柿の食べ方、ところ変われば@イタリア
2014年11月26日 更新▲イタリア在住ベルバッコさんから、イタリアの「柿」の話題です。
秋になると市場に並ぶ秋の味覚・柿。
こちらでの名前はいくつかあり、CACO(カコ)又はCACHI(カキ)と書いてあるのをよく目にします。
CACOはおそらく日本語のカキの単数形、CACHIは日本語そのままかカコの複数形。
フィレンツェ生まれ、フィレンツェ育ちの友人曰く、
「この食べ物は、カキとカコとも言うけど、イタリア語ではDiospero(ディオスペロ)、Pomo(ポーモ)だ。」
ポーモは球状の果実全般のことを言い、トマト=Pomodoro(ポモドーロ)はPomo(球状の果実)+Oro(金)、そう「金の果実」。
面白い、言葉って。
個人的には、渋くなく、硬くて甘い柿が好きですが、こちらではグジュグジュになった状態をスプーンですくって食べます。
こんな感じ。
最初は、
「エッ、こんなグチャグチャを食べるの」
と思っていましたが、これも結構美味しく、イタリア式柿の食べ方も好きになりました。
所変われば、いろいろな食べ方がありますね~。