2021.3月号の編集部だより【粋な図らい。遊覧飛行】
2021年02月24日 更新▲みなさま、こんにちは。
コロナ禍からもう1年。まもなく緊急事態宣言も解除の方向のようですが(2/24時点)、春ももうすぐ。疲れた心も体も癒せる日々が待ち遠しいですね。
海外旅行がお好きな方も、今かいまかと待ち遠しい思い半分、解禁となったとて、withコロナのニューノーマル時代に入り、今まで通り気軽に行けそうな気もしないのではないかと思っています。
そんな中、JALとANAが打ち出した遊覧飛行が人気を博し、ANAで行われた抽選回で、ものすごい倍率に!JALでも発売から1時間でチケットは即完売したということです。
出典:ANA
従来、飛行機というのは、飛行しない期間が長期化すると、定期的に飛行させている時以上に維持・整備の費用がかさむそうで、それを防ぐため、航空会社は乗客なしでも飛行機を飛ばす「フェリーフライト」の実施を余儀なくされていたとのこと。ANAの人気路線、ハワイ便で使用されているウミガメの塗装を施したエアバスA380型機でもフェリーフライトが実施されていることを知った利用者から、「遊覧飛行のように旅客も搭乗できないのか」との問い合わせで実現したのが始まりなのだとか。
成田発→成田着約約3時間の遊覧飛行とのことですが、せっかく飛ぶのですから、海外旅行気分を味わってもらいたい。ANAはハワイ路線でしか乗れない人気のウミガメ飛行機なら、JALでは2020年11月には「シンガポール旅行気分」をテーマにした遊覧飛行を開催。搭乗ゲートの前に同国の観光名物「マーライオン」のモニュメントが設置され、機内食も同国で親しまれる「ハイナンチキンライス」を提供し、海外旅行気分を味わうことができたということです。
(追記)
ANAでは、春休み期間の3月20日と29日にもエアバス A380型機「FLYING HONU(フライング・ホヌ:空飛ぶウミガメ)」を使用したチャーターフライトを実施することを発表しました。(※受付は終了しています。)
倍率が高いので、搭乗のチャンスは低いかもしれませんが、海外旅行の見通しは立たず、閉塞感でいっぱいの今、こうした企画は息抜きになり、また行きたいという希望をもたらしますね。両社とも継続の予定はあるようですので、ご興味のある方は、各社のHPを見逃さずチェックしておきましょう。
*こちらもご参考ください。(いずれも終了しています。)
緊急事態宣言が明けても、春が来ても、今しばらく気を緩めずみんなで乗り切りましょう!
それではみなさま、また来月〜
(編集部anan)