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ずらして夏休み海外旅行。【9月出発・アジアの旅先4選】

2024年07月24日 更新▲

休暇分散を取り入れている会社にお勤めの方や、サービス業など業種によっては、夏休みをずらしてとれる方も少なくないでしょう。お盆前後の夏休みの海外旅行は、繁忙期となり、予約が取りにくかったり、最大のデメリットとしては、旅行代金も高くなることです。繁忙期が過ぎた9月であれば、価格は抑えられ、混雑を避けることもできます。今回は、スカイスキャナーの価格を元に、「この価格なら行けそう!」なアジアの旅行先4選をお伝えします。ぜひ、参考にしてみて下さいね。

★★★

2024年9月は、シルバーウィークはないけれど、3連休が2回あります。ずらして取る夏休みや、有給休暇を1〜2日つけると、海外旅行ができる日数、お休みが取れますね。「8月はもう間に合わない」という方も、9月にゆっくりのんびり海外旅行はいかがでしょうか。

 

◆ハノイ

ベトナムの首都、ハノイは政治と文化の中心地。北部に位置するハノイには四季があり、歴史がある建築物や、東南アジア、中国、フランスの影響を受けた豊かな文化で知られています。観光では、ホアンキエム湖の西側に大教会があり、その周辺の旧市街は、入り組んだ狭い道に小さなお店が軒を連ね、女性にも人気のエリアになります。

 

画像:iStock

 

食料品や雑貨、衣料品がそろうハノイ最大級の屋内型市場「ドンスアン市場」は、興味深く、また安い価格で購入できるため、お土産探しにぴったりの場所です。週末限定で開催される旧市街のナイトマーケットは、歩行者天国になり、食べ物の屋台から工芸品、おもちゃなどさまざまな種類の屋台が最大 4,000 軒も集まり、ハノイを満喫できるでしょう。また、ハノイといえば、「タンロン水上人形劇場」もお見逃しなく。ベトナムの生活や伝説を題材とした水上人形劇は、炎や噴水等のバリエーション豊かな演出があるため、最後まで飽きることなく楽しめます。

画像:iStock

 

ハノイから日帰りでも行ける世界遺産「ハロン湾」は、ベトナム最大の観光地。湾には2,000もの奇岩が浮かび、水墨画のような唯一無二の絶景の中を船で行くクルーズ体験はまさにここでしか味わえないものです。

9月 東京⇄ハノイ 片道最安値 18,778円〜
(※記事公開日時点の検索結果に基づいており、価格は随時変動しています。)
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◆バリ島

神々の島と呼ばれる「バリ島」には年齢や性別を問わず楽しめる世界有数のリゾートです。美しいビーチ、畏敬の念を抱かずにはいられない山々、美しい田園風景、宗教と共にある人々の暮らし。アクティビティも癒しも満喫するには、どこを拠点にすれば満足できる?一度では足りないほど、さまざまな魅力に溢れる所です。観光地として洗練されていて、世界中のラグジュアリーリゾートが軒を連ね、1日中ホテルに籠っても充足した1日を過ごせるでしょう。リーズナブルに過ごしたい場合も、満足できる宿はたくさんあるので、長期滞在にもおすすめです。

画像:iStock Floating breakfast in infinity pool

 

バリ島のリゾートは大きく分けて、6つ。いずれかのビーチリゾートとウブドを組み合わせて滞在するのもおすすめです。

クタ・レギャン
世界中からサーファーや若者たちが集まり、お手頃な価格のホテルやスパ、レストランが立ち並ぶ一日中賑やかなエリアです。

スミニャック・クロボカンエリア
クタ・レギャンからも近く、おしゃれなレストランやブティックが立ち並ぶ、静かで大人のバリが味わえるエリアです。

ヌサドゥア・ブノアエリア
ヌサドゥアは、政府の指導でつくられたインドネシアを代表するリゾートエリアです。ブノアエリアには様々なマリンスポーツのスポットが集まるビーチになります。

ジンバラン・ウルワツエリア
ジンバランは、シーフードBBQ屋台で有名です。最近はバンドゥン半島西に広がるウルワツエリアと合わせて、高級なホテル、ヴィラ、スパが点在する第二の高級リゾートエリアになっています。

サヌールエリア
サヌールエリアは、昔ながらのバリ島が残る老舗ホテルの多く、静かでのんびりとしたエリアです。

ウブドエリア
空港から車で約1時間、バリ島中部に広がるウブドエリアは、美しい自然美と田園風景が素晴らしいエリアです。心身ともに癒し、伝統舞踊や絵画などの芸術文化にも触れることができます。

 

画像:iStock Pura Ulun Danu hindu temple

 

バリ・ヒンドゥー教の総本山「ブサキ寺院」をはじめ、ウルワツ寺院、タナロット寺院などの美しい寺院を探索し(上の画像は、ウルン・ダヌ・ブラタン寺院)、夜はエキゾチックなバリの伝統舞踏を堪能しましょう。至ところに備えてある「チャナン」と呼ばれるお供えや、合掌するバリニーズの笑顔に触れると、神々の島ということを実感するでしょう。異文化に触れながら、ショッピングやグルメ、アクティビティからヒーリングまで、どこで何をするか、計画の段階からワクワクできる、まさに旅行者の楽園バリ島。9月はまだ乾季ですので、安定した晴れの日が続くベストシーズンですよ。

 

バリ島のラグジュアリーホテルを特集した記事。こちらもどうぞ。
【異次元的な満足感】バリ島・ウルトララグジュアリー4選

 

9月 東京⇄デンパサール 片道最安値 22,838円〜
(※記事公開日時点の検索結果に基づいており、価格は随時変動しています。)
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◆シンガポール

シンガポールはマレーシアの南に位置する島の都市国家で、世界的な金融センターになっています。気候は熱帯気候に属し、多民族国家ならではの多種多様な魅力があふれるシンガポール。英国統治時代の優雅な街並みも残りながら、その一方で超高層ビル群やマリーナベイサンズやガーデンズ・バイ・ザ・ベイなど新スポットも続々登場し、世界から熱い視線を受けられている注目の旅行先です。さまざまな民族・宗教・文化が融合するからこそ、ユニークでオリジナリティを生み出すパワーを感じるでしょう。食もショッピングも、ワクワク続きな数日を過ごすのはいかがでしょうか。

 

画像:iStock



今、訪れるべきスポットとして、世界から注目されるのは、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ。総面積約101haという広大な敷地に作られたシンガポール最大の植物園施設で、あの宇宙船のような形をした空中庭園で有名なマリーナベイ・サンズの東側に隣接しています。総面積101haの公園には、高さ20~50mもの人工の木『スーパーツリー』が18本も立ち並び、全面ガラス張りの巨大なドーム型の温室が2つ並んでいます。スーパーツリーを結ぶ空中遊歩廊「OCBCスカイウェイ」が設けられ、歩きながら、マリーナ地区を一望できたり、熱帯植物はもちろんのこと、砂漠植物から高山植物まで、多種多様希少種まで観察でき、あらゆる先端技術を詰め込んだ最新鋭の植物テーマパークとなっています。

 

画像:iStock Marina Bay Sands Hotel and Gardens by the Bay in Singapore.

 

シンガポールのグルメを特集した記事。こちらもどうぞ。
【シンガポール・ビブグルマン獲得ローカルグルメ】行ったら絶対外せない!

9月 東京⇄ハノイ 片道最安値 18,778円〜
(※記事公開日時点の検索結果に基づいており、価格は随時変動しています。)
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◆香港

かつて150年以上もの間イギリスの植民地だった時代に育まれてきた文化と中国の伝統が交差する「香港」。活気に満ちた人口密度の高いこの都市は、主要な港としてだけでなく、超高層ビルが林立する世界的な金融都市としても知られています。美しい夜景、インスタ映え間違いなしのアートスポットや、絶品グルメにショッピング、賑わいを見せるナイトマーケットなど、エネルギッシュな香港は、何度も行きたくなる魅力が満載です。

 

画像:iStock 

 

ランタオ島は、香港国際空港がある香港最大の離島です。そこにある寶蓮寺(ポーリン寺)には、世界最大級のブロンズ製の釈迦牟尼像があります。この巨大な大仏の高さは約34m、重さはおよそ250トン。北を向いたその背には太陽の光を受けて神々しく輝き、圧倒的な迫力があります。大仏から続く道に般若心経が掘られた木の柱が38本も集まっているエリアも散歩しながら行ける見どころとされています。標高520メートルにある寺院までは、MTRトンチョン駅から「ゴンピン360」というロープウェイを利用して登れます。ランタオ島には、香港ディズニーランドや中国の古い街並みを感じる「昂坪市集(ゴンピンビレッジ)」、東洋のベネチアとも称される水上家屋が立ち並ぶ「大澳漁村」もあります。見どころも多く、空港も近いので、最終日はランタオ島で過ごすのもおすすめです。

 

画像:iStock

 

9月 東京⇄香港 片道最安値 15,563円〜
(※記事公開日時点の検索結果に基づいており、価格は随時変動しています。)
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神秘的、壮大、息を呑む絶景を見に行く。

2024年06月25日 更新▲

世界には、驚異の自然美、不思議な景色、時間と環境が創り出した人智の及ばぬ景色があります。信じられないほど雄大な自然を目の当たりにすると、日々のストレスは吹き飛び、悩みもまるで宇宙に吸い取られるように感じることでしょう。感動を超越した先で、これまでの価値観、人生観までもが変わるような感覚を味わうかもしれません。費用がかかったり、訪れ辛い場所もありますが、行く価値ありの圧巻の絶景、今回は厳選した8ヶ所をご紹介します。

★★★

 

ハワイ マウナ・ケア
宇宙に一番近いハワイアンの聖地

画像:iStock

 

マウナ・ケアは、ハワイ島を形成する5つの火山のひとつで、標高は4,205m。太平洋では、一番高いの山となります。「マウナケア」は、ハワイ語で「白い山」を意味し、その名の通り、山頂では雪が降ることで知られています。空気が澄み、晴天率が高いため世界で最も天体観測に適した地とされ、世界各国が、ここで天体観測を行なっています。

元々ハワイアンの聖地で、特別なパワーがあると崇められてきました。現在は世界有数のパワースポットとして有名になっており、富士山よりも高い山頂まで、車で行くことが可能です。山頂からのサンセットは、オレンジ色に染まった雲海は眩く幻想的。日没と共に、徐々に星が現れ始め、手が届きそうなほど低いところにまで星々が煌めいている光景は、ここが地球というよりも、宇宙の一部に佇んでいること深く感じるでしょう。今にも降ってきそうな無数の星空に吸い込まれるような体験をしてみませんか。

 


ノルウェー ハダンゲルフィヨルド
氷河が切り裂いて出来た湾

画像:iStock

 

およそ100万年前の氷河期、北欧全体を覆っていた氷河は、1,000mを超える氷河は、その自らの重みで河床を削り、ナイフで切り裂いたようなV字の谷を造りました。氷河の後退とともに海水が入りこみ、細長い入江となって、現在のようなフィヨルドが形成されました。

ノルウェー南西部に位置するハダンゲルフィヨルドは、全長は約180km。ソグネフィヨルドに次ぎノルウェーで2番目に大きいフィヨルドです。2番目と言っても、入江の長さが180kmなのです。想像もつかないほどの長い長い年月を経て出来た絶景を目の当たりにすると、雄大さに息を飲み、自然に対する畏敬の念を抱かずにはいられません。最大の見どころは、標高約1,000m付近の断崖絶壁に突き出した岩盤「トロルの舌」。ノルウェーの伝説に登場する巨人な妖精トロルの舌に見えることから、その名が付けられました。

「5大フィヨルド」のひとつハダンゲルフィヨルドは、みどり豊かな牧歌的果樹園の風景も見所です。荒々しい断崖絶壁の景色とは対照的に優しく美しく、訪れる人々の心を癒し魅了します。

 

 

カナダ イエローナイフ
神々しく神秘的なこの光景

画像:iStock

 

オーロラは、天体の極域近辺に見られる大気の発光現象で、限られた場所で、さらに気象条件が一致しなければ見ることができない超自然現象です。条件が重なり合う奇跡と、言葉に例え難いほどの美しさが交わった時、人はそこに何を感じるでしょうか。神々しく神秘的なこの光景を一生に一度は見てみたいと思いませんか?

カナダ北西部ノースウェスト準州の州都であるイエローナイフは、北極圏に近く冬の天候が安定しているため、驚異のオーロラ遭遇率を誇ります。その遭遇率は、3日間の滞在でなんと95%といいます。イエローナイフのオーロラ鑑賞のベストシーズンは、 11月中旬~3月と8月中旬~9月 。この時期には、世界中から一目オーロラを見たい人たちが、イエローナイフに集まります。月に数回は「ブレークアップ」と呼ばれるオーロラの爆発現象も発生し、空一面が色とりどりのオーロラで彩られるそうですよ。オーロラを鑑賞できる専用施設もあるため、極寒の中でも比較的快適に過ごすことが可能です。

 

アメリカ グランドキャニオン
絶景の中で悠久の時に呑まれてみる

画像:iStock

 

グランドキャニオンは、アリゾナ州北西部に位置する大峡谷です。全長約450km・深さ約1.6kmの想像を絶する驚くべきスケールで、世界最大級の峡谷です。赤い岩の断層には、なんと20億年もの歴史が刻まれ、ここから出土する化石からも地球の歴史を知る地質学上最も重要な場所とされています。この壮大なる地形は、絶え間なく流れるコロラド川の浸食による造形。現在の姿になったのは、約120万年前と考えられていますが、浸食や風化は今も続き、変化しています。

コロラド川を挟んで南側のサウスリム、北側のノースリムと大きく2つのエリアに分かれています。なかでもビューポイントが豊富なサウスリムは、年間約500万人もの観光客が訪れるグランドキャニオン観光の中心地。なかでも人気のマーサーポイントでは、幻想的な岩崖が広がる大パノラマを一望できます。長い歳月をかけて造り上げられた大自然の絶景の中で、悠久の時に飲み込まれてみてはいかがでしょうか。

 

アメリカ アンテローブキャニオン
自然による驚異の造形美に神を見る

画像:iStock

 

アンテロープキャニオンは、アリゾナ州のペイジ近郊に位置するナバホ居留区の中にあります。水と風が長い年月をかけて造り上げた洞窟のような細い渓谷で、長い年月をかけて水と風に侵食された砂岩は、奇妙な色形をしています。モンスーンの時期に降る雨がもたらす鉄砲水が岩の鋭さを滑らかにし、現在の流れるような曲線美の形状が造り上げられたとされています。

アッパー・アンテロープ・キャニオンとロウワー・アンテロープ・キャニオンの2つの岩層で観光エリアが分かれています。なかでも、アッパー・アンテロープ・キャニオンの「ザ・ビーム」と呼ばれる神秘的な現象は必見です。太陽が真上に来たとき、光が岩肌を美しく色鮮やかに照らし出し幻想的な世界が広がります。

先住民族ナバホ族の居住区域内にあるアンテロープキャニオンが観光地として開放されたのは1990年代に入ってからのことで、それまではナバホ族の許可証がなければ立ち入ることが出来ない特別な場所でした。現在もナバホ族が管理を行っています。

 

ブラジル レンソイス国立公園
青と白の世界。究極の絶景

画像:iStock

 

ブラジルの北東部にあるマラニョン州に世界一と言われる白い大砂丘が延々と広がります。その真っ白な様子から、ポルトガル語で「シーツ」を意味する「レンソイス」と名付けられました。南へ100km離れたパラナイーバ川から流れついた、砂の成分である白い鉱物の石英が長い歳月を経て研磨され、太陽光で反射して白く輝くように見えています。一面真っ白の砂丘には、雨期になると砂丘の下の地下水が増加してエメラルドグリーンの湖ラグーンが現れ、青と白の美しい光景が生まれます。この時期には、期間限定の出現の美しい湖で泳ごうと世界各国から観光客が集まります。ラグーンの出現とともに魚も現れますが、乾季に入るとラグーンは干上がってしまうので、魚がどのように現れ、どのように姿を消すのかはいまだ謎のままです。そのミステリアスな現象も、レンソイスが人々の興味を惹きつけ、魅了する理由でもあるでしょう。

 


ナミビア ナミブ砂漠

地球外の惑星に降り立ったような絶景

 

画像:iStock

 

世界一美しい砂漠と称されるナミブ砂漠。その広さは50000㎢にも及び、荒涼とした景色は、地球外の惑星に降り立ったような絶景です。ナミブ砂海と呼ばれる一帯では、高さ100m~300mを超えるオレンジ色の砂丘がどこまでも連なります。また、ナミブ砂漠の奥地ソッサスフレイ近くには、オレンジの砂丘群の中に突然白いエリアが出現します。そこには、約千年前に枯れた木がミイラのようにそのままの姿で立っており、美しく物悲しく、なんとも不思議な光景が広がり「デッドフレイ(死の谷)」と称されています。

ナミブ砂漠は、約8,000年前に形成されたとされており、世界最古の砂漠といわれています。砂漠という過酷な環境の中で生きる特有の動植物も多様で、中には1000年以上も生き続ける植物もあるのだとか。それらの生態も興味深いものがあります。そして、ナミブ砂漠からの星空もまた格別。澄み渡る砂漠の空に鮮やかに広がる満天の星空は、世界三大星空に数えられるほどの美しさ。砂漠のみならず、天文ファンをも魅了する圧巻の夜空なのです。

 

オーストラリア グレートバリアリーフ
多種多様な生物と大自然の驚異

 

画像:iStock

 

日本列島の長さに匹敵し、約900もの個性ある島々が浮かぶグレートバリアリーフ。クイーンズランド州の東岸に全長約2,000kmにわたって続き、その広大さは宇宙空間からも確認できるほど。その広々としたエメラルドグリーンの海には世界最大の珊瑚礁が広がり、1,500種以上の魚やおよそ242種類の鳥類、ウミガメやザトウクジラなどの絶滅危惧種に指定されている生き物が数多く生息する海洋生物の楽園です。見どころは、「ハートリーフ」と呼ばれるハート形の珊瑚礁で知られるハミルトン島や「ケアンズの宝石」と称される美しいグリーン島。多種多様な生物と大自然の驚異に出会えるグレートバリアリーフは、世界中のダイバーを惹きつけるだけでなく、誰もが一度は訪れたい自然の驚異を感じる絶景です。

 

 

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オリンピック【2024パリ】競技が行われる観光名所特集

2024年05月25日 更新▲

7月26日から開催されるパリ2024オリンピック・パラリンピック。期間中、パリを訪れる観光客の数はなんと1530万人と予想されています。その内、海外からの観光客は約12%の190万人が見込まれているのだとか。今回のオリンピックが注目されるのは、なんといってもフランスを象徴するようなランドマークや風光明媚な景勝地、世界遺産を背景に競技が行われること。競技が行われる場所をご紹介します。フランスを旅するようにご覧ください。

 

★★★

 

開会式

セーヌ川沿いで行われる開会式は、今回のオリンピックをドラマチックに展開するトピックス。前代未聞、唯一無二のスタジアムの外で行われる開会式。各国代表選手団はボートで入場すると言いますから、どんな開会式になるのか、ワクワクしますね。

画像:iStock

 

セーヌ川での入場パレードは、6kmの距離。アウステルリッツ橋を出発し、パリ植物園のそばを通り、パリの中心にある2つの島、サン・ルイ島とシテ島を巡り、数々の橋と門をくぐり抜けます。船上からアスリートたちは、コンコルド広場、アンヴァリッド、グラン・パレ、イエナ橋などの競技会場を眺めることができるそうですよ。イエナ橋に到着したパレードは、トロカデロ広場の式典へ向かいます。

 

アレクサンドル3世橋

セーヌ川にアレクサンドル3世橋が架けられたのは19世紀。1900年の万博で落成されたパリで最も豪華な橋です。グラン・パレとアンヴァリッドの二つの会場を繋ぎ、自転車競技個人タイムトライアル、マラソンスイミング、トライアスロン、パラ・トライアスロンの壮大な舞台になるということです。

画像:iStock

 

 

エッフェル塔スタジアム

エッフェル塔の麓にあるシャン・ド・マルス公園は、パリ市民の憩いの場。人々の暮らしに寄り添う大切な場所として存在し続けています。エッフェル塔を背景にビーチバレーが行われます。すぐ近くの「シャン・ド・マルス・アリーナ」では、柔道やレスリングも開催されるので、期間中は「これぞパリ!」のシンボル的景色を何度も見ることができますね。

画像:iStock

 

 

グランパレ

シャンゼリゼ通りに隣接する「グラン・パレ」。プティ・パレやアレクサンドル3世橋と同時期に建てられた大規模な展覧会場、美術館で、こちらも1900年のパリ万国博覧会のために建てられました。メインの屋根は、鉄とガラスで覆われたシンメトリーの美しい建造物です。この歴史ある会場で繰り広げられる熱戦は、フェンシングとテコンドーです。

画像:iStock

 

 

アンヴァリッド

アンヴァリッドは、フランスの英雄ナポレオンが眠る場所として有名ですが、4000人の傷痍軍人の療養所として1670年代にルイ14世の指示で計画されました。目を引く黄金のドームが完成したのは1706年で、ルイ9世の遺体を安置するために建設された礼拝堂です。歴史的建造物としてパリ観光には欠かせない人気スポットとなっています。アンヴァリッドを背景に、北側の広大な芝地がアーチェリーの競技会場となります。

画像:iStock

 

 

コンコルド広場

 

シャンゼリゼ通りとチュイルリー公園に挟まれたパリ最大の広場「コンコルド広場」では、3×3バスケットボール、BMXフリースタイル、新競技となるブレイキン、スケートボードと、ダイナミックで若い世代からも支持を集めるスポーツが勢揃いします。コンコルド広場はパリを代表する観光地の一つで、ルーヴル美術館と凱旋門の間に位置しています。目の前にはセーヌ川が流れていて、広場からは、パリの主要な観光地を見渡すことができるます。フランス革命期にはルイ16世やマリー・アントワネットの処刑も行われた場所としても有名です。こんな歴史的な背景を持つ広場で、現代の都会的な競技が行われる瞬間を目にできるなんて、どんな興奮が待っているのでしょうか。

画像:iStock

 

 

ヴェルサイユ宮殿

パリの南西22キロメートルに位置するヴェルサイユ宮殿は、1682年、フランス王ルイ14世が建てたフランスの宮殿です。王室の栄華を極めたヴェルサイユ宮殿は、世界一華麗な宮殿と称えられ、世界遺産にも登録されています。離宮、庭園まで見学するのに丸一日を要するほどの広大さ!こちらを会場に開催されるのは、馬術と近代五種。当時の貴族たちの姿に思いを馳せる競技場となりそうです。

画像:iStock

 

 

マルセイユ

マルセイユはパリから飛行機で1時間半にあるフランス南部のプロバンス地方にあり、パリについで二番目に人口の多い都市。地中海に面したフランス最大級の港町でとして知られれいますが、その歴史は古く、紀元前6世紀頃に開かれたということです。紺碧の空と海の街は、セーリング競技の会場となります。

画像:iStock

 


コート・ダジュール

地中海と、アルプスの山脈に挟まれたコート・ダジュール地方は、世界中のセレブが集う憧れのリゾート地。ビーチでバカンスで有名なニース、世界で2番目に小さい国として有名なモナコもすぐ側。断崖絶壁の斜面の上に築かれ、紺碧の海を背景に、オレンジ色の家々のコントラストが美しいエズ村も観光地として人気です。穏やかな気候、ニースにある「スタッド・ド・ニース」ではサッカーで熱く盛り上がるでしょう。サッカーはニースの他に、パリ、ボルドー、ナント、リヨン、サンテティエンヌ、マルセイユでも開催予定です。

画像:iStock


タヒチ

南半球のフランス領ポリネシア・タヒチでもオリンピック競技は開催されます。タヒチ島の南西海岸にあるチョープーは、400m程沖合の場所で見られる「リーフブレーク」が世界的に有名です。こちらで開催されるのは、東京オリンピックから新種目に加わったサーフィン。世界のサーファーたちが崇拝するという特異な地形から生み出されるうねる巨大な波は、自然が創り出す一瞬のエメラルドの世界。ガラスのように美しいグリーンルームを滑る勇姿を見るのは楽しみです。

画像:iStock

 

 

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目の前に奇跡の景色広がる【ニューカレドニア】

2024年04月24日 更新▲

「天国に一番近い島」と謳われるニューカレドニアは、南太平洋を代表するリゾートの一つです。ハネムーンの印象がありますが、最近では女子旅やファミリーからも注目される旅先となっています。ブルーに透き通った海と美しい白い砂浜、豊かな自然、伝統的な生活様式、人々の温かい笑顔など、日常を離れ、リトリートするには最適極上の旅行先です。

画像:iStock

 

★★★

 

ニューカレドニア

『天国に一番近い島』として有名なニューカレドニアは、世界遺産のラグーンに囲まれた美しい島。豊かな自然に恵まれ、“南太平洋の楽園”として知られています。世界中のダイバーたちからも熱い支持を得ており、マリンスポーツからゴルフまで南国ムード満点のアクティビティが楽しめます。港に浮かぶヨットやコロニアル調の建物、飛び交うフランス語が南仏を彷彿させ、『南太平洋のプチフランス』とも呼ばれることも。もちろん、外食やショッピングも楽しむことができます。手付かずの美しい自然の中で、安らぎと冒険の両方を満喫できる魅力的な渡航先であること間違いなしです。

 

<基本情報>

首都はヌメア。数十の島々からなるフランスの海外領土です。
公用語:フランス語。ホテルやレストランでは英語も通じます。
時差:2時間 日本より-+2時間進んでいる
通貨:CFPフラン(1CFPフラン=1.38円/2024.4月現在)
物価:輸入に頼る食材などは高め、日本の2〜3倍。地元産の野菜、果物、シーフードはリーズナブル。1日ひとり1万円くらい
旅費相場:20万円〜。宿泊先などによって変わってくる。安くなる時期は、日本の夏休みシーズンを除く6月〜9月。
成田からエアカランの直行便で約8時間40分。
気候:年間の平均気温は約24℃。暑すぎず、寒すぎず爽やかな気候です。南半球のニューカレドニア。11月から6月の平均気温は21℃から29℃、7月から9月にかけて17℃から24℃と少し気温が下がります。

 

ニューカレドニアの魅力が凝縮されたPVでご堪能ください。
↓↓↓


ニューカレドニア政府観光局

<世界遺産>

神々しいほどの青さを湛えるニューカレドニアのラグーンは、2008年ユネスコの自然遺産に登録されました。長い時間をかけて形成されてきたニューカレドニアのラグーンは世界最大の規模を誇り、多様な生物たちが生息し、海洋生物たちにとっても、まさに楽園。ウミガメやジュゴン、マンタ、サンゴなど約15,000種が生息しています。そして、手で触れられそうな距離で観察できるのは、ニューカレドニアならでは!とっても貴重な体験となるでしょう。

 

画像:iStock

 

 

<アクティビティ>

定番のマリンスポーツはもちろんのこと、世界遺産のラグーンの上空を、スカイダイビング!伝統的な丸木舟に乗って優雅なウピ湾クルージング、天然の水族館と呼ばれるオロ湾の「ピッシンヌ・ナチュレル」で魚たちに囲まれたり、爽やかな気候の中で、ゴルフ三昧も!美しい景色と地球のダイナミズムを感じな方のアクティビティが盛りだくさんです。

 

<美味しい食べ物>

ニューカレドニアでのもう一つの楽しみが、バラエティ豊かで美味しい南国のお料理。部族に伝わる料理を掛け合わせたり、スパイスを効かせて、ニュージーランドならではの料理も進化発展中。
フランチガストロノミーに、島の郷土料理、新鮮な海のレシピが組み合わさり、日本人の味覚にもピッタリと評判です。ヌメア湾沿いにはグルメ好きの人たちが集まるレストランや、ホテルのダイニングやテラスなども沢山あります。特筆すべきは、“天使のエビ”。世界の美食家がたどり着く味と言われる程の絶品なのだとか。ぜひ食してみたいですね。

 

 

<離島の楽しみ>

メインとなるグランドテール島を中心に無数の島々が集まっています。天国に一番近い島と呼ばれるウベア島、海の宝石箱の異名を持つイルデパン島、真っ白な灯台が目印のアメデ島、さらに手つかずのリーフが周囲に広がるグリーン島や、マリンスポーツやアクティビティで人気のメトル島などなど、どの島も特徴と個性があって見逃せない!お気に入りの島を見つけてくださいね。

 

<ショッピング>

ヌメアの街では、フランス領ならではのオシャレなショップも沢山あります。現地の天然素材を生かした化粧品、チョコレートやマカロン、ジェラート等、心も体も喜びそうなお買い物体験が待っています。早起きして、ヌメアの名所のひとつマルシェ(朝市)に出かけるのも楽しそう!

 

<ハートのヴォー>

画像:iStock

 

パンフレットやテレビなどで、見たことがある方も多いでしょう。「ハートのヴォー」は、西海岸中部のコネから車で約30分のヴォーにある。この大変めずらしい景色は、塩分を含んだ土壌が固まり合い、そこに植物がマングローブが生息しハートの形となったと言われています。奇跡のような景観を見ながら遊覧飛行は、きっとロマンチックな思い出になるでしょう。

 

<チバウ文化センター>

ニューカレドニアの先住民族・カナックの芸術文化の紹介や交流を目的とした複合施設で、野外博物館のようになっています。関西空港などの設計でも知られる建築家、レンゾ・ピアノ氏の設計で、この国の歴史や地域の伝統が紹介されています。敷地内に点在する印象的な建物は、カナックの伝統的家屋「カーズ」を模してつくられたと言われて、巻貝のような不思議な形。現地の文化や歴史に触れて、興味や理解を深めることも旅の一つの出会いと言えるでしょう。

 

<リゾートホテル>

ニューカレドニアを語る上で、外せないのはやっぱり優雅なリゾート滞在。世界屈指のリゾート地だけあって、5つ星ホテルも目白押しです。のどかな風景の中で過ごすことも、海と空の下コテージを選ぶのも、スタイルは色々。昼間は眩い程のブルーの世界で、夜は宇宙を感じる壮大なスケールの星空に抱かれて、大自然の中、憧れのラグジュアリー体験ができるのも大きな魅力です。

 

画像:iStock

 

 

いかがでしたか?
海と森、ブルーからエメラルドグリーンのグラデーションの世界、輝くような昼と漆黒の夜。どこを切り取っても目の前には奇跡の景色が広がります。天国に一番近いと讃えられていますが、まさに地上の楽園。大自然に抱かれ、価値観も人生観も変わるような体験をするかもしれませんね。

 

ニューカレドニアをもっと知りたい方は↓
ニューカレドニア政府観光局

 

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世界から注目されているホットな観光地はどこ?【2024 トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト7部門受賞地】

2024年03月25日 更新▲

2024年のアワードから7部門になったトリップアドバイザーの「トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト」。世界から注目されているホットな観光地はどこでしょうか?行ったことがあるところは何ヵ所?ランキングを見て気になる観光地はどこ?次の海外旅行のヒントに、このランキングは必見です。

 

画像:iStock (フルガタ/エジプト)

 

 

★★★

 

海外旅行の目的地探しのインスピレーションや現地情報を調べる際に、必ずと言っていいほど利用するのがトリップアドバイザーではないでしょうか? そう!トリップアドバイザーは、世界中の旅人が口コミをする世界最大規模の旅行プラットフォームです。膨大な数が投稿され、それが物凄い有効なデータとなっていることは周知の通りです。

その世界中から寄せられる旅人たちの声を元に、トリップアドバイザーが毎年発表するアワードがあります。アワードは、「ベスト・オブ・ザ・ベスト」と「トラベラーズチョイス」という2つの区分があり、「ベスト・オブ・ザ・ベスト」はトリップアドバイザーの掲載施設のうち上位わずか1%と、最も栄誉あるアワードとなります。

今年は「人気の観光地」、「注目の観光地」、「文化体験ができる観光地」、「自然を満喫できる観光地」、「グルメを堪能できる観光地」のほか、新たに「ハネムーンにおすすめの観光地」と「サステナブルな観光地」が加わり、全7部門のランキングが発表されました。中でも「注目の観光地」世界第1位には東京が見事受賞。その他でもアジアの観光地が多く選ばれ、アジアの注目度が回復している結果となりました。

※2024 トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト 観光地は、2022年10月1日から2023年9月30日の期間中に様々な観光地を訪れた世界の旅行者からトリップアドバイザーに投稿された口コミや評価に基づいて選定されています。

今回は、「2024 トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト」7部門全ての受賞地10位までをお伝えします。新鮮な印象を受ける観光地を発見してくださいね。

出典:トリップアドバイザー

 

2024 トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト
注目の観光地 世界トップ10

知る人ぞ知る都市から新たなリゾートまで、注目度が高まっている観光地。
11位〜25位はこちら

  1. 1.東京(日本)

  2. 2.ソウル(韓国)

  3. 3.ハロン湾(ベトナム)

  4. 4.パラワン(フィリピン)

  5. 5.サパ(ベトナム)

  6. 6.ボゴタ(コロンビア)

  7. 7.パタヤ(タイ)

  8. 8.アラフエラ(コスタリカ)

  9. 9.プノンペン(カンボジア)

  10. 10.クアラルンプール(マレーシア)

     

    画像:iStock (6位のボゴタ/コロンビア)

     

    2024 トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト
    人気の観光地 世界トップ10

    憧れの観光地が勢揃い。愛されるには理由があります。
    11位〜25位はこちら

    1. 1.ドバイ(アラブ首長国連邦)

    2. 2.バリ島(インドネシア)

    3. 3.ロンドン(イギリス)

    4. 4.ハノイ(ベトナム)

    5. 5.ローマ(イタリア)

    6. 6.パリ(フランス)

    7. 7.カンクン(メキシコ)

    8. 8.マラケシュ(モロッコ)

    9. 9.クレタ(ギリシャ)

    10. 10.ホイアン(ベトナム)  

       

      画像:iStock(8位のマラケシュ/モロッコ)

       

    11.  

    2024 トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト
    文化体験ができる観光地 世界トップ10

    博物館や美術館、史跡から地元のグルメや伝統まで、ここでしか味わえない体験ができるスポット
    11位〜25位はこちら

    1. 1.キューバ

    2. 2.クスコ(ペルー)

    3. 3.アグラ(インド)

    4. 4.フェズ(モロッコ)

    5. 5.アテネ(ギリシャ)

    6. 6.ダブリン(アイルランド)

    7. 7.コロンボ(スリランカ)

    8. 8.フエ(ベトナム)

    9. 9.エジンバラ(スコットランド)

    10. 10.東京(日本) 

       

      画像:iStock(アグラ/インド)

       

       

      2024 トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト
      自然を満喫できる観光地 世界トップ10

      国立公園でのハイキングやビーチでのサンセットの眺めなど、自然を満喫できる旅行者に人気のスポット。
      11位〜25位はこちら

      1. 1.カトマンズ

      2. 2.ハロン湾

      3. 3.フルガタ(エジプト)※ハルガタ

      4. 4.モーリシャス

      5. 5.ロンボク島(インドネシア)

      6. 6.カウアイ(ハワイ)

      7. 7.ザンジバル(タンザニア)

      8. 8.グランド ケイマン

      9. 9.グアドループ(カリブ海・フランス領)

      10. 10.クルーガー国立公園(南アフリカ)

         

        画像:iStock(5位 ロンボク島/インドネシア)

         

         

        2024 トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト
        グルメが堪能できる観光地 世界トップ10

        受賞観光地なら、お腹いっぱいに満たされること間違いなし。
        11位〜25位はこちら

        1. 1.ハノイ(ベトナム)

        2. 2.ローマ(イタリア)

        3. 3.クレタ(ギリシャ)

        4. 4.クスコ(ペルー)

        5. 5.フィレンツェ(イタリア)

        6. 6.ニューデリー(インド)

        7. 7.バルセロナ(スペイン)

        8. 8.ニューオーリンズ(アメリカ合衆国)

        9. 9.リスボン(ポルトガル)

        10. 10.プーケット(タイ)

           

          画像:iStock(リスボン/ポルトガル)

      11.  

    2024 トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト
    ハネムーンにおすすめの観光地 世界トップ10

    カップル向けのプライベートヴィラ、キャンドルライトディナー、アドベンチャーなど充実した時間を過ごすことができるトップ10。
    11位〜25位はこちら

    1. 1.バリ島

    2. 2.ホイアン

    3. 3.モルディブ

    4. 4.ドミニカ共和国

    5. 5.モーリシャス

    6. 6.カオ ラック(タイ)

    7. 7.ジャマイカ

    8. 8.サントリーニ

    9. 9.ザンジバル(タンザニア)

    10. 10.ベネチア

       

      画像:iStock (9位 ザンジバル/タンザニア)

       

      2024 トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト
      サスティナブルな観光地 世界トップ10

      サステナビリティへの取り組みが際立っている受賞スポット
      11位〜25位はこちら

      1. 1.コペンハーゲン(デンマーク)

      2. 2.ストックホルム(スウェーデン)

      3. 3.ボルドー(フランス)

      4. 4.ヘルシンキ(フィンランド)

      5. 5.シンガポール

      6. 6.メルボルン(オーストラリア)

      7. 7.オスロ(ノルウェー)

      8. 8.ブリュッセル(ベルギー)

      9. 9.ゴールウェイ(アイルランド)

      10. 10.ベルファスト(イギリス)

         

        画像:iStock(2位ストックホルム/スウェーデン)

       

       

      トリップアドバイザーについて

      世界最大の旅行プラットフォーム* トリップアドバイザーは、毎月数億もの旅行者**に利用され、最高の旅の実現をサポートしています。国内外の旅行者はトリップアドバイザーのサイトやアプリにアクセスすることで、およそ800万件の宿泊施設、レストラン、ツアーやチケット、航空会社、クルーズについて投稿された10億件を超える口コミ情報や評価、意見を参照できます。旅マエでも旅ナカでも、宿泊プランや航空券のお得な料金を比較したり、人気のツアーやチケット、そして素敵なレストランの予約が可能です。トリップアドバイザーは頼れる旅のパートナーとして、世界43の国と地域、22の言語でサービスを展開しています。

       

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楽しい海外旅行にするために。【スリ・置き引き/防犯対策、大丈夫?】

2024年02月25日 更新▲

海外旅行に行く際、防犯対策も確認されているでしょうか? 久しぶりの海外旅行となると、ウキウキワクワクしますが、日本でのいつもの感覚でいると、スリや置き引きに遭ってしまう危険性が高まります。日本で流行っているからといって、おしゃれのつもりが海外では悪目立ちとなってしまうこともあります。楽しい旅行にするためにも、予備知識を持って備えておきましょう。

 

画像:iStock

★★★

 

◆スリの手口

ヨーロッパは、特にスリや置き引きが多く、どの国・都市は安全と言い切れません。まさかこんな小さな女の子が?お年寄りなのに?など、あなたの感覚でスリに見えない人たちもいます。しかも、周りに人がいようと、巧みに大胆な手口で盗んでくることもあります。固定観念や、思い込み、自分は大丈夫というバイアスは、通用しませんので、いつでもターゲットにされるということを心に留めておきましょう。特に観光客が多い場所での非日常的なアクションには、スリが絡んでいることがほとんどです。どんな手口があるか知っておくことも対策の一つです。

 

A grafitti in Barcelona.

 

<スリは、グループで役割分担をしています。>

代表的な手口としては、アイスクリーム、ケチャップ、マスタードなどで服を汚され、気を取られている間にバッグから財布を抜かれるという古典的なものから、ニセ警官などを装った劇場型、複数人数にか揉まれるタイプ、署名を求めるものまで、様々!まるで手品のように一瞬の出来事ですので、少しも気が抜けません。また、悪い人ほどいい人のフリをして近づいてきます。片言の日本語、親切、フレンドリーな人には注意しましょう。

 

<弱みに漬け込まれる>

黒髪のジプシー風で汚れた服であることが多いとされる子供のスリ。貧そうなかわいい女の子が、困ったように英語ではない言語で突然近づいてきたら?きっとあなたは「ん?どうしたの?」と、訴えの内容を理解しようとしたり、助けが必要なのか見極めようとするでしょう。しかし、その間にテーブルに置いていたスマホやカメラを盗まれています。小さい子を無視することは、なかなか難しいことですが、相手(親玉)は、そんなあなたの弱みに漬け込んでくるのです。「まさかあんな小さい子がスリとは思わなかった。」とならないように気をつけましょう。このケースは、何か言いながら、新聞やマップを広げてくることが常套手段です。

 

<バッグの持ち方>

バッグやポシェットの斜めがけやリュックサックは、スリのターゲットになりやすく、どんなに気をつけていても、バッグから注意が外れるような行動を仕掛けてきます。意識が逸れている瞬間に抜かれていることが多いので、バッグの種類、持ち方にも注意しましょう。

 

<大きい声「NO!」と言う>

日本人は「NO!」となかなか言わないことは、よく知られています。そこが漬け込まれる要因の一つでもあります。「ん?」と違和感を持つような接近があった時には、毅然と大きな声で「NO!」と言うことです。周囲の人たちに知らせることにもなります。

 

<すぐに確認>

バッグや上着、ズボンのお尻のポケットなどの盗まれやすいところには、貴重品を保管しないようにしましょう。乗り物やデパートなど人混みの中で、体が不自然に押されたり触られたりしたときは、すぐに所持品を確認しましょう。

 

画像:iStock

 

<服装・格好>

せっかくの海外旅行、ヨーロッパの街並を歩く時には、当然おしゃれもしたくなりますが、綺麗な格好、ブランドのバッグ、首からカメラなど、いかにも観光客といった服装は、スってくださいと言わんばかりのターゲットになってしまいます。花柄のワンピースやヒール、日傘、綺麗に塗ってあるネイルなどは、日本人女性の特徴として認識されています。特に若い女性が持つハイブランドのバッグ、アクセサリーは確実に狙われます。スリ被害に遭わないためにも、高価なものは海外には持って行かない方が無難です。

 

<スマホ>

地図を確認したり、お店の情報を調べたり、また、その瞬間を逃さず映える写真を撮りたい!そうスマホなしでは海外旅行は楽しくないと言っても過言ではないでしょう。ですが、歩きスマホは絶対にNGです。スマホは高確率で狙われています。高額で売買されるので、スマホ(特にiPhone)はスリにも人気のアイテムです。写真を撮りながら、通りすがりにひったくられることもあります。ましてや、カフェやレストランでテーブルに置いた状態で、食事やおしゃべりに夢中になっていると「あ!ない!」と言うことになります。スマホをテーブルに置いたまま、手を離すのは危険です。日本の日常ではありえないことが起きて当たり前、日本での日常は置いていきましょう。

 

画像:iStock

 

◆対策

 

<荷物は最小限に>

荷物はなるべく小さく、前に抱えるようなものにします。デイバッグなど、リュックの場合は南京錠を使ったり、リュックの中に隠しポケットがいくつもあるものを選ぶといいでしょう。

 

<財布までのアクセス>

メインバッグは体に密着するようなものを選び、財布までのアクセスが何段階かになるようにします。つまり、「ファスナーを開けたら財布」ということがないように、フラップがあるものなどがおすすめです。また、財布の形がわからないように、100円ショップの薄いポーチなどがおすすめです。盗られてもいいと覚悟して、あえてダミーの財布を入れておくのも対策となります。

 

<現金・カードは分散させる>

持ち歩く現金は少額にし、3つくらいに分けます。クレジットカードも3枚あればベスト。クレジットカードをメインで使用すれば、たくさんの現金を持ち歩く必要はなく、万が一盗難に遭ってしまった時には、カード会社に連絡をして、止めてもらうことができます。

①いざと言う時のためにホテルのセキュリティで保管。
②メインバッグの底などに入れておく。
②首からぶら下げる薄いポーチに入れ、ポーチは服の中に隠す。

 

<スキミングにも気をつけて>

スキミングとは、カード犯罪で多く使われる手口の一つで、磁気ストライプカードに書き込まれている情報を抜き出し、全く同じ情報を持つクローンカードを複製する犯罪でです。日本ではあまり聞き馴染みがないかもしれませんが、ヨーロッパではよくある被害です。貴重品を入れる「セキュリティベルト」「シークレットベルト」「キャッシュベルト」など商品名は様々ですが、クレジットカードのスキミングも防いでくれるものを選べば、より安心です。

 

<スマホストラップOK・スマホショルダーNG>

スマホの盗難防止にストラップはかなり有効です。ひったくりの際にストラップがちぎれないものを選びましょう。首から下げるタイプのもの、バッグとつないでおく、テーブルにスマホを置く時には手首に巻き付けて使うなどです。ストラップがあればバッグの中でスマホが迷子になることもなく、使う時にスッと出すことができます。昨今、女性の間で人気の斜めがけのスタイルは、かえって目立つためNGです。これは日本で流行っているのであって、現地の人達はスマホを斜めがけなどしていません!上記で述べたとおり、他に気を取られるような手口に遭うと、スマホが後ろに回り、ストラップをカッターで切られてしまいます。

 

出典:フォトAC

 

<スマホは出さない>

街中でどうしても調べ物がある時には、人が少ないところへ移動し、止まって確認します。歩きスマホは、無防備であることがバレバレなので、絶対にNGです。写真を撮る時も同様、被写体や構図に夢中になり、無防備になっていることを忘れないでください。人の多い観光地、イベント、駅、混雑する乗り物の中などでは、スマホは取り出さない方が無難です。斜めがけする場合はその上からジャケットを羽織って、スマホを隠すなど徹底しましょう。

 

★★★

 

スリはプロの手口です。あなたは素人、カモであると言うことをお忘れなく。素人の考えでは及ばない「ありえない!」ということが起きているのです。嫌な思いをしないよう、用心に越したことはありません。いざと言う時のお守り、海外旅行保険をお忘れなく。気をつけて、何事もなく楽しい旅となることをお祈りしております。

外務省・危険・スポット・広域情報

【注意喚起】スリ・置き引き被害防止について

 

 

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ワンワールドで世界一周。行くならビジネスがお得です!

2024年01月25日 更新▲

時間とお金に余裕があったら世界一周旅行してみたいと思ったことはありませんか?夢のまた夢と思いきや、アライアンス世界一周チケットを有効利用すれば、手が届かない金額ではありません。世界一周航空券とは、複数の大陸を移動できるチケットで、マイレージも溜まります。通常の長距離1都市往復のチケットの金額との差額を考えると、かな〜りお得なのです。今回は、ワンワールドの世界一周航空券をご紹介します。

画像:iStock

 

★★★

世界一周航空券の料金は、スターアライアンスでは距離をベースとしたマイル制、ワンワールドでは大陸制になっています。移動距離で料金が変わるよりも、ワンワールドの大陸制の方が分かりやすく、計画しやすいように感じます。ただ、行きたい場所、目的地によってはスターアライアンス加盟航空会社でしか行けないところがあるかもしれません。オーストラリアを周りたい方は、カンタス航空が加盟しているワンワールドが有利です。

 

◆ワンワールドの大陸制料金

太平洋、大西洋をそれぞれ1回のみ経由し、各大陸間を移動して、出発国に戻ってくるのが、ワンワールドの世界一周旅行のチケットです。

有効期間は1年
最低旅行日数の縛りはありません。

  •  


空港施設使用料、現地空港諸税、航空保険料燃油特別税等別途かかります。
訪問国や、利用航空航空会社により異なります。
※料金は変更になる場合がありますので、各自改めてご確認ください。

 


◆利用できる航空会社

 

 

アラスカ航空
アメリカンエアラインズ
ブリティッシュエアウェイズ
キャセイパシフィック航空
フィンエア
イベリア航空
日本航空
マレーシア航空
カンタス航空
カタール航空
ロイヤル・エア・モロッコ
ロイヤルヨルダン航空
スリランカエアラインズ
フィジー・エアウェイズ
オマーン航空

以上の加盟各社で、世界170の地域にアクセスしています。

 

画像:iStock

 


◆ルール、条件

○最大16区間まで。大陸毎に移動できるフライト数に上限があります。

各大陸内の搭乗回数は4回(北米のみ6回) 
さらに2回まで有料(1区間につきファースト65,000円から)で追加できます。 
 (但し、アジアは途中降機2回・フライト利用4回まで)

各大陸内での無料区間数は以下の通りとなります。
ヨーロッパ・中東:4 区間 / 北アメリカ:6 区間 / 南アメリカ:4区間
アジア:4 区間 / 南西太平洋・オセアニア:4区間 / アフリカ:4 区間

 

※オープンジョーで、他の交通手段(鉄道やバス、他社LCCなどの自費移動)を使った場合、1フライトにカウントされます。

○途中降機(24時間以上の滞在):全旅程で2回以上必須。

○西回りか東回りを選択。大陸の逆行は不可。大陸を横断するフライトは1回のみ。
(一度出た大陸には戻れない。大陸内の逆行は可能。)
※太平洋、大西洋をそれぞれ1回のみ横断して、最初に出発した空港に戻る必要があります。

○フライト日時、座席の変更可能。出発後のルート変更の場合は、手配手数料が掛かります。

○大陸は6つのゾーンに分けられている
アジア、欧州(中東、中近東含む)、アフリカ、北米(カリブ、メキシコ、カナダを含む)、南米、オセアニア

○コードシェア便もワンワールド加盟航空会社であること。

 

 

◆ルートの決め方

 

世界170都市を網羅しているワンワールドですから、ルートは無限と言っていいほどありますが、もちろん、行きたい都市があるでしょう。または乗ってみたい憧れの航空会社のビジネスクラス、ファーストクラスなど。せっかくですから、長時間路線にするとか。例えばカタール航空のビジネスクラスは人気がありますし、ドーハのラウンジで、ゴージャスなくつろぎも味わえます。こうした憧れの体験からの決め方もありますね。
目的地までワンワールが就航しているかにもよります。直行便がない場合は、経由地はワンワールドに路線の有無で決まってきます。それによっては、寄港地が予定していなかった所になったり、どうしても行きたい都市がある場合は、オープンジョーを利用することになります。

直行便がない場合、経由地プラスでフライトカウントされますが、敢えて遠回りをすることでその分、マイルがつきます。ビジネスクラスやファーストクラスを選んだ場合は、ラグジュアリー感をたっぷり味わって、たっぷりマイルが加算されるというメリットで、考える方法もあります。

 

画像:iStock

 

<アジア→欧州→北米>のように西回りの方が、時差が少ない移動になるので、体への負担も減ります。

○3大陸(アジア、北米、欧州)ざっくりシュミレーション
直行便で飛んでいるところで、ぐるっと一周ルート。

大陸内での移動回数制限があるので、3大陸では16区間にはなりません。
16区間マックス利用にするには、4大陸以上のチケットで可能となります。

アジア
1 福岡→クアラルンプール マレーシア航空
2 クアラルンプール→香港 マレーシア航空
3 香港→ドーハ カタール航空

欧州
4 ドーハ→ヘルシンキ カタール航空/フィンエア
5 ヘルシンキ→ロンドン フィンエア
6 ロンドン→マドリード ブリティッシュエアウェイズ
7 マドリード→NY イベリア航空/アメリカン航空

北米
8 NY→シカゴ アメリカン航空
9 シカゴ→バンクーバー アメリカン航空/アラスカ航空
10 バンクーバー→サンフランシスコ アメリカン航空/アラスカ航空
11サンフランシスコ→ラスベガス アメリカン航空/アラスカ航空
12 ラスベガス→ホノルル アラスカ航空
13 ホノルル→福岡 日本航空

 

 

ワンワールドは、南米・オセアニアにも強いので、以前から行ってみたかったという方には、ワンワールドがおすすめです。

マイルも貯まるので、ビジネスやファーストのチケットはさらにお得。各空港のラウンジまで満喫しましょう。

 

画像:iStock

 

◆予約方法

①JALカウンターで対面予約
②電話予約
ワンワールド公式サイトからネット予約
④ルート相談からプロにお任せする
世界一周堂HISの世界一周デスクなど

 

★★★

 

いかがでしょうか? 空港使用料、諸税、宿泊費、食費などが別途必要となりますが、それにしてもお得なので、最近利用する方が増えているようです。年の初めに資金計画、ルート計画、夢が広がって楽しいですね。あなたはどこでどんな体験がしたいですか?

 

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不動の人気渡航先!ハワイ。【押さえておくべき人気スイーツ】食べ忘れはありませんか?

2023年12月26日 更新▲

人気の渡航先ランキングでは、一位独占!やっぱりみんなハワイが好き♪ですね。一度行ったことがある方の「また行きたい!」というリピ率が高いのも特徴です。日本語が通じて、気候がよく、ショッピングもグルメも楽しめる安心感が人気の理由のようです。今回は、ハワイでこれぞマスト!ハワイまで行ったのに、これ食べなかったの?ということがないように、押さえておくべき人気スイーツをご紹介します。定番から映えまで、渡航前にお役立てくださいませ。(オアフ島編)

 

★★★

 

 

レナードベーカリーのマラサダ

ハワイのロコにも観光客に親しまれている「マラサダ」。もう皆さんご存知、定番中の定番ですね。マラサダは、ポルトガルからの移民がハワイへ来訪時に持ち込んだと言われています。老舗ベーカリーのレナードの創業は、1952年。2008年には日本にも上陸しています。ふんわりとしていて、外側にまぶしてある砂糖のジャリ感はどこか懐かしく、気持ちを和ませてくれますね。中に入ったフレーバーもお楽しみのひとつ。ハワイに行ったら、せっかくですからシンブルカラー白とピンクテントにブルーのロゴが目を引く本店に並んで、揚げたてのアツアツを食べてみたいですよね。

ハワイ好き日本人が選んだランキング「111ハワイアワード」にも選ばれるほどの人気ぶりです。「マラサダ」をハワイ語でいうと、Koneko Pukikī(コネコ・プキキー)だそうですよ。なんだか可愛い響きですね。

レナーズ・ベーカリー(Leonard’s Bakery)

出典:iStock

出典:iStock

 


モチサダ

最近では、餅粉を使ったもちもち食感の「モチサダ」も人気。お店によってオリジナリティあふれる「モチサダ」が増えています。食べ比べをして、お気に入りのお店、ワゴンを見つけて自慢しちゃいましょう。画像のモチサダは、ハワイのファミレス・ジッピーズ(Zippy’s)の。もっちり感が病みつきになりそうです。

出典:allhawaii

 

<余談ですが>
ハワイのロコから愛され続けるファミリーレストラン「ジッピーズ」は、1966年のオープン。今ではオアフ島だけでも20店舗以上を展開するハワイを代表するレストランチェーンで、多くの店舗が24時間営業です。オバマ元大統領も大ファンなのだとか。アジア系フードが融合したメニューのラインナップ。その中でも名物は、サイミンとチリ。1980年代にタイムスリップしたような懐かしさもあり、ちょっと気軽に、ロコ気分でっていうのもありですね。

 

ヘンリーズ・プレイス(高橋果実店)のアイスクリーム

ヘンリーズ・プレイスは1982年創業の果物屋さん。お店の一番人気は、完熟の食べ頃のフルーツで作られたソルベとアイスクリーム。Lサイズの特大カップに蓋すれすれまで入っており、味は濃厚でフルーツそのものを食べている感覚になると評判です。カラフルなのでインスタ映えもバッチリ。サンドイッチなど朝食にちょうど良い軽食もありますよ。

公式サイト
https://www.instagram.com/henrysplacehi/

 

出典:allhawaii

 

ブーツアンドキモズ、略して「ブーキモ」のパンケーキ

「ブーキモ」の愛称で親しまれているブーツアンドキモズは、カイルアのブレックファスト専門店です。なんといってもこちらの一番人気は、マカデミアナッツソースかけパンケーキ。真似したくてもできないソース、食べたことのない味!と、連日日本人観光客で賑わっています。パンケーキだけでなく、こちらはオムレツの種類もたくさんあって迷うほど。そのふわふわなボリュームと美味しさには定評があります。迷ったら、ハワイならでは、魚介のメニューがおすすめ。

出典:allhawaii

ブーツアンドキモズ ウェブサイト
https://www.bootsnkimos.com

 

シェイブアイス

ハワイの名物スイーツでど定番、外してはいけないのがシェイブアイス。なんとその歴史は深く、1800年代。移民となった日本人が「かき氷文化」を持ち込んだといわれているそうですよ。1950年代に誕生したMatsumoto Shave Ice(マツモト・シェイブアイス)から、ハワイの名物化していったのではないでしょうか。カラフルで、フレッシュフルーツを使ったトッピングや味の豊富さが特徴のシェイブアイス。かき氷との違いは、ふわふわの口溶けです。あなたは、どのお店で、どれだけ映えるシェイブアイスのオーダーができるでしょうか?組み合わせ、楽しいですね。

元祖 
マツモトシェイブアイス
https://matsumotoshaveice.com/

 

出典:allhawaii

 

グルメ派の
アイランド・ヴィンテージ シェイブアイス

食材の質にこだわるアイランド・ヴィンテージ・コーヒーのシェイブアイスは、ナチュラルでオーガニックなフルーツシロップを使用していて、グルメな方もヘルシー志向の方も満足できる逸品でしょう。ロイヤルハワイアンセンター前と、ワイキキ ビーチ マリオット リゾート&スパの1階と2店舗あり、どちらもアクセスしやすいのもありがたいですね。

公式サイト
islandvintageshaveic

出典:allhawaii

 

カラフルでポップな上、出来立てのドーナツ。
パーヴェ・ドーナツ・ストップ(Purve’ Donut Stop)

まだまだ観光客の方たちには知られていない、ロコ御用達のドーナツ屋さん、パーヴェ・ドーナツ・ストップ(Purve’ Donut Stop)。もうアートの域に達しっているのではないか!?というくらい、カラフルでかわいい!!インスタ映え120%のドーナツです。オーダーが入ってから揚げて、トッピングするそうですよ。ガラス張りキッチンから作っているところも見えるのですって。まるでドーナツのエンターテイメントですね。楽しみ♪

公式サイト
https://www.instagram.com/purvedonutstop/?hl=en

 

出典:allhawaii

 

いかがでしたでしょうか?
ハワイのグルメなんて、本当に紹介しきれないくらいいっぱいありますね。スイーツに関しては、ますます進化、発展し続けているように思います。機会ありましたら、オアフ島以外のグルメもピックアップしていきたいと思います。

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【シンガポール・ビブグルマン獲得ローカルグルメ】行ったら絶対外せない!

2023年11月25日 更新▲

シンガポールは、異なる文化が融合することにより、常に多種多様な美味しい料理であふれています。伝統的なものからオリジナリティあふれる新しいものまで。または、洗練された高級レストランから庶民の暮らしに根付く屋台料理まで。兎にも角にもシンガポールは美食の先進国家でもあります。その中から、今回は、2023年ビブグルマンに選ばれたことのある気軽なグルメ5選をご紹介します。

画像:iStock

 

 

★★★

 

ビブグルマン(Bib-Gourmand)とは

ミシュランの星は高級レストランだけではないのをご存知ですか?「価格以上の満足感が得られる料理」として、ビブグルマンという飲食店に与えられる賞があります。 ビブグルマンのレストランは、シンプルな調理法で、気軽に食べられること、そして自宅でも真似したくなるような料理であることが挙げられ、1997年に創設されました。価格は国や地域ごとに設定されていて、シンガポールでのビブグルマンは、S$45以下の美味しい料理を提供する飲食店に与えられます。

 

1.THE COCONUT CLUB ザ・ココナッツクラブ

おしゃれな高級ナシレマ

画像:THE COCONUT CLUB


ナシレマとは、ピーナツやイカンビリ(小魚を揚げたもの)、ピリ辛のサンバルソースと卵など様々なおかずとココナッツ風味のご飯がワンプレートになっていて、シンガポールの定番料理です。ここ、ココナッツクラブのナシレマは、地元の人たちが並んでも食べたいという程の評判の良さ。アラブストリートのサルタン・モスク近くにあります。ナシレマ以外の東南アジア料理も堪能してはいかがでしょうか。

THE COCONUT CLUB
所在地:269 Beach Road Singapore199546

 

2. 南星福建炒虾面
(Nam Sing Hokkien Fried Mee/ナム・シン・ホッケン・フライド・ミー)

旅行中何度も食べたくなる味!

画像:Tripadvisor

 

卵麺と米麺(ビーフン)の2種類の麺を、海鮮の効いた出汁で炒めた焼きそばの一種「ホッケンミー」。もともと中国・福建省から伝わった料理ですが、今ではシンガポールの名物グルメとして、広く親しまれています。麺がもっちりしたところとパリパリした部分の食感が楽しめます。その名店として知られるのがこちらの南星福建炒虾面。オールドエアポートフードセンター内にあり、160を超える屋台の中で1・2を争う人気店として知られています。日本人の口に合う魚介風味がやみつきに。添えてあるチリを混ぜて旨さ倍増です。

Nam Sing Hokkien Fried Mee
51 Old Airport Road # 01 Old Airport Road Hawkers’ Centre 32

 

3. 天天海南鶏飯
(ティエンティエン ハイナニーズ チキンライス)

並んでも待つ価値ありの名店中の名店。

シンガポールの名物料理で一番に名前が上がるのが、チキンライス。ですね。その名店中の名店といえば、こちらの天天海南鶏飯(ティエンティエン ハイナニーズ チキンライス)。マックスウェルホーカーセンターにあります。チキンライスを提供する店は、五万とあるのにダントツの人気を誇ります。その秘訣は、しっとりふっくらした鶏肉としっかり味のついた鶏ガラで炊いたご飯。シンプルだからこそ違いが如実にわかるのでしょうね。

画像:Tripadvisor

画像:Tripadvisor

 

天天海南鶏飯
No. 1 Kadayanallur Street #01-10 Maxwell Food Centre,

 

4. 和記肉粽
(Hoo Kee Bak Chang・ホー・キー・バッツァン)

三角形の笹の葉の包みが店先に吊るされている「和記肉粽(Hoo Kee Bak Chang)」は、中華ちまきの専門店。一種類のちまきを50年以上提供し続けています。蒸し上げたもち米の中には、栗やアヒルの卵の塩漬けなどの具がたっぷり。ボリューム満点です。ファミリーに代々受け継がれ、変わらぬ味は信頼の証ですね。動画でどうぞご覧ください。

 

 

和記肉粽

アモイ・ストリート・フード・センター 7 Maxwell Road #01-18, Singapore 069111.
+65 6221 1155

 

5. J2フェーマス・クリスピー・カレーパフ
(J2 Famous Crispy Curry Puff)

サクっ!とろっ!うまっ!

外の生地は、何層ものサクサク!その名の通りクリスピー。中身はしっとり柔らかな具材がぎっしり。ピリッとチリの効いたカレー風味で食欲をそそるカレーパフはシンガポールの軽食の定番です。
上記の中華ちまきホー・キー・バッツァンと同じく、アモイストリートセンター内にあります。

 

J2 Famous crispy Curry Puff 驰名香脆咖喱
21 Amoy Street Singapore 069856

 

シンガポールに行ったら、ぜひ味わってみたいビブグルマンをピックアップしてみましたがいかがでしたか?シンガポールには、ホーカーセンターと呼ばれる大規模なフードコートがいくつもあります。今回ご紹介した名店もホーカーの中にある所が4か所ありました。ホーカーには屋台が並んでおり、軽食からしっかりした食事まであらゆる料理が揃っています。あれもこれも外せない食べ物ばかり。一体何泊したら満足できるでしょうか? 活気にあふれたホーカー巡り、ワクワクしますね。シンガポールに来たら絶対に外せない食べ歩きになることでしょう。それでは、シンガポール旅行をお楽しみください。

 

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2023〜2024年末年始 、人気の渡航先はどこ?

2023年10月25日 更新▲

就航数も7割ほど回復している航空業界。韓国、台湾、ベトナム路線は、コロナ前の就航数とほぼ同数となっていますが、海外から見た人気の渡航先に日本が含まれるため、訪日客の多い路線は、空席の争奪戦なのだとか。海外旅行もコロナ禍前同様、戻りつつある中、この年末年始、人気の渡航先はどこでしょうか? HISが発表している予約状況からのランキングをお伝えいたします。

★★★

 

1位 ホノルル・ハワイ

画像:iStock

各地方都市からのホノルル線の就航が戻り、2023年10月29日からは、ハワイアン航空が羽田-コナ線(ハワイ島)への就航が復活するなど、ハワイに行きやすい環境が戻りつつあります。ハワイは常夏のイメージがありますが、10月から雨季に入り、12~2月は、1年で最も降水量が多くて気温が低い時期となります。ホノルルの平均気温は23度ほどで、過ごしやすい季節ですが、最低気温が20度を切る日もあり、夜の外出にはトレーナーやパーカーが必要です。

 

2位 グアム

画像:iStock

日本から約3時間のフライトで行けるグアムは、温暖な気候に恵まれさわやかな常夏を感じられます。友人同士、カップルでの旅行のほか、フライト時間が短いため、小さな子供連れの家族旅行にも人気です。グアムは12月から乾季となるため、月末に向かって南国特有のスコールの回数が徐々に減り、南国ビーチリゾートへの旅行に適した乾季のシーズンとなります。

 

3位 台北(台湾)

画像:iStock

日本から3時間ほどの台湾は、韓国と並んで身近な旅行先として人気を誇ります。年末年始の台湾は、過ごしやすい季節のひとつです。台北は、比較的乾燥していて涼しい気候となります。平均気温は15度から20度ぐらいで、朝晩は特に寒くなる傾向があります。時折冷たい北風が吹くことがあるため、防寒対策が必要です。台湾各地では、クリスマスや年末年始のイベントも盛りだくさん。美食や温泉、景色など楽しめるスポットも多くあります。寒さに備えて防寒対策をして、素敵な旅をお楽しみください。

 

4位 ソウル(韓国)

画像:iStock

日本から約2時間半のフライトで行ける韓国は不動の人気を誇る旅行先ですね。その中でも首都ソウルはフライトの便数も多く、その分航空運賃や旅行代金もとてもリーズナブルです。ですが、ソウルの12月は、平均気温は-4℃から3℃程度と日本より寒いです。特に12月の後半から寒さが厳しくなります。降水量は少なく、乾燥した天候が続く傾向があり、寒さに備えるため、厚手のコートやダウンジャケット、マフラー、手袋、帽子など、防寒具をしっかりと用意することが重要です。

 

5位 バンコク(タイ)

画像:iStock

 

日本から約7時間ほどで行けるタイの首都「バンコク」は、東南アジアの中心でもあります。
タイからの帰国便は偏西風の影響もあり5時間30分ほど。中心地は、高層ビルや大型ショッピングモールなど都会的な雰囲気と歴史や文化を感じる場所が混在しています。年間を通して常夏のイメージがあるバンコクですが、11月〜2月は乾季となり、気温や湿度も雨季や暑季に比べると低くなります。そのため、屋外に出て寺院巡りをしたり遺跡巡りもしやすく、バンコク旅行に適したハイシーズンとなります。

 

6位 シンガポール

画像:iStock

街並みの美しさや樹木・花の種類の多さから「ガーデンシティ」としても知られますが、クリスマスや年末年始には、シンガポールの街がイルミネーションで彩られ、さらに幻想的な雰囲気に包まれます。年末からセールが始まるので、ショッピングも楽しめるでしょう。シンガポールは一年中高温多湿ですが、12月の平均気温は25度程度とやや涼しくなります。夜間は20度を下回ることもありますので、軽めのジャケットやセーターを用意することをお勧めします。

 

7位 ケアンズ(オーストラリア)

画像:iStock

南半球のオーストラリアは、年末年始の時期は常夏のベストシーズンです。
日本から約7時間半で行けるケアンズはオーストラリアの北東部に位置し、海と山2つの世界遺産への玄関口として知られています。世界遺産グレートバリアリーフは約2,000kmにもおよぶ世界最大のサンゴ礁群で、約400種のサンゴと約1,500種の海洋生物が生息し、世界屈指の美しい海が広がります。

 

8位 バリ島

画像:iStock

日本から飛行機に乗って約7時間で行けるバリ島は、手つかずの自然が魅力的で、別名「神々の島」とも呼ばれ、パワースポットの観光としても非常に人気です。エリアによって、様々な特徴や楽しみ方があります。気温は年間を通して約28度程度ですが、11月〜3月の雨季は湿度が高い分、蒸し暑く感じます。バケツをひっくり返したようなスコールが多いこの季節ですが、雨上がりには、霧のかかった幻想的な風景が見られたり、乾季とは比べ物にならないくらいフルーツの美味しい季節となります。

 

9位 セブ島(フィリピン)

画像:iStock

フィリピン中部のビサヤ諸島にある、南北に細長く伸びるアジア随一のリゾートアイランド「セブ島」。主な観光エリアはセブ島中心に位置する「セブ・シティ」と、空港があり、セブ島と橋でつながている「マクタン島」の2つありシティもビーチも楽しめる贅沢なリゾートです。常夏の島・セブ島は、平均気温27~30度程度、年末年始シーズンである12月と1月はセブ島の乾季に当たり、もっとも過ごしやすく、ビーチリゾートを満喫する絶好の時期となります。

 

10位 パリ(フランス)

画像:iStock

ヨーロッパを代表する「花の都」パリ!食の都であり、ファッションの流行発信地であり、芸術の都でもあります。ルーブル美術館、オルセー美術館のパリ二大美術館も再開され、再び本来の輝きを取り戻しました。年末年始頃のパリは、気はどんよりとした曇り空が毎日続き、日照時間が短くなります。とても寒く、凍結しやすいので、滑りやすい靴は避けた方がいいでしょう。12月は、いたる場所でクリスマス向けライトアップが点灯され街中が華やかに彩ります。夜景観光には万全の防寒対策をしてから出掛けましょう。クリスマスマーケットも楽しみですね。

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【異次元的な満足感】バリ島・ウルトララグジュアリー4選

2023年09月25日 更新▲

世界には名だたるラグジュアリーなホテルは沢山あります。あなたの一度は泊まってみたい憧れのホテルはどこですか?最近では、ラグジュアリーのさらに上を行く「ウルトララグジュアリー」というカテゴリーもあり、その優雅さ、ホスピタリティ、ロケーション、全てにおいて異次元的な満足感が約束されています。今回は、世界有数のホテルブランドが揃うインドネシア・バリ島のウルトララグジュアリーから、究極のリラクゼーション体験ができる4つの施設をお届けします。至高の時間をどこで過ごしたいですか?

★★★

 

画像:iStock

 

 

Mulia  ムリア

Muliaとは日本語で「高貴」という意味。その名を冠した「ムリア」は、全てにおいて、この上なき優美さを兼ね備えた最高級のリゾート。「ムリアリゾート」「ザ・ムリア」「ムリアヴィラス」の3つのタイプの宿泊スタイルがあり、その規模、バリ島史上最大にして、ウルトララグジュアリーの極み6つ星と称されています。

ムリアブランドの中で最高峰は「ザ・ムリア」。111室全室がスイート仕様、24時間バトラーサービス付きの贅沢空間です。ベッドルームとバルコニーの間のガラス窓は完全解放され、広々としたオーシャンビュー。スタイリッシュとエレガンスを兼ね備えたインテリアの設え、最高級の上質リネン、その全てが時を忘れる非日常空間です。絶景を見渡しながら、王様と妃になり至福の時を過ごすことができます。

ムリアヴィラス」は、よりプライベート感を重視した最高級ヴィラです。 1ベッドルームのお部屋の広さはなんと505㎡!1ベッドルームのヴィラでさえ、バリ島最大級と言いますから驚きです。
1ベッドルームヴィラでも、十分すぎるラグジュアリースイートなのですが、さらにその上を行く広さのヴィラも!3ベッドルームの2階建てプレジデンシャルヴィラ、さらに、6ベッドルームのムリアマンションは広さが3300㎡は驚愕の異次元的一棟貸し。ラグジュアリーを超越したウルトラ感は、このスケールの大きさにも表れています。

公式サイトに全ヴィラのツアー動画がありますので、そのグラマラスな全容をご覧ください。
Mulia Villas Virtual Tour

 

 

全6棟526室からなる大型ホテルタイプの「ムリア リゾート」であっても、お部屋の広さは一般的なホテルであれば、十分スイートと言われる広さを誇ります。あまりにも印象的なオーシャンフロントプールを始め、お子様用スライダープールなど、プールは4種類、ビーチアクティビティも充実していて、ファミリーでも楽しむことができます。もちろんリネンはフカフカの最上級。たっぷり遊んだ後も、広いバスタブに浸かり、ベッドに身を沈めて疲れを取ることができるでしょう。

エリア:ヌサドゥア
ヌサドゥア湾沿いの美しいビーチを一望する素晴らしい景色、壮大な自然も感じられるロケーションの中、リゾート内に展開する9か所のレストランやバー、最新器具を整えたフィットネスセンター、ビーチフロントプールなど、すべての施設が最高級と評価が高く、贅を尽くしたアフタヌーンティーや朝食においても、感嘆のため息は絶えません。

 

 

The Apurva Kempinski Bali 
ジ アプルヴァ ケンピンスキー バリ

画像出典:ガルーダインドネシア

 

1897年創業の「ヨーロッパ最古の高級ホテルグループ」と言われているケンピンスキーブランドは、ドイツのホテル運営会社で、現在世界30カ国で80軒以上の高級ホテルを運営する一流ブランドです。

バリのケンピンスキーは2019年にオープンしたインドネシアらしさを味わえる大型ラグジュアリーリゾートです。リゾートのテーマは、「オープンエアーシアター」。14世紀に繁栄したマジャパヒト王朝の王宮をイメージしたというフロントロビーは開放的で、豪華絢爛なリゾートが見渡せます。各施設のデザインには、インドネシア=「インド洋の島々」にインスパイアされた仕掛けが随所に。バリ島・インドネシア旅行気分も存分に味わえ、建物も設もまるでゴージャスな劇場のような演出です。印象的な演出と空間、そして見渡すパノラマに驚愕と感嘆の声を漏らしてしまうでしょう。

リゾート内の随所にもインドネシアの様々な民族の文化を取り入れており、水族館レストランは注目の的。お子様向けサービスの充実感もあり、ファミリーでも大満足な大型のラグジュアリーリゾートとなっています。

 

 

公式HP
The Apurva Kempinski Bali 

 

Capella Ubud, Bali カペラ ウブド バリ

世界中にセンセーショナルなホテルを送り続けているカペラホテルグループが、2018年ウブドのケリキ地区にオープンさせたカペラ ウブド バリ。世界ホテルランキング一位に選ばれた正真正銘ウルトララグジュアリーの極み。

 

画像出典:Capella Ubud, Bali

 

1800年代初頭にインドネシアに入植したヨーロッパ人の冒険心にインスパイアされた著名ホテルデザイナーであるビル・ベンズリーによって手がけられました。その魅力は鬱蒼としげるジャングルに点在するテンティッドスタイルの客室。野生の木を一本も切ることなく完成に至ったという施設内に、ヴィラは全部で23室。テント内は1800年代にタイムスリップしたと錯覚するようなデザインにになっていて、クラシックでゴージャスなサファリをイメージした空間にいると、なんだか前世を思い出しそうな不思議な感覚になりそうです。どこを切り取っても映画のワンシーンのような世界感。アンティークやレトロなものがお好きな方にはたまらない至高の滞在となるでしょう。

 

画像出典:Capella Ubud, Bali

 

  1ベッドルームテントの広さは、173平方メートルと十分な広さ。全てのテントで美しいレインフォレストの景観を独り占めにでき、ソファベッドが置かれたテラスやジャグジーが付きのプライベートプールが配置されています。

 

画像出典:Capella Ubud, Bali

 

レストラン、食後の娯楽においてもクラッシックでゴージャスなサファリの演出や仕掛けはいっぱい。日が暮れたら、手付かずの大自然を感じながら、キャンプファイヤーを囲み、他の宿泊客や現地の語り部たちとの交流まで楽しめてしまう。ウルトララグジュアリーに加えて、ユニークでワクワクさせてくれるのがカペラウブドの最大の魅力です。

公式HP
Capella Ubud, Bali

 

BVLGARI RESORT BALI ブルガリリゾート バリ

 

ブルガリ ホテルズ&リゾーツ系列で世界で2番目にできたブルガリ・リゾート・バリは、空港から約45分のウルワツにあります。インド洋に面した断崖絶壁の上にあり、ヴィラは全室オーシャンビュー。どのパブリックスペースからも絶景を見渡すことができます。ハイブランドが手がけたリゾートだけあって、洗練されたセンスは非の打ち所がありません。バリの文化や自然を生かしつつ、現代アートとの融合が、優雅な雰囲気を醸し出しています。これらのインテリアは、建築家であるアントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィエルが手がけたもの。また食器や家具は、地元の建築家やアーティストと共同で作られています。

 

画像出典:ガルーダインドネシア

 

ブルガリ・リゾート・バリには64の部屋があり、全室がプライベートプール付きのオーシャンビュー!アメニティは全てブルガリ、というのも魅力のひとつ。もっともっと贅沢にブルガリ・リゾートを満喫したい方には、ヴィラがおすすめです。

 

画像出典:ブルガリ・リゾート公式

 

全32棟のヴィラの内装は、バリのアンティークで飾られ、広いオープンエアのリビングルームとサンデッキ、プルンジプールを備えています。広いバスルームの中央には贅沢にバスタブが配置され、屋外にもレインシャワーが設置されています。特に8棟しかないオーシャンクリフ ヴィラは、遮るものが一切ない高い断崖絶壁の先端に建ち、目の前はどこまでも続く水平線のみ。美しい色で時を刻む景色を見ていると、何もかもを忘れ、心も体もすっかり浄化されることでしょう。

 

画像出典:ブルガリ・リゾート公式

 

開放的で上質なエレガンス、比類なき品格あるリゾートに滞在すれば、すっかり気分はセレブ。もしかしたらヴィラから一歩も外に出たくなくなってしまうかもしれませんね。

公式HP
BVLGARI RESORT BALI

 

いかがでしたか?
インドネシア・バリ島には世界最高峰のホテルが集中します。目的や何度目のバリかでもホテルを選ぶクラス、立地も変わってくるでしょう。今回は数ある中から厳選した4施設でしたが、ウルトララグジュアリーなリゾートは他に多々あります。リーズナブル、またはこじんまりしているのに、コスパの良いホテルも沢山!バリって、本当に旅のプランが悩ましい所です。またテーマによって特集を組んでいきますので、次のご旅行の参考になりましたら幸いです。

 

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2023年世界で最も平和な国はどこ?【世界平和度指数】

2023年08月25日 更新▲

今回で17回目を迎える「世界平和度指数2023」発表されました。治安も良く安心して旅行できるのはどの国?女性ひとりでも大丈夫?今後の旅先のご参考に、1位〜10位にランクインした国を紹介します。

 

★★★

 

「世界平和度指数」とは?

オーストラリアに本部をおく国際的なシンクタンク、経済平和研究所(IEP)が毎年発表を行っているもので、世界各国の平和度合いを数値化し、ランキング形式でまとめたものです。世界163の国と地域が対象で、以下3つのカテゴリー/全23項目を数値化。スコアが低いほど、平和度が高いことを示しています。

3つのカテゴリー

社会の安全・治安
現在進行中の国内外の紛争
軍事化

それでは、10位から紹介していきます

 

第10位 スイス

画像:iStock

 

スイスは、ドイツ、フランス、イタリア、リヒテンシュタイン、オーストリアに囲まれた内陸の国です。スイスには、美しいアルプスの山岳風景、湖など、大自然の魅力が詰まっています。アルプスの山村を舞台にした「ハイジ」のイメージそのものです。観光としても人気がありますが、経済都市として知られるチューリッヒや多くの国際機関が本部を構えるジュネーブなど、都市の魅力も見逃せません。

国際社会の中で「スイス」という国を語るとき,その特徴として挙げられるのが,永世中立国であること,そして国際人道主義発祥の地であるということが挙げられます。中立国として紛争下にある地域間の仲裁をしたり、拠点の受け入れ国としての役割を果たしたりしています。

スイスは近隣諸国と比べても犯罪率の低い治安の良い国です。街の美化、衛生基準でも世界トップクラスを誇っています。治安はいいとは言え、スリや置き引きは発生しています。 旅行の際は、荷物から目を離さないなど、最低限の注意は必要です。

 

第9位 日本

 

画像:iStock

 

銃器の所有が法律で禁止されている日本では、銃犯罪に巻き込まれる危険性が少なく、テロの発生率も世界的に見て低いといわれています。南北に長く、地域によって異なる文化や景色を楽しむことが出来き、四季折々に日本ならではの美しい景色があるのも大きな魅力です。

 

第8位 スロベニア

画像:iStock

 

スロベニアは、タリアとクロアチアに接近し、南欧に区分されます。さらには、東欧に属すハンガリー、西欧に属するオーストリアに囲まれた国です。四国ほどの面積の小さな国です。 地理的には、アルプス山脈・アドリア海に接しており、変化に富んだ地形や気候・生物多様性を有します。

第二次世界大戦後、セルビアなどとともに社会主義体制のユーゴスラビア連邦を結成しましたが、セルビア人との対立などから1991年に独立しました。旧ユーゴの中では最先進工業国で、国民性も職人気質なのだとか。一人当たり国民総所得は中東欧で最高水準です。

スロベニアは旅先としてはマイナーですが、首都リュブリャナは、暖色の屋根が映える家々が並び、おとぎの国のようにとてもかわいらしい町です。他のEU諸国に比べ治安がよく、親日家も多いので、女性ひとりでも落ち着いた旅ができるところです。

 

第7位 ポルトガル

画像:iStock

 

日本にとってポルトガルはヨーロッパの中でも最も長い友好の歴史を持つ国の1つです。ヨーロッパのイベリア半島南西部に位置するポルトガル共和国は,東と北の国境をスペインと接し,西と南は大西洋に面した海岸線が広がる欧州最西端の国です。大西洋の海の幸に恵まれたポルトガルでは,料理の素材に魚介類が多く使われ、我々日本人でも馴染みやすい食文化があります。親日家も多く、助け合いの精神もあるため、滞在時に困ることはない所です。

ポルトガルは、EU圏内からの移住はメリットも多く、日本から移住する人たちも増えています。ヨーロッパの中では犯罪発生率の低い国の一つと言われおり、凶悪事件の発生は少ないものの、日本と比較すると、すり、ひったくり、車上狙い等の窃盗犯罪が日常的に発生しています。

 

第6位 シンガポール

画像:iStock

 

シンガポールはマレーシアの南に位置する島の都市国家で、世界的な金融センターになっています。気候は熱帯気候に属し、国内には多様な文化が存在しています。観光もビジネスでも日本人が多く訪れるシンガポール。治安の良さでも知られています。実際、シンガポールでは年間犯罪件数が日本以上に少なく、静けさや社会的結束、安全な環境を育むための継続的な努力の証であると評価されています。安定した国家と言えますが、夜は軽犯罪などに巻き込まれる可能性もあるため、注意は必要です。

社会の安全、軍事化の抑制、そして国際紛争の少なさ。高い治安と調和の取り組みが、シンガポールをアジアでの平和のリーダーに押し上げた要因です。パスポートランキングでもこれまで首位だった日本を抜いて、現在最強となっています。

 

第5位 オーストリア

 

画像:iStock

 

オーストリアはヨーロッパ大陸のほぼ中央に位置し、ドイツやイタリア、チェコ、ハンガリーなど8ヵ国に囲まれた内陸国です。首都ウィーンは、芸術の街として世界中から旅行客が訪れ、華やかなイメージがありますが、国土の約3分の2はアルプス山脈が占め、切り立った雪山や氷河、山腹の牧草地など、豊かな自然にも恵まれた国です。モーツアルトの出身地ザルツブルグは、バロック様式の建物が中世のまま建ち並び、美しい湖水地方、自然から文化まで多様な魅力を誇ります。文化的で知的水準が高く、安全な国として評価の高い国です。

永世中立国であるオーストリアは、中東等へ軍事介入をしていないため、政治的な報復テロの可能性が低いことから、近隣のヨーロッパ諸国に比べテロの脅威レベルは低いとされています。ウィーンの治安は、置き引きやスリなどの犯罪はありますが、比較的深刻な犯罪は少ないと言えるでしょう。

 

第4位 ニュージーランド

画像:iStock

 

ニュージーランドはヨーロッパ系の白人が人口の約7割を占めていますが、その他にも先住民であるマオリ系やアジアやポリネシアからの移民など、多様な背景を持つ人々が暮らす他民族国家です。 国土は南北に細長く、北島と南島に分かれていますが、人口の3/4は北島に居住しています。羊が草を食む草原の風景、海に囲まれた雄大な自然は、ニュージーランドの大きな魅力です。

日本と同じ島国であるため、不法移民も少なく治安が安定しています。優しくておおらかな国民性は親しみやすく、ワーキングホリデーや留学先として学生さんでも安心して暮らせる所です。

 

第3位 アイルランド

 

画像:iStock

 

アイルランドは、北大西洋に面した豊かな自然に恵まれた所です。ダブリン城をはじめとする古城や、モハーの断崖、古代遺跡などの歴史的遺産、雄大な自然を感じられる観光スポットが多くあります。この地に古くから根付くケルト民族の文化に触れれば、アイルランドの魅力をさらに深く知ることができるでしょう。

一時はイギリスに併合されていた時代もありましたが、現在では北アイルランドを除いた形で独立国家となっています。アイルランドの国民性は、旅行者にもフレンドリーで、おしゃべり好き。一般犯罪の発生率も日本と比べれば高いですが、英語圏各国のトラベルアドバイス上は注意喚起はなく、各国政府とも安全度が高いと評価しています。

 

第2位 デンマーク

画像:iStock

 

デンマークは北欧の最も南にあり、ユトランド半島と多くの島々からなる北欧の国です。ヨーロッパ諸国の中でも小さな国ですが、農業生産力が高く、酪農製品では高い国際競争力を誇ります。 「人魚姫」などの童話の作者、アンデルセンの母国としても有名で世界的観光地としても人気です。

社会保障が充実し、貧困格差が少なく、個人の自由度や政府に対する信頼度が高いことなどもあり、「世界幸福度ランキング」にも毎回ランクイン。幸福度の高さは治安の良さに直結しています。北欧のラテン系とも言われるほど、明るくフレンドリーな人たちが多く、安心して旅行することが出来ます。

 

第1位 アイスランド

 

画像:iStock

 

第1位は、16年連続でトップとなっているアイスランドです。アイスランドは北欧の島国で、氷と火の国と呼ばれる通り、火山、間欠泉、温泉、溶岩原、氷河を擁する大自然で知られています。アイスランドの自然を語る上で欠かせないのが「白夜」と「オーロラ」。夏は真夜中でも太陽が沈まない白夜となり、冬には夜空を舞うオーロラが現れます。

独立国としては世界でも稀な軍隊を保有しない国家であり、受刑者が10万人に33人という欧州では1番の犯罪率の低さで、治安がいいと評判です。北海道と四国をあわせたくらいの国土面積に人口は約37万人と、人口密度が低いことでも知られており、手つかずの自然が多く残っています。

アイスランドは生活水準も高く、近年の観光ブームのために新しい施設も整えられてきています。快適に旅行ができる国ではありますが、物価の高さや交通手段など、ちょっと気を付けておかないといけない点もあります。

 

 

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世界のパブリックアート【米国・英国編】

2023年07月25日 更新▲

街中の公共空間にある芸術作品のことを「パブリックアート」と言います。その都市の歴史や願いを形にしたり、その作品があることで、その街の文化的価値を上げ、活性化に役立てられています。どうなっているか不思議なものや、屋外を活かしたスケールの大きさに圧倒されるものなど、見応えがありますね。日本にも沢山ありますが、今回はアメリカとイギリスのパブリックアートをピックアップしてみました。旅の行き先を探すインスピレーションにお役立てください。

 

★★★

 


パイオニアプラザ(米国・ダラス)

 

画像出典:visit irvingtexas.com

 

1995 年、テキサスツリー財団によって寄贈されたパイオニアプラザ。大きな公園の中、一際存在感を放つ牛の群れ。大迫力で本物と見紛うばかりの牛追いは、「ダラス キャトル ドライブ スカルプチュア」と呼ばれるブロンズ像です。その数49体の牛と3人のカウボーイで構成された作品は、入植当時の光景そのもの。ダラスに入植者をもたらした道とテキサスの牛追いの歴史的重要性を記念し、地元のアーティスト、ロバート サマーズによって作成されました。プラザには自然の小川、自生の木々や植物があり、ダウンタウンの公園としては美しい環境です。

 

 

I See What You Mean(米国・デンバー)

 

画像:iStock

 

 

別名「ブルー・ベア」で親しまれている巨大なクマの彫刻は、コンベンションセンターの外にあります。40フィートもの高さの青いクマがガラス張りの建物の中をのぞき込む姿はなんとも愛らしく、癒されます。作品タイトル「言いたいことはわかります。」も、とってもユニークで、創られてからすぐに人気者になったのもうなづけます。デンバーの街の中には、他にもアート作品があちこちに設置されているので、探しながら楽しい散策ができそうです。

 

 

クラウン ファウンテン(米国・シカゴ)

 

画像:Wikimedia

 

ミレニアム・パークのシンボルともなっているジャウメ・プレンサの『クラウン・ファウンテン』は、噴水アトラクションを兼ね備えたアート作品です。15mの2つのタワーの間には浅いプールが設けられ、シカゴ市民の憩の場となっています。タワーにはLEDでシカゴ市民の顔が映し出され、遊び心ある表情にあわせで唇から水が飛び出す仕掛けになっています。楽しいですね。シカゴ市民や子供たちは、自分の顔が映し出されるのを楽しみにしているそうですよ。

 

 

 

アナザー プレイス(英国・リバプール)

 

画像:iStock

 

イギリスを代表する現代彫刻家・アントニー・ゴームリーの作品。
上の画像ではわかりにくいですが、リバプールのクロスビービーチの岸沿い約2.5km、沖合1kmのエリアに、100体の人物像が点々と並べられています。海の向こう米国への旅立ちに憧れ、新世界を夢見る人たちが海を使って表現されています。人物はゴームリー自身を象ったと言われ、潮の満ち引きによって、姿の現れ方が変化するシュールな作品です。

 

エンジェル・オブ・ザ・ノース「北の天使」
(英国・タインアンドウィア州ゲーツヘッド)

 


画像:Wikimedia

 

こちらもアントニー・ゴームリーの代表作。「北の天使」と呼ばれる鋼鉄製の天使は、全高20m、両翼の長さ54mもあり、旅客機のボーイング757よりも大きいのです。その想像を超える大きさと風景に占める存在感は、多くの人に美的な衝撃を与えています。「像が建つ丘の下にあった炭鉱と、そこで働いた炭鉱労働者に注目を与える」というコンセプトでコンセプトで創られたとのことです。
どこかサイボーグのような天使の姿が印象的です。

 

 

Well Hung Lover(英国・ブリストル)

 

Bristol, United Kingdom – 3th May 2014: Buildings at Park Street displaying the famous Bansky’s graffiti “Naked Man”.

 

イギリスでパブリックアートと言えばバンクシー。「Well Hung Lover」は、2006年の作品で、イギリスで初めて合法とされたストリートアートです。窓から片手でぶら下がっている裸の男性が描かれています。窓の中には周囲を見渡す男性とその妻と思われる女性が描かれています。青や白のまだらな部分は2009年にペイントガンで汚されたものであり、市議会の手である程度修復されましたが、散布した塗料が残ったままになっています。

ブリストルは、バンクシーの出身地とも言われていて、他にも、「Girls with a Pierced Eardrum」オランダの巨匠フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」をモチーフにした作品もあります。イギリス南西部に位置している湾岸都市で、ロンドン-ブリストル間は電車で約1時間45分くらいなので、ロンドンからの日帰りで出かけるのもいいかもしれません。

 

 

いかがでしたか?
アメリカもイギリスのみならず、世界中に有名なパブリックアートがありますね。散策中に見つけるものから、一度は見てみたいと思わせてくれる大作。また、突如出現し、期間限定で消えてしまうものもあります。見逃したくない作品がありましたら、それをきっかけにその土地を訪れてみるのもいいでしょう。ぜひ楽しんでください!

 

 

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海外旅行【予約のポイント・お財布に優しい情報】

2023年06月24日 更新▲

円安も止まらず、海外旅行はまだ以前のような格安感はまだないですが、自由に往来ができる日常が戻り、この夏休みはいよいよ海外旅行に出かけるという方もいらっしゃるでしょう。為替の状況によるハードルの高さもありますが、今後、海外旅行を検討・予約するにあたって、少しお得になるコツ、お財布に優しい情報をご紹介します。

 

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★★★

 

比較サイトを利用して、根気よく納得がいく方法を探す

骨は折れますが、航空会社や代理店からリアルタイムの価格を一括比較して最安値を表示してくれるサイトを利用して、徹底的に納得する方法、金額を探すことです。注意したいのは、LCCなど一見安く見えても経由地が1〜2か所あって、近場のアジア圏なのに所要時間が10数時間と言ったものもあります。また表示されている金額はサーチャージ込みか別かもチェックしておきましょう。


よく利用される比較サイト

<海外航空券予約>

スカイスキャナー(skyscanner)
海外旅行行きの格安航空券を、多くの航空会社から比較して安い順に表示してくれるサイト

Surprice(サプライス)
日本の旅行会社・H.I.S(エイチ・アイ・エス)が運営している海外航空券の予約サイトです。
お得なキャッシュバックやクーポンもあ理、海外のサイトと違い、日本人にもわかりやすいシステムになっています。

<海外宿泊ホテル予約>

ブッキングドットコム(Booking.com)
オランダ発、世界最大のオンライン宿泊予約サイトとして掲載している宿泊施設の数は100万軒を超えています。

ホテルズドットコム(Hotels.com)
エクスペディアと同じグループに属するアメリカ発のホテル予約サイトです。10泊すると1泊分のボーナスステイがもらえるHotels.com リワードは見逃せないメリットです。

 

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パッケージツアーを利用する

気軽にネットで個人手配をするのが主流となっていますが、飛行機とホテルを個人手配するより、意外とパッケージツアーの方が安くお得という場合もたくさんあります。特に学生さんは、学割のような学生さん向けのパッケージもありますし、一般の方も早割などを活用すれば、往復航空券の金額で旅行を楽しむことも可能な場合があります。

予定を自由に決められないといったデメリットはありますが、とにかく海外旅行に行きたい方、旅行慣れしていない方など、パッケージツアーから検索してみるのもありです。

 

<パッケージツアーなど海外旅行全般>

エクスペディア
海外航空券、ホテル、ツアー(航空券+ホテル)と海外旅行全般をカバーしていて、ツアーを申し込むと航空券+ホテルの合計額より割引になる場合もあります。お得な旅の提案をお見逃しなく。

トラベルコ
JTBや阪急交通社など国内の旅行会社と提携しているのが強みです。国内の旅行会社が企画する海外向けツアーも充実していて、海外サイトと違い、安心感が違いますね。

・国内大手各社

ANA SKY WEB TOUR
JALパック
旅工房
近畿日本ツーリスト
楽天トラベル
阪急交通社
H.I.S
JTB
日本旅行

 

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ユースやゲストハウスを利用する

ラグジュアリーなホテルは憧れ。でも円高が進んでくるまではちょっと気持ちを抑えて、ホテルのグレードを落として、旅行を決断するのもあり。旅の目的で考えてみてください。観たい所、行きたいところ、食べたいもの、体験したいことがあるなら、ユースやゲストハウスで立地の良いところは沢山あります。最近では、スタイリッシュでセキュリテーもしっかりしているユースもありますので、口コミなどをみて探してみましょう。Airbnbであれば、ラグジュアリーなコンセプトでリーズナブルな物件もあり、家族や数人の友人などで行く場合は、Airbnbはお得です。

Airbnbは、借りたい人と貸したい人をつなぐ、マッチングサービスなので、海外で利用する場合は、基本的に貸主との英語でのやりとりになります。トラブルになるリスクも稀にありますが、貸主の評価やトラブル時の対応などをチェックして、トライするのはありです。

 

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とにかく早めに予約する

当然ながら、お盆の時期は旅行代金が高騰します。日程をずらすことが可能な方は、お盆時期を避けて予約しましょう。空港も混雑しますしね。数日ずらすだけで数万円単位で旅行代金が変わってきます。航空券は安い席から埋まっていくので、行く!と決めたら早めに予約しましょう。日程は航空券が安い日に合わせて取るのが最も安くなる方法です。

<どれくらい前に予約すればいい?>

・連休などに海外に行きたい場合は、3〜4ヶ月前
(GW、年末年始など大型連休は半年前)
・週末利用 2〜3ヶ月前
・平日でも早い方がいいですが、1ヶ月前まで

 

アジアに強いKKday

KKdayは、台湾のツアー会社が運営する旅行予約サイトですが、台湾のみならず、韓国、シンガポール、香港、タイといったアジア地域の現地ツアーに強い。オプショナルツアーもですが、各種施設の入場チケットが格安だったり、現地の交通系ICカードをお得に購入することもできます。

KKday

 

クレジットカードを利用する

特に航空会社が出しているクレジットカードを利用すれば、マイルに交換できたり、カードの種類によってはラウンジの利用もできます。ラウンジが利用できれば飲食代が浮きますね。そして、買い物をしてもマイルに移行できて貯めることができれば、次回の旅行に有効に使えます。
マイレージサービスの相互乗り入れなどの業務提携をしている航空会社グループ(航空連合)を使うと貯まりやすくなります。
現在、世界的な航空連合はスターアライアンス、スカイチーム、ワンワールドの3つになります。

 

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通信費を抑える

現地での通信費を抑えるなら、モバイルWi-Fiや格安SIMも活用しましょう。モバイルWi-Fiの相場は1台1,000円~3,000円/日程度。1人で使うと割高ですが、グループで使えば1日数百円程度で利用可能。格安SIMの相場は1日500円程度で、通信量が無制限のサービスも多いです。現地で自由にインターネットを使いたい方は、SIMを活用するのがお得です。
アジア圏内であれば、先に記述したKKdayでは、多種多様なSIMとモバイルWi-Fiをレンタル可能。公式サイトから予約し、指定の店舗でQRコードを提示すれば、スムーズに借りることができます。

KKday 

香港 & マカオ & 日本 & 韓国 & マレーシア & シンガポール|無制限データ 4G WiFi エッグ (香港郵便/銅鑼湾ピックアップ) 特別柔軟なピックアップとリターンの手配

 

画像:iStock

 

 

いかがでしょうか?
今回お伝えした情報は、為替が回復してきても使える情報となりますので、ぜひお得に、なるべく安く、楽しい海外旅行の計画にお役立てください。

 

 

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絶対立ち寄りたい【世界のオシャレなスーパーマーケット・ヨーロッパ4選】

2023年05月25日 更新▲

海外のスーパーマーケットと言えば思い浮かぶのはどこでしょうか? 世界のスーパーマーケットと言えば、規模も売上高もダントツにアメリカ勢が名を連ねます。その辺りはきっとご存知かと思いますので、今回はヨーロッパから、絶対立ち寄りたい4つのスーパーマーケットをご紹介します。その国に行くことがあれば、朝ごはん、おやつの調達やおみやげ探しにぜひご利用ください。

★★★

 

DESPAR Teatro Italia(デスパール テアトロ イタリア)

ヴェネツィア/イタリア

イタリア北東部、アドリア海に面した港湾都市ヴェネツィアは、水の都として世界的に有名な観光地。運河沿いにはルネッサンス様式やゴシック様式の宮殿が並んでいて、とても美しい所です。
そのヴェネツィアでは、スーパーマケットも世界遺産の街に溶け込みます。イタリアで一番美しいと言われるスーパーマーケット「DESPAR(デスパール)」を紹介します。

 

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美しいスーパーマーケットと言われる所以は、その建物にあります。1914年に劇場として誕生した「テアトロ・イタリア」。使われなくなって荒廃が進んでいたところ、大手スーパーマーケットチェーンの「DESPAR(デスパール)」が 建物の改修と店舗の設備に250 万ユーロ以上を投資し、リノベーションを手掛けました。

外観も街の景観を損なわず、ほぼ当時のまま修復され、そこがスーパーマーケットとは分かりません。内部は、高い天井、2階の観客席を囲む手すりもそのままに活かされ、なんといっても美しくエレガントな雰囲気を際立たせているのは壁面を彩るフレスコ画です。美的観点からも、遮るものなく建物内部の美しさを堪能できるよう、低い什器が使われています。さらにこの建物やフレスコ画を守ため、照明やスーパー特有の設備にも配慮がなされています。年中無休、午前8時から午後9時までの長い営業時間もこの建物を目掛けてくるお客様へのサービスということです。多くの文化財や歴史的建築物を有する世界遺産の都市ならではの画期的な取り組みが見て取れますね。

 

画像出典:SPER 公式サイトより

 

 

 

Marks&Spencer(マークス&スペンサー)

イギリス

マークス&スペンサー(Marks & Spencer)は、アパレル製品から家庭用雑貨・食品までもPBブランドで展開・販売するイギリスの大手。創業は1894年と言いますから、かなりの老舗です。イギリス国内には、300店以上の店舗があるのでご存知の方も多いでしょう。

 

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とにかくPB商品が充実している「マークス&スペンサー」。シンプルなパッケージデザインも好感度が高く、トートバッグやハンドクリームなどのコスメ、どの商品をとっても、スーパーのオリジナルとは思えないオシャレ感。高級志向のスーパーながら、お値段は優しめ。小菓子や珍しい食品なども含めて、ばら撒き用のお土産の調達には、大変重宝すること間違いありません。大型店舗では、食料品から衣料品まで扱っているので、スーパーというよりデパートの雰囲気があります。

 

画像:TRAVEL-MODE

 

イギリス国内のみならず、世界30カ国でも展開していて、香港、シンガポール、フィリピンにもあるので、そちら方面へお出かけされる方も要チェックです。

https://www.marksandspencer.com/

 

 

MONOPRIX/モノプリ

フランス

画像:iStock

 

フランスを代表するオシャレ高級志向のスーパーマーケットと言えば、モノプリです。こちらもPB商品が充実していて、食料品ばかりでなく、衣類、生活雑貨、書籍や文具など何でもそろうスーパーマーケットです。その品揃えはハイブランドの食料品から庶民派メーカーまで幅広く、お菓子の品揃えもコスパも抜群!プチプラコスメやスキンケアグッズも充実のモノプリ。エッフェル塔グッズやパリならではのおみやげに最適なお菓子もたくさんあるので、お土産選びに困ることはありません。
とにかく品揃えが豊富でどれにしようか迷いそう!時間に余裕を持って行くことをお勧めします。

店舗は小さいですが、コンビニ型の「Monop’(モノップ)」は、営業時間も長めで、小腹が空いた時や食品系のお土産を買うのに便利です。最近ではモノプリのインテリア専門店もオープンしているようなので、パリのおしゃれな雑貨を手に入れたい方は、お見逃しなくチェックを!

https://www.monoprix.fr/

 

 

IRMA(イヤマ)

デンマーク

画像:iStock

 

1886年に創業したデンマーク最古のスーパーマーケット Irma(イヤマ)。最古と言っても店舗は清潔感あり(当たり前ですが)スタイリッシュなブランディングは、さすがデンマーク、抜かりなくオシャレです。日本でもトートバッグは人気がありますが、現地では、オーガニックや自然素材の品揃えには定評があります。PB商品も多く、やぱりパッケージはシンプルでとってもオシャレ。キッチン雑貨も充実しています。

 

画像:TRAVEL-MODE

 

マスコットキャラクターになっている女の子「Irma Girl(イヤマちゃん)」は、創業者の娘さんがモデル。筆者もコペンハーゲンに滞在する度、朝ごはんから晩ごはんまで、食材調達は安心のイヤマで。おみやげも自分用のストックも何から何までイヤマにお世話になった経験がございます。

ホームページもかわいいですよ。
Irma.dk



いかがでしたか?
行ったことのあるスーパー、または行ってみたいスーパーはありましたか?
ヨーロッパは古い建物を修復しながら使っていることが多いので、今回紹介したスーパーも近代的なビルに入っていることもあれば、歴史を感じる建物に入っていることもあり、中に入って外観と内装のギャップに驚かされることも多く、良いカルチャーショックを受けることがあります。その中でもデスパールは別格ではないでしょうか。ヴェネツィアに行くご予定があれば、プランの中に忘れず入れておいてくださいね。
そして、スーパーマーケットは消費者の一番身近なオピニオンリーダーですから、エコやオーガニックの観点からも最先端のトレンドを知ることができますね。それにしても、各国どのスーパーのPBはデザインが優れていて魅力的です。お土産選びに困らないのは大変ありがたいと思います。時間も限られた中、お土産選びに迷うのは、ストレスになりがち。おしゃれなスーパーマーケットでサクッと買ってしまうのはアリではないでしょうか。ぜひご活用くださいませ。

 

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2023年【人気の渡航先】第1位はハワイ!【海外旅行で味わった苦い体験談】

2023年04月24日 更新▲

そろそろみんな動き出した? 今年は海外旅行に行きたい、行けそうですよね。数年、間が空いていたので、いざ!となると「さあどこへ行こう。」

海外旅行需要が増してくる2023年の人気旅行先を発表!

株式会社 アイコム総研が運営するクレコミにて「2023年に行きたい、行く予定の旅行先」アンケートが実施され、人気の旅行先が公開されました。過去の海外旅行で味わった苦い体験談もアンケートされてますので、ぜひ渡航先の参考にしてください。

 

画像:iStock

 

 

★★★

 

Q. 2023年に行く、行く予定の海外旅行先は?


 

ヨーロッパ方面は、ほぼ制限なく入国できる中、まだ引き続きワクチン接種証明は必要なアメリカが圧倒的な人気です。1位になったアメリカの中でもダントツ人気だは、ハワイ!やはり海外旅行先としては、ハワイに憧れる人は多いようです。行きやすさ、快適さもあって、不動の人気です。

 


 

◆ハワイ入国情報(2023.0105現在)ハワイ州観光局サイトへジャンプします。
ハワイへのご旅行を計画されている皆様へ(新型コロナウイルス情報)

 

◆アメリカ合衆国入国情報
在日米国大使館・領事館 米国への渡航 COVID-19ワクチン接種の要件
(2023.4.24現在の情報です。)

 


他の地域別人気の渡航先はこちらです。
アジアではインド、ヨーロッパではイタリアという結果でした。

 

 

Q.これまでの海外旅行へ行った回数は?

 

2回以上の方、59%に加えて、数えきれないくらいと答えている方も20%超え。海外旅行経験者は、ものすごく多いとわかりました。みなさん、あちこち行ってらっしゃるのですね!

 

Q. 海外旅行で一番困った体験

 

確かに「水が飲めない・合わない」「食事が合わない」問題は、健康面でも危惧もあり、切実です。特に水は、海外では歯磨きする時やシャワーでも気をつけなければならず、うっかりということも多いにあるので注意が必要ですね。他にも「トイレ関係」が4位にランクインしており、世界一キレイなトイレが当たり前な日本から海外へ行くと、結構困りますね。トイレの造り自体はオシャレでも、使い方がちょっとねということで、抵抗を感じる方は多いと思います。ただ、生理現象なので我慢はなさらないでくださいね。

他は、インフラや物理的な問題、カルチャーショック的な内容でみなさん、一度は驚いたり、憤ったりのご経験がおありのようです。「ここは日本じゃない。」と肝に銘じておくのも対策のひとつかもしれません。

 


Q. これから初めて海外旅行へ行く人に向けてのアドバイス。

 

困った経験で一位だった「水問題」ですが、アドバイスでは3位になっています。一位は、命の次に大事な「パスポート」や貴重品のことですね。治安の事前リサーチも不可欠ですが、どう守るか?やもしもの時にどうするかは、必ず対策しておいた方がいいでしょう。海外では、十分気をつけていたつもりでも、巧みな手口にやられたり、また慣れない場所や言葉の問題で、注意力が分散してしまうことを頭に入れておきましょう。

 

2023年は海外旅行に行く人が激増する見込みです。ようやく行ける!と思うと、テンションも上がりますが、海外旅行にはトラブルもゼロではありません。ぜひこの記事を参考にご旅行の計画を立ててみてくださいね。

それでは良い旅いを〜!

 

 

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陽気なラテンの国に行きたい!【メキシコ特集】

2023年03月24日 更新▲

些細なことは気にしない!ぱぁ〜と明るく陽気な所に出かけて見ませんか? 今回は
アステカ文化とヨーロッパ文化が交差し、カラフルでカオスな雰囲気が魅力的なメキシコを紹介します。世界遺産からラグジュアリーなビーチリゾート、スペイン統治時代の名残のこるコロニアルシティなど、南北に長いメキシコには様々特徴ある街が存在します。メキシコはどんな国?ぜひチェックしてみてください。

 

画像:iStock Puerto Vallarta, Mexico

 

 

★★★

 

メキシコ合衆国

メキシコは北にアメリカ、南東にグアテマラ、ベリーズと国境を接し、西部にはバハ・カリフォルニア半島、メキシコ湾とカリブ海にユカタン半島があります。南北に山脈が走り、砂漠、ジャングルといった多彩な風景で知られています。首都はメキシコシティ、公用語はなく共通語としてスペイン語が使われています。通貨はメキシコペソ(1ペソ=7.08 円* 2023/3/23現在)。日本との時差は15時間です。
青いカリブ海の美しいビーチ、マヤ文明の古代遺跡など世界遺産も多く、明るく陽気な魅力あふれる国です。

 

どんな街がある?

【首都・メキシコシティ】

メキシコシティは2,000万人の人口を擁する世界最大級の都市。成田から直行便も出ています。標高の高い高地に位置するため、気候は暑くなりすぎず、寒くなりすぎず街歩きには程よい気候と言えますが、季節によっては防寒が必要です。

近代的な街並みに、見ただけでも元気になりそうなカラフルな民芸品が並ぶ市場、アステカ文化とヨーロッパ文化が交差し、混沌とした雰囲気が魅力的な街です。路面バスや地下鉄などの公共交通機関も充実しているため、旅行者が楽しめる要素が詰まっている街と言えます。

 

画像:iStock Mexico City, Mexico; August 06 2022: Madero street in the center of Mexico City, people walking.

 

【サン・ミゲル・デ・アジェンデ】

グアナファト州にある世界遺産の街サン・ミゲル・デ・アジェンデは、1542年に修道士サン・ミゲルによって創設された標高1870メートルに位置する小さなコロニアル都市です 。多くの建物は18世紀頃のもので、細い石畳の道が続く街並みはどこか欧州の雰囲気を感じさせます。

カラフルな色使いがメキシコらしさを表現しており、年月をかけて文化が融合したさまが世界中の人々を魅了しています。他のメキシコの都市に比べ整備がされ、ここ数年に渡って「世界で最も住みやすい街」に選ばれるほど、アメリカからの移住者も多く見られます。メキシコ観光局認定の「魔法の町」として登録もされています。

 

画像:iStock San Miguel de Allende, Colonial Mexican Style.

 


【オアハカ】

メキシコの南部にあるオアハカ州の州都オアハカは、メキシコ風バロック建築の建物や、モンテ・アルバン遺跡などの見所もありますが、なんと言ってもこの街を有名にしているのが、ユネスコ無形文化遺産「死者の日」。

 

画像:iStock Oaxaca, Oaxaca, Mexico

 

この「死者の日」は、メキシコにおいて最も重要な風習の一つで、毎年11月1日と2日にメキシコ全土で祝われるもの。しかし、本場オアハカの「死者の日」は格別。名前は怖いけれど、華やかで賑やかなパレードにカラフルな祭壇など、さすが明るいラテンのノリの死者との向き合い方!町中に飾られたカラフルな切り紙の旗や骸骨の人形、鮮やかなオレンジ色のマリーゴールドの花が印象的で、とびきり楽しい「死者の日」の期間には、世界中から観光客が訪れます。

先住民の人口比率が全国一位のオアハカの街並みは、カラフルで最もメキシコらしい街並みとも称されています。先住民族の文化が色濃く残る市場巡りもお勧めです。

 

画像:iStock Oaxaca

 

 

【メリダ】

ユカタン半島の首都メリダは、スペイン風の豪壮な建築物が街の中心部に建ち並んでおり、植民地時代の雰囲気が色濃く残るコロニアルシティです。「魔法使いのピラミッド等が有名なマヤ文明の遺跡が周辺に多く、16世紀に建造されたルネッサンス様式のカセドラル大聖堂、北米大陸最古のカトリック修道院など、見どころも多く観光地としても発展しています。メキシコシティからは飛行機で、実際にはカンクンからバスで行く人が多い所です。

また、メリダはグルメな都市でも有名。バナナの葉で包まれた料理が多いユカタン料理をパティオで楽しむもよし、コロニアル調の建物に入るレストランで優雅にヌーベルキュイジーヌを楽しむもよし、文化的にも歴史的にも味わい深いグルメな街を食べ歩きして見ましょう。

 

画像:iStock Merida, Mexico. Plaza Grande

 

【カンクン】

カリブ海に臨むリゾート地で、温暖な気候が魅力です。ダイビングなどのマリンアクティビティのほか、セノーテやマヤ遺跡といったここにしかない体験ができるのも世界的な人気の理由のひとつです。

 

画像:iStock sunset on a Cancun resort with blue water

 

カリビアンブルーの美しい海はとてもロマンチックで、ハネムーンで訪れるカップルも憧れの地ではないでしょうか。オーシャンビュールームを擁する豪華リゾートが数多く、ほとんどがオールインクルーシブで、優雅に連泊できるシステムが整っています。郊外でドルフィン・エンカウンターやジャングルトレッキングなどアクティビティも充実。メキシコの中でもカンクンは、治安を気にすることなく過ごすことができるのも大きな魅力となっています。

 

【ロス・カボス】

ロスカボスは、カボ サンルーカスとサンホセ デル カボの2つの町の総称で、全長1,700km にわたってのびるハバカリフォルニア半島にあります。ロサンゼルスから飛行機で2時間の近さ!ハリウッドセレブも御用達のビーチリゾートというだけあって、カンクンよりもアメリカ西海岸の雰囲気が漂います。

 

画像:iStock Golden morning light on Cabo San Lucas, Mexico

 

コルテス海は世界遺産にも認定されるほど、海洋生物の種類が豊富。ダイビングやシュノーケリングでもジンベイザメやクジラ、イルカなどに遭遇する率が高いことで知られています。レンタカーは必須となりますが、郊外のトドスサントスには、イーグルスの代表曲のひとつ『ホテルカリフォルニア』のモデルになったホテルがあります。かわいらしいお土産屋さんや素朴なレストランでほのぼのとノスタルジックな雰囲気も楽しめます。車での移動中には「荒野にサボテン」のメキシコらしい風景も広がっています。

 

★★★

 

写真を見るだけでもカラフルで楽しそう! 眩しい太陽、テキーラにライムの香り、魅惑のマリアッチ演奏などなど、メキシコは陽気で明るい所!コロニアルな雰囲気もミステリアスな古代の遺跡も美しいカリビアンブルーの海も!いろんな表情があって魅力的な国です。メキシコは5月からベストシーズンを迎えます。元気とパワーをチャージしに、アフターコロナの海外旅行にいかがでしょうか? 

 

 

 

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絶対食べたいローカルフード【東南アジア編】

2023年02月25日 更新▲

あなたはどこへ何をしにいきたいですか? TRAVEL-MODE 2023年の第一弾の特集でお伝えした「世界一と言われる美食の街【ヨーロッパ編・外せない三都市】」に引き続き、第二弾はアジア編。アジア各国美味しいものが多く、世界一の都市をを選ぶのは難しい! そこで今回はこの国に行ったら絶対食べたい!美味しいローカルフードをご紹介します。

 

★★★

人気の行き先東南アジアの食べ物は、日本人の口にも合っていて、美味しい!ものが沢山あります。渡航された経験のある方も多く、印象に残った美味しいものはそれぞれでしょう。お国は違えど、同じ文化圏ですから名物的なもの、伝統的なもの、結構似ています。同じもののようでちょっとアレンジが違っていたり。例えばシンガポールやマレーシアを代表する食べ物で有名なチキンライス。タイではカオマンガイですね。漢字でかくと「海南鶏飯(ハイナンジーファン)」。シンガポールやマレーシアのチキンライスは生姜とレモンのソース、または地理ソーク。タイのカオマンガイはニンニクがガッツリが効いています。似ていることが文化の流れと考えると面白いです。

 

画像:iStock

 

絶対に食べたいローカルフードは、各国沢山あって紹介しきれませんが、次の旅のインスピレーションになりますように。これを見て食べたくなったら、Let’s Go!! 今年こそ海外旅行へ出かけ、「あの時あそこで食べたあの味が忘れられない!」と思えるローカルフードを見つけましょう。

 

◆マレーシア

世界でも美食の国として評価が高いマレーシアの食文化の特徴は、なんと言っても多様性です。マレーシアは世界中から移民が集まる多民族国家。主にマレー系、中華系、インド系からなる複数の人種や文化が交じり合い共存しています。使われている言語同様に、食文化も発展してきました。

人口の67%を占めるマレー系の料理は、インドネシアのスマトラ地方と類似点が多いと言われています。、ココナッツとカレーが合わさった麺料理「ラクサ」、チャーハンのような「ナシゴレン」、焼きそば「ミーゴレン」は日本でもすっかりお馴染みとなりました。マレーシアの料理は、スパイス、ハーブ、ココナッツミルクが使われた料理が多く、スパイシーでまろやか。また、芳醇なスパイスと融合した中華系の料理は、本土で食べる中華料理よりも美味しいと定評もあります。

 

||ナシレマ||

マレー料理の代表格「ナシレマ」は、ココナッツミルク(クリーム)で炊いたご飯に数品おかずが付け合わされるプレート料理。「ナシ」は米を意味し、「レマ」はココナッツを意味します。辛すぎず食べやすいサンバルソース(香味調味料)、イワシ、ピーナッツなどが付け合わせられ、そこに表面がカリカリに上がったチキンなど、好みの肉料理を選んでおかずにします。一皿の中にいろんな味の融合があって、まさに多民族国家マレーシアを表しているようです。

 

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◆シンガポール

シンガポールもまた、マレーシア同様に多民族国家で、中国系やマレー系、インド系の人たちが互いを尊重しつつ共存しています。シンガポールのババニョニャ民族(中華系の男性とマレー系の女性の混血)に代々受け継がれている、独自の家庭料理が特徴的で、中国の食材をインドネシアやマレーシアのスパイス技術で調理した「ニョニャ料理」と呼ばれています。冒頭で紹介した「海南鶏飯(ハイナンジーファン)」中国南部の海南島からの移住者が伝えたものとされています。もうひとつ、シンガポールでの食文化として大きな点が外食志向ということです。安くて早くて美味しい!は、そうした習慣的傾向から生まれたものかもしれませんね。

 

||チリクラブ||

シンガポールへ行ったら「海南鶏飯(ハイナンジーファン)」は、マストで食すことになるでしょう。今回紹介するのは「チリクラブ」。丸ごと炒めたカニにチリソースを絡ませた豪快な料理で、これこそまさに、シンガポールで味わうべき逸品。「チリクラブ」を目掛けてシンガポールに旅立つ人もいることでしょう。手はベタベタになりますが、濃厚なソースが絡んだやわらかいカニの身は絶品で、夢中で食べること間違いなし。一緒にマントウを注文するのもお忘れなく。

 

画像:iStock

 

 

◆タイ

人気の旅先タイへの渡航目的の一つは、やっぱりグルメ!辛い・酸っぱい・しょっぱい・甘い、そしてハーブの香りを一度に味わえるのかタイ料理の魅力であり特徴です。パクチーやレモングラス、ライムなど香りを嗅ぐだけでもタイへ飛びたくなる方もいることでしょう。タイ調理が好まれるのは、そのエスニック体験はもちろんのこと、ナンプラーやエビなど旨味の元となるものも多く、食材もバラエティー豊かです。甘いものは徹底的に甘く、辛いものはロケットが発射しそうなほど辛い!この刺激もハマる理由の一つかもしれませんね。

||カオソーイ||

そんなタイ料理の中でも一度食べたら病みつきになってしまうのが「カオソーイ」。発祥はタイ北部のチェンマイということですが、ラオス北部でも食べられているようです。ココナッツミルクがたっぷりと入ったまろやかなスープカレーとラーメンが合体したような料理ですが、その特徴は二種類の麺にあります。スープの中は茹でた麺、トッピングにはカリカリの揚げた麺が載っています。この揚げ麺がスープを吸って食感が変化し、柔らかい茹で麺も一緒の口に入ると、不思議な感覚で面白く美味しいのです。茹でる、揚げる同時の工程は、結構面倒でタイミングが難しいのではないかと想像します。ぜひ本場、チェンマイに行って、カオソーイならまかせて!というお店を見つけて下さい。

画像:iStock

 

◆インドネシア

インドネシアは、赤道をまたがる形で島々が散在しています。その島々に暮らす民族の種類は300以上の多民族国家。人々の習慣・伝統文化、宗教、風土、自然環境も多種多様!島によっては、外国に行くのと同じくらいその違いを感じることでしょう。豊かな海に囲まれているインドネシアの料理の特徴は、気温が高い日でも食欲が落ちないように、スパイスを利かせた料理が多いことです。スパイスには食品を傷みにくくする効果もあります。なかでも、インドネシア料理に欠かせない辛味調味料がサンバルです。唐辛子、玉ねぎ、エビのペーストなどで作られた調味料で、多種多様な民族、地域性同様、様々なサンバルが存在しています。海を隔て、それぞれの島が育ててきた味の違いを比較し、楽しめるのがインドネシア料理の魅力でもあります。

 

||テンペ||

テンペは、インドネシアで400年以上も昔から親しまれてきた発酵食品で、国民的食材です。インドネシア版納豆ですね。元は納豆と同じく大豆ですが、発酵はテンペ菌によるもので、バナナの葉に包んで発酵させます。ブロック状に固められていて、日本の納豆のようにネバネバしていません。カットして味付けされたテンペをカリカリに揚げて、ご飯に添えたり、スープに入れたり、ヘルシーなタンパク源として、世界中で注目が集まっています。おやつ代わりとなる「テンペゴレン」は、小腹が空いた時にも、ビールのおつまみにも最適です。旅先で見つけたら、カリカリをぜひお試しあれ。

 

画像:iStock

 


◆フィリピン

フィリピン国民の主食は、日本と同じお米です。料理は島国のため、新鮮な魚介類を使ったものが多く、日本人に馴染みやすい料理が数多くあります。先住民族が食べていたシンプルな調理法の料理から、スペインや中国の食文化を取り入れた料理など、フィリピン料理もなかなか多彩です。そして、食べてみて意外なのが、フィリピン料理は辛くないものが多く、使う調味料も和食と似ていることです(辛いものもあります)。和食よりこってりとしていて、気候的側面から見ると沖縄料理のように暑さと上手につきあっていくための食材や味付けと言えるのではないでしょうか。新鮮なシーフードも魅力のフィリピン。中でも「魚の王様」と呼ばれるフィリピンの高級魚「ラプラプ」は、現地でしか食べることができない味覚。フィリピンに行ったら、ぜひ名前も可愛いラプラプを味わってみましょう。

 

||シシグ||

フォリピンに行くなら知っておきたいローカルフードは「シシグ」。細かく刻んだ豚肉をしょう油、 ビネガー、にんにく、唐辛子で炒めた鉄板料理です。熱々ジュージューの鉄板料理に卵が載っているのを見ると、食欲をそそります。現地では、炭火で焼いた豚の耳や顔の頰肉を刻み、ガーリックやオニオンで炒めます。豚肉のほほ肉を使うのが一般的ですが、鶏レバーや魚を使ったものもあります。脂っこくてしっかりした味付けのシシグに柑橘系カラマンシーをかけてもさっぱりと。暑い中、ビールもぐびぐび進んでしまいそうです。

 

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◆ベトナム

ベトナム料理は多くのエスニック料理のように辛すぎたり、甘すぎるといった味わいではなくさっぱりとマイルドな味付けが特徴です。海に面したベトナムは新鮮な海鮮料理も豊富でそれに加え、生野菜や香草をたっぷりと使っているため、ヘルシーな料理が多くあります。ベトナムの主食は日本と同じくお米。麺料理ですが「フォー」もその一つですね。ベトナム料理は中国文化の影響を色濃く受けていいますが、一方で、フランスの植民地統治を受けていた影響で、フランスパンやコーヒーなどが暮らしに根付いています。南北に長いベトナムもまた、地域性が高く、多彩な食文化があります。

 

||バインセオ||

ベトナム風お好み焼きと言われるB級グルメ「バインセオ」。見た目は卵焼きのようですが、皮は米粉を水とココナッツミルクでのばし、ターメリックで黄色く色づけたものです。具材は様々で、定番はエビともやし。キノコや貝類、豚挽き肉が入ったものもあります。クレープのように生地を薄〜く伸ばして、パリパリに焼いたものです。もしかしてこれもフランス統治時代の影響でしょうか? 本当のところはわかりませんが、焼きたてパリパリの「バインセオ」をふうふうしながら食べるもよし。
「バインセオ」は、ちぎって葉物野菜に巻いて、ヌクマムを垂らし手で食べるのが定番みたいですよ。

 

画像:iStock

 

 

いかがでしたか? 
なぜか私たち日本人はエスニック料理に惹かれますね。和食とそう遠くかけ離れているわけではなく、いつも慣れ親しんだ味から、風味や刺激の変化を求めたくなるからでしょうか。東南アジアは、日本よりも外食文化が進んでいて、朝ご飯から気軽に路面のお店でということも多く、小学生でも学校へ行く途中で買ったりしていますね。焼き立て揚げたてを頬張り、街歩きができるのも楽しいものです。ただし、お店は選んで、お腹には気をつけてくださいね。

 

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世界一と言われる美食の街【ヨーロッパ編・外せない三都市】

2023年01月25日 更新▲

海外旅行が復活の兆しの中、あなたはどこへ何をしにいきたいですか? TRAVEL-MODE 2023年の第一弾は、まずは心も体も満たせる「食」にスポットを当てて、美味しいものを食べに行く旅を特集します。

 

画像:iStock

 

★★★

「世界一の美食の街」と称賛される都市は、沢山あってどこが本当の世界一? 切り口は色々あって、角度やその時の流行りによって変動するのかもしれません。きっとどの街も我こそ「世界一」と誇りに思い、自慢の食材、腕を奮っていることでしょう。第一回目はヨーロッパからスタート。あなたが行ってみたい「世界一の美食の街」どこでしょうか。

 

◆リヨン(フランス)

まずは、フランス第二の都市・リヨンから紹介します。

リヨンはフランスのローヌ・アルプ地方にあり、北ヨーロッパと地中海地域の接点に位置します。ローヌ川とソーヌ川が合流する場所にあり、古くから交通と交易の要衝として栄えてきました。豊かな自然に恵まれ、川の幸、山の幸を素材にした料理は広く世界の食通に知られています。

世界遺産でもある旧市街には、トラブールという建物の回廊や中庭を伝って通り抜けられる通路などもあり、迷路を散策するように街歩きも楽しめます。リヨンは、地理的にボージョレやブルゴーニュなどのワイン銘醸地や、シャロレー牛、ブレスの鶏肉など美味しい食材の産地に囲まれています。リヨンを旅することはフランス美食の旅の王道とも言えるでしょう。

 

画像:iStock

 

【リヨンの食の特徴】
リヨンには「ブション」と呼ばれる大衆食堂が多く軒を連ね、素朴な家庭料理を味わう事が出来ます。リヨンの伝統的な料理の特徴は、豚や牛、鶏肉類の肉料理が中心です。内臓や皮、脂肪や血など肉のすべてが調理されているのが特徴です。前菜で出されるサラダリヨネーズ(リヨン風サラダ)は、日本でも馴染みのあるサラダではないでしょうか。サラダニソワーズ(ニース風サラダ)と並んで、フランスの二大サラダに数えられています。

 

画像:Wikimedia(Salade Lyonnaise)

 

また、「ブション」で欠かせないリヨンの名物料理と言えば「クネル」があります。
白身魚のすり身をオーブンで焼いた料理です。スフレのようにふわふわとした食感と濃厚ソースのハーモニーは日本人の舌にも合い、はんぺんに似ていると言われています。

画像:Wikimedia (File Quenelle de brochet sauce Nantua.jpg)

 

リヨンには4000軒を超えるレストランがあって、星付きのレストランも沢山あります。フランスの三ツ星シェフ、ポール・ボキューズもこの町で生まれています。ガストロノミーの重要拠点として、「食」に関して世界中から注目を浴びています。
12世紀から2010年まで約800年もの長きに渡り、リヨンの市民病院だった中世の建物は、2018年オフィス、商業施設や5つ星ホテルなどを擁した複合施設「グラン・オテル・デューGrand Hôtel Dieu」としてオープンし、建物の最も古い部分は、リヨン国際美食館(La Cite Internationale de la Gastronomie)として活用され、「食と健康」をテーマに学び、体験できる施設へと生まれ変わっています。

 

画像:wikimedia (Hôtel Dieu)

 

庶民の台所でもあるポール・ボキューズマルシェも外せません。
約60店舗ものチーズ・お肉屋・ソーセージ屋などのお店が一度に集まる食材市場。 中にはこの場で食べられるテーブルがあり小さなレストランになっているお店もあります。食べたいものをその場でお試しできるのも楽しみの一つとなります。

 

画像:iStock(Lyon, France – May 10, 2022 : Various sausages and meat at a butcher shop inside the famous Halles of Lyon)

 

 

◆サン・セバスチャン(スペイン)

ヨーロッパの美食を語る上で、欠かせないのがサン・セバスチャンです。
スペイン北部のバスク地方に位置するサン・セバスチャンは、ミシュラン星付きのレストランが集まっており、世界中の美食家たちが、絶対に訪れたいと願う所です。

サン・セバスチャンは「ビスケー湾の真珠」と称され、欧米の人たちにとってのリゾート地として有名な街でもあります。 自然に囲まれた魅力的な小さな街や村が多く、自然豊かな景色もバスク地方の特徴です。スペインのバルでよく見かける、小さなパンの上に肉や魚介類などを乗せて串をさしたピンチョスは、バスク地方の名物料理として知られています。旧市街では、立ち飲み屋バル文化が盛ん! 海の幸、山の幸を取り入れた創作料理など腕自慢が軒を連ね、近代的な食が観光資源となり世界中から注目を浴びています。

 

画像:iStock(San Sebastian, Spain )

 

【サン・セバスチャンの食の特徴】
サン・セバスチャンを代表する料理は、なんと言ってもピンチョス。フィンガーサイズの小さな世界にスペインのおいしさが凝縮していて、そのバリエーション豊かな食材の組み合わせ、味のハーモニーは、今席巻する食のスタイルの最先端と言っても過言ではありません。

バル=居酒屋というイメージがありますが、もう少し気軽なイメージで、お酒が飲めなくても食べることが好きな人なら、誰でも楽しめます。数多く店が立ち並ぶバル街を歩き、各店の看板オリジナルメニューを1皿ずつ試しながら「店をはしごする」というのが定番の楽しみ方です。1日3~4軒まわれば、スペインの美食を堪能することができます。沢山食べたい気持ちを抑えて、ぜひバル巡りを楽しみましょう。

 

画像:iStock(Traditional tapas food from Basque Country)

 

ブームとなった“バスチー”こと「バスクチーズケーキ」は、サン・セバスチャンにあるバルが発祥です。外側を黒く焦がしたキャラメルのほろ苦さと濃厚な風味のあるチーズケーキは、みんな大好きですよね。バスクチーズケーキは、このサン・セバスチャンにあるラ・ビーニャ(La Viña)というバルから生まれました。現地では単なる「チーズケーキ」を指す「タルタ・デ・ケソ」(tarta de queso)と呼ばれています。

 

画像:iStock(Basque burnt cheesecake freshly baked. Tasty San Sebastian cheesecake ready to serve and eat.)

 

ピンチョスと一緒に楽しむ「チャコリ」

 

画像:iStock(Waitress serving Txakoli)

 

チャコリは、バスク地方で古くから親しまれてきたワインです。ピレネー山脈の西に位置するバスク州で造られるチャコリは、アルコール度数が低く、フレッシュで爽やかな酸味とミネラル感が特徴のワインです。楽しみなのは、チャコリの注ぎ方にあります。観光客向けのパフォーマンスでもあるようですが、グラスの20センチほど上から注いでもらうと、きっと感嘆の声が漏れてしまうでしょう。高く注ぐのは、チャコリの香りを開かせ、酸を和らげるため、適度に泡を立たせるためと言われています。軽いので飲み過ぎに注意して、ピンチョスとのマリアージュを楽しみましょう。

豊富で新鮮な食材に恵まれたサン・セバスチャン。世界屈指の美食の街となったのは、資源だけに頼るのではなく「地産地消」「美食倶楽部」「4年制の料理大学」など、食を突き詰め日夜、研鑽と前進があっての今がそこにあります。

 

 

◆ブリュッセル(ベルギー)

ヨーロッパの美食と聞けば、真っ先に「ブリュッセル!」と答える方は多いのではないでしょうか。ビール、チョコレート、ワッフルなど既に日本でもベルギーの美味しいものして馴染みのあるものが沢山ありますね。美食というより「食い倒れ」的なイメージがあります。

ベルギーは、フランスやドイツ、オランダに囲まれた小さな国です。異なる文化が混ざり合うことが食文化が発達した所以でしょう。ベルギーの公用語は、フランス語、ドイツ語、オランダ語と3つの公用語が使われています。英語も話しますので4ヶ国語になりますね。ほぼ日本語しか話さない我々からすると、ちょっと不思議です。言語が複数あるということは、それだけ文化が混ざり合っているということになります。きっといいとこ取りをした結果、美食の国として発展したのもうなづけますし、そこがベルギーの最大の魅力ではないでしょうか。

 

画像:iStock(Grand Place Brussels, Belgium at dusk.)

 

「食」と並んで有名なのは、現存する建築物の美しさ。「アール・ヌーヴォーの建築の聖地」と呼ばれています。TRAVEL-MODEでも何度も登場した「グラン・プラス」は世界一美しい広場と謳われています。そのグラン・プラスから一歩入った裏通りにブリュッセルの胃袋と呼ばれる「イル・サクレエリア」があります。オープンテラスがひしめきあいレストランが軒を連ねます。

「イル・サクレエリア」を有名にしているのは、ムール貝のワイン蒸しとフライドポテト。ベルギービールの組み合わせは、ここで味わうべきです。ブリュッセルのみならずベルギーの名物料理とも言えるムール貝は、9月から12月が特に美味しい!バケツサイズのココットに入った香草風味のムール貝は迫力もあり、見ても美味しい!ムール貝の殻をピンチにして身を摘み、ぜひ手で食べましょう!

 

画像:iStock(Horizontal view of hands of a woman eating traditional mussel and french fries dish called “Moules et Frites”)

 

つけ合わせのフライドポテトは、なんとベルギー発祥。フリッツと呼ばれています。お腹に余裕があればおかわりもできます。ブリュッセルにあるムール貝レストランで最も有名なのは「シェ・レオン」。「イル・サクレエリア」には、客引きやぼったくりも多いので、初めて行く方は、老舗と言われているレストランを選ぶのがおすすめです。

ベルギーのビールはなぜ美味しい?
2016年、ベルギーのビール文化は世界遺産に登録されました。ベルギーには小さな醸造所が多く、ローカルなクラフトビールがメインです。特にブリュッセル郊外で造られるランビック・ビールや、修道院で造られるトラピスト・ビールなど、伝統的なベルギービールは、その地域性と特色を表す文化のひとつとして評価されています。ベルギーのビールは、食事の合間の飲み物以外にも、料理を美味しくする調味料の役割も果たしていることも大きな特徴です。機会があったら、牛肉をコクのあるビールで煮込んだベルギーの郷土料理「カルボナード」をお試しください。

 

画像:iStock(Female hands holding glasses of beer on a street, selective focus on the foreground.)

 

そしてやっぱり、欠かせないのはチョコレートとワッフル!

日本でも高級なチョコレートとして扱われているベルギーのチョコレート。有名なところではゴディバやノイハウス、デルレイなどがあります。ベルギーのチョコレートの特徴は、中の詰め物「プラリネ」の豊富さにあります。なめらかなキャラメルや果物のジュレ、ナッツやコーヒー、チョコレートのクリームなど様々。そしてこのプラリネを生んだのが「ノイハウス」です。その始まりは1912年。プラリネの登場でチョコレートは一層魅惑の食べ物となり、人々を魅了してきました。ベルギーチョコレートが有名になったのは、このプラリネのおかげ。新しくおしゃれなチョコレートショップも沢山ありますが、ブリュッセルへ行ったら、ぜひノイハウス本店にも訪れてみてください。

 

画像:iStock(many different kinds of chocolate, background)

 

そして、街に出ればそこかしこにワッフル専門店やスタンドがあるブリュッセル。ワッフルを食すには事欠きません。ワッフルと言ってもベルギーでは「ブリュッセル風」と「リエージュ風」と2種類存在しています。

 

画像:iStock

画像:iStock

ブリュッセル風 リエージュ風

 

簡単に言えばブリュッセル風は四角い形。生地自体にはほとんど甘みがなく、粉砂糖やチョコレート、生クリーム、アイスクリーム、フルーツなどをトッピングして、フォークとナイフで食べることが多いです。リエージュ風は楕円形をしていて、生地の中にザクザクしたお砂糖が入っているのが特徴です。パールシュガー独特のジャリッとした食感が楽しく、街の中を食べ歩きできるのは「リエージュ風」です。「ブリュッセル風」を楽しみたい場合は、サロンでちょっとおしゃれに気取ったティータイムも良い時間が過ごせそうです。

 

さて、いかがでしたか?
「おいしい!」には地理的な背景や歴史が折り重なって、今日があるということですね。フランスのリヨン、スペインのサン・セバスチャン、ベルギーのブリュッセル、どこも魅力的で、3都市周遊しようと思えばできなくない距離でもあります。コロナ禍で3年お預けだった分、たっぷり贅沢な旅を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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2023年の旅のトレンドは「自由に楽しむノーノーマル」にシフト!?

2022年12月25日 更新▲

2022年12月25日現在、日本の入国制限は大幅に緩和され、3回以上のワクチン接種を完了してさえいれば、海外旅行できるようになっています。今年はいよいよ海外旅行解禁。さて、どこに行きましょうか? 今回のTRAVL-MODEは、エクスペディアとホテルズドットコムが発表した「2023年の旅行トレンド」「入国制限のない国一覧」など、アフターコロナの海外旅行情報をお届けします。

 

画像:iStock

 

 

★★★

 

エクスペディアとホテルズドットコムが発表した「2023年の旅行トレンド」によると、2023年は、「ノーマルでもニューノーマルでもなく、個人が本当に自分のやりたいことを自由に楽しむノーノーマル(No Normal)な旅行がトレンドになる」ということです。

 

エクスペディアとホテルズドットコムが日本を含む17地域の2万4000人の旅行者と業界専門家を対象に調査を行った結果、「世界の国々の人々が来年どんな旅行をしたいのか、また旅行に何を求めているのか」ということが見て取れるとのことです。これらの結果は、次なる旅のトレンドに反映されていくことでしょう。

2022年は、新型コロナウイルス感染防止に伴う行動規制の緩和が欧米を中心に進み、日本やアジア諸国においてもこの秋からコロナ前と同じように何の制限もなく自由に旅行が楽しめる状態に戻りました。それでも海外旅行へ出かけるのは限られた人たちで、その旅の目的は、人混みや大都会を避け、自然のなかでキャンプを楽しむといった旅のスタイル、あるいはリモートワークやワーケーションといった“ニューノーマル”(=新しい生活様式)がトレンドとなっていました。当TRAVEL-MODEでもそうした新しい旅のトレンドをお伝えしてきましたね。

 

画像:iStock(Sahara desert) 

 

しかし、エクスペディアとホテルズドットコムによると2023年は、「ノーマルでもニューノーマルでもなく、個人が本当に自分のやりたいことを自由に楽しむノーノーマル(No Normal)な旅行がトレンドになる」といいます。特に、世界で大都市の人気が再び高まっているということです。
発表された人気の旅先は以下の通りです。

 

2023年の人気旅行先

・エディンバラ(スコットランド)
・リスボン(ポルトガル)
・東京(日本)
・ダブリン(アイルランド)
・ニューヨーク(アメリカ)
・シドニー(オーストラリア)
・ドバイ(アラブ首長国連邦)
・モントリオール(カナダ)
・ミュンヘン(ドイツ)
・バンコク(タイ)

 

画像:iStock(Edinburgh, Scotland )

 

同グループの調査によると、2023年は歴史ある街並みやネオンが輝く都市部の検索数が多い結果となっています。ドラマや映画の舞台を訪れる旅がトレンドになっているということも注目すべきポイントでしょう。世界では66%、日本では44%が「ストリーミングサービスを観て旅先を選んだことがある」と回答しており、友人や家族からのアドバイスと同じくらい影響力を持つことが分かったとのことです。

 

画像:iStock

 

その他、コロナ禍で注目された“ウェルネストラベル”については、日本人旅行者の33%が前向きであり、ミレニアル世代(25~34歳)の約半数となる49%が、新たなウェルネストラベルの楽しみ方を模索していると回答。そのなかでも林浴や果物の収穫体験など、一風変わったアクティビティが人気傾向にあり、さらに面白いことを体験したいという人が増えていくと同グループは予想しています。また、単なる宿泊施設にとどまらない質の高いサービスを提供するホテルも増えていることもあり、アメニティや無料朝食などの追加サービス付きのプランのあるお得な3つ星ホテルが人気を集めています。日本の旅行者の54%が、2023年は1~3つ星ホテルに滞在する予定だと回答しています。

人々の今後の旅行に対する考え方は、コロナ禍に「行きたかった旅行先リストの旅先を訪れる」という考え方から、「今行きたい旅行先に行く」という、自発的なアプローチへと移行しつつあるとまとめました。

(出典:トラベルWstch)

 

いかがでしょうか?
コロナ禍に一区切りつけて、再び海外旅行を楽しむ気運が高まっていることが伝わりますね。
今回お伝えしたエクスペディアとホテルズドットコムの調査には、かなり同意するという方が多いのではないでしょうか。3年の我慢の後は、それまで溜めてきた行きたい所リストから、まずは行きやすいところを選んで、思う存分羽を伸ばしたいものです。

 

◆ワクチン接種なしで行ける国規制緩和された国や地域。)

※渡航の際は必ずご自身で入国情報をお調べください。
※渡航先が入国制限のない国であっても、経由地に制限がある場合があります。

 

【北米】
・カナダ

【ヨーロッパ】
・アイスランド・アイルランド・アルバニア・アルメニア・アンドラ
・イギリス・イタリア・エストニア・オーストリア・オランダ
・北マケドニア・キプロス・ギリシャ・クロアチア・コソボ
・サンマリノ・ジョージア・スイス・スウェーデン・スペイン
・スロバキア・スロべニア・セルビア・チェコ・デンマーク
・ドイツ・トルコ・ノルウェー・ハンガリー・フィンランド
・フランス・ブルガリア・ベラルーシ・ベルギー・ポーランド
・ボスニア・ヘルツェゴヴィナ・ポルトガル・マルタ・モナコ
・モンテネグロ・モルドバ・ラトビア・リトアニア・リヒテンシュタイン
・ルクセンブルク・ルーマニア・ロシア

【アジア】
・アフガニスタン・インド・ウズベキスタン・カザフスタン・韓国
・カンボジア・キルギス・タイ・ブータン・ブルネイ
・ベトナム ・マレーシア・モルディブ・モンゴル

【オセアニア】
・オーストラリア・サモア・クック諸島・ニュージーランド・バヌアツ

【中南米】
・グレナダ・ジャマイカ・ドミニカ共和国・トリニダードトバゴ
・バハマ・バルバドス・ベリーズ・セントクリストファー・ネイビス
・ドミニカ国・アルゼンチン・エクアドル・エルサルバドル・コスタリカ
・グアテマラ・メキシコ・パナマ・パラグアイ・ペルー

アフリカ】
・アルジェリア・エジプト・エチオピア・ガボン・カーボベルデ
・コンゴ共和国・ソマリア・スーダン・ベナン・ボツワナ
・南アフリカ・モーリシャス・ルワンダ・マダガスカル・ナミビア
・レソト

【中東】
・アラブ首長国連邦・イエメン・イスラエル・オマーン・カタール
・クウェート・サウジアラビア・バーレーン・レバノン・ヨルダン

【日本入国】
3回以上のワクチン接種を条件に帰国前PCR検査と陰性証明提示が不要となりました。
1回目・2回目の接種完了者と未接種の場合はこれまで通り、帰国前検査と陰性証明書が必要です。

 

2023年は、皆さまにとって海外旅行を思いっきり楽しめる年となりますように!

 

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