2398.仏マダムが蹴っていたモノの巻@コートダジュール
2017年09月13日 更新▲コートダジュール在住のイラストレーター“よんじょう”さんのブログ『フランス絵巻』より、今回もカワイイイラストと共に、ちょっぴりカルチャーショックな出来事をお届けいたします。フランスの意外なお国柄暴露!?ご旅行先の街歩きではどうぞご注意を。
★★★
モノプリの帰り道、前方を歩いていたマダム
~60代後半とおぼしき上品な婦人~が、し
きりに、足で何かを蹴っていた。
上下真っ白のパンツスーツに身を包み、紺色
のサンダルを履いたマダムの足元に注目して
みました。
仏国の歩道と車道(通常、ズラっと路上駐車
がしてある道路)には、10~15㎝ほどの
段差があるのだが(パリの画像ご参照↓)
マダムが、歩道から段差下に向けて蹴ってい
たものは、『犬の糞』だった。
(画像お借りしました)
この段差部分↓
(犬の糞は、路上駐車されている車と車の間
に蹴り落とされた)。
日本では見ない光景なんで、しばらく見学し
とってん。
マダムは、道に放置してあった犬の糞を蹴り
落としていると思いきや、(マダムの)前方
を、リード無しで散歩中の(ご自分の)ワン
コのモノだった。
仏国は、ヤリ逃げ常習犯が多いけど、袋でち
ゃんと取った人でも、その袋ごと、段差下の
車道にポイ捨てするパターンがとても多いん
ですわ。
悪びれるどころか、”合法”な威風で捨ててい
る。
路上駐車の間と間を、”暗黙のゴミ箱”と認識
している仏人が多いのでアール。
というわけで、
仏国の段差下~路駐車の間と間~を歩く時
は、”踏まないように”注意が要なのざます。
マダムも堂々と蹴り落としていたけど、悪気
が100%無い人ってほんま強いよな。
ただ、足癖は悪いみたいで、自分のワンコの
お尻も、足でポンっとつついて、『早ヨ行
け』のサインを促しておられましたけどね。