【緊急地震速報】揺れが来るまでにできること
2022年01月24日 更新▲今や、いつどこで地震が起きるかわからない日本列島。気象庁では、地震による強い揺れが来るときには「緊急地震速報」を出しています。時間、場所を問わず急にアラームが鳴ると動揺して、地震に身構えるだけで固まってしまう方が多いのではないでしょうか。緊急地震速報が鳴ってから揺れが来るまでは数秒。その僅かな時間をどう使うかが大切です。どんな行動を取ればいいのか?何かできることがあるのかをお伝えします。
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緊急地震速報が鳴ったら取るべき行動
◆屋内(自宅)にいる場合
1. 頭を保護しながら大きな家具から離れ、机の下などに隠れる
2. あわてて外に飛び出さない
3. 火を消せるときは火の始末、火元から離れているときは無理に火を消しに行かない
4. 窓ガラス、家電製品など危険なものからできるだけ離れる
5. 扉を開けて避難路を確保する(トイレ、お風呂にいる場合)
6. 夜、寝ている時は、枕で頭を保護し、よつばいで丸まった姿勢になる(バランスが取りやすい姿勢)
◆室内(商業施設等大勢が集まる施設)にいる場合
1. あわてずに施設の係員や従業員などの指示に従う
2. 従業員が近くにいない、指示がない場合は、カバンなどで頭を保護し、揺れに備えて安全な姿勢(しゃがむ等)をとる
3. 吊り下がっている照明などの下から退避する
4. あわてて出口や階段に走らない
◆エレベーターに乗っているとき
1. 最寄りの階に停止させて、すぐに降りる
◆屋外にいるとき
1. ブロック塀の倒壊や自動販売機の転倒などに注意し、これらのそばから離れる
2. ビルの壁、看板や割れた窓ガラスなどの落下に注意して、建物から離れる
◆鉄道・バスに乗っているとき
1. つり革や手すりにしっかりつかまる
◆車の運転をしている時
1. 慌てて急ブレーキをかけたりせず、緩やかに速度を落とす
(後続の運転手が緊急地震速報を聞いているとは限らない)
2. ハザードランプを点灯して道路の左側に停止する
緊急地震速報を受信するには
緊急地震速報は、気象庁の発表を受けて直ちに各自治体に設置してある防災行政無線や、テレビ・ラジオのほか、携帯電話(スマートフォンを含む)の「緊急速報メール」などで伝えられます。
携帯電話やスマートフォンで「緊急地震速報」を受信するには、使用している端末によって受信設定が必要な場合があります。万一に備え、ご契約の携帯電話会社のホームページで設定方法を確認し、緊急地震速報を受信できるようにしておきましょう(お使いの機種によっては、緊急地震速報を受信できない場合があります)。
携帯電話各社のホームページでは、受信対応機種及び受信するための設定などの詳細についてご案内していますので、ご確認下さい。
- 緊急地震速報のサービスを行っていないキャリアをお使いの方にはyahoo!防災速報のアプリを入れておきましょう。