今のパリの韓国人、中国人、そして日本人観光客。
2016年10月18日 更新▲パリ在住、通訳・コーディネーターのSatominaさんから、現在のパリの様子を在住者の視点で伝えてくださっています。パリに行きたいけど心配・・・という方はぜひお読みくださいね。観光でパリに訪れる韓国人、中国人、日本人、こんな感じなんですね~。比較も興味深いです。
パリは、いつもたくさんの観光客が訪れています。
テロ事件後、観光客が、一気に減ったように
報道されましたが、
今では、それは、日本人だけがいなくなっただけ??だけに
見えます。
テロ後、中国人団体観光旅行者も
パッタッと、パリに来なくなったのですが、
国民気質というか、、、
今は、フランスでこういう事件が
あったのだから、フランスは、警備体制が、厳重になるから、
安心だ!と考えるようです。
以前より増して、団体大型バスで、ルーブル美術館、
エッフェルタワー、ヴェルサイユ宮殿、
お買い物は、
ギャラリーラファイエットと、お決まりコースを
旗持ちの団体ガイドさんについて、大勢で、回っています。
旅行者ばかりで、(台湾や香港の方は、また少し違いますが、、)中国人ツーリストは、まだ、団体旅行ツアーパックでの
40年前の、70年代の日本人に似ている。
日本人も昔、ああだった、、と言わます。
マナーの面では、日本人は、違うと思いたいところですが、
やはり、私たちも、日本での式たりや、やり方が、
そのまま、どこでも通じるという感覚でいたと思います。
それは悪気はないんですけど。。、
フランス人から見れば、???だったと思います。
今でも、日本人は、せっかちで、カフェなどで、フランス風に、
じーっと、会計を待つのに慣れていなくて、、
手を上げてしまいますものね。
そして、パリ市内、特に、マレブラで、目立つのが、
お隣の国、韓国人の個人旅行の若者たちです。
一時の日本人をはるかに追い越す勢いで、
おしゃれなコレアンの数人の個人旅行者組が、
王道の観光スポット見学でなく、思い思いのパリを
楽しんでいる光景を本当に、よく見かけます。
時々、一緒に、お仕事をさせてもらっている、JK TRAVELの
オーナーであるフランス人のジャレル氏がいうには、
最近は、モン・サンミッシェルなどにも韓国人の個人旅行者が
目立つそうです。
今までは、あの地のアジアの旅行者と言ったら、
日本人しか目に入らなかったんですけどね、、、。
この最近のパリのコリアンツーリストの光景も、
一昔のパリの日本人個人旅行のスタイルだと言われます。
日本人も、パリに憧れた若い人たちが、団体旅行パックでなく、
個人で気ままにパリを旅行するような時代がありましたから。
日本のクライアントさんも、パリで外仕事中に、
あまりのコレアンの多さに、また、その外見の違いに
(韓国人の方のお肌と口紅、しっかりアイライン)
お国当てクイズなるものをブツブツ、、言っていたりします。
それも、K、C、J、、と。
それでは、日本の高校生をJKと呼ぶのとあまり変わらないですね(笑)
その韓国人と日本人の個人旅行の違いは、外見だけでない部分も
あります。
それは日本の個人旅行者の年齢層の幅があるのです。
日本人の個人旅行者は、若者より、定年間近、定年後、団塊の世代の
方たちも多く、
モン・サンミッシェルなどの地方も自分ペースでプランを立てられ、
個人ガイドアテンドをつけたりしながらフランス旅行を楽しんでいます。
韓国人のフランス個人旅行者は、まだ、圧倒的に、若い人たちだけで、
日本人のように年配の方たちが、自由に時間を作り個人旅行するまで
には、まだ、至っていないようです。
これも、あと、5年もすれば、日本人のようになるんでしょう。
なっていくのでしょうか???なら、、パリの、フランスの日本人は、これからどんな傾向に
それは、また、明日に、綴ってみたいと思います。
明日もお楽しみに!
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