Close up !「インド人の洗濯」
2012年12月17日 更新▲
India – Varanasi – 031 – laundry on the ghats / mckaysavage
今回は、旅人さんのインド・レポートをご紹介します。
インドで度々お腹を下しながらも、波乱万丈の旅を続ける旅人さん。この日はボランティアをするために早起きをして、バラナシにあるマザーテレサハウスに向かいました。マザーテレサハウスでは病気を抱えた人や親に恵まれない子ども達などが生活していて、各国からのボランティアが集まることでも知られています。
この日は男女3名ずつ、合わせて6名がボランティアに参加しました(うち日本人は3名)。ここでは男女に分かれて活動するのですが、旅人さん(男性)は地下で掃除や洗濯、チャバティ(インドのパン)作りなどをお手伝いしたのだとか。スタッフの人々は厳しいうえに英語があまり使えず、終始ヒンドゥー語での指示。今にも棒でお尻を叩かれそうな雰囲気の中、なんとかジェスチャーで感じ取るしかない!!
そんな活動を何とか無事に終え、ガンジス川のほとりをお散歩していると・・・遭遇したのがこの光景です。インドでは衣類を石に叩きつけて洗濯するのが一般的で「洗剤の実」と呼ばれるエコな植物を使って汚れを落とす人もいるようです。そして、何家族分でしょうか。大量の洗濯物が整然と干されています。インド人といえば、何かにつけていい加減な性格が取り沙汰されますが、お洗濯に関しては案外キッチリしているんですね。暮らしぶりを肌で感じたからこそ分かる、リアルなインド人の姿です。