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おやつびっくり箱【世界のお菓子シリーズ】Vol.8 チェコ(東欧)

2017年07月11日 更新▲

Vol.8 ちくわ的東欧伝統菓子

 

ドブリーデン♪(こんにちは)
世界のお菓子シリーズの第8回目は、チェコの伝統的かつポピュラーなお菓子を紹介します。
このお菓子の焼いている様を見たら、日本人なら誰もが「ちくわ!」と連想するでしょう。
プラハではたくさん屋台が出ているそうなので、観光客の目にも止まりやすいですね。
チェコに行ったことのある方は「食べたよ!」って言いたくなるのではないでしょうか。
それくらい、メジャーなお菓子ということです。

Trdelníkin trdlo.JPG(WIKIMEDIA COMMONS)

ね。焼き方はちくわと同じでしょ。細い棒に巻きつけて、くるくる回して炭火で焼いています。

このお菓子の名前は、

 


TRDLO トゥルドゥロ


どんなお菓子でしょ~♪

TRDLOの意味はなんだろう?と思い、安直ですがGoogle翻訳で調べましたところ、
翻訳結果・・・「豊胸手術」!!!我が目を疑いました。なんどやっても結果変わらず。
どういうことでしょうか?チェコ語がわかる方、ぜひ編集部へお便りくださいませ。
私個人的な推察ですが、くるくるの所が胸部(肋骨)をイメージしていて、焼くことで膨らむということ?でしょうか??

さて、このトゥルドゥロですが、起源は18世紀のルーマニアのトランシルバニア地方。ルーマニアでは「キュルトゥシュカラーチ」と呼ばれている甘いペストリー、菓子パンですね。ルーマニア、チェコだけでなく、スロバキア、ハンガリー、オーストリアにも広まっているようで、ヨーロッパ諸国の料理遺産にも登録されているようです。

柔らかい生地を細く伸ばして、棒に巻きつけて焼き上げ、仕上げにシナモンシュガーや、くるみを砕いたものがトッピングされています。
手軽で、街歩きの途中のおやつにぴったりですね。冬場は湯気の立つ焼きたてをハフハフ食べるのもいいし、夏場は、この空洞部分にアイスが入っているのも売られているようです。東欧に行ったら、ぜひ食べて見てくださいね。

チェコではこのお店が有名のようですよ。とってもわかりやすい看板!

Staroceske Trdlo.JPG (WIKIMEDIA COMMONS)

 

そして、今月も巨匠動画を見つけました。屋台で食べるのもいいけれど、おばあちゃんが作ってくれるおやつっていいですね〜。愛がいっぱいですものね。毎回このコーナーは、筆者の好みで巨匠動画を共有させていただいておりますが、今回の巨匠は、生地の扱い方がさすがです。結構ゆるい生地でべたつきそうなのに、ぱっぱ、さっさとね。鮮やかな手つきです。
それではどうぞ〜♪

 

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