【お役立ちコラム】夏休みのレジャーその前に!《その2/山レジャー編》
2019年07月17日 更新▲TRAVEL-MODE7月号の水難編に引き続き、今月号では山でのレジャートラブルについてお届けします。(前回の水難編はこちら)
今年も異常に気温が高く、熱中症による救急搬送、死亡者まで出る酷暑となっています。レジャーとなると、涼を求めて海やプールよりも山に行くという方も多いのではないでしょうか。自然に触れる楽しみがある反面、アウトドアならではの危険に遭遇することがあります。誰しも「自分だけは大丈夫」という正常性バイアスが働きがちですが、根拠のない過信は禁物です。
つい最近の出来事として記憶に新しい、タイのサッカー少年とコーチ13人が洞窟遭難。その救出を多くの人が見守り、無事を祈りました。ひとりのダイバーが命を落としてしまった悲劇もありましたが、全員が救出されるニュースは安堵とともに世界中を駆け巡りました。後のコーチの話では、「1時間ほどで戻る予定だった。水はあっという間に水深3メートルにもなり、帰れなくなった。」ということです。
このように、自然の中では、想定しなかった、またそれ以上のことが誰の身の上にも起こりうるということの教訓にもなったのではないでしょうか。
こうした山レジャーでの事故を防ぐためには、どんなことに注意したらいいのでしょうか?
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安心できると、もっとレジャーは楽しくなる!
1.出発前に
出発前に、誰かに必ず行き先や、帰宅予定時間を伝えておきましょう。
連絡が取れる手段、携帯電話やスマホを必ず携行しましょう。万が一に備えてバッテリーもお忘れなく。
2 体力・体調・知識
少しでも体調が悪ければ、無理をしない。
慣れない登山や山のハイキングなどの場合は、単独行動は避け、経験者や知識のある人に同行をお願いするなどしましょう。
通常のレジャー地でも、活動内容に見合った体力・体調であるか注意しましょう。
3.気象情報・天候の変化を見逃さない
・モクモク黒い雲
晴れている日でも、夏場はゲリラ雷雨が発生しやすくなります。見る見る黒っぽい雲がわいてくる、雷鳴が聞こえるというような時は、天候悪化のサインです。
・ゴロゴロ雷
ゴロゴロと聞こえ始めたら、15km~20kmまで雷雲が近づいてきています。いつでも雷が落ちる恐れがあるため、早めに車や安全な建物の中に避難しましょう。決して木の下に避難してはいけません。木に落雷すると、枝や葉、地中の根っこを通して感電することもあるそうです。
・テッポウ水
今いる場所で雨が降っていなくても、上流で雨が降るとすぐに増水し、渓流などでは、あっという間に水かさが増え、鉄砲水となって一気に押し寄せる危険性があります。
・崖崩れ・土砂崩れ
当日晴れていても、数日前に降った雨で地盤が緩んでいる可能性があります。キャンプを張ったり、バーベキューをする際は、がけの近くから離れて慎重に場所を選ぶか、指定されている場所で行うようにしましょう。
4.服装・靴
・服装
体温調節がしやすいよう羽織るものなどを用意し、帽子・長袖・長ズボンを着用。虫や紫外線から肌を守りましょう。
黒い服や香水は、スズメバチを刺激する可能性があります。
急な天候の変化に備えて、雨具を用意しましょう。
・靴
疲れない履き慣れた靴を履きましょう。登山の場合はトレッキングシューズを。
5.飲食物
・飲料水は必須、喉の渇きを感じる前に、こまめに水分を摂るようにします。コーヒーや紅茶など利尿作用がある飲み物は、返って水分不足になることがあります。
・必要に応じて、行動食を用意しましょう。
画像:iStock
6. 虫除け・薬
虫除けスプレーや、万が一刺された場合、怪我をした時の応急処置ができる用意をして行きましょう。
・登山・ハイキング・キャンプで気をつけたい生物
スズメバチ
マダニ
マムシ
ヤマビルなど
《参考サイト》
栃木県 山レジャーの注意点
http://www.pref.tochigi.lg.jp/d04/shizencyuui3003.html
ウエザーニュース 夏のレジャーの注意点
http://weathernews.jp/s/topics/201607/250075/
★★★
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