幸せになれる?ハミルトン島
2013年06月12日 更新▲ハミルトン島に生息する 「白オウム」
Stare Down / diongillard
数ある海外ウェディングスポットの中でも、参列した人の多くが口を揃えて「よかった!」という場所があります。それは、グレートバリアリーフに囲まれたウイットサンデー諸島のひとつ「ハミルトン島」です。
ピンときた方もいらっしゃるかもしれませんが、この島はパワースポットとして有名な「ハートリーフ」が近いことでも有名な島。ハートリーフとは珊瑚礁がハート型をしていることから、幸せになれるスポットとして人気を集めている場所です。上陸はできませんが、ハミルトン島から遊覧飛行で見ることができます。
ハートがモチーフになっているスポットは、ニューカレドニア島のマングローブ林や、スペイン・グランカナリア島のヨットハーバー、ナポレオンの流刑地といわれるセントヘレナ島の滝など、世界のあらゆる場所に点在しています。どんなに小さなハートも見逃さずに世界中を訪ね歩いている旅人さんが、もしかしたらお客様の中にもいらっしゃるかもしれませんね。
幸せの珊瑚礁「ハートリーフ」
Australia 2003 446 / krossbow
ところでハミルトン島といえば、2009年に「世界最高の仕事」で一躍話題になった島です。その仕事とは、ハミルトン島で生活しながら島のPR活動(ブログでの情報発信など)をするもので、給与は半年間でなんと約900万円!殺到した3万人以上の応募者の中からイギリス人男性が採用され、現在でもオーストラリアのPR業に携わっておられるそうです。「楽しい仕事で稼げるなんて羨ましい!」と、その求人活動そのものがハミルトン島の名を世界に知らしめたものです。
その手ごたえを感じてか、またまたオーストラリア政府観光局は「味覚」や「野生生物」などの分野でオーストラリアの魅力を発信できる若い人材を世界に募り、今年8月から6ヶ月間の任務が始まります。もちろん今回も生活費込みで約990万円というスゴイ給与が支払われるとのこと。募集は既に締め切られましたが、この斬新で太っ腹なオーストラリア政府の取り組みが、私たち観光客にどんな恩恵をもたらすのか、これからも目が離せません!
ウエディングシーンをはじめ、純白のオウムやパワースポット、そして若者の働く場としても幸せが満ちているハミルトン島。落ち着いた大人旅の合間に、こんな島でリフレッシュしてみるのはいかがでしょうか?
★数あるガン保険、どれに入ったらいいのか分かりません(50代女性)