査プログラムの検査対象に、日本の厚生労働省が認可する新型コロナウイルスの核酸増幅検査(NAT)を承認した。米国以外の検査が承認されたのは初めて。これにより、日本人のハワイ入国のハードルが一段さがることになる。
ハワイ到着後の自己隔離を免除するためには、日本出発前72時間以内にハワイ州保健局が指定する日本国内の医療機関で新型コロナの検査を行って陰性証明書を発行してもらい、入国時に提示することが必要になる。ただし、指定医療機関については現在も日本の各機関と協議中。確定次第、14日間自己隔離が免除となる日本向けの事前検査プログラムが開始される予定だ。
厚生労働省認可の核酸増幅検査は、ウイルス遺伝子を構成する核酸の一部を増幅して検出する検査法で、PCR検査もそのひとつ。
なお、日本政府は2020年3月25日付で日本邦人に対して全世界への渡航自粛(海外安全情報レベル2:不要不急の渡航は止めてください)を発出している。 一部報道によると、政府はこの制限の解除の検討を開始しているという。
◎ハワイ州事前検査プログラム導入について(2020.10.14)
ハワイ州観光局は、新型コロナウイルス感染状況や防止対策に関する特設ページ「ハワイ州 新型コロナウイルス情報サイト」を開設しました。ハワイの感染状況や統計データ、旅行前に必要な手続き、旅行中の感染防止対策などが掲載され、ハワイ滞在中、新様式での安全・衛生対策を動画でも説明しています。
YouTube/ハワイ州観光局
同局は
『コロナ禍のニューノーマルにおいて、住民と共に、観光客の皆さまも思いやりをもった行動で、ハワイ旅行をお楽しみいただきますようお願いいたします。』
と呼びかけています。
※ハワイに入国するには「健康管理アプリ」の完全登録が必要です。
ハワイ州観光局の動画内でも説明がありますが、ハワイ州政府が新型コロナウイルスの水際対策として新たに導入した「Safe Travel」プログラムに登録することを義務化しています。
ハワイ州政府は、新型コロナウイルスの水際対策として新たに導入した「Safe Travel」プログラムの正しい利用を求めている。「Safe Travel」プログラム は、2020年9月1日からすべての旅行者に対してインストールを義務化した健康管理アプリ。出発の24時間前に自身の健康情報や旅行情報の入力が求められる。入力後、eメールでQRコードが送信され、ハワイ州入国の際には、空港でそのQRコードを提示する必要がある。
ハワイ州政府では、Safe Travelの登録を完了していない旅行者が多く、空港での乗客の健康検査チェックに時間がかかり、待ち時間が必要以上に長くなっているこから、旅行者に対して、ハワイ到着前に以下の3つの手順を完了するように呼びかけている。
- Safe Travelへの登録はすべての旅行者に義務化されているため、旅行者はSafe Travelのウェブサイトで自身のプロファイルを作成し、旅行情報を入力しなければならない。
- すべての旅行者は、ハワイ州が認めた検査機関による新型コロナウイルス検査を受けなければならず、検査結果はこの認可された機関から受け取ったもののみ有効となる。
- 搭乗の24時間前までに、すべての旅行者は、Safe Travelウェブサイトの自身のアカウントで健康問診に回答し、陰性結果を入力しなければならない。すべての情報の入力が完了されると、QRコードが発行され、検疫の欄で「No」と示された旅行者は、予約した宿泊施設にチェックインすることが可能となる。
また、オアフ島から隣島、あるいは隣島間の旅行については、カウアイ島、マウイ島、ハワイ島とも、出発72時間前までにハワイ州政府が認可した検査機関で検査を受ける必要がある。
◆ANAセールス、ハワイ旅行の販売再開、コロナ対策徹底で来年1月出発分から
ANAセールスは2020年10月22日、来年1月以降のハワイ旅行商品の販売を再開した。新型コロナウイルスの影響に伴う出入国や検疫、現地政府の渡航規制など催行可否はいまだ不透明だが、感染防止対策、商品内容を見直して販売再開を決断した。日本からハワイへの入国については、14日間の隔離免除が実現しつつある。
ハワイ商品の設定期間は2021年1月3日から6月30日。従来の商品に比べ、密を避けるため参加グループごとに専用車で送迎するほか、感染対策を徹底しているホテルを厳選。現地スタッフは安全衛生に関する研修を受講し、ハワイ州政府のガイドラインに基づいた取り組みを実施できるようにする。
また、現地の様子を旅行者にも伝えるため、2020年12月16日には同社の現地ホノルル支店からライブ配信するオンラインセミナーを開催。参加費は無料で、コロナ前後の変化や現地での安心・安全への取り組みを案内する。
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さゆり in Hawaii
ハワイ州による事前検査プログラムが10月15日(木)より開始されたことに伴い、11月より随時、宿泊施設なども再開を表明しています。日本人に人気のハワイを筆頭に、安心・安全な海外旅行が可能になることに期待が寄せられます。ただ、再開されでもこれまで同様の行動ができるとは限りません。状況によっては予定通りにものごとが運ばないこともあるかもしれません。リサーチはしっかりと、そしてキツキツ盛り沢山のスケジュールを立てず、気持ちゆったりと。理解と良識を持って、新しい旅行ができるといいですね。