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Close up!食の都バンドン!

2013年07月10日 更新▲

インドネシア バンドン  インドネシア バンドン2

今回は、インドネシア・ジャカルタ在住のbiancamamaさんのレポートを参考にしながら、食の都「バンドン」をご紹介します!

バンドンはインドネシア・ジャワ島西部の都市。芸術家など多くの文化人が集まることでも知られており、政府庁舎などのアールデコ調の建築物が建ち並ぶことから「ジャワのパリ」というオシャレな別名もあります。

そして、なぜか甘党が多いジャワ島。ここバンドンでも、魅力的なスイーツショップやカフェがあちこちに点在しています。今回biancamamaさんが紹介してくださったのは、写真左のベーカリー「mom’s」。元々は地元民しか知らない小さなベーカリーだったのですが、次第に口コミで広まっていったのだそう。インドネシアは井戸端会議を重視する国だと聞きますが、果たして関係あるのでしょうか?

また、ブラウニーで有名なカルティカ・サリ(写真右)もバンドン土産の定番です。biancamamaさんのお勧めは「黒米のシフォンケーキ」。カルティカ・サリには、甘さを控え日本人にも受け入れやすい焼き菓子が豊富です。

そして、甘いものだけではなく、お食事も楽しむなら、風の抜けるオープンテラスが自慢のレストランfashion pastaがお勧めです。以前から夜景スポットとして評判だった店ですが、今ではランチから利用でき、お味もお値段以上のクオリティです。

バンドンでは、レタスなどの高冷地野菜の栽培が盛んということもあり、ジャカルタに比べて野菜を使ったメニューが美味しいといわれます。fashion pastaでも、野菜の旨みがたっぷり詰まったミネストローネが絶品なんだとか。

インドネシア バンドン3  インドネシア バンドン4

ところで、せっかくインドネシアを訪れたなら、現地特有の料理を味わいたいものです。インドネシアの主食は日本と同じく米で、調味料にも甘口の醤油などが使われるのですが、香辛料をふんだんに使ったスパイシーな料理が中心です。

代表的なものは、皆さんよくご存知の「ナシゴレン=焼き飯」や「サテ・アヤム=鶏肉の串刺し」などです。多民族の文化が交錯するインドネシアでは、スンダ料理、バリ料理、ジャワ料理、パダン料理など、地方によって微妙にスタイルが異なります。例えばバンドンのあるジャワ島の料理は、仏教やヒンドゥー教の影響を受けた歴史的背景もあり、肉類よりも野菜が中心で、辛味も比較的マイルドです。

先日テレビで、甘味と辛味のバランスによって、食べ物の「やみつき」具合が決まる、という研究結果が報じられていましたが、スイーツと香辛料のどちらも充実しているインドネシア料理は、まさにこの「やみつき」の法則にぴったり。インドネシア料理にハマってしまう人が多いのも頷けます。

食の都バンドンへは、ジャカルタから車で3時間ほどで行くことができます。現地在住の方によると「TRAVEL」という小型バスを利用するのが便利だそうです。ぜひ足を延ばして、皆さんも「やみつき体験」してみませんか?

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