海外旅行保険

Archive for 2015年12月


イタリアで一番!美しいクリスマス・イルミネーション@サレルノ

2015年12月24日 更新▲

みなさま、こんにちは。
今日はクリスマスイヴです!世界中の多くの方がこの日を待っていたことでしょう。楽しみにしていた方も、そうでない方にも素敵な夜となりますように。
さて今回の「世界の街から」は、イタリア・サレルノからのレポート、イタリアで一番美しいと名高いクリスマスイルミネーションをお届けします。これはもう光のアートですね!ぜひ聖夜の気分を味わってくださいね。

 

 

 

これほど美しく輝くクリスマスイルミネーションを見たのは初めて!
ローマは年々スポンサー不足で地味になりました
(カトリックのお膝元ローマはクリスマスは厳粛に、華美に
 ならない様にとバチカンからのお達しもあります)
そこで、南イタリア・サレルノのクリスマスイルミは凄いと訊いて
ローマから日帰りで写真を撮ってきました。
確かにスゴスギ大感動!
余計な説明は省きます。ごゆっくり写真をご覧ください。

 

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ローマからサレルノは特急利用で片道2時間/日帰り可能です
駅前左の商店街から旧市街地区へと次から次に
素敵なイルミネーションが絵巻の様に続きます。
この迫力を写真で伝えるのは難しい!
詳細は こちら の公式サイトにて
1月24日まで開催中/ 17:00~深夜まで。

 

ローマナビネットは観光/夜景散策も郊外もご案内します。
お問い合わせは こちら のサイトよりお願いします。

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TRAVEL-MODE 【2016. 1月号】

2015年12月15日 更新▲

モスクワ地下鉄のエスカレーター

 

 

 

今月は深い深いモスクワの地下鉄ご紹介します。 

 

 

モスクワの地下鉄は深い。ほとんどの駅が1930~1950年代に造られ、核シェルターの役割も兼ねている。その中で、最も深い駅は2003年にオープンした勝利公園駅。その深さは地下84m、エスカレーターの長さは125m!!
その深さもさることながら、モスクワの地下鉄の駅が美しい!栄華を極めた旧ソ連時代の壮麗な美術建築がそのまま残っている。いまでは美術館めぐりのように地下鉄ツアーもあるのだとか。

 

 

 

まだ間に合う!大人気の海外雑貨プレゼントはこちら!

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 ★★★先月に引き続き、TRAVEL-MODEは、年末年始の海外旅行情報をプラスし、特大号でおとどけします。どうぞお楽しみに!!★★★

 

 

◆ 特集 年末年始の海外旅行、その前に。

 

荷物ポラ入り  

海外でクリスマスを過ごす方、年末年始を
過ごす方、もうすぐご出発ですね!
毎日がわくわく。旅の前って本当に心が躍り
ます。きっとおみやげも沢山・・・ちょっと待っ
てください!飛行機の預け入れ荷物、重量
オーバーすると、けっこうな追加料金が!!
そうなる前に予備知識と便利な・・・続きはこちら

具合が悪いポラ入り    いつどこで何が起きるかわからない。
海外旅行へ行く時は、保険に入る 」は、
今や常識。その海外旅行保険の支払い
事例トップは、やはり体調不良です。
行きの飛行機ですでに体調を崩すなんて
ことがないように、知っていて損はない
予防法を・・・続きはこちら

 

 

 

◆ 世界の街から

 

エベレストポラ入り

世界を旅する義眼のバックパッカー
Tabijo/SHIHOさんが、なんと!!
エベレスト登頂にチャレンジ。
ネパールからの登頂ブログ4回ダイジェストでお届けします。

1・少しはおとなしくしなさい
2・一人だけどまだまだ余裕
3・ついに富士山より高い場所の村に辿り着く
4・標高5550mの世界(動画有)

   
フィンランドポラ入り サンタクロースが住む町と言われるフィンランド・ロバニエミ。
ここからさらに60km離れた小さな村に住むKippisさん家族の
クリスマス料理をご紹介します。色鮮やかな伝統料理。センスのよいテーブルコーディネート、美しい写真、必見です・・・続きはこちら

 

   

 

 

◆  アンケート結果

 
サプライズポラ入り 読者のみなさまからお寄せいただいた
アンケート結果発表!
今回のテーマは、海外で「ここは日本じゃない!」
と感じる瞬間。
みなさんどんなカルチャーショック受けたのでしょう!?
・・・続きはこちら

 

 

◆ 連載

 

ツリーポラ入り

 連載3回目となる北欧コラム「ドロッペさんのハーデソーブラー」。
今回のお話は『デンマークのクリスマス』。
デンマーク・コペンハーゲンで迎えたクリスマス、ドロッペさんはここで本当のクリスマスを知ったと言います。それは・・・続きはこちら
リエズポラ入り  毎度ドタバタ、編集部Rieの「Rie’s TIMES」。
今回は、「遺跡のような色の服を着て」。タイトルからしてすでにドタバタです!!いったい何がどうなって遺跡色の服を着ることに?そもそも遺跡色ってなんですか!?・・・続きはこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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『デンマークのクリスマス』ドロッペさんのハーデソーブラー

2015年12月15日 更新▲

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こんにちは。ティンドラ・ドロッペです。 今回の北欧コラムvol.3は、デンマークで過ごしたクリスマスのお話です。

 

 

 

1年が早々と過ぎていき、あぁまたこの季節が巡ってきたと、思わず空を仰いでしまいます。 そう、この季節のデンマークの空は、来る日も来る日もどんよりと鉛色。私はこの空を今にも泣き出しそうな「なきなきの空」と名づけていました。 北欧の冬は、寒さの厳しさもさることながら、日照時間が大変短いです。毎日がなきなきの空がゆえ、夜がいつ明けたのかわからないまま午後になり、15時くらいになるともう夕暮れ。太陽はなかなかお目にかかれません。

 

気持ちも沈みがちな寒くて暗い冬。そんな時期だからこそ、アドベントに入ると、誰もがわくわくしながらクリスマスの準備を始め、12月24日のクリスマス・イヴを待ちわびます。

 

 

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アドベントリースに立てられたキャンドルも4本目に灯りがともり、ついに12月24日、クリスマス・イヴの日を迎えました。
みんな朝から、どことなくそわそわ、はじけるような笑顔で準備をしています。

 

お昼を過ぎると街から人が消え、モスリムの商店を除いてほとんどの店はクローズ。交通機関もすべてストップします。
まるで夢の中にいるかのように、街の機能も人の動きも停止し、静まりかえるのです。
ここが一国の首都であることが信じられない静けさに驚きを隠せません。そんな私に、友人はこう言いました。

 

「クリスマスは特別なんだよ。誰にでもどんな人にも平等にクリスマスは訪れる。家族のいない人には声をかけて家に招いたり、寂しい人はバーに行く。貧しい人には迎えてくれる場所がある。ひとりぼっちでクリスマスを迎える人はいないよ。クリスマスは本当に何もかもが特別なんだ。」

 

その言葉で、「祝福と慈愛に満ちた一日」それが本当のクリスマスなのだと、あらためて実感しました。

 

 

 

さてさて、とはいえ夜は各家庭で賑やかですよ。
まず、デンマークの伝統的なクリスマス料理をご紹介しましょう。

 

 

 

フレスケスタイ

フレスケスタイ

 

皮つき豚肉のロースト。
クリスマスに欠かせない定番のメイン。
皮に5mm幅の切り込みを入れ、塩をまぶ
して、ローリエをはさみ、オーブンで2~3
時間焼きます。
すると、皮がポリっポリになり、ピンク色の
ジューシーなお肉と二つの食感が楽しめ、
「おいしい!」が止まらないごちそうです。

 

 りんごとプラムの詰め物をした鴨のロースト

 

フレスケスタイと並んで、こちらもメイン料理
となる丸焼き。クリスマスらしいメイン料理で
すね。中に詰めたりんごとプラムは食べません。

どちらのメイン料理もキャラメリゼした甘い
じゃがいもと、紫キャベツの甘酢煮を添えて
いただきます。

 ダック
 リセラマン

 リセラマン(リースアラマンダ)

 

アーモンド入りのミルク粥。温かいチェリーソース
でいただきます。一粒かくされた丸ごとアーモンド
に当たった人は、翌年幸運が訪れるといいます。
「ぼくじゃないよ!キミ?」「私じゃない、だれ?」
なんて、会話が盛り上がります。

 

 

私が親しくしているこの家族は、「ノーギフト!ノーストレス!」と言って、クリスマスプレゼントの交換をしないのがお約束なのだそう。
お金もかかるし、毎年誰に何を~を考えるかでこの時期、クリスマスギフトノイローゼのようになる人も、結構いるといいます。
遠慮のない仲で、よく食べよく飲み、よくしゃべる!くつろいで楽しみ、そして1年の出来事をみんなで分かち合う、それがなによりの幸せなのです。

 

 

テーブル 輪になって


 

 

食べて飲んで、リセラマンのデザートを楽しんだ後は、みんなでクリスマスツリーを囲み、手をつないで歌を歌いながらぐるぐる回り踊ります。「・・・?あれ?この先なんだっけ?」と全員が歌詞を忘れていたり、回るスピードを早くしたりと、大盛り上がり。「ちなみに、このファミリーには小さい子どもがいないから、普段は踊らないんだけど、今年はキミのために特別見せてあげてるんだからね。」などど言いながら大人だけでもはしゃいでいます。

 

 

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窓辺に飾られた代々伝わるニッセのお人形とツリーのオーナメント。
亡くなった家族から受け継いだものも含め、この日ここに集う家族。こんなに長い時間、話題がつきることなく家族で会話を楽しむことは、日本では少なくなったと思います。形式的なプレゼント交換、豪華なクリスマスディナー、そんな形あるものだけを幸せと呼ぶのなら、それはすぐに消えてなくなってしまうでしょう。
お金では買えない絆や互いへの思いやりを確認できることが、最大のクリスマスギフトなのだと、この家族に教えてもらいました。

 

 

ツリー

 

 

みなさんのクリスマスが、誰かと何かを分かち合う心温まるクリスマスとなりますように。
God Jul og Godt Nytår

 

ティンドラ・ドロッペ

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
デンマークのクリスマスをイラストとともに綴った
北欧コラム・ドロッペさんの著作本
「北欧やすらぎ散歩~スケッチで旅するデンマーク~」はこちら

 

北欧表紙

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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フィンランドの素朴で美味しいクリスマス料理@フィンランド

2015年12月14日 更新▲

今回は、サンタクロースの街としても知られるロバニエミから60km離れた小さな村に在住するKippisさんのブログより、フィンランドのクリスマス料理をご紹介します。彩り鮮やかに、食卓もすばらしいセンスでコーディネート。サンタクロースのふるさとではいったいどんなお料理でクリスマスを祝うのか!?美しい写真とともにお楽しみください!
(記事は2014年のものです)

 

フィンランドの素朴で美味しいクリスマス料理

 

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今年のクリスマスイブは-25度でした。ピンッと張った空気の中、宿泊用の荷物や一緒にお祝いする食卓に必要な料理を持って義理のお母さん宅でお祝い、25日は村に帰って来て家族のみでお祝いをしました。

 

 

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メイン料理になる6キロ以上ある豚肉をオーブンに入れたのが23日・19時過ぎ。1キロ=1時間の焼き時間なので焼きあがったのが夜中。6-7時間かけて焼いたら表面の脂を取ってマスタードや卵・砂糖やパン粉を塗って、もう少し焼いて...としていたら、こゆきがパッチリ目を覚ましてしまって、結局寝付いたのが朝の5時。クリスマスイブ当日は眠い1日となりました。でも、朝4時頃、大きなオーロラが寝室から観られたのです。久々に揺ら揺らした大きいのでしたよ。
こちらが今年の豚ハム。ジューシーで美味しい。毎年美味しくなっている気がします。

 

 

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クリスマスにはアニスやクミン味のするライモルト入りのパンが食卓に並びます。今年はドライフルーツも入れて更に日持ちするように焼いてみました。しっとりするコツとしてバターミルクを入れたりコクが出るようにライモルトも水で煮立てて、ライ麦粉入り。ダークシロップ入りなのも北欧パンらしいです。

 

 

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パンの上にのせて食べると美味しい、こちら。スモークサーモン・ディルを細かく切って泡立てた生クリームとヨーグルトの様な乳製品を混ぜて胡椒・ガーリックパウダーで味付け。本来はサワークリームが入るけど買い忘れてしまったのでコク出しに少量のマヨネーズを混ぜて味を調えてレモン汁入りのゼラチンで固めました。プルプルする程ではなくナイフを入れると丁度よく崩れるのでゼラチンが入っているのか分からない程です。食べる時にレモンを絞ると更に美味しいんです。これは私の大好物。簡単なのに美味しい!

 

 

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パンの上にのせて食べると美味しいもの、まだあります。義理のお母さん特製のニシンの酢漬け。レバーパテはブルーチーズも入っていて夏に漬けたピクルスと一緒に食べると相性抜群です。ブルーチーズと言えば、フィンランド産のブルーチーズは比較的食べやすくって色々な料理にも使えて美味しいのです。ブルーチーズ苦手な人でも食べられると思いますよ。

 

 

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クリスマスのサラダとして赤ビーツのサラダを食べます。細かく切った赤ビーツ・じゃが芋・ピクルス・玉ねぎ・人参・卵の中に泡立てた生クリーム・酢・塩胡椒のドレッシングを混ぜて出来上がり。

 

 

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24日のランチは前菜に魚料理を食べてメインは、お肉のシチューを頂きました。

 

 

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今年もデザートは義理お母さんのボストンケーキかなと思ったら中にプラムジャムが入った生地が凄くフワフワしたケーキでした。彼女の作るケーキのクリームは甘くなくって食べやすいのです。

 

 

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24日の夜も25日も豚ハム!今年は義理のお母さんがカブのキャセロール・にんじんキャセロールを焼いたので&隣村の夫婦からもキャセロールが届いたので私は作りませんでした。野菜のキャセロールは凄く美味しいうえ、豚ハムとも合う料理です。

 

 

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フィンランドのクリスマスは食後のデザートとして食べるケーキはないのですが、オレンジピール&チョコレート入りのケーキを焼きました。大人用はラム酒をいっぱい効かせて。この後にサウナに入ってリラックス~でした。

 

 

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フィンランドでは24日にサンタさんが来るのですが4歳の、あんじんは「義理のお母さんの家に24日、行きたくない!だって、サンタさんはラーヌヤルビの家に来て誰も家に居なかったらどうするのー」っと。良かったね、ちゃんと義理のお母さんの家に来てくれて。

 

 

フィンランド在住KippisさんのブログKippis! from Finlandこちらです。

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外務省 海外安全情報(2015.12.14更新)

2015年12月14日 更新▲

【広域情報】2015/12/11
年末年始に海外に渡航・滞在される方の安全対策のためのお知らせ 〜テロ・感染症・麻薬犯罪等対策と「たびレジ」による緊急連絡先登録のお願い〜

 

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【スポット情報】2015/12/09
米国:カリフォルニア州サンバーナディーノ市における銃撃テロ事件の発生に伴う注意喚起

 

 

スポット情報】

「フランス:パリにおける同時多発テロ事件の発生に伴う注意喚起(追加)~付近でテロ・爆発が発生した際の留意事項~ 」

 

 

海外で困ったら 大使館・総領事館でできること

 

 

【重要】

海外における登山,トレッキングに関する注意

シェンゲン領域内において旅券を紛失した際の手続きについて

海外旅行保険加入のおすすめ

 

 

 【海外邦人事件簿】

クレジットカードの不正使用にご注意を!

 

 

【広域情報】

2015/12/11海外へ渡航される皆様へ(動物検疫に関する注意)

 

【スポット情報】

2015/12/04中国における大気汚染に関する注意喚起

2015/12/04タイ:バンコク,パタヤ,プーケット等におけるテロの脅威


【危険情報】

2015/12/04モロッコについての海外安全情報(危険情報)の発出 

2015/12/07エジプトについての海外安全情報(危険情報)の発出  

 

 

最新情報は外務省ホームページでご確認ください!    

 

 

 

 

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海外で「ここは日本じゃない!」と感じる瞬間

2015年12月10日 更新▲

11月号のアンケート「海外でここは日本じゃない!!」とあらためて感じる瞬間に、読者のみなさまから様々な感想をお寄せいただきました~。視点、感じ方いろいろでおもしろいですね~。

 

 


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              Shocked Tree Man / Aoife city womanchile

 

 

空港に着いた時の、空気の匂いが違う。
【東京都つるてんさん70代男性】

 

町並み 電信柱 自動販売機 広告塔など日本のごちゃごちゃの景色がない国に行ったとき
【兵庫県tennkosannさん女性】

 

同じペットボトルの水が同じ場所で人によって値段が変わる事です。
【滋賀県チェ・ゲバラさん40代男性】

 

ヨーロッパのトイレで、便座がなかったり、ドアの鍵がないものを放置していたり、商用便器の取り付け位置が高いこと、洗浄便座で無いこと。又チップを払う時などに最も日本と違う国に来ているという感じがします。ある国の人は、1日のうちにトイレを利用する回数が2回とのことでビックリでした。
【石川県よちぽんさん60代男性】

 

トイレにお金を払う
【北海道パクちゃんさん女性】

 

キューバで鶏肉がかなり生っぽかったので、何回か焼き直してもらったこと
【東京都わかめさん60代女性】

 

笑顔が多かった
【神奈川県みかんさん60代女性】

 

どの国に行っても、気兼ねなく、会話をする。日本と違う、もっと、みならければ。
【大阪府ショウベーさん男性】

 

所構わず大声で話す。禁煙フロワーでも、平気で喫煙をする。衛生感覚は、かなりの違いを感じる。
【大阪府小銭のシゲちゃんさん60代男性】

 

幅の狭いエレベーターを乗るときにお先にどうぞとジェスチャーで言われた。
【 千葉県平井の若大将さん60代男性】

 

 

トイレでえっ!?ってなる方多いですね~。えっ!?じゃなくてギョッ!!としたりゾッ~!とすることもある海外のトイレ。

 

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ワンクリックアンケートの結果でも、「清潔・不潔」衛生面でのカルチャーショックを受ける方が多かったですね。
やはり私たち日本人は清潔好きなんですね~。トイレの環境、美しさ、機能は世界一ですから、これに慣れている私達は、海外のトイレで驚くことが多々あります。
汚いから外出先でできず我慢するということがないように、みなさまお気をつけください。
ちなみになんですがぁ・・・編集部ananは、便座に触れることなく、ちょうどいい中腰角度を身に着けました(笑)。

 

逆に、外国から日本に来られる方たちも、日本のトイレでカルチャーショックを受けるようですよ。綺麗さだけでなく、「どこでトイレに行っても、全部トイレシステムが違うから、流し方がわからない」と言われたことがあります。たしかに、レバーだけでなく手かざしセンサーだったり、リモコンだったり。大/小と表示は漢字。「???」ってなりますね。たのまれて何度か流してあげたことがあります。

 

そして、海外で、現地の方のやさしさや笑顔に触れ、いい意味でのショックを受けたという回答はうれしいですね。

 

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私達も街中で外国からの旅行者には、見習って接したいものですね~。トイレもおもてなしも自慢できる日本でありたいものです。

 

ご回答くださったみなさま、ありがとうございました!!

 

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困った!海外での体調不良。知っていれば予防できる情報。

2015年12月10日 更新▲

日本とは気候も文化も違う、言葉も違う海外で体調を崩してしまったら・・・
不安な気持ちは計り知れません。健康保険が効かない海外で病院のお世話になると、いったいどれくらいの費用がかかるのでしょうか?金額を想像すると、いっそう具合が悪くなりそうです。そうなる前に、できるかぎり予防すること大切な旅の準備です。

 

 

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こんにちは!編集部ananでず。
海外で具合が悪くなったことがある方、その症状の重症度は別として、けっこういらっしゃるのではないでしょうか?編集部にお寄せいただいたアンケートの回答にも

 

北京の屋台でタピオカ入りのコーヒー牛乳を飲んで下痢になった事です。
チェ・ゲバラさん40代男性

 

ペルーに行ったとき高地のせいで、ずっとお腹の調子が悪かったこと
わかめさん60代東京都女性

 

トルコの旅行で家内が機内サービスののワインで悪酔いした。意識もうろうとなり、乗務員に迷惑をかけた。飛行機ではアルコールの周りが強いのを後で知った。
akiさん60代埼玉県男性

 

 

と、体調が悪くなった体験情報をおよせいただくことが多いのです。

 

 

そこで!!

 

海外に行く際、海外旅行保険に入っていれば安心ですが、今回は、知っていれば予防できる対策方法をご紹介します

 

 

◎旅行中の病気予防、対策と対処法◎

 

1、まずは機内から!

 

 

機密性の高い飛行機には、大勢の人が乗り合わせています。そして超乾燥、目に見えない様々なウイルスも停滞、気圧の変化と、長距離飛行になるほど環境はよくありません。
休暇旅行の前に仕事で無理をして「飛行機の中で眠れるから」と、徹夜で乗り込むということはありませんか?
こういった睡眠不足や疲労で免疫力が下がっている状態の時に飛行機に乗ると、体調不良を引き起こしやすくなります。

 

◆マスクを着用

マスクをしていると、自分自身の呼気で鼻、のどが潤います。乾燥によるウイルスの侵入を防ぎましょう。

 

◆水分補給
機内では眠りたい、でもアルコールはほどほどに。機内で寝すぎると、その間水分が摂れませんし、時差ぼけを起こしやすくなります。アルコール、お茶、コーヒーなどは、水分摂取したつもりでも、利尿作用が大きいので要注意です。ミネラルウォーターでの水分摂取も忘れずに。
乾燥は、女性や赤ちゃんのお肌にも大敵。お顔に吹きつけるミネラル水のスプレーで乾燥を防ぎましょう。

 

◆適度にストレッチ
血流がわるくなり、血栓ができるエコノミークラス症候群、最近よく耳にしますね。
座席に座ったままでもできるストレッチ、トイレに立つ際、トイレ前でストレッチなど、適度に体を動かしましょう。
それから、あまり体を締め付けるような服装ではなく、リラックスできるゆるいものの方がいいでしょう。

 

◆こちらも必見
JAL「快適な空の旅のために」
~旅立つ前に~機内で発生しやすい症状とその対処法・・・続きを見る

 

~飛行中~一般的な注意・・・続きを見る

 

 

2、旅行中、気をつけたいこと

 

◆睡眠を十分に取ること

しっかり睡眠がとれず、その日の疲れを翌日に持ち込んでしまうと免疫力も下がり、ちょっとしたことでお腹をこわしたり、風邪をひいてしまいます。帰国後、すぐに日常に戻れるようにするためにも、病気の元となる睡眠不足はNGです。

 

◆やっぱり水分摂取は大事

熱帯のアジア方面へ行かれる方はもちろんですが、ヨーロッパ、中東なども、体で感じる以上に乾燥しています。喉の渇きを感じず、汗で水分を奪われていることも多いので、トイレに行きたくなるからと気にせずこまめに水分は摂りましょう。

 

◆脂っこいものを取り過ぎない、食べ過ぎに注意
旅先で、体調不良はおなかからくるのがとても多いです。海外の食事は、どうしても脂っこいものが多く、ここでしか食べられないなどと思うと、つい食べ過ぎてしまいます。胃もたれや下痢で、旅行が楽しめないということにならないよう注意しましよう。

 

◆無理なスケジューるは組まない
旅行前から、ガイドブックなどで綿密に旅のスケジュールをびっしり決めておく?日本とは交通事情も文化や習慣も違うので、日本にいる感覚で物事がすんなり進むということはまずないと考えたほうがいいでしょう。予定はゆるく、スケジュール変更も大らかに対応したいものです。決めた通りに旅を進行させるため、急いだりイライラするのは避けたいですね。また、旅行中では日常よりはるかに歩く距離も時間も長いです。適度に休憩をとりましょう。

 

◆風邪薬、胃薬など基本的な常備薬を持参する
現地で手に入れようと思っても、言葉が通じない、信用できる薬か?飲む量がわからないなど不安はいっぱいです。常備薬を箱ごと持っていかずともお守り程度に数回分、ポーチに入れておくだけでも、助かったということがあります。ツアーに参加している場合などは、「あれ?おかしいな」と思った時点で、添乗員さんに相談しましょう。
それから、旅行中はビタミンCを摂取すると、疲労回復、風邪予防につながるそうですよ。ホテルの朝食ビュッフェで、毎朝オレンジジュースを飲むといいですね!

 

 

 

いかがでしたが?
ちょっと気をつけておく、無理をしないということがとても大事ですね。
それから水分補給ものすごく大事ですね!!
年末年始、ご旅行に行かれる方はぜひ、参考にしてください。

 

アンケートに体験をお寄せいただいたチェ・ゲバラさん、わかめさん、akiさん、ありがとうございました!!
次回のご旅行は、元気いっぱい楽しい旅になりますようにお祈りしています。

 

 

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遺跡のような色の服を着て

2015年12月10日 更新▲

 

前回、もしも引ったくりなどに切り裂かれても

諦められるようにと用意したはずのサブバックが不良品だったため、

自らの重みで破れて使えなかったお話をしましたがww …詳しくはこちら

 

今回はファッションのお話です。

 

そもそも、そんなに警戒することになったのは、

スーツケース購入時の店員さんの何気ないアドバイスがきっかけでした。

 

タイへ行くと伝えたところ、

「では、ファスナータイプは一応、やめておいた方がいいですね」と言われたので

 

「どうしてですか?」と尋ねると

 

「治安の良くない地域では、ファスナー部分をナイフで引き裂いて

 中身を盗まれることがあるので、狙われないようにです」と言われたのです。

 

 


 

えぇ~!!!

 

 

 

 

 

Mock Shock / lovingyourwork.com

 

 

田舎でのんびり暮らしていて、

基本的に人を疑わない性格で平和ボケした私にとっては、

初の海外旅行だったこともあり、衝撃的でした。

 

 

ガイドブックにも

「旅行ガイドを手に持っていたり、派手な格好でいたりと、
いかにも旅行者と目立ってしまうと狙われる

と書いてありました。

 

それはたぶん詐欺のことだったんでしょうけど

私は命が狙われるくらいの心持ちになってしまいました。

 

 

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 そこからの旅行の準備基準は

「盗まれても諦めがつく」

「切り裂かれても悲しくならない」

「現地になじんだ格好」になりました。

 

 

 

 

 

 

 

そのうち、どんどん暴走ぎみになった私の妄想は、

とうとう舗装されていない砂埃の舞う道へ…

 

 

トイレのないところもあるもしれないと思い

携帯トイレまで準備する始末。

※ちなみに下着も、地味で使い捨ててもいいような物を準備しました。

 

 

       【私の妄想】

 

 

 

 道路が舗装されていなくて砂埃の舞う街

 

 

 

 

 

 Barrow, Alaska / MarmotChaser

 

 

 

 

 

 

 原住民?のような人が住むジャングル??

 

 

 

 

 

 Tambopata River, Amazonian Jungle, Peru / Emmanuel Dyan 

 

 

 

 

 

 

 

 人だらけでスリや強盗などがたくさんいる危険地帯

 

 

 

 

 

 Thanon Khao San カオサン / taylorandayumi

 

 

 

 

今、冷静になって考えれば、ガイドブックも散々見て

オシャレなお店もチェックしていたハズなのに。
私は一体どんな危険地帯に行こうとしていたのでしょうか!?

 

海外旅行というだけで、テレビの旅番組・バックパッカー・危険地帯など、

全ての情報が頭の中で一緒くたになっていたのでしょうね。

 

 

実際行ってみると当然、一国の首都。

私が住んでいた地元など比ではない、大都会!!

 

 

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もちろん場所にもよりますが、ホテルやデパートなど、

日本ほど清潔ではなくても、とても素敵で綺麗な場所がたくさんありました。

 

そんな素敵なところで、

捨ててもいいと思ったようなダサイ服を着ている私。

 

日本人の方と知り合って、仲良くなったのですが、なんせダサい私。

(「違うんです、これはいつもの私ではありません」という心の叫びは届かないww)

 

 

幸い、笑い話になるようなトラブルはあったものの、
汚れたり、切り裂かれたり、奪われたりするような危険な目になど遭うことなどなく、
とても楽しい旅になりました。

 

しかし、帰国してから思い出の写真を見ても、

やっぱり、ダサい服が気になって思い出に浸れない…。

 

 

s-変な服inタイ(タイトル付き)

世界遺産の遺跡の前で遺跡と同じような色の服を着ている左が私です。

 

 

どの写真を見てもこんな感じ…

 

もう、自分が写っている写真は見たくもありません。

 

後悔、、、。

 

 結論  

 

  「危機意識は大切ですが、

   旅行はオシャレをしていきましょう!!」

 

 

 

そして、もちろん、お守り代わりの海外旅行保険もお忘れなく♪

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Day9.標高5,550mの世界(動画有)@ネパール

2015年12月09日 更新▲

SHIHOさん、ついに目的地の5550m地点に到着です!!素晴らしいランドスケープ。空は青く澄み、荘厳、雄大な山々に畏敬の念を抱かずにはいられません。今回は動画もアップされています。美しい景色をご堪能ください!!

 

 

 

9日目:GorakShep ゴラクシップ(5,140m)5:50~KalaPatthar カラ・パタール(5,550m)8:40 30分休憩~ゴラクシップ 11:50 昼食50分~Lobuche(4,910m)14:20
歩行時間:8時間半(休憩込)

 

 

いよいよ本日は最終目的地、エベレスト山群が見渡せる「カラ・パタール」へ。

前日の夜、夕食後にクマルさんとミーティング。

「明日の朝は何時に出発するの?」

クマル「ロブチェまで戻らないといけないから、朝6時かな。」

「は、早いね…寒そう…;」

クマル「5時半くらいに温かいミルクティーでも飲んで出発しよう」

 

ということで、朝5時半前くらいに起きる。

真っ暗。

部屋の電気も付かない。

廊下の電気も付かない。

そしてものすごく寒い…。

 

クマルさんが起きてるかの確認で、私の部屋に来た。

「…クマルさん、温かいミルクティーは飲めるのかな?」

クマル「エブリシング クローズ…」

 

ですよね~( ;∀;)
くそ~~~期待もたせやがってー泣。

 

前日話し合ってる時に、ちらっと「キッチン開いてるのかな?」という疑問はよぎったものの、クマルさんが他のネパール人に何やら聞きながら私に話したため、てっきり開いてるか確認して言ってくれたのだと思っていた。
やっぱり人に任せっきりはダメだな~と思いながらも、寒さと寝起きのイラ立ちも相まってつい「ちゃんと確認しておくべきでしょ!」とクマルさんに怒ってしまった。たかがミルクティー…されどミルクティー;この寒さの中での「温かいもの」は、うどんにネギ、くらいの重要なポジションなのだ。

 

まぁいくらダダをこねてもスタッフは誰も起きていないため、どうしようもない。
ヘッドライトの明かりの中、クッキーを冷たい水で胃袋に流し込む。

 

6時前になると外は明るくなった。
太陽は出ているが、まだ日光は届いていない。むしろまだ月が出ている中出発する。

 

PB080341s

 

太陽が出ていないとものすごく寒い。
私は足は普通の靴下、手は100均の軍手、という装備しか無かったため、本当に手足の先が凍傷になるのではないかと心配した。

 

PB080342s

 

とにかく指先を動かしながら歩いている内に、凍傷になる前に何とか太陽が出てくれた。

「Sun Cammmming!!!(太陽でたよ!)」

 

PB080347s

 

二人して喜ぶ。

 

私が上っている間に、下っているグループもいて、1つのグループは高山病がひどくなり途中でUターン、もう1つのグループはカラ・パタールで朝日を見てきた、とのこと。

朝日見るって…深夜2時とか3時に出るらしい。

 

変態やな…(・∀・;)

 

絶対嫌や……。

 

 

道無き道をひたすら登る。

 

PB080348s

 

 

もうむちゃくちゃしんどい。
本当に「何でこんなことしてるんだろう…」と何度思ったか。

 

最後はお決まりのゴツゴツした岩場をよじ登る。

 

PB080350s

 

到着!!!!!

 

PB080371s

 

PB080355s

 

「クマルさん!ここ最終地点!?」

 

クマル「そうだよ!」

 

「Congratulatioooons!!!!」
(つい自分に「おめでとう」と叫ぶ私。)

 

クマル「Sorry?(え?何て?)」
↑聞き取れなかったというよりも、意味が分かっていない。

 

 

ク~マ~ル~~~!!!( ;∀;)

 

えぇ~…私、9日間かけてようやく辿り着いて感極まってる時に「Congratulations」の意味を説明しないといけないの!?

 

若干げんなりしていると、そのやり取りを見ていた他のトレッカーが「Congratulations!」と言って拍手をしてくれた。

!!!(´;ω;`)

 

良かった~!共感してくれる人いた~!
この一言でもの凄く救われた。本当に感謝。

この時は私達以外に、この女性トレッカー一人しかいなかったので、一人で来たのか聞いてみると、友達と上ってたけど、先に着いたから待っているところ、とのこと。友達もてっきり女性だと思っていたが、数十分後来たのはガタイのいい男性で、高山病でかなりキツそうだった。

 

標高5,550mのカラ・パタールから望むエベレスト山群。

 

PB080351s

 

真ん中の黒い山が、世界最高峰・標高8,840mのエベレスト(チョモランマ)!

 

景色が写真で伝わりにくいので、動画でどうぞ。

 

 

後で見ると風の音もすごいな~。

 

 

PB080357s

 

クマルさんと。

 

PB080362s

 

私の右にうっすら湖も写ってるのだが(プモリ湖だったかな…)、予想の反して濁っていた。現実なんてそんなものだ笑。
こうして見るとクマルさんより私の方が薄着に見える…;

 

実際には、カラ・パタールの途中からでも、景色はほとんど同じで、エベレストも見えている。
前日の夜、他のトレッカーに「体力無いから頂上まで行けるか分からない…」とこぼしていると、「途中から景色は同じだから、無理だったら途中で引き返せばいいんだよ」と言われたが、やはり頑張って頂上まで登って良かったと思う。
景色がどうこうというよりも、私は「ここが標高5,550mの世界か!」という達成感の方が先立っていた。

 

さ、帰ろ…。

 

PB080373s

 

 

12時前。
ゴラクシップの宿に戻って昼食を取る。
この時またしても私は軽い頭痛がしていた。上りじゃなくて下りで良かった…。

そして昼食後は2日前に泊まったロブチェに戻って、そこで1泊する予定だったのだが。

クマル「今日もし良かったらペリチェまで行かないか?」

「は!?ペリチェまで!?何で?」

クマル「今日そこまで行くとナムチェまで戻るのを1日短縮出来るよ」

「ペリチェまで何時間くらいかかるの?」

クマル「ロブチェから2時間くらいかな。」

つまり…着くのは4時5時…?

「却下!」

 

ただでさえ頭痛でしんどいって言ってるのにこの男は~!(# ゚Д゚)
確かに1日減れば、1日分のポーター代は払わなくていいため、お金の面では助かる。が、いくら帰りは高山病の心配をしなくていいと言えど、そんな疲れることはしたくない。

というか、

 

働けよ、クマル(# ゚Д゚)

 

仮にも二児の父(7歳と5歳の子供がいると言ってた)だというのに…。
またしても怒りをおぼえながらゴラクシップの宿を出る。

 

宿のダイニングルーム。

 

PB080382s

 

どこのダイニングルームも、朝と夕方以外は閑散としている。

 

宿・レストランの扉にはステッカーが沢山。

 

PB080380s

 

PB080381s

 

多いほど人気宿…なのかは知らないが、そんな印象も受ける。

ご飯を食べて出発。

 

PB080387s

 

 

ロブチェの宿に戻り、夕食時。
明日の予定をクマルさんと話す。
残りの予定は

明日:パンボチェ泊
明後日:クムジュン泊
その次:ナムチェ泊

クムジュンという村はナムチェの近く。
よって、明後日のクムジュンでクマルさんと別れる予定。

 

クマル「明日はプンギまで行かないか?」

「は?プンギ?どのくらいかかるの?」

クマル「ここから7、8時間くらいかな」

「プンギに泊まったとして、次の日クムジュンまでは何時間くらいなの?」

クマル「2、3時間くらいかな?」

 

…明日8時間歩いて、次の日2時間!?

配分おかしいやろ(# ゚Д゚)

 

「…何で?」

クマル「早くクムジュンに着いたら、クムジュンを色々見て回れるじゃないか」

 

確かに私はクムジュンで見たいものがあったが、そのために1泊したいわけであって、早く着くといいというものでも無い。
クマルさんとはクムジュンまでという約束なので、早く着いたとしても払うお金は変わらない。

 

…というか。

 

どんだけ早く帰りたいんだクマル!!(# ゚Д゚)

 

いや、早く子供に会いたいんだろうけど…仕事はちゃんとしてほしい…;

もちろん提案は却下して、明日は当初の予定通りパンボチェに泊まることになった。。。

 

 

 

【本日使ったお金】
チキンヌードルスープ R450
紅茶 R110
レモンティー R100
フライドライス R550
ミルクティー R100
宿泊費 R100
合計:R1410

 

 

 

4回に渡って、SHIHOさんのエベレスト登頂をお伝えしてまいりました!海外旅行上級者SHIHOさんのレポート、見ごたえ読み応えありましたね。クマルさんとのやりとりも楽しみのひとつでした。無事に登頂、下山できてよかったです。たくさんの素晴らしい景色を見せてくださってありがとうございました。SHIHOさん、これからも安全にディープな旅を続けてくださいね。

 

 

旅女TabijyoSHIHOさんのエベレスト登頂前編をご覧になりたい方はこちら

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Day4.ついに富士山より高い場所の村に辿り着く@ネパール

2015年12月03日 更新▲

ピックアップしてご紹介している旅女SHIHOさんのエベレスト登山の情報。4日目をお届けします。富士山よりも高い場所ということが驚きの美しい村です。イキイキとした写真をご覧ください!

 

 

 

4日目:Namche ナムチェ(3,440m) 8:15~Phungi プンギ(3,250m) 11:00 昼食30分~Tenboche タンボチェ(3,860m) 13:40
 
歩行時間:5時間45分(休憩込)  富士山の標高は3,776 m。
 
私は5年前に友達二人と登り、高山病になりつつも何とか登頂できた。が、そのしんどさ上「もう二度と行かない」と言い放ち、言葉通りそれから一度も行っていないのだが、まさかそれ以上の高い所に登ることとなるとは…。
この日は標高3,860mのタンボチェという村が最終目的地。
 
ちなみに富士山の7合目で2,700m~3,000m(宿によって違う)なのだから、出発地のナムチェで既に7合目より高い場所にいることになる。
 
朝出て到着時間が昼過ぎ。   「もうちょっと進めばいいのに」と思うかもしれないが、高山病対策のため、1日に登る高さは高度差600mまでが望ましいとされている。病院も大きい村にしか無いので、高山病がひどければ下山するか、チャーター機を依頼するしかない。←個人が救援のためチャーター機を呼ぶのは数百万~1千万円するらしい。
朝、ポーターのクマルさんが宿に迎えに来る。
普通ポーターは私の半分くらいのリュックを自分の荷物として持っているのだが、クマルさんは手に持ったビニール袋以外、何も持っていない。

 
私 「クマルさん、荷物は?」

 
クマル 「ん?コレだよ?」
 
 
クマルさんの荷物。↓

 

PB040228s
マジで?(;´Д`)

マジで大丈夫なの?この人???;
 
今から8日間・・・
 
最終地点、マイナス20℃近いんですよ???
 
というか、そのビニール袋持って歩くの!?
 
そんな私の不安をよそに、クマルさんは平然と言う。
 
クマル 「僕の荷物、あなたのリュックに入れてくれないかな?」
…いや、どうせアンタが全部担ぐんだからいいけど、、、でっかいシュラフあるし既に結構パンパンなんですけど。というか、ほんとバックパックすら持ってないの!?(;´Д`)
結局全ての荷物を私のバックパックに押し込んで出発。
この時私は思った。
 
絶対変なの引き当てた。
 
本日も快晴のナムチェの村を後にする。

 

 

 

PB030123s
しかし、村を出る途中途中で、クマルさんの知り合いが何人も笑顔でクマルさんに声をかけて見送る。
ネパール語は分からないが、「トレッキング」はそのまま「トレッキング」と言うようで、知り合いに声を掛けられる度にクマルさんがそう答えている。
 
よって、私にはこう話してるとしか思えなかった。

村人 「あれ?クマル?どこ行くんだ?」
 
クマル 「トレッキングだよ、トレッキング!」
 
村人 「トレッキング!?一人でか?良かったじゃないか!今までガイド付きでしかやってなかったのに!で、一日いくら貰えるんだ?」
 
クマル 「1,500ルピーだよ」
 
村人 「いいなぁ!頑張れよ!」
 
クマルさんは知らないが、私は「いくら?」と数字くらいのネパール語は分かるので、この会話はあながち外れてはいないと思う。クマルさんは何度もトレッキングは行ったことがあるとは言っていたが、この村人の感じからすると、一人では初めてなんじゃないかと思った。(バックパックも無いし…)
 
この会話は村を出てからも時々続いた。
 
あ~何か「魔女の宅急便」のキキが一人前になるため街を出るあの感じと似てる…。
 
↓既に飽和状態の私と自分の荷物を背負うクマルさん。37歳。

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段々畑。冬になる前は何も植えないらしい。

 

 

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途中、二人でキャッキャ遊んでた子供達。
   

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ネクタイまであるしっかりした制服を着ていた。
途中の村ではアクセサリーなんかをよく売っていた。
   

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ナムチェを過ぎるとまた景色が変わる。
 
遠くの切り立った山々を見渡せる山沿いを歩いているかと思えば、森のような鬱蒼とした登山道になったり…トレッキングが趣味では無い私でもちょっと楽しいと思ったくらいだから、好きな人にとっては生唾モンだろなぁ~と思う。

 

 

 

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11時に「プンギ」という村に到着。
この先タンボチェまで村は無いので、朝御飯をミルクティーとクッキーで済ました私はここで昼食を取る。

 

 

 

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ヌードルスープ。

 

 

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ただのインスタントラーメンがここでは立派な一つの料理。
 
チョウメン(焼きそば)やフライドライス(炒飯)は量が多いからお腹いっぱいにはなるが、やはり暖かい汁モノが欲しくなる。インスタントラーメンと言えど、野菜も入れてくれるので、塩っ気もあって疲れた体に身に染みる。

 
ヌードルスープに「RaRa(ララ)ヌードルスープ」とか「WaiWai(ワイワイ?)ヌードルスープ」という風に表記される場合があるが、これはインスタントルードルの種類で、「出前一丁」か「サッポロ一番」とかメーカーの違いを表している。
 
ちなみにネパール人は料理せずにスナック感覚で、そのままポリポリ食べたりしている。
お腹を満たして出発。

 

 

 

 

PB030153s
この小屋何だろ~と思って覗くと、中にマニ車があった。
   

 

PB030154s
下に流れる川の水圧で、マニ車の下に付けられた水車が回り、自動でマニ車が回るシステム。
ちょっと!
お経読むのにどんだけ楽するん!笑
もはや人の手すらかかっていない。
燃料にするため乾かされているヤク糞。

 

 

 

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道具屋で1Gで買い取ってくれますか?
 
途中、クマルさんがストックの無い私のために木の棒を拾ってくれた。
 
シホは ひのきのぼう をてにいれた!

 

 

PB120652s
 
ひのきでは無いけど、丁度持つ所がいい具合に曲がっていて使い心地がいい。
 
どうせなら身につけて歩くとHP回復するアイテム・・・何だっけ?アレが欲しいな~。
 
何せ、後にも先にもストックが木の棒 という、ナメきった格好は私以外には現地民だけだった。
そして現地民の方がよっぽどいい木の棒を使っている。
 

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木を削って作った、太いちゃんとした杖。腰の高さより低く、手に持つというよりは、上から押さえて使っている。写真のように、人力で重い物資を運ぶ現地の人はよくこの杖を使っていた。
ちなみに、数人で運ぶ場合は、人と人の間に距離が出来る場合が多いので、先頭と最高尾の人が笛を持っていて、休憩する時、終わる時はこの笛を吹いて列を止める。
ヤクも隊列をつくる時は同じような感じだが、ヤク使いがいるのは最後尾で、ヤク使いが笛を吹くと先頭のヤクがぴたっと止まり、後続のヤク達を止める。う~ん、賢い。
 
ナムチェからプンギまでは標高的に少し下るが、プンギから先は下った分も合わせてタンボチェまでひたすら上り坂!
またしてもめちゃくちゃキツかった…;(というか、この先キツく無いことがほぼ無いことを、この時の私はまだ知らない。)
 
ので、例によってこの先の写真は無く、タンボチェに到着。

 

 

 

 

PB030168s
このゲートがタンボチェ到着のしるし!
 
中は派手なチベット仏教の絵が描かれている。

 

 

 

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天井画。

 

 

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タンボチェの村。

 

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標高3,860m!
 
ついに富士山より高い所に来た!!!
2時前に着いたけど、既に霧がかっていた。
 
本日の宿「TASHI DELEK LODGE」

 

  PB030159s
      PB030155s
テラスがいい。

 

 

PB030156s
一泊300ルピーと高かったが、疲れすぎて判断能力が鈍っていたのだと思う。即決したものの、レストランの値段の高さに少々後悔。
 
村をぶらぶら歩いていると、サッカーのようなものをしていた少年達がいたのだが、途中で何やら長時間もめだしたので、もめてる写真しか撮れなかった。

 

 

PB030177s
タンボチェ僧院。

 

PB030174s
チベット仏教の総本山とも言われ、多くの僧がここで修行している。
外国人も通常本堂以外は入れる。

 

 

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マニ車や僧院、仏塔には全て右肩を向けて時計回りに歩くのがマナー。
 
理由は聞いたけど忘れた。
 
本堂脇の小さな建物の中で行われるお祈りを見学した。

 

PB030164s
本堂でのお祈りはカメラ・動画禁止と書かれていたので、ここでも一応写真は控えた。(バシャバシャ撮ってる人もいたけど…)
 
お堂の中は極彩色の細かい仏教画で彩られ、正に細い絵筆を持って壁に絵を描いている人もいた。
僧はみんなオレンジ寄りの赤色の袈裟を着ていて、見た目は仏教という雰囲気。部屋の中央に何体かの仏像があり、その回りを20人くらいの僧が囲むように座ってお経を唱えていた。
16時から、本堂であるお祈りを見学出来るとのことで、再度訪問。

 

 

PB030178s
 
中はかなり広く、壁一面にはやはり極彩色の仏教画が彩られている。部屋の中央には膝くらいの高さの長椅子…というよりも、木でできた背の低いベッドのようなものが縦に4つくらい並んでいて、その上に座布団を敷いて修行僧がずらっと座っている。  先程の小さいお堂でのお経は仏教っぽいと思ったが、やはりここはチベット仏教。始めこそ、同じようなお経が続くものの、途中からほら貝の笛のような音の笛、ドラ、鈴、様々な楽器が加わっての大合唱になっていった。僧達の低くくぐもった声と、楽器の音が交差し、何とも言えない不思議な空間に吸い込まれる。
観光客はみんな壁沿いの冷たい床に座ってそれを眺めるものだから、今の時期はとにかく寒い。すぐ出る人もいたし、私は30分くらいで退出したが、まだじっと聞いている人も沢山いた。
何というか…それほど引き込まれる世界だった。
もっとチベタンボールとか使って静かな感じなのだと思ってた。
※チベタンボールとはこういうの↓

 

 

 

 

zfko-0232_3s
日本のように「チ~ン」とやるのではなく、器の縁をなぞるようにして音を鳴らす。
チベット仏教のお祈りで使われ、何とも不思議な音色。
使ってたんだと思うけど、他にも色んな楽器が鳴り響いててよく覚えていない。
その後、ガイドブックに載っていた日本人登山家の慰霊碑を訪ねた。
僧院左横のこの道をまっすぐ行く。

 

 

 

 

PB030183s
      PB030182s
1982年、日本人として初めて冬季エベレスト登頂に成功し、帰路に遭難した登山家、加藤保男さんの慰霊碑。

 

 

 

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隣りにも他の日本人慰霊碑、シェルパの慰霊碑が並んでいた。

 

 

 

 

PB030181s
 
山々を見晴らせる尾根の上にあるが、この日は既に霧が出ていたので、手を合わせて宿に戻る。
 
泊まった宿は団体客がいて、結構賑わっていたが、この慰霊碑を訪れた人はいないと思う。(なぜなら場所が分からなくて団体客のガイドに聞いたがガイドも知らなかった。もちろんクマルさんも。)
日本人以外に現地のシェルパも亡くなっているのに何だか悲しい。
まぁ所詮見知らぬ人の慰霊碑だけど、せめてここに来た日本人だけでも、どうか手を合わせて欲しいと思う。
そこそこ疲れていたので、この日はガッツリ食べようと決意。
結構ちゃんとしたレストランで、かなり値段も高めだったから(高度が高くなるにつれレストランの値段も上がる)、ここならと思い、初日しくじったダルバートを注文。

 

 

 

 

PB030187s
そうそう!
 
コレコレ!!!(∩´∀`)∩
 
けどまぁ、このダルバート、、、650ルピー もするんだけどね。。。
カトマンズなら日本食2食分!
ナムチェならステーキが食べられるよ?
全然庶民食じゃない!(TдT )
石油止めてるインドを恨む!
ただ、ダルバートは肉以外は何度でもおかわり自由。なので、絶対お腹いっぱいにはなる。
ネパールのパサパサ米が嫌いな私はひたすらイモとダル(豆スープ)をおかわりしまくった。
まぁこの先はダルバートの高さについていけず、スープ系ばっかり頼んでいたけども。
 
 
 
【ナムチェからタンボチェ】
プンギからはひたすら上り坂が続く。
タンボチェ僧院は16時からお祈り開始。
 
 
 
【タンボチェの宿】
「TASHI DELEK LODGE」
宿泊費:R300
人気宿。レストランは高い。僧院の向こうにもロッジが数軒あるので、そちらの方が無難。
 
 
 
    【本日使ったお金】
紅茶 R70
ヌードルスープ R280
ダルバート R650
カメラバッテリーフルチャージ R300
宿泊費 R300
合計:R1600

 
 
 
    旅女Tabijyo SHIHOさんのブログはこちら

 
 
 

 

 

富士山より高いところにある寺院、カラフルで美しいですね。のんびり大らかな村人たちと、雄大な景色から、時間がゆっくり進んでいるように感じます。ヤクの糞の燃料!まるで素焼きせんべいのようです。そのまま乾かすのではなく、一応まるく成形されているのですね~。今回のレポートも面白かったです!
次回はいよいよ山頂を目指します。どうぞお楽しみに~。

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