2012年の最強パワースポットはここだ!
2012年07月12日 更新▲
Chichen Itza’s Kukulcan Temple / kyle simourd
数あるパワースポットの中で、2012年に並々ならぬパワーが集まるとされるスポットがあります。それはマヤ文明最大の遺跡ともいわれる「チチェン・イツァ遺跡」です。
チチェン・イツァは、1988年に世界遺産として登録されたマヤ文明の古代都市で、ユカタン半島の中心部に位置しています。マヤ文明は天体観測の技術に優れ、精巧なカレンダー(マヤ暦)を用いたとされています。その暦が2012年12月22日で終わっていることから、「ひとつのサイクルが終わり、新しいサイクルへと移行する節目の年」として、2012年、この地にパワーが集中するというわけです。
写真は、チチェン・イツァ遺跡の中でも、暦と関連の深いピラミッド「カスティージョ」です。カスティージョとは「城」という意味で、4方向それぞれに91段の階段があります。これに、頂上の神殿に上る一段を加えると91×4+1=365というわけで、階段数の合計が太陽暦の1年を表すという、何とも不思議なピラミッドなのです。
更に、カスティージョは春分の日と秋分の日になると、北東側の階段にギザギザの影ができ、階段下にある「ククルカン(=マヤの神、羽を持つ蛇)」の頭部につながります。これがまるで、天から大蛇が舞い降りてきたかのような光景だということで、「ククルカンの神殿」とも呼ばれています。
高度な建築技術を持ち、火星や金星の軌道さえも計算していたとされるマヤ文明。365段を踏みしめながら、次の一歩について考えてみませんか?