巣ごもり中の工夫26 憧れのアイシングクッキーに挑戦!@NZ
2020年04月24日 更新▲『ニュージーランド半自給自足生活☆とらこ』さんのブログより、2020.4.23の記事「巣ごもり中の工夫26 憧れのアイシングクッキーに挑戦!」をお送りします。絵画のように美しい朝霧の世界。丁寧に彩られたアイシングクッキーが素敵です!
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昨日、今日と2日連続で、目が覚めると窓の外が一面の霧の世界でした。
この家に引っ越してきて窓の外の景色が霧だったのは昨日が初めて。晴れた日の朝が好きだけど、霧の日の朝も幻想的で素敵♪
いつもの通り朝ヨガをしていると、お日様が上がってきて、だんだんと霧が晴れてゆきました。
ロックダウン中に家の中でできるエクササイズをなんとかせねばと思って始めた朝ヨガの習慣はすっかり私の生活の中に定着し、最近では朝ヨガをしないとなんとなく体が気持ち悪いと感じるようになりました。寝てる間に、知らず知らずのうちに凝り固まっている肩や背中の筋肉をほぐすと、血の巡りが良くなり、スッキリと目が覚めます。ロックダウン生活が終わり、元のような仕事が忙しくてめまぐるしい生活に戻っても、このロックダウンで学んだ朝の習慣はこの先もずっと継続してゆきたいと思っています。
さて、昨日の午後4時に発表された、今後のロックダウン解除の見通しですが、当初の予定から5日ほど伸びた27日の午後11時59分でロックダウンは解除され、28日からは警戒レベルがレベル3に引き下げられます。この4週間(延長されたから5週間弱ですが)ニュージーランドで暮らすすべての人々は本当によく頑張ったと思う。先日日本のYahooニュースでも、世界から称賛されるニュージーランドのコロナ対策として、取り上げてもらっていましたが、この国に暮らす我々としても、今回のニュージーランドの国を挙げてのコロナ根絶への取り組みには、なかなか簡単ではないことをやり遂げつつあるという誇りと、頑張った国民みんなへの感謝の気持ちでいっぱいになります。
政府への信頼と国民一人一人が責任ある行動をとろうという良識のある判断は、南半球の片隅にある小国ながら、世界に誇るべきこの国の魅力であり、幼少期から『自分で考えて行動する力』を養う教育を重視している、この国の教育水準の高さの賜物ではないかとも思っています。
警戒レベルがMAXの4から一つ下の3になっても、引き続き自宅勤務や自宅での遠隔授業が奨励され、国民自身も本来あと2週間ぐらいはレベル4のロックダウンを継続した方がより確実にウィルスを根絶できるのではないか?との意見も多いことなどから見ても(実は私もそう思っていました。)ロックダウンが解除されてレベル3になってもわらわらと人々が自由奔放に動き回り根絶しかけたウィルスがまた猛威を振るうなんてことにはならないと思うけど、慎重な上にも慎重に、気を引き締めて生活してゆきたいと思っています。
国民の健康を守る第一関門を突破したら、次は経済の活性化。国が解決してゆかなければならない問題は、いっぱいあるけど、素晴らしいリーダーシップで国民を導いてゆくアーダン首相と、国民一人一人がきちんと考えて行動するこの国の人々となら、やってできないことはない!っというような前向きな気持ちになれます。私もこの国で会社を経営する市民の一人として、少しでもこの国の未来に貢献できたら嬉しいなと思っています。
さて!そんな、あともう少しで終わるロックダウン生活。毎日の生活を暇だなんて思う瞬間が1分たりともないように、普段やってみたかったのに時間がなくてできなかったことなどは全部やってしまいたい!っと思って過ごしてきましたが、まだまだ全部やりきれていなーーーい。人間の興味ってゆうか、欲っていうかは、際限ないですね。
そんな私がかれこれ5年ぐらいはやってみたいなと思い続けていたのに、お尻が重くてやってみていなかった憧れのおかし作りの一つに、アイシングクッキーがありました。
なんていうかこう、イギリスの上流階級の奥様達のお茶会で品の良い磁器のお皿に乗って出されてきそうな、ラブリーでお花フリフリな感じのアイシングデコレーションをいっぱい散りばめたクッキーを作ってみたいと、もう本当にかれこれ、5、6年は思い続けていたのです。
ならさっさとやってみたら良かったのに!!!ねっ。私もそう思います。
レシピはこうゆうおかし作りが本当に上手なお友達のHちゃん直伝のレシピを教えてもらいました!
準備するものは本当に簡単で、
==アイシング材料==
・アイシングシュガー(粉砂糖)200g
・卵の白身 1個分(正確には30gです)
・希釈用のレモンジュース、なければ水でもOK
・お好みの色の食紅
・クッキングペーパー
以上です!
ベースとなるクッキーはシンプルなクッキーで良いのですが、ご覧の通り、アイシングの材料のほとんどが砂糖なので、自分で焼いたクッキーを使う場合には、砂糖を抜いて焼いたクッキーの方が良いかと。市販のクッキーを使われる方も、なるべく甘さ控えめなクッキーをお勧めします。
まずは卵の白身を泡立て器で割りほぐします。泡だてなくいいです。割ほぐすだけで大丈夫。
そこに恐ろしいぐらいの粉砂糖を投入!
ツヤツヤした状態になるまでかき混ぜます。混ぜすぎると硬くなりすぎるので、ツヤが出たところでストップしてください。
この状態が『硬めのアイシング』の完成。硬めのアイシングは後で作る、小さな絞り袋に入れて、デコレーションに使います。
完成したアイシングは空気に触れているとすぐに硬くなってしまうので、アイシングの表面にクッキングペーパーを貼り付けるように空気を遮断してからラップし、なるべく空気に触れないように工夫しましょう。
上記にできた硬めのアイシングの半量を別の器に取り分けて、そこに1滴、2滴のレモンジュースを加えて混ぜます。本当に少量の水分でゆるくなってしまうので、くれぐれも入れすぎないように、1滴づつ入れて混ぜて様子をみましょう。先ほどよりもゆるくとろんとした状態になったら『柔らかめのアイシング』の完成です。
何色のアイシングにしたいか決めたら、まずは『柔らかめのアイシング』に爪楊枝の先一滴ぐらいの食紅を混ぜてほんのり柔らかい色の色をつけます。アイシングが硬くならないうちにすぐにクッキーの表面に均等になるように広げ、アイシングのベースを塗ります。
ベースを乾かしている間に、デコレーション用のカラーアイシングとそれを絞る絞り袋を作ります。カラーアイシングは、先ほどの柔らかいアイシングの時と同じように爪楊枝の先に食紅をつけて少しづつ色付けしてゆきますが、ベースとの境目をはっきりさせた方がいいかなと思い、気持ち濃いめの色付けにしました。
絞り袋は、クッキングペーパーをこのように三角形におり。
そのまた半分の三角形に折って折り目をつけてから開きます。
三角形の右側の頂点を中心の頂点に合わせ、右半分の底辺を真ん中の中心線に合わせます。
そこから左側に向かって巻いてゆきます。
先端部分がキュッとしまった尖った先端になっていて、穴が空いていないことを確認してから上の余っている部分に折り目をつけます。
折り目を内側に織り込んで完成。
中にカラーアイシングを入れてから、尖っている先端を本当に針の先ぐらいの小さな穴をあけるぐらいのイメージでハサミを入れて穴を開けます。
あとは、上からはみ出てこないように上をしっかり抑えて、上から押すように絞ってゆきます。
アイシングを始めたら、乾燥との戦いのようにずっと連続で作業せねばならず、お写真を撮る余裕なくて、すみません!あっという間に完成してしまいました。
ジャジャーン。結構思っていた通りの可愛い感じに仕上がりました。
朝からゆったりモーニングコーヒの時間にぴったり。
1日1枚以上食べたら糖分取りすぎになると思うほどの砂糖の量だったので、少しづついただきます
これが一番はじめに描いた青のデザイン。
2枚目はこのロックダウン期間中、我が家の食卓を支え続けてくれたたんぽぽに感謝してこのデザイン。
一枚一枚のデコレーションが本当に楽しくてあっという間でした。
Hちゃん、レシピ教えてくれてありがとう!初めてのアイシングクッキー作り、とっても楽しかったです♪
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