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編集部だより 2024.4月号【米国「ESTA」申請代行サービスについての注意喚起】

2024年03月25日 更新▲

みなさまこんにちは。

先月末、読者様より以下のようなメールを頂戴しました。

先月、記事からESTAの申請を行ったところ通常であれば21ドルの申請料のはずが8,690円の料金を支払いました。申請料金についてしっかりと表示されておらず、通常の申請金額の倍以上の金額を払うことになるとは思ってもみませんでした…
消費者センターにもお問い合わせさせていただいたところ、注意喚起されている代行サイトでした。

 

2020.12月号の記事に掲載しておりましたリンク先から、申請手続きを行なわれたとのこと。弊社でも調べましたところ、国民生活センター/越境消費者センターで、以下の通り注意喚起がなされておりました。最新の記事でお伝えいたします。

  •  
  • 「ESTA(エスタ)」とは2009年1月より導入された、アメリカ国土安全保障省による電子渡航認証システム(Electronic System for Travel Authorization:ESTA。いわゆる電子ビザ)の名称です。日本を含む、全てのビザ免除プログラム対象国の渡航者は、事前に電子渡航認証(ESTA)を取得することが義務づけられています。申請は、アメリカ国土安全保障省のウェブサイトを通じて行います。費用は21ドルです(2022年5月26日現在)。このESTAの申請手続きについては、公式のウェブサイトから直接申請することができますが、申請手続きを代行する民間のサービスもあります。CCJには、公式の申請サイトと勘違いをして、当該申請を代行する事業者のサイト(以下「申請代行サイト」)を通じて申請手続きを行い、思っていたより高い料金を請求されたという相談が寄せられています。また、アメリカのESTAだけでなく、カナダのeTAやオーストラリアのETAといった電子ビザの申請手続きについても同様の相談が寄せられています。

    国民生活センター/越境消費者センターより引用

 

 

海外に行くなら必見!ESTA等の電子渡航認証トラブルあるある
国民生活センター2024年2月20日:公表

 

  •  

Yahooニュース 2024/配信

ESTA申請代行、トラブル続く 手数料取る「模倣サイト」に注意

 

実際、アメリカ合衆国公式サイトのトップページと、代行サイトのトップページはとても似ています。公式サイトのアドレスには「dhs.gov」が入っています。

アメリカに限らず、他国の渡航申請で同様の代行サービスがはびこっているようですので、渡航時の申請は、政府の公式URLかを確認してください。

画像:iStock

 

注意喚起の記載の通り、一番上に表示されたサイトを公式と思い込み、2020.12月号の記事にリンクを貼っておりました。当該記事のリンクにつきましてはすでに削除しております。お知らせいただいた読者様にはご不快な思いをお掛けすることとなり、大変お心苦しく、重ねてお詫び申し上げます。
また、今後はリンク先の確認にも留意し、皆さまにお役に立つ情報のご提供に努めてまいりたい所存です。今後ともTRAVEL-MODEをよろしくお願いいたします。

(編集部anan)

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