【ムラサキカイガンタバコ】だったのか!!@ガーナ
2020年09月24日 更新▲ガーナ在住harryinghanaさんのブログ『ガーナで花を咲かせましょう。』2020.9.13の記事よりガーナの様子をお伝えいたします。またまた見たことのない珍しい植物!花も実も不思議です。
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【ムラサキカイガンタバコ】だったのか!!
前記事で【グリフォニア】&【ボアカンガ】を調べてたら、
2018/3/26(月)撮影のこの花の正体が偶然ようやくわかりました!
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2018/3/26(月)・・・・・スーパーマーケットへ行く途中で気になりパチリ!
花が可愛く、実は緑色で風船のようにフカフカしてるので
面白いなぁと印象的でした。
その後はいろいろ聞いて回りましたが、名前はわかりませんでした。
共通するのは皆、
【鼻にこの植物の何かを詰める】
ということでした。
結局それ以上の情報は得られず、
何もわからず種だけは適当に庭に蒔いてました。
そして蒔いた場所ではないのですが、
ひとつだけ、芽を出し生長しました。
まぁ、とりあえず生長を見守り花が咲くのを待とう・・・・・
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和名:【ムラサキカイガンタバコ】(キョウチクトウ科の乳草の一種)
学名:【Calotropis procera: カロトロピス・プロケラ】
英名:【Sodom apple, Rubber bush, Milkweed tree】
という名前です。
北アフリカ、熱帯アフリカ、西アジア、南アジア、インドシナなどの乾燥地域に
自生しているキョウチクトウ科の草花植物の一種で、高さは2~4mの低木。
葉は灰緑色で、タバコの葉に似てて海岸に自生するという理由で
【カイガンタバコ】という名前がついたようです。
花は直径約2.5cm、白を基調とし、花びらの先端は赤紫色をしていて、
1つの花につき花びらは5枚ついています。
果実は葉より濃い緑色の卵胞でフカフカし、乾燥すると風によって種子が飛散します。
幹や枝、茎・葉などどこを切っても、ミルクのような白い樹液が出る乳草の一種です。
ムラサキカイガンタバコは、乱獲や気候の変動などが原因で、
絶滅が危惧される植物のリストに掲載されています。
民間療法の域ですが、
根と葉を喘息に使用し、
細菌感染症、赤みを伴う腫れ、
息切れ、肝臓や脾臓の病気で樹皮を使用してきました。
植物は、皮膚、消化器、呼吸器、循環器、神経疾患の
治療に効果的であると報告されており、
発熱、象皮症、吐き気、嘔吐、下痢を治療するために使用されていました。
乳白色の樹液は、
関節炎、癌、蛇刺されの解毒剤として使用されていたが、
最近の研究では,カロトロピンの避妊薬としての利用が示されているや
有望な癌治療薬としての利用が期待されている。
最も強力な植物毒の一つ【アルカロイド】を含むので矢毒として使われ、
防蚊効果を示すことが報告されている。
(葉の水性抽出物は、幼虫駆除,忌避,殺卵活性を示した)
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何やら有毒性がある植物で怪しいですが、
街路樹、鑑賞用として人気があるようですね。
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【ムラサキカイガンタバコ】と同じキョウチクトウ科で
【カイガンタバコ】があります。
学名:Calotropis gigantea(カロトロピス・ギガンティア)
英名:Crown flower、Giant milkweed
別名:アコン(Akond)). クラウンフラワー
★【ムラサキカイガンタバコ】より花がカワイイんです!
ハワイではレイに、タイではフラワーアレンジメントに使用されている。
・・・・・・ご覧ください。 ↓↓↓
【カイガンタバコ】と【ムラサキカイガンタバコ】は似ているので
花を間近で見ないと区別が難しいですね。
【ムラサキカイガンタバコ】は結構どこでも見られますが、
【カイガンタバコ】(クラウンフラワー)の花は???・・・
是非見てみたいですね!
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7/4以来の雨・・・・・・いまだ降りません。。。。。。
そして9/12(土)マーケットデーへ出掛けて気付きました。
季節が変わりましたね・・・・・太陽光が強くなりました。
ここ2週間、午前中はくもり、午後になると青空と太陽が出てきます。
朝はまだ21-22℃で肌寒く、最高気温は29℃になる日も増え汗をかくようになりました。
雨はもうすぐです!・・・・毎日毎朝言ってるし・・・・・。
では、また、
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