2024.3月号の編集部だより【それはおそらく日本だけ・斜めがけは危ない】
2024年02月26日 更新▲みなさまこんにちは。
TRAVEL-MODE3月号、久しぶりに海外トラブル、防犯についてお伝えいたしました。コロナが明けて、数年ぶりに海外旅行へ行くとなると、テンションは高くなり、気持ちが緩んでしまいそう。そうそう、海外旅行ってコンスタントに行っていると、気持ちを引き締める場面が感覚的にわかるのですが、平和ぼけと言われる日本の感覚のまま行くと、危険に晒されてしまいます。
例えば、閉鎖的な3年間の中で発展し、そして誰もが夢中になったのはInstagram。こぞって「映え」を求め、並んで「映え」をゲットし、「楽しい!」の共有はどんどん広がりを見せました。いつもその瞬間を逃さないように、スマホは片時も離せませんね。構図を探ったり、ポーズを決めたり、日本での当たり前の日常的な行為は、海外へ行くと、スキだらけの無防備な行為となってしまいます。
もうひとつ、記事の中でも触れましたが、スマホショルダー ストラップ、斜めがけが流行っていますが、それはおそらく日本だけ。スリや詐欺の多いヨーロッパでは、斜めがけ女子を見ても「あの子、おしゃれね。」とは誰も思いません。「なんて無防備な!」と思われるのが関の山でしょう。肩からかけているから大丈夫と思わないでくださいね。スマホが背中側に回ってしまうと…と言いますか、手口でそのような状況になり、スマホから意識を逸らされるのです。ヒモを切られて盗まれることにならないよう、スマホは見えないようにしておきましょう。相手はプロでありますから、当然、あなた様の想像を超えてくるのです。
とは言え、ここ数年の間で、観光にスマホは欠かせないものとなっています。交通手段の確認、観光施設もスマホで予約を入れるバウチャー制度になっていたり。現地の方とのコミュニケーションだって、Google翻訳を使えば、音声で会話だってできちゃう。読めないメニューも説明も、Google翻訳のカメラを使えば、お手のもの。スマホフル活用の旅になると思います。そんな旅の大事な相棒をどうか失いませんよう、今一度、防犯の知識を入れた上でお出かけくださいませ。あなた様の幸運をお祈りしております。気をつけていってらっしゃいませ。
それでは、また来月〜。
(編集部anan)