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ワンワールドで世界一周。行くならビジネスがお得です!

2024年01月25日 更新▲

時間とお金に余裕があったら世界一周旅行してみたいと思ったことはありませんか?夢のまた夢と思いきや、アライアンス世界一周チケットを有効利用すれば、手が届かない金額ではありません。世界一周航空券とは、複数の大陸を移動できるチケットで、マイレージも溜まります。通常の長距離1都市往復のチケットの金額との差額を考えると、かな〜りお得なのです。今回は、ワンワールドの世界一周航空券をご紹介します。

画像:iStock

 

★★★

世界一周航空券の料金は、スターアライアンスでは距離をベースとしたマイル制、ワンワールドでは大陸制になっています。移動距離で料金が変わるよりも、ワンワールドの大陸制の方が分かりやすく、計画しやすいように感じます。ただ、行きたい場所、目的地によってはスターアライアンス加盟航空会社でしか行けないところがあるかもしれません。オーストラリアを周りたい方は、カンタス航空が加盟しているワンワールドが有利です。

 

◆ワンワールドの大陸制料金

太平洋、大西洋をそれぞれ1回のみ経由し、各大陸間を移動して、出発国に戻ってくるのが、ワンワールドの世界一周旅行のチケットです。

有効期間は1年
最低旅行日数の縛りはありません。

  •  


空港施設使用料、現地空港諸税、航空保険料燃油特別税等別途かかります。
訪問国や、利用航空航空会社により異なります。
※料金は変更になる場合がありますので、各自改めてご確認ください。

 


◆利用できる航空会社

 

 

アラスカ航空
アメリカンエアラインズ
ブリティッシュエアウェイズ
キャセイパシフィック航空
フィンエア
イベリア航空
日本航空
マレーシア航空
カンタス航空
カタール航空
ロイヤル・エア・モロッコ
ロイヤルヨルダン航空
スリランカエアラインズ
フィジー・エアウェイズ
オマーン航空

以上の加盟各社で、世界170の地域にアクセスしています。

 

画像:iStock

 


◆ルール、条件

○最大16区間まで。大陸毎に移動できるフライト数に上限があります。

各大陸内の搭乗回数は4回(北米のみ6回) 
さらに2回まで有料(1区間につきファースト65,000円から)で追加できます。 
 (但し、アジアは途中降機2回・フライト利用4回まで)

各大陸内での無料区間数は以下の通りとなります。
ヨーロッパ・中東:4 区間 / 北アメリカ:6 区間 / 南アメリカ:4区間
アジア:4 区間 / 南西太平洋・オセアニア:4区間 / アフリカ:4 区間

 

※オープンジョーで、他の交通手段(鉄道やバス、他社LCCなどの自費移動)を使った場合、1フライトにカウントされます。

○途中降機(24時間以上の滞在):全旅程で2回以上必須。

○西回りか東回りを選択。大陸の逆行は不可。大陸を横断するフライトは1回のみ。
(一度出た大陸には戻れない。大陸内の逆行は可能。)
※太平洋、大西洋をそれぞれ1回のみ横断して、最初に出発した空港に戻る必要があります。

○フライト日時、座席の変更可能。出発後のルート変更の場合は、手配手数料が掛かります。

○大陸は6つのゾーンに分けられている
アジア、欧州(中東、中近東含む)、アフリカ、北米(カリブ、メキシコ、カナダを含む)、南米、オセアニア

○コードシェア便もワンワールド加盟航空会社であること。

 

 

◆ルートの決め方

 

世界170都市を網羅しているワンワールドですから、ルートは無限と言っていいほどありますが、もちろん、行きたい都市があるでしょう。または乗ってみたい憧れの航空会社のビジネスクラス、ファーストクラスなど。せっかくですから、長時間路線にするとか。例えばカタール航空のビジネスクラスは人気がありますし、ドーハのラウンジで、ゴージャスなくつろぎも味わえます。こうした憧れの体験からの決め方もありますね。
目的地までワンワールが就航しているかにもよります。直行便がない場合は、経由地はワンワールドに路線の有無で決まってきます。それによっては、寄港地が予定していなかった所になったり、どうしても行きたい都市がある場合は、オープンジョーを利用することになります。

直行便がない場合、経由地プラスでフライトカウントされますが、敢えて遠回りをすることでその分、マイルがつきます。ビジネスクラスやファーストクラスを選んだ場合は、ラグジュアリー感をたっぷり味わって、たっぷりマイルが加算されるというメリットで、考える方法もあります。

 

画像:iStock

 

<アジア→欧州→北米>のように西回りの方が、時差が少ない移動になるので、体への負担も減ります。

○3大陸(アジア、北米、欧州)ざっくりシュミレーション
直行便で飛んでいるところで、ぐるっと一周ルート。

大陸内での移動回数制限があるので、3大陸では16区間にはなりません。
16区間マックス利用にするには、4大陸以上のチケットで可能となります。

アジア
1 福岡→クアラルンプール マレーシア航空
2 クアラルンプール→香港 マレーシア航空
3 香港→ドーハ カタール航空

欧州
4 ドーハ→ヘルシンキ カタール航空/フィンエア
5 ヘルシンキ→ロンドン フィンエア
6 ロンドン→マドリード ブリティッシュエアウェイズ
7 マドリード→NY イベリア航空/アメリカン航空

北米
8 NY→シカゴ アメリカン航空
9 シカゴ→バンクーバー アメリカン航空/アラスカ航空
10 バンクーバー→サンフランシスコ アメリカン航空/アラスカ航空
11サンフランシスコ→ラスベガス アメリカン航空/アラスカ航空
12 ラスベガス→ホノルル アラスカ航空
13 ホノルル→福岡 日本航空

 

 

ワンワールドは、南米・オセアニアにも強いので、以前から行ってみたかったという方には、ワンワールドがおすすめです。

マイルも貯まるので、ビジネスやファーストのチケットはさらにお得。各空港のラウンジまで満喫しましょう。

 

画像:iStock

 

◆予約方法

①JALカウンターで対面予約
②電話予約
ワンワールド公式サイトからネット予約
④ルート相談からプロにお任せする
世界一周堂HISの世界一周デスクなど

 

★★★

 

いかがでしょうか? 空港使用料、諸税、宿泊費、食費などが別途必要となりますが、それにしてもお得なので、最近利用する方が増えているようです。年の初めに資金計画、ルート計画、夢が広がって楽しいですね。あなたはどこでどんな体験がしたいですか?

 

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