2021.2月号の編集部だより【日台友好】
2021年01月25日 更新▲みなさま、こんにちは。
2021年1月23日、台湾の台北市にあるシンボルタワー『台北101』で『台日友情』のメッセージがライトアップされました。
これに先立ち、東京タワーでは1月3日、台湾色にライトアップされていたんです。緊急事態宣言に伴い、開催期間は短縮となりましたが、「東京タワー台湾祭2021」というイベントが開催されていたんですね。
『台北101』のライトアップは、東日本大震災から10年を前に日本との友情を祈るメッセージを送ったものということです。蔡英文(さい・えいぶん)総統もTwtterで動画メッセージを贈ってくれました。(日本語字幕付き)
我々は世界に向けて、台湾と日本はいつまでも、固く結ばれている隣人だと伝えたい。
台湾人と日本人は、心と心で深いつながりを築いています。その絆こそ、台日関係の最大の原動力であります。
いつまでも日本を応援しています! pic.twitter.com/DHOgzFkaQ8
— 蔡英文 Tsai Ing-wen (@iingwen) January 23, 2021
東日本大震災が発生した頃、台湾はおよそ250億円の寄付に加えて、災害救援物資の提供と緊急救援チームを派遣するなど、日本を支援してくれました。そして、その時の痛みを今も忘れず、心のこもったメッセージを贈ってくれること、感謝せずにはいられません。
Twitter上でも、お互いの絆を感じるやり取りに、日本からは感謝と感動のTweetが続出。そして、台湾からは日本へのエールが寄せられています。
コロナ禍のネガティブなニュースが多い中、心温まる話題に和みます。
台湾のニュースはもう一つ。
台湾のパスポートのデザインが刷新され、この1月11日から発給されることになりました。新たなデザインでは中国との混同を避けるため、「TAIWAN」の文字が従来より大きくなったということです。
コロナが収束し、再び自由な往来ができるようになりましたら、個々の旅行であっても、互いの友情に感謝し、再び会えたことを一緒に喜びたいものです。
今月号の「世界の街から」では、鈴鈴さんの台湾ガイドをアップしています。これを見たら、本場の魯肉飯を食べたくなりました! コロナ明けには台湾に行くぞ〜と思った次第です。
それではみなさま、また来月〜
(編集部anan)