2016年最初の「世界の街から」は、世界2周終了後も毎月海外旅行を続けるYuhさんからスタート!最近人気急上昇のボリビア・ウユニ塩湖でクリスマスを過ごしたYuhさん。注目の「死ぬまでに行ってみたい絶景地」を事細かにレポートしてくれています。Yuhさんのかわいいサンタ衣装も見どころ!?です。
まいど\(^o^)/
クリスマスにウユニ塩湖に行ってきました!
ウユニ塩湖ってなんなん?
南米のボリビア西部にある都市ウユニから車で1時間ほど、アンデス山脈に囲まれた広大な塩の大地「ウユニ塩湖」。
標高約3,700mと富士山と同じくらいの高さに位置し、南北約100km×東西約250km、面積約11,000km2に広がっています。
ちなみにその広さは…岐阜県=10,620km2とほぼ同じ!
見渡す限り真っ白の神秘的な大地が出来た背景として、はるか昔、アンデス山脈が海底から隆起した際に大量の海水が山上に残ったため、この広大な塩湖が形成されたといわれています。
塩湖全体の高低差がわずか50cm以内という「世界で最も平らな場所」であるウユニ塩湖では、降った雨が流れることなく大地に薄く膜を張ることで、空を湖面に映し出す「天空の鏡」と呼ばれる神秘的な絶景が現れます。
死ぬまでに行きたい世界の絶景として、急激に人気が出始めましたね!
どうやって行くん?
ウユニ塩湖を目指すにはまずボリビアのラパスへ。日本からはアメリカで乗継ぎ、ラパスへ入ります。
ラパス-ウユニ間はアマゾナス航空が毎日就航しており、所要時間は約1時間。
都市ウユニは、ボリビアの首都ラパスから約550kmのところにあり、陸路だとバスで約10~12時間かかりますが、2011年に空港が開設されたことにより飛行機による移動が可能となりました。
前までは陸路でしか行けなかったウユニ。
空港が出来たおかげで、だいぶ行きやすくなりました!
私はペルーに滞在していたので、ペルーのティティカカ湖からウユニに向ったのですが、行きも帰りもめっちゃ大変でした!!!!
行きも帰りもグダグダ!めっちゃ大変やったボリビア出入国・・・
サクっと飛行機で行きたかったんですが、南米人と一緒だったので金銭感覚を考慮し、こんなスケジュールになりました。
・プーノ→ラパス(1等バス)
・ラパス→ウユニ(夜行バス)
こんな感じで楽々ウニユへ向う予定が・・・
旅行会社の人が、この1等バスだとウユニ行きの夜行バスに間に合わないと、急に当日に言い出したんです・・・。
はぁ!?
なんでそんなことが事前にわからんねん!!( ゚д゚)
しかもバス代はもう戻ってこないとか・・・。
どうしてもウユニ行き夜行バスに間に合わないと困るのでこの1等バスは諦めて・・・
タクシー
↓
長距離タクシー
↓
ペルーとボリビアの国境到着!
そしたらペルーの出国手続きで、めっちゃくちゃ待たされました!
理由は停電で機械が動かないから出国手続き出来ない・・・!
夜行バスに間に合わなくなるやん!( ゚д゚)
電気も復活し、無事にボリビアへ歩いて国境越え!
ボリビアの入国審査はすんなり終わりました!
ボリビア入国
↓
ラパス行き乗り合いタクシー
↓
ラパス到着
↓
夜行バス乗り場までタクシー
↓
そしたら慌ててボリビア入国したのでボリビアのお金がくてタクシー代が払えない(笑)
↓
ATMでお金降ろす
↓
夜行バス乗り場到着
↓
ウユニ行きバスは既に出発した後・・・!
↓
ウユニ行きは諦めて、出発しかけてたポトシ行きバスに駆け込み乗車!
↓
ポトシ到着
↓
バス乗り場までタクシー
↓
ウユニ行き乗り合いタクシー
↓
ウユニ到着\(^o^)/
こんな感じで本来ならバス2台で到着してたのに、遠回りしながら車7台も乗り継いでウユニに到着しました(笑)
復路もてんやわんや!日本では有り得ないことが普通に起こるのが南米です。
ウユニ→ラパスへの1等バスを予約してましたが・・・
旅行会社から、そのバス会社は今日は休みだと急に当日言われました。
はぁ?( ゚д゚)
予約もしてるのに、なんで当日までそんなことがわからんねん!!
改めて
ウユニ→ラパス バスのランクを下げて旅行会社が予約。
予約確認しにバス会社に行ったら、予約したはずなのに予約出来てないんです・・・。
はぁ?( ゚д゚)
予約したんちゃうんかい!
結局どこのバス会社も、ラパス行きは売り切れ・・・。
ラパス行きは諦めて、
ウユニ→オルーロ→ラパスと遠回りすることに。
し か も!
ガッタガタのオンボロなスリが発生しそうな危ないバスです。
本来なら安全な1等バスで行く予定が・・・・( ゚д゚)
途中のトイレ休憩もなんとトイレがなくて、女の人もみんな建物の裏でしてました。
すごくアンモニア臭が漂ってて、惨めな気持ちになりました・・・。
ほんまなら1等バスやったのに!(何回言うねん笑)
オルーロ到着
↓
バス乗り場までタクシー
↓
ラパスまで乗り合いタクシー
↓
ラパスの空港到着
↓
ラパスから航路でリマへ←この飛行機に間に合いたかった!
全てが適当で思い通りにいかないのが南米です(笑)
南米への旅は余裕を持って計画的に!
ウユニ村についたら現地でウユニ塩湖ツアーに申し込むのが一般的
ウユニの村から塩湖までは車で40~50分ほど。
日本からのパックツアーではない限り、個人旅行の人はウユニ村の旅行会社でツアーを申し込んで4WD車に乗って行くのが一般的です。
私はプライベートツアーにしましたが、2日目はガソリンがなかったという理由でドライバーが1時間も遅刻してきました!
ウユニ塩湖での1時間は貴重!(怒)
乾ききったウユニ塩湖もめっちゃいい!
今や雨季(11月-4月)にみられる鏡ばりの絶景として有名になったウユニ塩湖ですが、乾季(5月-10月)には鏡ばりとは違った、乾ききった塩の大地が魅せる真っ白な世界があるのです。ここでしか撮れないトリックアート写真もこの時期に楽しめる魅力の一つ!雨季と比べて天候もよいので、確実に白い大地が見れるだけでなく、実は雨季の鏡ばりの絶景をみれるチャンスもあるのだとか・・・・?
ウユニ塩湖といえば鏡張りが有名ですが、乾ききった真っ白な塩の大地を走るのも最高です!
実は外国人には、鏡張りが見れる雨季よりも乾季のこちらの方が人気(笑)
六角形の模様がどこまでも続きます!
塩が刺さって痛いので、靴は履いた方がいいです(笑)
ここでトリック写真を撮るのも人気ですね!
塩の堆積場
塩湖から取り出した塩を一時的に集積しておく場所です。
湖の塩を削り取り、1メートルの高さの小山を作り数日間乾燥させているそうです。
ウユニ塩湖といえばやっぱり鏡張り!
11月後半~3月ごろの雨季になると、表面に数cmから50cmの水が溜まり、太陽の光に反響して鏡のような美しい姿をみせ、その壮大で神秘的な風景は「天空の鏡」と比喩され、旅行者に驚きと感動を与えています。
死ぬまでに行きたい絶景を代表するとも言ってよい、近年美しい鏡張りの景色で話題となっているウユニ塩湖!
日本人には、圧倒的に雨季が人気です。
雨季だからといって必ずしも鏡張りの風景が見られるわけではなく、雨水がほどよく溜まり、強風が吹いていない、雨が降っていない等の諸条件が必要となります。
鏡張りが見られる条件は結構厳しいんです!
ジープの上に乗ってウユニ塩湖を爆走!
ジープの上に乗って爆走するのももはや定番になっていますね(笑)
走っても走っても白の世界!
ほんまにいい思い出になります!
唯一ウユニ塩湖内にある、塩で出来たホテル プラヤ・ブランカ
唯一ウユニ塩湖内にあるホテルで、天気によっては朝日、夕日、星空のすべてを満喫できます。 ホテル前には各国の旗が掲げられ、ウユニ塩湖のツアーでも記念撮影のスポットとして人気の場所です。 施設はウユニ塩湖の保全のために最低限の設備となっています。 塩のホテルの中で、一番宿泊料もお値打ちなので、旅の出会いを楽しみたい学生旅行やバックパッカーの方にもオススメです。
ウユニ塩湖内での宿泊は禁止されているので、唯一塩湖内にあるホテルでのみ、塩湖内での宿泊経験が出来ます!
客室のベットにはリャマの毛皮で出来たふかふかのベットカバーが掛けられ、夜はロウソクが灯されていい雰囲気だけど、夕食は期待できまいそうです(笑)
宿泊者が10人以上の場合に電気が付いて、トイレは共同、シャワーはなしです!
電気もなくてシャワー無しとか、いくら安くても嫌です!(笑)
ホテル前には各国の旗が掲げられ、記念写真スポットになってます!
世界各国の旗が!
日本の国旗も見つけました!
日本の旗は2個ありましたが、残念ながら両方ともボロッボロでした・・・( ゚д゚)
一週間後に訪れた人によると、新しい旗になってたそうです(笑)
ボリビアの旗だけポツンと離れた所にあります( ゚д゚)
破棄された機関車がいっぱい並ぶ列車の墓
ウユニの町から徒歩15分のところに列車の墓場と呼ばれる場所があります。ここは19世紀後半にウユニが資源の輸出で栄えていたことを物語っています。 真っさらな大地に1本のレールがひかれ、ここには廃棄となった蒸気機関車や貨物列車が放置されています。 ウユニ塩湖のツアーでまわることも多いこのスポットもまたウユニの歴史を感じることができる場所の一つとして観光客に楽しまれています。
ツアーで必ずといっていいほど連れて行かれる場所です(笑)
ウユニからチリのアントファガスタへ、塩や鉱物を運んだかつての蒸気機関車や貨物の車両が放置されています。
哀愁漂う風景が人気です!
インカ・ワシの頂上からもウユニ塩湖の絶景が!
インカワシ島はウユニ塩湖の中心にあり、ゴツゴツした岩によって島が構成され、島全体にはサボテンが生えています。 インカワシとはインカ帝国時代の主要民族ケチュア族の言葉で「インカの家」を意味します。 その形は魚のようで別名「Fish Island(魚の島)」と呼ばれています。 島全体も1時間ほどでまわれる大きさですが、島の頂上からはウユニ塩湖全体を眺めることができ、南米ならではの自然の景観を楽しむことができます。ウユニ塩湖のツアーではここで昼食をとることが多いです。
南米各国からの旅行者達とパチリ♪
ウユニ塩湖には32の島がありますが、インカ・ワシは唯一観光客に開放されています!
頂上からは真っ白な塩湖やトゥヌパ火山などが一望できます!
島全体にハシラサボテンが生えていて独特な景色です♪
硫黄のようなにおいが漂う塩の目
ここでは、塩原が割れて塩分濃度の濃い塩水が湧き出てます。
下から湧き出ているのが濃い塩水。
ミネラルが多いので、水が茶色くなっているそうです。
地元の人はこれを薬にするそうで、この塩水を汲みに来てました。
あまり観光客に知られていないウユニ塩湖北岸 トゥヌパ火山
ウユニ塩湖の中でも、”最も美しい風景が広がる地”と称されながらも、いままで訪れる観光客が少なかったトゥヌパ火山。コケサ村のミイラ洞窟やチキニ洞窟、さらには奇岩カテドラルやワイハラのアーチなど、ウユニ塩湖周辺に広がるアルティプラーノの原風景をお楽しみいただけます。
標高5432mのトゥヌパ火山。途中のビューポイントまで上ることができます。
1泊2日のウユニ塩湖ツアーで、トゥヌパ火山登山以外に何かすることはあるか?とガイドさんに聞いたら『無い』とのことで(笑)
登山なんてしたくなかったけど、ガイドさんのそれほどしんどくないとの言葉を信じて登りました(笑)
頂上からは地平線まで広がるウユニ塩湖の絶景が楽しめます!
山腹にある洞窟にはミイラが何体か放置されています!
コンチャニ村の塩で出来たお土産屋さんへ
ウユニ市とウユニ塩湖の間にあるコルチャニ村。人口600人ほどの小さな村。
コルチャニ村の女性は土産物を販売。手作りの塩で出来た小物入れやリャマの置き物などが売られている。
ウユニ塩湖のお土産は、やっぱり塩ですね!(笑)
ここでは塩で出来た置物の製造過程が見れます。
塩を天日干しにして 一つ一つ手作りです。
ウユニ塩湖に来たら絶対に泊まりたい!塩で出来たホテル、タイカ・デ・サル
トゥヌパ火山のすぐ前に位置する環境に優しいかやぶき屋根の家屋を利用したポトシのホテルで、暖房付きの客室、レストラン、朝食を提供しています。Hotel Tayka de Salはウユニ塩山の北端に位置しています。
パーケットフロアとむき出しのレンガ壁の客室は大変明るく、全室専用バスルーム付きです。
ビュッフェ式朝食を毎日用意しており、暖炉のある併設レストランでは郷土料理を楽しめます。
滞在中はペスカドおよびインカワシ島を見渡すテラスでリラックスできます。敷地内にはパティオ2つも併設しています。チャンタニ博物館は車で20分先です。
ウユニ空港から車で3時間です。
他の塩のホテルとは離れたトゥヌパ火山のふもとにあるタイガ・デ・サルに宿泊しました。
レセプションも塩です!
お部屋はこんな感じで、壁やベットも塩で出来ています。
机やソファーも塩です!
レストランも塩で出来ています。
クリスマスの夜は、クリスマス特別ディナーが出てきました♪
ホテル タイカ デ サル (Hotel Tayka de Sal)
Localidad de Tahua, Salar de Uyuni, 0000 Phaspani, ボリビア
次の旅先は決まりましたか?
なんと観光客の増加によりウユニ塩湖が汚染されていて、危機的状況に陥っているそうです。
ウユニ塩湖の絶景がいつか見れなくなる日がくるかもしれません・・・。
死ぬまでにいつか行ってみたいとか言ってる場合じゃないです。
行くなら今やでっ!
ほなっ!
世界中を旅するYuhさんのブログ『世界のなんでやねん!』はこちら