アート+フィレンツェの眺め@イタリア
2015年06月22日 更新▲今回はイタリア在住のベルバッコさんから、お勧めの場所をご紹介して頂きました!
フィレンツェが一望出来る場所の代表格は、ミケランジェロ広場。
でも個人的に好きなのはミケランジェロ広場より更に上に位置するサン・ミニアート・アル・モンテ教会からの眺めです。
でもでも・・・、
今年9月27日までにフィレンツェにいらっしゃる方におすすめしたいのが、ベルヴェデーレ要塞(Forte di Belvedere)。
ここは市内にある数多くの美術館・博物館のようにいつも開いているわけではなく、何かイベントがあると開くというなかなか入場出来る機会が少ない場所です。
今年は、9月27日までロンドン生まれのAntony Gormley氏の作品が展示されているので、作品とフィレンツェの眺めを楽しむことが出来るのです。
さて、ここまでどうに行くのか
その1:
ポンテ・ヴェッキオからひたすら坂を上って徒歩約30分。
その2:
ボーボリ庭園に入場し、そのまま庭園と要塞を結ぶ入り口から入場
その3:
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅からバスを利用して、途中トスカーナの風景を楽しみながら徒歩20分。
この行き方、結構おすすめです。
駅から12番のバスに約20分乗り、進行方向左手にPark Place Hotelの入り口を通り過ぎたらすぐに、降車ボタンを押しましょう。
降車停留所「Galilei03」。
バスの進行方向左手にあるS.Leonardo(サン・レオナルド)通りをひたすら道なりに進みます。
途中、こんな建物(左にのびる道沿いにあります)や・・・・
こんな昔ながらの呼び鈴が残る建物の入り口を見ながら進みます。
この辺りは、塀に囲まれた敷地と緑が多く、フィレンツェの市内中心からちょっと離れるとまるで違う雰囲気をかもしだしています。
塀の向こうには、こんな邸宅がちょこちょことあるのです。
ステキーーー。
ゆっくり15~20分くらい歩くと、ベルヴェデーレ要塞の入り口に到着します。
まあ、扉についている鍵が立派なこと。
ベルヴェデーレ要塞は、市内の結構どこからでも見る事が出来るこちらの建物です。
眺めを楽しむ前に目に入ってくるのがAntony Gormley氏の作品の数々。
こんなポーズや・・・
こんなお尻がゾクゾクしような所に座って、
フィレンツェの景色を眺めている作品など、その他いろいろなポーズをした作品達がたくさんいます。
こちらはメインとも言える、一列になった作品達。
先頭は直立ポーズです。
嬉しい事に、入場は無料。
日陰が少ないので、暑い時間帯を避けて足を運んでみて下さい。
フィレンツェの眺めはご自身の目で~。
開催期間:9月27日まで
時間:10:00~20:00
閉館日:月曜日
入場:無料