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2024.11月号の編集部だより【苦い思い出・不審者になった私】

2024年10月26日 更新▲

みなさまこんにちは。

特集『「知らなかった」「うっかり」では済まない海外でのルール【罰金事例】』はいかがでしたか?
今回は、記述しませんでしたが、世界中、あんなルールこんなルール、不思議だったり、面白いと感じるものは沢山あります。ですが、現地へ行くと、案外誰かが気づいて警告してくれたり、教えてくれたりすることもあり、危ういところを救われたという経験もあるでしょう。それがまたよき思い出になったりするものです。ただ予め知っておくということは大事なことです。

 

画像:iStock

海外へ行って知った認識の甘さは、私にもあります。1997年のことですから、もう27年も前のことになりますが、私が連れを伴って、ラスベガスに住む叔母・従姉妹を訪ねた時のことです。

叔母は国際結婚をしましたので、従姉妹はハーフ。そして従姉妹の長男Gくんはクオーターになるのですが、まだ小さくて、小学校に上がる前だったと記憶しています。滞在して数日後、叔母も従姉妹も仕事がありどうしても外せず、私たちに子守りを依頼。その代わりに、グランドキャニオンバスツアーをプレゼントしてくれたのです。G君を連れて3人でグランドキャニオンに行っておいでと。もちろんOKしたのですが、このバスツアーの間、「あなた何人?どうしてあなたたちが、その子を連れているの?」と何度聞かれたでしょうか。同じバスに乗るツアー参加から聞かれ、ビューイングスポットやトイレ休憩、土産物店に立ち寄った際も、近くにいる人たちに度々!もう数え切れないくらい同じ質問です。

そうなんです。私と連れは明らかにアジア人。そして小さいG君は、マコーレ・カルキン似の金髪だったので、私たちは、誘拐を疑われていたのです。アメリカでは、子供に関する犯罪にはかなりナーバスで、周囲は放っておきません。その事を身をもって体験したということになります。(叔母も従姉妹もうっかりでしたね。)拙い英語で、従甥であることを説明すると、誰もが「なるほど〜。疑って悪かったわ。アメリカでは厳しいのよ。」と教えてくれました。

現在では、もっと厳しい目が注がれていることと思います。日本では大したことない、いつものことといった感覚でも、海外では大きな騒ぎになる可能性があり、お子様連れでの海外旅行の際は、注意が必要です。わずか5分でもです。寝ているからとホテルの部屋に留守番をさせたり、ひとりにして泣き声が聞こえたりすると通報されることもあります。海外では、子供をひとりにすることが禁止になっている国は多く、虐待とみなされれば最悪の場合、逮捕もありうる話です。犯罪から子供を守る上でも、海外旅行の際は特に気をつけましょう。

トラブルを未然に防ぐ上でも、ぜひ渡航先のマナーやルールは調べて、楽しい旅行にしてくださいね。

それではまた来月〜

(編集部・anan)

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