チューリッヒ空港にGLOBUS のデリがオープン!
2019年05月22日 更新▲スイス在住のApfelさんの最新情報です。空港にこんな素敵なスーパーがあったら、すごく助かる! ちょっとした軽食も、買いそびれたお土産もここで全部解決。スイス・チューリッヒ空港から出発の前は、要チェック。スイス旅行のお楽しみがもうひとつ増えましたね。
★★★
チューリッヒ空港に新しく、
スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報満載!
Apfelさんのブログ
★★★
チューリッヒ空港に新しく、
★★★
★★★
★★★
★★★
(本日の画像は全て、テレビの画像とスクリーンショットです)
今年は4月16日に開催された
チューリッヒの春祭り、
「セクセロイテン(Sechseläuten)」。
午後からパレードが始まる頃には雨も上がり、
曇り空の下、
チューリッヒの春の伝統行事が行われました。
雨は上がりましたが、私は今年は出かけずに、
夕飯の準備をしながら、
テレビでお祭りのもようを観ていました。
今年の Böögg (ベーグ=雪だるまの形をした人形)は、
20分 31秒で燃え尽きました!
この時間は決して短くはありませんが、
2015年に20分39秒で爆発した年と一番時間が近いのだとか。
ちなみに2015年の夏は、とても晴れた日が多く、
暑い夏だったと記録されています。
(燃え尽きる時間が短いほど、美しい夏になるハズなのだそうです。
あくまでも、占いというコトで)
ベーグの燃え尽きる瞬間の映像とニュースです。
8:20 Uhr: Das ist es – er ist explodiert! (NZZ)
臨場感や迫力は、
その場で目の前で見るのとは比べものになりませんが、
着火の瞬間とか、ベーグが燃えゆく細かな詳細は、
テレビの方がアップでよく分かりました。
ベーグの首が爆発して飛んだ瞬間、
「wunderbar!!(素晴らしい)」
と、声を高らかにあげるテレビ局のアナウンサー。
これを見て、
“素晴らしい” と声に出せる感覚は、
自分にとってはなかなか理解に苦しむ〜!
と言うのがホンネ。
何度目にしても、スゴイ瞬間です!!
毎年行われる伝統のお祭りであるとは分かってはいても、
スイス生活での
カルチャーショックの一つでもあります。
何はともわれ、
無事に春のお祭りが終了してよかった ♪
今年もスイスに、美しい夏がやって来ることを期待!
★★★
水曜日は春めいた、
ポカポカ陽気の暖かい1日でした。
チューリッヒ地方の日中の気温は14℃。
薄手のダウンジャケットで外を歩いていると、
汗ばむほどの気候でした。
自宅から眺めるチューリッヒ湖も青く澄み渡り、
今日はとても綺麗でした。
このまま春突入〜
か? と思いきや、週末はまた雪の予報で、
来週は氷点下まで気温が下がる見込みです。
まだまだ油断できないスイスの3月。
街にはイースターのチョコレートと共に、
春の旬の食材、
いろんな種類のシュパーゲル(アスパラガス)がお目見え。
今年もアスパラシーズンの到来です!
白いアスパラガスと言えば、
ドイツのイメージかもしれませんが、
スイスでも白アスパラガス=春の訪れのシンボルです。
白いアスパラガスはホーランドソースを添えていただきますが、
私は緑のアスパラガスを和風で味わうのも好き ♪
今日は細めのBIOのグリーンアスパラを購入してみました。
この束で500グラム。
(現在出回っているのは輸入物がほとんどで、純スイス産はもう少し後から)
以前から気になっていた、
アスパラガス用のピーラーも買ってしまいました〜。
今までは普通のピーラーを使用していましたが、
アスパラ専用はその形に合わせて細身です。
夫 Banana が留守で、
一人おうち夕ご飯は旬のアスパラガスを使って
和風パスタにしようと考えていたので、
グリーンアスパラガスと相性の良いベーコンも入れて、
お箸でいただく和風パスタの出来上がり。
本日は晩酌のワインもアルコールもなし!
休肝日(笑)
一皿だけの超シンプル夕食でしたが
たまにはこんな夜もワルクナイ。
素材が良いので美味しく出来上がりました。
次回は白を使って洋風に ♪
スイスの旬の味、アスパラガスは、
6月あたりまで楽しめそうです。
★★★
いよいよ6月1日に、
世界最長の「ゴッタルドベーストンネル(ゴッタルド基底トンネル)が
開通します。
このトンネルは鉄道用のトンネルとしては世界最長で、
全長57キロのトンネルです。
青函トンネル抜き世界一 スイスの鉄道トンネル、6月1日開通(AFP BB News)
トンネルの開通が間近に迫り、スイス国内での注目度も更に上昇中。
数ヶ月前にSBB(スイス国鉄)が募った、
「ゴッタルドベーストンネルを最初に通る電車に乗車しよう!」
という企画ツアーの抽選は、ものすごい倍率だったのだそうです。
そんな中、
昨日チューリッヒ駅(HB) からルツェルン駅まで
たまたま乗車した電車の先頭が、
ゴッタルドベーストンネルのプロモーション用に描かれたラッピング車両でした。
スイスの電車やトラム(路面電車)は、
企業が宣伝のために広告を載せた、
車体自体にラッピングされているラッピング電車もよく目にしますが、
長距離路線の特急電車には、
先頭にラッピング車両が付いた電車をしばしば見かけます。
以前、
日本スイス国交樹立150周年を記念するラッピング車両を目にした事がありましたが、
その “ゴッタルドベーストンネル” バージョンです!
(日本とスイスの記念ラッピング車両の過去のブログ記事はこちら)
日本スイス国交樹立150周年記念のラッピング電車、遂に出会えた〜!
17年の長い年月をかけて工事されたゴッタルドベーストンネルは、
いよいよ来週開通です!!
スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報満載!
Apfelさんのブログ『スイスの街角から』はこちら
昨日は久しぶりに国境を越え、
秋晴れのドイツ・コンスタンツを訪れました。
普段はチューリッヒ湖畔の自宅から週末を利用して、
夫 Banana と共に車で出かける我が家ですが、
今回は平日の一人旅であったため、電車を利用して出かけました。
チューリッヒからコンスタンツまでは、
約1時間ごとに直通の電車が運行されており、
チューリッヒ中央駅(HB)からは1時間17分でコンスタンツ駅に到着です。
スイスとドイツの国境は、
ひとつ手前のクロイツリンゲン(スイス側の国境駅)ですが、
電車の最終目的地がコンスタンツ止まりであるためか、ここでは 特に国境係員のチェックも無く、
通常のスイスの駅同様、クロイツリンゲンで停車した後、そのまま素通りでした。帰りも同様です。(スイスからイタリアやフランスへ出る場合の特急列車の車内では通常、
国境駅で係員が電車内に乗り込んで来て、目で乗客の確認をします。稀に口頭で質問を受ける事もあります。)
到着後、散策日和の晴天でもあったし、
まずはコンスタンツ湖のほとりにある公園を歩いてみました。
春から夏に訪れると、美しい花々が咲くこの公園ですが、
昨日の湖畔の風景はすっかり秋です。
晴れてはいたものの気温はかなり低く、10℃以下でしたが、
それでも公園のベンチや湖畔にたたずみ、
名残惜しい秋の風景をくつろぎながら楽しんでいる人々がいました。
湖から旧市街へと移動し、街を散策。
旧市街からはショッピングストリートへと続きます。
いつもはスイスよりも物価の安いドイツへ、
Banana と共に国境超えショッピング目的で訪れる事が多いのですが、
昨日は自分ひとりで時間の制限も無く、きままな思いつき旅でもあったので、
歴史の深い街をゆっくりと歩いてみました。
木々の葉も紅葉していて、綺麗です。
今回の旅の目的はお買い物ではなかったはずなのに、
やはりスイスよりも価格の低いお店の中に入ってみると、
(最初はウィンドウショッピングのつもりが)
やはり体の中から、フツフツと購買意欲がわき出てしまい、
真冬になる前、ちょうどこの季節に、
タウンウェアーとしてカジュアルに着用するのに欲しかった、
ダウンジャケットを衝動買いしてしまいました〜。
スイスでは食品とワイン、その他の日常品以外、
ショッピングには全く興味の無い自分ですが、
スイスを一歩出ると、その反動なのか、
買い物意欲が全開になってしまいます(苦笑)
まあ、たまにはこういうのもアリかな!?
よく歩いたので、この日もポスチュアウォーキングで1万歩達成!
自分なりには、とても充実した秋の1日でした。
秋でも10℃以下!かなりひんやりしていますね~。空は澄んでいて美しいです。
Apfelさん、ありがとうございました!
スイス在住 Apfelさんのブログはこちら
先日立ち寄ったスイスのあるスーパーで売られていたものに、
衝撃を覚えました。
それは何かというと、冒頭の写真、サーモンのお刺身!?のようなものです。
私がスイスにやってきた10年以上前は、
スーパーにはお刺身どころか、
今となっては鮮魚コーナーではもはやそう珍しくはない、
お刺身用のブロックも当時は売られておらず、
お刺身にできる新鮮なお魚のかたまりを手に入れるには、
専門の魚屋さん(メルカートなど)に出向くか、
デパートの食品売り場のお魚コーナーで、
まぐろやサーモン、それにカンパチに似た白身のお魚が
時々売られている事もありました。
現在に続くSUSHIブームはもう少し先ですが、
徐々にお寿司が広まり始めた頃でもありました。
そのためか、握り寿司用にスライスされ、冷凍して販売されている
お寿司の上に乗せるお刺身 (ネタ) は、
お魚屋さんのメルカートの大型店舗などに出かければ、
当時も手に入れられたと記憶しています。
自宅で生のお刺身が食べたければ、固まりを買い求め、
自宅でカットしていただくのがスイスでの通常のお刺身のいただき方。
基本的には今でもそれは変わらないのですが、
ここほんの数年の間に、
既にお刺身のようにスライスされたものがパックに入っているものを、
魚屋さんなどでは見かけるようになりました。
最近では、スイスのフツウのスーパーでも、
それらしきものを時々目にするようになってきたのですが、
先日売られていたものの日付に注目をしてしまった私・・。
お店を訪れたのが、先々週の土曜日の3月14日。
しかしお刺身パックに記載されている賞味期限を見ると、
「3月19日」になっている!
(注:スイスでは日付の表記の仕方が、日にち、月、年の順で記載され、
これは書類でも同様です。
年の部分は2ケタに省略されて表記されるので、
19 / 3 / 15 となっている上記のパックは、2015年3月19日 が日付)
既に切られているお刺身のパックの賞味期限が5日もあるなんて、
日本人の自分からすると、かなりのショーゲキです!
先に日付をみてしまったせいか、
お魚の鮮度もどうも怪しげに見えてしまい・・。
偶然にもその日の我が家は、夕食用に新鮮な魚を手に入れるため、
新鮮お魚屋さんのメルカートまで足を伸ばし、
お刺身用のまぐろとカンパチの固まりをゲットしてきたばかりのところで、
その後で通常の食材を買い出しに、スーパへ立ち寄ったのでした。
日本のスーパーで売られているような、パックに綺麗に盛りつけられた、
美しいお刺身とは比べ物にはなりませんが、
鮮度は抜群!! お味もバツグン!!!
スイスでも人々が、
手軽に自宅でお刺身にトライしやすくなったのはよい事なのかもしれませんが、
日本人の目から眺めてみると、
まだ本当のお刺身を知らない日本人以外の人たちが、
お刺身=私が目にしたパックの中のもの
と思われてしまう事が、
ちょっと心配な気持ちにもなってしまう・・というのが正直なところです。
スイスの人たち、あのお刺身を買ったのかな〜??
数日前に目にしたフランスでの出来事のニュースで、
子供につける名前の善し悪しについて、興味深い記事を読みました。
子どもにチョコ製品と同じ名前つけてはだめ、仏裁判所(AFP BB News)
記事の内容は、
子供に「チョコ製品と同じ名前つけてはだめ」
というもの・・。
これはヨーロッパをはじめとして世界各地で販売されている、
イタリアの人気のチョコレートスプレッド
「nutella(ヌテラ)」
と同じ名前を女児につけようとしたフランスの両親に対し、
判断に困った登記所が地元の警察に相談したところ、
この名前の適正について、家庭裁判所で審理される事となったとの事です。
その結果、この名前を子供につけた場合、
からかわれたり、嘲笑される恐れがあると判断し、
裁判所がこの名前をつける事を却下。
ヌテラの代わりに「エラ(Ella)」という名前に、
裁判所によって改名されたという内容。
フランスでは、
別の夫婦によってつけられようとした「Fraise (イチゴ)」も、
上記と同理由により別の名前に改名させられたのだとか・・。
このニュースを読み、
へぇー、こんな事もあるのか〜。
と思っていたのですが、
スイス・ドイツ語圏のニュース「TagesAnzeiger」の記事によると、
実はチューリッヒでも、
チョコレートスプレッドと同じ名、
ヌテラちゃんは赤ちゃんの名前に勧められないとされ、
他にも許可されない名前があるのだそうです。
チューリッヒ州では特に、
動物の名前についてはトリッキーなのだそうで、
ちなみに「Tiger(タイガー)」はOKで、
「Löwe(ライオン)」や「Vogel(鳥)は」ダメなのだそう。
タイガーについては、プロゴルファーの “タイガー・ウッズ” の影響もあり、
ある意味黙認されているのかも・・? との事。
後々に子供の将来に悪影響を及ぼす可能性がある名前は敬遠され、
不快に思われたり、好ましくないと思われるもの、
性的なイメージをほのめかす名前も
許可されないというのが基本のようです。
(かなり昔、多分私がまだ子供だった頃の事、
日本で、”悪魔” 君 という名前をつけようとした
ご両親が話題になっていたニュースを思い出しました)
チューリッヒ州では、
ブランド名と同じ名前(例えば、Pepsi ペプシ, Rivellaリベラ など 他)、
Ferrari フェラーリ、 Citroën シトローエンもだめ、
しかし、Mercedes メルセデスはOKなのだそう。
スイス(チューリッヒ)のNGネームについて
記述されているニュースの記事は ↓ こちら〈ドイツ語〉
Auch in Zürich wird kein Baby Nutella heissen(TagesAnzeiger)
スイスで新生児につけられる名前は、
ドイツ語圏・フランス語圏・イタリア語圏・ロマンシュ語圏で、
ここ数年はそれぞれ人気の名前が固定している印象もありましたが、
さすがに日本ほどでは無いにしろ、ここスイスでも、
いわゆるスイス版 “キラキラネーム”!?
が出現しているとも言えそうです。
★チューリッヒ湖のほとりで暮らすApfelさんのブログはこちら
(写真は bahn ONLINE.ch より)
日本スイス国交樹立150周年を記念して、すごい電車が登場しました〜。
この記念電車は8日にチューリッヒ中央駅にお目見えし、
ホームに展示されていたのだそうです。
私は今日(スイス時間 8日)
友人との待ち合わせで中央駅にいたのですが、
まさかこんな電車がホームに停車していたとは知らず、
とても残念な事に見逃してしまいました〜!
きっと近いうちに実際に目にする日もやって来ると思いますので、
その際にはこのブログでもリポートし、
近々みなさまへお伝えしたいと思います。
★チューリッヒ湖のほとりに暮らすApfelさんのブログはこちら
一昨日にスイスへ到着後、
今回は時差ボケを感じる間もない程、バタバタとしています。
昨日は重要な所用のため、
チーリッヒから特急電車でベルンまで足を伸ばして来ました。
これはスイスに限らず、どの国でも同じであると思うのですが、
車内販売だと割高なので、
電車に乗車する前に、スーパーでミネラルウォーターを購入。
すると、ちょっと珍しいタイプのボトルを発見!?
以前にも購入した事のあるブランドのはずなのですが、
しばらくの間、
スイス―日本を行ったり来たりしている間に
ペットボトルのデザインが変更されたのか?
それとも以前も同じで、
単に自分が気づかなかっただけなのか??
水の中に、
マッターホルンが浮き上がったボトルでした!
もちろんお水の味は同じなのですが、
コレをなんだかとっても気に入ってしまった私・・。
「ああ、スイスに戻ってきたな〜。」
と、感じた瞬間です ♪
★スイスのことが良く分かる!Apfelさんのブログ
チューリッヒ湖畔の街でひときわ目立つ、
「スワロフスキー」スイス本社ビル。
この会社の冷房システムには、
湖畔に位置する建物、独特のアイデアを取り入れています。
そのアイデアとは、
夏になると湖から水を引いて冷却し、冷房として利用されているのです。
間もなくスイスにも暑い夏がやってきますが、
気温が上昇すると冷たい湖水をポンプで汲み上げて浄化し、
それを社内に循環させて冷房として使用。
その後は湖の平均水温に戻して、再び放流するのだそうです。
この冷却システムはチューリッヒ湖畔のみならず、
レマン湖半のいくつかのホテルや施設でも取り入れられているとの事。
チューリッヒ湖畔の町にも、
同様のエコシステムを利用している複数の企業があり、
私の夫 Banana の勤務する会社でも、
同じ方法を取り入れているそうです。
スイスならではのユニークなアイデアと
テクノロジー!今回は、スイス・チューリッヒにお住まいのApfelさんから、おすすめ土産のご紹介です!
スイスにご旅行に来られたみなさまや
スイス在住者が日本へ戻る際、
時間をかけて考える事のひとつがお土産選び ♪
スイスから日本へのお土産・・と、ひと言で言っても、
それが観光で一度限りスイスをご旅行される場合、
旅行のリピーターの場合、
スイスに1〜2年の短期滞在での本帰国の場合、
更には私たちのようにスイスに長期間住んでいて、
年に何度か日本へ帰省する際のお土産・・と、
いろんなシチュエーションによってお土産選びも異なってくるのですが、
過去には自身の10年間の体験から、
おすすめのチョコレートやチーズ など、
スイス土産の王道と呼べそうなものからレアな内容のものまで、
このブログ記事にて日本へのお土産で喜んでいただけたものを
おりに触れてご紹介して参りました。
(下記はご紹介させていただきました内容の一部を掲載した過去の記事。)
スイスから日本へ、喜ばれるお土産
今回、上記に加えてご紹介したいのが、
最近スイスでの日本人仲間の友人たちとの間で
これが良い!
と話題にのぼっている、”ヴィクトリノックス” のキッチンナイフ。
ヴィクトリノックスと言えばスイスアーミーナイフで有名で、
スイスでお土産物屋を訪れれば、
いろんなツールを搭載した
それは多くの種類のアーミーナイフを目にするのですが、
日常生活の身近な実用品としておススメなのが、
この会社の小型キッチンナイフなのです!
私もスイスに住み始めた頃から愛用しているのですが、
おそらくどの小家庭にも必ずや数本はあるであろう、このナイフ。
見た目は小型ですが、
さすがはヴィクトリノックスの商品、切れ味が抜群。
私が気に入ってずっと使用しているのが、
刃がギザギザになっているタイプのもの。
小型とはいえかなりシャープなので、
自分の指をザックリやってしまわないよう、
取り扱いには細心の注意が必要なのですが、
フルーツや野菜からお肉まで・・。
本当になんでも良く切れるスグレモノ!
私はこれを数本使い分け、
魚を切り分ける際の刺身包丁以外はほぼこれですべてを料理します。
ヴィクトリノックスの商品はスイス土産として最適なのですが、
アーミーナイフのイメージが強く、
アウトドアーにさほど興味のない方々へのお土産には
あまり適していないような印象もあったのですが、
お土産にするには地味な印象もあったこのキッチンナイフは、
昨年あたりから持ち手の部分が色とりどりとカラフルなものが発売され、
(写真の色の他、緑、黄色など)
特に主婦のお友達へはお土産にしても喜んでいただけそうで、
女性へのお土産リストに急上昇!
しかも物価が高いスイスで、
ありがたい事にこの商品は意外にお手軽な価格で購入できるのですが、
お店の日本サイトをチェックしてみると、
日本国内での販売価格はスイスよりもかなり高額なので、
スイスからにお土産にするには、
ご旅行のみなさまへもお土産リピーターへもおススメだと思います。
ミグロ(MIGROS)などのスーパーでも購入は可能ですが、
上記で取り扱っている商品は、柄の部分が黒のものがスタンダード。
カラフルバージョンは町のお土産屋さんや、
ヴィクトリノックスのスイスアーミーナイフを専門に取り扱っている
お店にて購入可能です ♪
★スイスの暮らしがよくわかる!Apfelさんのブログ
http://blog.livedoor.jp/erdbeere0712/
今回はスイス在住のApfelさんから
新年のびっくりニュースを紹介していただきました。
昨年の終わりに近づいた頃、
思わず、
「えっ〜!? 」
と声をあげてしまった驚くニュースを目にしました。
建国記念日やアイスホッケーの試合の前など、
必ず耳にするスイス国歌。
(私にとっては耳にする、スイス人たちにとっては唱う・・。)
記念の式典や催し等があると、
ブラスバンドが演奏し、一同で合唱する国歌。
10年も住んでいると自然とメロディだけは頭の中に焼き付いている
彼らの国歌なのですが、
このスイスの国歌をリニューアルすべく、
今年 2014年 1月より、民間から一般公募されるというのです。
そのニュースとはこちら ↓(英語)
Competition for new Swiss anthem set to start(The Local)
スイス連邦は1848年に設立され、
現在使用されているスイス国歌が1981年に制定。
しかし今現在のスイスの国歌は、
公式には「スイスの詩篇」と呼ばれる、
1841年に司祭によって、
音楽への信心深さや宗教心等を詩に設定し
書かれた歌詞が礎(いしずえ)となっており、
その内容は “神”、”山” などをテーマに構成され、
少々古めかしい歌詞なのだそうで、
愛国心の強いスイス国民にとっても、
どうやら馴染めないものであるのだそう。
時代はめくりめき、
スイス人であっても現代人には理解するには難しい歌詞や、
古い表現が使用され、もはやその歌詞を覚えられない、
4番まである歌詞の中でかろうじて記憶出来ているのが1番だけ・・。
という状態なのだそうです。
今年1月1日からスタートした一般公募は6月30日まで受付で、
応募の資格は国籍には関係なく、
今現在スイス在住者であれば誰でも応募は可能との事。
余談ではありますが、
そう言えば数年前の建国記念日、
現在私の住む湖畔の町の地元の式典に、
地域住民であるスイスの人々は一同に集い、
彼らがどんなお祝いをするのかとやや興味本意もあり、
(私も住民であるため、一応参加資格は有り)
夫 Banana と共に参加をしてみた事があるのですが、
その際、国歌が斉唱される際には
みんな歌詞の書かれた紙を見ながら唱っていた事を思い出しました。
ちなみにこの “国歌” の歌詞が書かれた紙は、建国記念日は近づくと、
毎年自治体から自宅のポストに配られます。
(ご興味がおありの方は、
こちらの過去のブログ記事 に記述しています。)
もうすぐスイスの建国記念日
1841年に作られた詩を基に作られた現在の国歌、
いくら古き伝統を重んじる人々の多いスイスとはいえ、
その内容は確かに古すぎるのかもしれません。
歌いたくても歌えない!?
そもそもスイスの国歌の歌詞を全く理解できていなかった
ガイコク人である私には想像をしえないフラストレーションを、
スイス人達は抱えていたのかも!?
応募された国歌は厳選なる審査の後、
10作品が最終の候補に選ばれ、
その中の最優秀の1作品を優勝作品とし、
優勝賞金1万フラン
(日本円で 約 117万円 / 2014年1月現在の換算レート)
が与えられ、
その後スイス議会で正式に承認後、
晴れて新しいスイス国歌として認定されるのだそうです。
さて、どんな作品が新しいスイスの国歌として選ばれるのか、
外国人の私としても、ちょっと楽しみです。
★スイスの様子がよく分かる
Apfelさんのブログ⇒ http://blog.livedoor.jp/erdbeere0712/
今回はスイス在住のApfelさんから
クリスマスの路面電車を紹介していただきました。
チューリッヒの街を市民の足として日夜走り続ける走るトラム。
(トラム=路面電車)
市内各所に網羅されたトラムのラインは町中のどこへ出かけるのにも便利で、
無くてはならない存在であるのですが、
そんなスイスの街角で、
クリスマス前の子供たちのお楽しみ、
「メルリトラム」が今年もチューリッヒの街を走っています。
『メルリ ( Märli )』 とは、
ドイツでのメルヘン ( Märchen ) の “スイスドイツ語” バージョンで、
『トラム(Tram)』は路面電車を意味し、
“メルヘンチックな路面電車” と言う意味合いの
このクリスマス限定トラムは、
4歳から~10歳の子供たちを対象にクリスマス前の
11月最終週から約1ヶ月間、
一部の日曜日を除き毎日チューリッヒの街を走ります。
メルリトラムがスタートしたのは1958年の事。
55年間もの長きに渡り毎年、
クリスマスで賑わう市内を子供たちの夢を乗せて走っているこのトラム。
トラム自体は約100年も前に造られた年代物で、
クリスマスの前にだけ毎年街にお目見えします。
トラムに乗車できる乗客はチケットを確保できた子供たちだけ。
チケットの料金は8フラン(約 900円 / 2013年12月現在)
人気のこのトラムは発売と同時にチケットが売り切れになる事も多く、
親たちは子供たちを喜ばせようと、並んでチケットを入手!
親が何とかして手に入れたチケットを持った子供たちだけが
メルヘンの世界を体験できるという、
実は過酷な裏事情があったりも・・。
夢のトラム内ではサンタのコスチュームを身に着けた
“サミクラウス”(= スイスのサンタクロース)役の運転手と、
天使役の女性2人の大人が3名、あとは10人の子供たちだけ・・。
約20分のメルヘン電車の旅の途中には、
天使たちが絵本を読聞かせたり、
みんなで歌を歌ったりして過ごすのだそう。
先日、週末の土曜日に街に出た際、
ちょうど集合場所となっているベルビュー
(チューリッヒ市内の湖畔エリア)で、
そのトラムの出発の場面に出くわしました。
行ってらっしゃーい。
しばしの間、子供たちだけの短い路面電車の旅の始まりです。
毎年この路面電車を目にする度、
クリスマスが近づいて来た事を実感するチューリッヒの街。
子供たちだけではなく、
大人の心をもなぜか温かくしてくれるこのメリルトラム。
変わらないここスイスで、
ず〜っと子供たちの夢を乗せて、走り続けて欲しいものです。
★スイスの様子がよく分かる
Apfelさんのブログ⇒ http://blog.livedoor.jp/erdbeere0712/
今回はスイス在住のApfelさんから
世界で最も高い木造ビル(日本人設計)を紹介していただきました。
先日このブログでもお伝えしておりました、
世界でご活躍をされる日本人建築家、
坂 茂(ばん しげる)氏 の設計によってチューリッヒに完成し、
先頃オープンした、
世界で最も高い木造ビル「tamedia」(タメディア)
その際のブログ記事はこちら
日本人設計による世界初の木造ビル、チューリッヒに完成!
その新しいビルを先日、実際に見てきました。
ある友人の情報によると、
学生さんなどは学校のグループ単位で内部の見学も可能
(事前の見学許可は必要)なのだそうですが、
私は街に出たついでに
思い立って川向こうまでぶらりと出かけたため、
外から外観だけの見学です。
若干雲っていた事もあり、
少し周りも暗くなっているところが残念なのですが、
地上から見上げてみると、ビルの外観はよく見えました。
上述の友人いわく、
晴れていたので青空に映えるビルを眺める事には成功したものの、
オフィスの窓のカーテンかブラインドのような
日よけの布のようなものがかかっており、
残念ながら美しい建築物の骨組みなどがよく見えなかったのだとか・・。
私が出かけたのはある平日の午後。
晴れてはいたものの雲も多い日で、
撮影した時間帯は16時前くらいだった事もあってか、
この日はオフィスの中で働いている人々の様子や、
ほとんど釘やネジを使用していないという木造建築の骨組みも
クッキリと眺められ、
しばしの間、ビルの下に立ち止まり、
じっくりとその美しい外観に眺め入ってしまいました。
とは言え、あまり長く下からビルの窓を眺めていると、
不審者だと間違えられると!? 困るので、
外で数枚写真を撮影し、今回はその場を去りました。
情報ツウの友人によれば、
坂 氏 は新たなるビルも手がけられておられるのだとか・・。
今後もご活躍が楽しみです。
近いうちに私たち大人の一般人も、
内部見学が出来るような機会があればよいな~と思います。
★スイスの様子がよく分かる
Apfelさんのブログ⇒ http://blog.livedoor.jp/erdbeere0712/
秋が訪れると、スイス各地で注意を促される意外な事の一つが、
野生の鹿の飛び出し注意です。
冒頭の写真は、
自宅近くで開催されたある秋のフェアで、
これからの季節、人々に注意を促すために展示されていたものです。
「鹿の飛び出しにご注意!」
(事故を起こしてしまった場合には警察へ通報するべし・・。)の看板は、
チューリッヒ市内のような町の中心部は別として、
町の中心から郊外へ車で30分も走ると
野生の鹿が生息する森や林が存在する場所の多い町の道路では、
秋になると普段の日常生活の中でもよく見かける光景なのですが、
鹿が道路に飛び出して来た際にはブレーキを踏むも間に合わず、
目の前に突如現れた鹿と衝突して、
思いもかけない大きな事故が発生してしまうケースが
スイスでは起こりえます。
飛び出して来た鹿とぶつかった時の衝撃は、
想像以上に大きく、車の一部が大破してしまう事もあるのだそう・・。
実は我が夫 Banana も数年前、
霧に覆われた視界の悪い秋の早朝の道を運転中にその場面に遭遇。
彼の数台前に走っていた車が鹿と正面衝突し、事故が発生。
途方にくれたドライバーの女性が
車にぶつかった鹿を泣きながら抱きかかえている姿を目撃したのだそうです。
その際には幸運な事にも、
事故を起こした女性も大事に至る怪我は無かったようで、
後続の車が事故に巻き込まれる事も無かったのですが、
冒頭に掲載している
実際に鹿がぶつかって大破した車の写真からもご想像がつくよう、
一歩間違えれば、
大事故に巻き込まれる可能性は拭い去れません。
意外にも身近で起こりうるこの季節の車の事故、
日本では考えられない事なのかもしれませんが、
車を運転するドライバーたちにとっては、
これも大自然に囲まれたスイスならではの
秋から初冬にかけての注意すべき事のひとつでもあります。
★スイスの様子がよく分かる
Apfelさんのブログ⇒ http://blog.livedoor.jp/erdbeere0712/
記事のタイトル通り、本日のビックリ!!
ミネラルウォーターの小型ペットボトル
(50cl = 日本でも販売されている小型ペットボトルと同じサイズ) が
2本で4,95 フラン(約 500円)という驚愕のお値段。
とっても高額に感じるこれが、なんと、 特売価格 なのだそうです。
このお店はチューリッヒ駅構内にある売店キオスクなのですが、
通常は 2本で7フラン(約740円)= 1本が 370円
で販売されており、これには更に驚きなのですが、
実はこのお水、
全く同じ商品でも購入する場所によって価格が異なります。
同じサイズの同じ銘柄のミネラルウォーターでも、
スーパーなどで購入するれば、
1フラン~1、2フラン(約110円~130円)くらいで購入出来ますし、
銘柄が別のものであれば、
スーパーだと、1フランを切った価格で購入できるものあります。
我が家はエビアンの大型のボトルが6本入ったものを
通常スーパーで購入して自宅に常備していますが、
こちらの価格はスーパーで(6本入りで) 5~6 フラン 前後。
従い、駅のキオスクや、
町のテイクアウトのお店で等で売られているお水は
ハンパなく高額であると言う事になります。
「スイスの物価は異常に高過ぎる!」
と、以前にコメントをいただいた事があるのですが、
確かにおっしゃるその通りではあるものの、
スイスでの平均的なお給料も日本と比べると、
こちらも数倍お高いので、
人件費等を考慮すると、この現実もやむおえないのかもしれません。
私個人の印象と致しましては、
町の商店とスーパーの間での大きな価格の差で
身近なものですぐに思いつくものと言えば、
特にミネラルウォーターで強く感じてしまうのですが、
例えばチューリッヒ駅構内の
MIGROS(ミグロ)のスーパー内では1フラン前後で購入できるお水が、
すぐ隣りにある MIGROS のテイクアウト専用のお店で求めると、
50 cl のボトルの1本の価格が
3、5 フラン(約 360円) だったりします!
チューリッヒのCITY COOPなどでも、
お店の入り口の脇に立っているスタンドで購入すると
3、5 フランほどするものが、
店内に入り、地下の食品売り場で購入すると、
同じものが1フラン前後である事も・・。
もしもスイスに今後ご旅行に来られるみなさまへの
チョットしたアドバイスとして申し上げさせていただきますと、
必要に迫られて緊急の場合は別として、
ミネラルウォーターは「スーパー」にて購入がおすすめです ♪
ちなみに私は、
(レストランやカフェではもちろん注文をしていますが、)
乾燥したスイスの気候では喉がとても乾きやすいので、
町歩き中と移動中のために
外出時にお水は自宅から必ず持参しています。
★スイスの様子がよく分かる
Apfelさんのブログ⇒ http://blog.livedoor.jp/erdbeere0712/