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オリンピック【2024パリ】競技が行われる観光名所特集

2024年05月25日 更新▲

7月26日から開催されるパリ2024オリンピック・パラリンピック。期間中、パリを訪れる観光客の数はなんと1530万人と予想されています。その内、海外からの観光客は約12%の190万人が見込まれているのだとか。今回のオリンピックが注目されるのは、なんといってもフランスを象徴するようなランドマークや風光明媚な景勝地、世界遺産を背景に競技が行われること。競技が行われる場所をご紹介します。フランスを旅するようにご覧ください。

 

★★★

 

開会式

セーヌ川沿いで行われる開会式は、今回のオリンピックをドラマチックに展開するトピックス。前代未聞、唯一無二のスタジアムの外で行われる開会式。各国代表選手団はボートで入場すると言いますから、どんな開会式になるのか、ワクワクしますね。

画像:iStock

 

セーヌ川での入場パレードは、6kmの距離。アウステルリッツ橋を出発し、パリ植物園のそばを通り、パリの中心にある2つの島、サン・ルイ島とシテ島を巡り、数々の橋と門をくぐり抜けます。船上からアスリートたちは、コンコルド広場、アンヴァリッド、グラン・パレ、イエナ橋などの競技会場を眺めることができるそうですよ。イエナ橋に到着したパレードは、トロカデロ広場の式典へ向かいます。

 

アレクサンドル3世橋

セーヌ川にアレクサンドル3世橋が架けられたのは19世紀。1900年の万博で落成されたパリで最も豪華な橋です。グラン・パレとアンヴァリッドの二つの会場を繋ぎ、自転車競技個人タイムトライアル、マラソンスイミング、トライアスロン、パラ・トライアスロンの壮大な舞台になるということです。

画像:iStock

 

 

エッフェル塔スタジアム

エッフェル塔の麓にあるシャン・ド・マルス公園は、パリ市民の憩いの場。人々の暮らしに寄り添う大切な場所として存在し続けています。エッフェル塔を背景にビーチバレーが行われます。すぐ近くの「シャン・ド・マルス・アリーナ」では、柔道やレスリングも開催されるので、期間中は「これぞパリ!」のシンボル的景色を何度も見ることができますね。

画像:iStock

 

 

グランパレ

シャンゼリゼ通りに隣接する「グラン・パレ」。プティ・パレやアレクサンドル3世橋と同時期に建てられた大規模な展覧会場、美術館で、こちらも1900年のパリ万国博覧会のために建てられました。メインの屋根は、鉄とガラスで覆われたシンメトリーの美しい建造物です。この歴史ある会場で繰り広げられる熱戦は、フェンシングとテコンドーです。

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アンヴァリッド

アンヴァリッドは、フランスの英雄ナポレオンが眠る場所として有名ですが、4000人の傷痍軍人の療養所として1670年代にルイ14世の指示で計画されました。目を引く黄金のドームが完成したのは1706年で、ルイ9世の遺体を安置するために建設された礼拝堂です。歴史的建造物としてパリ観光には欠かせない人気スポットとなっています。アンヴァリッドを背景に、北側の広大な芝地がアーチェリーの競技会場となります。

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コンコルド広場

 

シャンゼリゼ通りとチュイルリー公園に挟まれたパリ最大の広場「コンコルド広場」では、3×3バスケットボール、BMXフリースタイル、新競技となるブレイキン、スケートボードと、ダイナミックで若い世代からも支持を集めるスポーツが勢揃いします。コンコルド広場はパリを代表する観光地の一つで、ルーヴル美術館と凱旋門の間に位置しています。目の前にはセーヌ川が流れていて、広場からは、パリの主要な観光地を見渡すことができるます。フランス革命期にはルイ16世やマリー・アントワネットの処刑も行われた場所としても有名です。こんな歴史的な背景を持つ広場で、現代の都会的な競技が行われる瞬間を目にできるなんて、どんな興奮が待っているのでしょうか。

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ヴェルサイユ宮殿

パリの南西22キロメートルに位置するヴェルサイユ宮殿は、1682年、フランス王ルイ14世が建てたフランスの宮殿です。王室の栄華を極めたヴェルサイユ宮殿は、世界一華麗な宮殿と称えられ、世界遺産にも登録されています。離宮、庭園まで見学するのに丸一日を要するほどの広大さ!こちらを会場に開催されるのは、馬術と近代五種。当時の貴族たちの姿に思いを馳せる競技場となりそうです。

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マルセイユ

マルセイユはパリから飛行機で1時間半にあるフランス南部のプロバンス地方にあり、パリについで二番目に人口の多い都市。地中海に面したフランス最大級の港町でとして知られれいますが、その歴史は古く、紀元前6世紀頃に開かれたということです。紺碧の空と海の街は、セーリング競技の会場となります。

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コート・ダジュール

地中海と、アルプスの山脈に挟まれたコート・ダジュール地方は、世界中のセレブが集う憧れのリゾート地。ビーチでバカンスで有名なニース、世界で2番目に小さい国として有名なモナコもすぐ側。断崖絶壁の斜面の上に築かれ、紺碧の海を背景に、オレンジ色の家々のコントラストが美しいエズ村も観光地として人気です。穏やかな気候、ニースにある「スタッド・ド・ニース」ではサッカーで熱く盛り上がるでしょう。サッカーはニースの他に、パリ、ボルドー、ナント、リヨン、サンテティエンヌ、マルセイユでも開催予定です。

画像:iStock


タヒチ

南半球のフランス領ポリネシア・タヒチでもオリンピック競技は開催されます。タヒチ島の南西海岸にあるチョープーは、400m程沖合の場所で見られる「リーフブレーク」が世界的に有名です。こちらで開催されるのは、東京オリンピックから新種目に加わったサーフィン。世界のサーファーたちが崇拝するという特異な地形から生み出されるうねる巨大な波は、自然が創り出す一瞬のエメラルドの世界。ガラスのように美しいグリーンルームを滑る勇姿を見るのは楽しみです。

画像:iStock

 

 

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