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神秘的、壮大、息を呑む絶景を見に行く。

2024年06月25日 更新▲

世界には、驚異の自然美、不思議な景色、時間と環境が創り出した人智の及ばぬ景色があります。信じられないほど雄大な自然を目の当たりにすると、日々のストレスは吹き飛び、悩みもまるで宇宙に吸い取られるように感じることでしょう。感動を超越した先で、これまでの価値観、人生観までもが変わるような感覚を味わうかもしれません。費用がかかったり、訪れ辛い場所もありますが、行く価値ありの圧巻の絶景、今回は厳選した8ヶ所をご紹介します。

★★★

 

ハワイ マウナ・ケア
宇宙に一番近いハワイアンの聖地

画像:iStock

 

マウナ・ケアは、ハワイ島を形成する5つの火山のひとつで、標高は4,205m。太平洋では、一番高いの山となります。「マウナケア」は、ハワイ語で「白い山」を意味し、その名の通り、山頂では雪が降ることで知られています。空気が澄み、晴天率が高いため世界で最も天体観測に適した地とされ、世界各国が、ここで天体観測を行なっています。

元々ハワイアンの聖地で、特別なパワーがあると崇められてきました。現在は世界有数のパワースポットとして有名になっており、富士山よりも高い山頂まで、車で行くことが可能です。山頂からのサンセットは、オレンジ色に染まった雲海は眩く幻想的。日没と共に、徐々に星が現れ始め、手が届きそうなほど低いところにまで星々が煌めいている光景は、ここが地球というよりも、宇宙の一部に佇んでいること深く感じるでしょう。今にも降ってきそうな無数の星空に吸い込まれるような体験をしてみませんか。

 


ノルウェー ハダンゲルフィヨルド
氷河が切り裂いて出来た湾

画像:iStock

 

およそ100万年前の氷河期、北欧全体を覆っていた氷河は、1,000mを超える氷河は、その自らの重みで河床を削り、ナイフで切り裂いたようなV字の谷を造りました。氷河の後退とともに海水が入りこみ、細長い入江となって、現在のようなフィヨルドが形成されました。

ノルウェー南西部に位置するハダンゲルフィヨルドは、全長は約180km。ソグネフィヨルドに次ぎノルウェーで2番目に大きいフィヨルドです。2番目と言っても、入江の長さが180kmなのです。想像もつかないほどの長い長い年月を経て出来た絶景を目の当たりにすると、雄大さに息を飲み、自然に対する畏敬の念を抱かずにはいられません。最大の見どころは、標高約1,000m付近の断崖絶壁に突き出した岩盤「トロルの舌」。ノルウェーの伝説に登場する巨人な妖精トロルの舌に見えることから、その名が付けられました。

「5大フィヨルド」のひとつハダンゲルフィヨルドは、みどり豊かな牧歌的果樹園の風景も見所です。荒々しい断崖絶壁の景色とは対照的に優しく美しく、訪れる人々の心を癒し魅了します。

 

 

カナダ イエローナイフ
神々しく神秘的なこの光景

画像:iStock

 

オーロラは、天体の極域近辺に見られる大気の発光現象で、限られた場所で、さらに気象条件が一致しなければ見ることができない超自然現象です。条件が重なり合う奇跡と、言葉に例え難いほどの美しさが交わった時、人はそこに何を感じるでしょうか。神々しく神秘的なこの光景を一生に一度は見てみたいと思いませんか?

カナダ北西部ノースウェスト準州の州都であるイエローナイフは、北極圏に近く冬の天候が安定しているため、驚異のオーロラ遭遇率を誇ります。その遭遇率は、3日間の滞在でなんと95%といいます。イエローナイフのオーロラ鑑賞のベストシーズンは、 11月中旬~3月と8月中旬~9月 。この時期には、世界中から一目オーロラを見たい人たちが、イエローナイフに集まります。月に数回は「ブレークアップ」と呼ばれるオーロラの爆発現象も発生し、空一面が色とりどりのオーロラで彩られるそうですよ。オーロラを鑑賞できる専用施設もあるため、極寒の中でも比較的快適に過ごすことが可能です。

 

アメリカ グランドキャニオン
絶景の中で悠久の時に呑まれてみる

画像:iStock

 

グランドキャニオンは、アリゾナ州北西部に位置する大峡谷です。全長約450km・深さ約1.6kmの想像を絶する驚くべきスケールで、世界最大級の峡谷です。赤い岩の断層には、なんと20億年もの歴史が刻まれ、ここから出土する化石からも地球の歴史を知る地質学上最も重要な場所とされています。この壮大なる地形は、絶え間なく流れるコロラド川の浸食による造形。現在の姿になったのは、約120万年前と考えられていますが、浸食や風化は今も続き、変化しています。

コロラド川を挟んで南側のサウスリム、北側のノースリムと大きく2つのエリアに分かれています。なかでもビューポイントが豊富なサウスリムは、年間約500万人もの観光客が訪れるグランドキャニオン観光の中心地。なかでも人気のマーサーポイントでは、幻想的な岩崖が広がる大パノラマを一望できます。長い歳月をかけて造り上げられた大自然の絶景の中で、悠久の時に飲み込まれてみてはいかがでしょうか。

 

アメリカ アンテローブキャニオン
自然による驚異の造形美に神を見る

画像:iStock

 

アンテロープキャニオンは、アリゾナ州のペイジ近郊に位置するナバホ居留区の中にあります。水と風が長い年月をかけて造り上げた洞窟のような細い渓谷で、長い年月をかけて水と風に侵食された砂岩は、奇妙な色形をしています。モンスーンの時期に降る雨がもたらす鉄砲水が岩の鋭さを滑らかにし、現在の流れるような曲線美の形状が造り上げられたとされています。

アッパー・アンテロープ・キャニオンとロウワー・アンテロープ・キャニオンの2つの岩層で観光エリアが分かれています。なかでも、アッパー・アンテロープ・キャニオンの「ザ・ビーム」と呼ばれる神秘的な現象は必見です。太陽が真上に来たとき、光が岩肌を美しく色鮮やかに照らし出し幻想的な世界が広がります。

先住民族ナバホ族の居住区域内にあるアンテロープキャニオンが観光地として開放されたのは1990年代に入ってからのことで、それまではナバホ族の許可証がなければ立ち入ることが出来ない特別な場所でした。現在もナバホ族が管理を行っています。

 

ブラジル レンソイス国立公園
青と白の世界。究極の絶景

画像:iStock

 

ブラジルの北東部にあるマラニョン州に世界一と言われる白い大砂丘が延々と広がります。その真っ白な様子から、ポルトガル語で「シーツ」を意味する「レンソイス」と名付けられました。南へ100km離れたパラナイーバ川から流れついた、砂の成分である白い鉱物の石英が長い歳月を経て研磨され、太陽光で反射して白く輝くように見えています。一面真っ白の砂丘には、雨期になると砂丘の下の地下水が増加してエメラルドグリーンの湖ラグーンが現れ、青と白の美しい光景が生まれます。この時期には、期間限定の出現の美しい湖で泳ごうと世界各国から観光客が集まります。ラグーンの出現とともに魚も現れますが、乾季に入るとラグーンは干上がってしまうので、魚がどのように現れ、どのように姿を消すのかはいまだ謎のままです。そのミステリアスな現象も、レンソイスが人々の興味を惹きつけ、魅了する理由でもあるでしょう。

 


ナミビア ナミブ砂漠

地球外の惑星に降り立ったような絶景

 

画像:iStock

 

世界一美しい砂漠と称されるナミブ砂漠。その広さは50000㎢にも及び、荒涼とした景色は、地球外の惑星に降り立ったような絶景です。ナミブ砂海と呼ばれる一帯では、高さ100m~300mを超えるオレンジ色の砂丘がどこまでも連なります。また、ナミブ砂漠の奥地ソッサスフレイ近くには、オレンジの砂丘群の中に突然白いエリアが出現します。そこには、約千年前に枯れた木がミイラのようにそのままの姿で立っており、美しく物悲しく、なんとも不思議な光景が広がり「デッドフレイ(死の谷)」と称されています。

ナミブ砂漠は、約8,000年前に形成されたとされており、世界最古の砂漠といわれています。砂漠という過酷な環境の中で生きる特有の動植物も多様で、中には1000年以上も生き続ける植物もあるのだとか。それらの生態も興味深いものがあります。そして、ナミブ砂漠からの星空もまた格別。澄み渡る砂漠の空に鮮やかに広がる満天の星空は、世界三大星空に数えられるほどの美しさ。砂漠のみならず、天文ファンをも魅了する圧巻の夜空なのです。

 

オーストラリア グレートバリアリーフ
多種多様な生物と大自然の驚異

 

画像:iStock

 

日本列島の長さに匹敵し、約900もの個性ある島々が浮かぶグレートバリアリーフ。クイーンズランド州の東岸に全長約2,000kmにわたって続き、その広大さは宇宙空間からも確認できるほど。その広々としたエメラルドグリーンの海には世界最大の珊瑚礁が広がり、1,500種以上の魚やおよそ242種類の鳥類、ウミガメやザトウクジラなどの絶滅危惧種に指定されている生き物が数多く生息する海洋生物の楽園です。見どころは、「ハートリーフ」と呼ばれるハート形の珊瑚礁で知られるハミルトン島や「ケアンズの宝石」と称される美しいグリーン島。多種多様な生物と大自然の驚異に出会えるグレートバリアリーフは、世界中のダイバーを惹きつけるだけでなく、誰もが一度は訪れたい自然の驚異を感じる絶景です。

 

 

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