イタリア冬野菜はカルチョーフォがお薦め
2017年02月09日 更新▲日本では栽培条件が難しいそうで、なかなか馴染みのないアーティチョーク。食べ方も面倒そうですが、実は栄養価も高く、欧米ではポピュラーな野菜なのだとか。イタリアではどんな風に食されるのでしょうか?ローマナビネットさんよろしくお願いします。
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カルチョーフォ(伊語)=アーティチョーク(英語)=朝鮮アザミ(和名)
古代ギリシャ・ローマ時代に野生のアザミが品種改良され
食用になりました。
15世紀にナポリで栽培が進み、16世紀にはカトリーヌ・ド・メディシスが
フランスに輿入れの時に伝え、媚薬とて人気になりました。
アメリカでは19世紀末にカルフォルニアで大規模に栽培されましたが
マフィアの資金源になり一時栽培中止になったこともあります。
日本には江戸時代にオランダから伝わりました。
ベトナムでは健康茶になりました。
水溶性食物繊維に冨み、肝臓の解毒作用に効果があります。
葉酸、マグネシゥム、カリウムが豊富です。
イタリアへ旅行の時は是非、お楽しみください。
カルチョーフォの蕾を収穫しないでおくと4月の初め頃には
紫色の大輪の美しい花になります。
野菜市場にはカルチョーフィ(複数)が積まれて売ってます。
冬の終わり頃になると10ヶで5€と格安!。
野球ボールみたいに丸いカルチョーフィはローマ産です。
シチリア・パレルモ郊外のカルチィーフィ畑
蕾だけでなく、茎の部分も食べます。
ユダヤのカルチョーフィ料理
2度揚げして塩をパラパラとかけてパリパリとした皮と
柔らかい実の部分、2度の食感を楽しむことができます
ビールに合います。
ローマ風のカルチョーフィ料理
芯の部分にイタリアンパセリ、ガーリックをみじん切りして詰め込み
レモン汁とオリーブオイルで煮込みます。
ユリ根みたいな食感です。
他には生でサラダや、天麩羅にしても美味しいです。
カルチョーフォにはシナリンが含まれていて味覚を甘くする作用があります
赤ワインに合わない料理ですね。
冬のイタリア観光にカルチョーフィ料理お薦めです。
観光客用のレストランは季節の料理を置くところは少ないです。
地元で人気な郷土料理のお店がお薦めです。
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