秋の光。秋の庭。@ヴィクトリア/カナダ
2026年09月24日 更新▲カナダ・ヴィクトリア在住のpapricaさんのブログ「Can of Good Goodies」より、2026年9月6日の記事をお届けします。朝夕の空気がひんやりとし、庭にも秋の気配が漂い始めました。実りを迎えた長十郎梨や咲き始めたシクラメン、来春に植える果樹を思い描く時間。さらに、ご近所さんから届いた新鮮な筋子をイクラに仕込むひと幕も。季節の移ろいを静かに味わう、秋の庭の日常をご紹介します。
★★★
すっかり秋の光に変わった。
朝夕はひんやりとし、空気に冷たい湿り気を感じるようになった。
週末はイマイチのお天気なのかと思っていたら、昼間は20度を超えるほどの陽気。なんの予定も入れなかった今日は、洗濯機を2回回し、掃除機をかけ、チューイをゆっくりと散歩に連れていき、水道代やらの支払いを済ませ、間に庭に出て種を集めたり終わった花を刈り込んだり。来春迎える予定のリンゴとプラムの裸苗をどこに植えようかと考えたり。明日の朝、オンラインで購入する!「購入予定の苗をリストアップしておいてくださいね」というお知らせがはいった。
若葉や花たちが歌うように成長する春も大好きだけれど、終わっていく姿を秋の光の中で眺めるのも好きだ。言葉では表現できない美しさが漂っている。
我が家の長十郎梨は今年で4歳。ひとつひとつの実は小さいけれど、これだけ実ると結構な重さになっている。うちの庭のリンゴも梨も、熟すのが遅い。今年大きくダメージを受けたリンゴが熟すのにはあと1ヶ月はかかるだろう。梨は香りがするものから順に食べている。
年々乾燥がひどくなり、風も強くなってきている。明らかに温暖化の影響だ。野菜を育てるのが厳しいのなら、いっそのこと、庭のどまんなかを果樹園みたいにしてしまったらどうか、なーんて思ったりもする。昨日、隣のFさんと散歩中にばったりと会ったので少しお喋りをした。Fさんはひと癖あるひとなんだけれど、最近は冷戦状態(?)だ。笑。Fさんの庭にある洋梨の老樹には長い間ひとつも実がつかなかったらしい。私が長十郎を迎えてから、交配したせいか、今年なんて何十個も実が着いたんだって。すごく嬉しそうに話していた。そのFさんも、なんとなく背中が曲がってきている。
そうそう!チューイの大好きなブラックラブのジェマの飼い主リンダさんが、「夫がサーモンを釣ってメスだったから卵がついてたのよ!食べる???」と、メッセージをくれた。少し前に朝の散歩のときに「イクラ」の話をしていたからだ。「いただきます!取りに行きます!」と返事をして始めてリンダさんの家の玄関先まで行った。この家がまた「うひゃーーーっっっっ」と驚き桃の木の(?)美しさだった!玄関の扉がガラスで、そこから広いリビングの向こうの窓、海。雑誌に出てくるようなお家でございました。「筋子」も感動だったけど、お家の美しさにも感動してしまった。
そしてこれが新鮮そのものの筋子(洗ったばかりのもの)。きれいでしょう?
処理をするのは始めて。40度のぬるま湯(食塩水。2Lに大さじ1の塩)で膜をとり、小鍋でタレ(醤油、みりん、さけ)を作る。サーモン2匹分の筋子をもらったので、結構な量だった。とりあえずきれいにしてタレに付け、食べてくれそうな日本人の友だちに声をかけた。私一人じゃ食べ切れない。有難いことだわー。
秋のシクラメンが咲き始めている。こうやって季節がめぐり、一年前と同じように草花たちが咲いているのをみてほっとする。
変な話(?)、最近、自分も確実に歳を重ねていると感じる。
忙しい一週間がやってくる。慌てずにいこう。
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