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Category: 編集部だより


2023年2月号の編集部だより【ビビッときた所】

2023年01月25日 更新▲

みなさまこんにちは。

TRAVEL-MODE2月号でお届けした「世界一と言われる美食の街【ヨーロッパ編・外せない三都市】」いかがでしたか?

みなさんは、次の旅先を選ぶ時、何からインスピレーションを得ていますか?
テレビの旅番組でしょうか?雑誌でしょうか?それとも直感的に?

先日、私の宝物入れ(笑)を整理していた時、これまで訪れた都市一覧のメモ書きが出てきました。
仕事で何度も訪れた所、旅先のトレンドとなっていて、雑誌やテレビでかなり刷り込まれ煽られて行きたいと思った所、誰かに誘われた所、出かけた理由は様々でしたが、中には1枚の写真を元に「私、きっとここに立つ!」と思った場所もあって、そう強く思った所には数ヶ月後には現実化していたなんてこともありました。そういう所はやっぱりご縁みたいなものがあって、その後も何度も訪れることになったり、友人ができたりします。

画像:iStock

 

今回ご紹介した美食の街の中にも、そうした懐かしい感じのする場所​も含まれております。個人的ですみません。いやしかし、否定のしようもない「きっとここに行く!」といった確信に近いものがありまして、人との出会いやご縁によく「ビビッときた!」と表現されるアレです。今回の直感は、順番が少し違っていて、ふとした瞬間に目の奥に景色が写り、何処だろう?と気になって仕方がない。早速ググって、その景色に似た画像を見つけ、そこからどんどん紐解かれ、なぜそこに惹かれるのかがわかった気がしています。ちょっと不思議な感覚を頼りに、完全にコロナ禍が終わったら行ってみたいなと思っています。

そう!コロナ禍もだいぶ出口が見えて、というより今回特集したヨーロッパなんかはもう終わってる感じですよね。みなさんも、ぜひ次はどこに出かけたいか、何を見たいか、何をしたいかワクワクすることを考えて、旅のプランを立ててみてくださいね。

それではまた来月〜。
寒いので、お風邪など召されませんように。

(編集部anan)

 

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2023年1月号の編集部だより【旅は人生に欠かせないもの】人・モノ・コトとの出会いのきっかけに

2022年12月25日 更新▲

みなさまこんにちは。

TRAVEL-MODE1月号でお届けした2023年の海外旅行のトレンド、いかがでしたか?
少し期待が持てて、明るい年の幕開けとなりそうです。

コロナ禍、TRAVEL-MODEでもどんな話題を取り上げればいいのか悩みながらの3年間でした。
少しでも明るい兆しをお伝えしたく回を重ねてきましたが、ようやく2023年は通常運転で、楽しい話題をお届けできそうで、私自身もワクワクしています。

海外旅行がお好きな皆さまも、閉じ込められていた3年間、行きたい旅先のリストをストックしてきたのではないでしょうか。ストックした分、まずはどこから行こうか迷いますね。私も特集を組む度に取り上げた国に行きたくなったり、かねてより友人と行こう!と言っていた所に今年こそは行きたいと思ったり、趣味や興味の延長線上にある国、そしてもしかしたら会うのが最後になるかもしれない叔母を訪ねたいなど、様々思い浮かびます。

2022年歴史的な円安を記録した為替も2023年には少し揺り戻しがあるでしょうか? 原油価格の高騰の影響でサーチャージが高くなっていたり、すんなり海外旅行解禁とはいかない事情もありますが、ポジティブに明るい方を向いて、えい!と飛んでしまえば、スッキリしたり休息がとれたりするかもしれませんね。

海外旅行での体験は、人生の中でも人・モノ・コトとの出会いのきっかけになったり、日々のモチベーションアップになったりと大いなる気づきや刺激があることは間違いなく、旅は、私たちには必要不可欠です。どうか多くの皆さまが2023年は東西南北、自由に行きたいところへ飛んでいけますように!
そう願いつつ、今年最後の編集部だよりを締めくくらせていただきます(1月号ですけど)。

 

今年1年間、TRAVEL-MODEのご愛読ありがとうございました。
2023年も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

それでは皆さま、良いお年をお迎えください。

 

Happy New Year 2023 (画像:iStock)

 

(編集部anan)

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2022.12月号の編集部だより【クリスマスの香り】

2022年11月25日 更新▲

みなさまこんにちは。

早いもので今年も残り1ヶ月となりました。年々、歳をとるごとに1年が過ぎ去るのが早くなります。

さて、世の中はクリスマスモード一色。みなさんもクリスマスの準備はお済みですか?
今月の特集では、ヨーロッパのクリスマスマーケットをお伝えいたしました。1年の中で最も華やかで賑やかな季節。誰もがワクワクするのがクリスマスですね。
記事を書きながら、クリスマスマーケットに漂う甘い香りに思いを馳せながら、かつて北欧で過ごしたクリスマスのことを思い出しました。

北欧のクリスマスは、他のヨーロッパと少し異なっていて、サンタクロースはあまり登場しません。代わりに、デンマークではニッセ、スウェーデンではトムテと呼ばれる赤いトンガリ帽子をかぶった小人たちが主役です。子どもたちも赤い帽子をかぶってニッセやトムテに扮して、とっても可愛いです。

民話におけるニッセやトムテは。農家の納屋や屋根裏に住んんでいて、基本的には仕事を手伝ってくれる妖精です。でも機嫌を損ねたり、怒らせてしまったら大変!家畜のお乳の出が悪くなったり、収穫が悪くなったりすると言われています。ですから、クリスマスには彼らの大好物であるミルク粥を贈ります。

北欧では、クリスマスケーキなるものはほとんど見かけません。クリスマスディナーの後には、みんなでミルク粥を食べるのです。このミルク粥にはお楽しみもあって、皮を剥いた白いアーモンドが一粒隠されています。このアーモンドに当たった人は、来年は幸運が訪れるというおまじないのような占いをするのです。大の大人も本気で「当たりますように!」と願いながら、食べるのですから、とっても和やかで、それだけでも幸せな時間が漂っています。

 

 

それから、北欧のクリスマスといえば、オレンジとクローブの香りです。どこの家庭でもフレッシュなオレンジにクローブを刺して、家中がこの香りに包まれます。
街の中でも、オレンジとクローバーのフレーバーで溢れています。クリスマスに発売される記念切手まで、擦るとこの匂いが出る加工がされていたりするほど。

嗅覚というのは、五感の中でも他の感覚刺激によって思い出される記憶よりも、より鮮明で、より感情的であると言われています。みんなのクリスマスの思い出は、このオレンジとクローブの香りでいつでも蘇らせることができるのかもしれませんね。

上の写真は、数年前に私が作ったオレンジポマンダーです。オレンジにクローブを刺して、様々なスパイスを組み合わせたパウダーをふりかけて作ります。これ、実はミイラと一緒で腐りません。オレンジポマンダー自体に防腐効果、防虫効果もあるんです。ポマンダーは中世のヨーロッパで流行ったと言われていて、当時ヨーロッパでペストが大流行したことが大きく関わっているようです。今とは衛生状態もずいぶん違いますから、当時は、自分の周りに良い香りを漂わせて、ポマンダーで病気や不幸を遠ざけると信じられていました。いわゆる魔除けやお守りですね。今でもクリスマスにプレゼントをしたり、オーナメントとして家に飾る習慣が残っているのは、深い歴史的な背景もあるというわけです。

オレンジにクローブを刺して模様を作ったり、お子様とも楽しめて、家中いい香り。感染症に負けないよう、クリスマスの香りを楽しむのはいかがでしょうか?

それではみなさま、素敵なクリスマスをお過ごしください。

(編集部anan)

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2022.11月号の編集部だより【備えあれば憂いなし。でも怖かった!自転車で転倒→骨折→手術】

2022年10月24日 更新▲

みなさまこんにちは。

暑くもなく寒くもなく、穏やかに過ごしやすい秋となりましたが、みなさまお元気にお過ごしでしょうか。

はい。
私事になりますが、先日、自転車で転倒し骨折しました。
構図としては、下のイメージ写真とそっくりです(ヘルメットは転がっていませんが)。

 

画像:iStock

 

よくあるパターンの転倒、恐らく転倒原因で一番多いのではないかと思いますので、参考までに事故の状況をご説明いたしますと、左側車道を走行中(ゆるい下り坂・電動アシスト自転車)、前方にダンプカーが停車していて、赤白のコーンで歩道に誘導されていました。その時点で頭の中では「あ〜この角度で歩道に上がるの嫌だなぁ」とは思いました。

少し角度をつけて、歩道に乗り上げようと思いましたが、思ったより歩道の縁石に厚みがあり、前輪が捕まり登りきれずに左側に転倒。案の定ですよ!あまりの衝撃に起き上がれず助けも呼べずに、どなたか声をかけてくれますように!と祈りながら、突っ伏していました。とても長く感じましたが、恐らく2〜3分後でしょうか。ご親切な男性2名が「大丈夫ですか?」と駆け寄ってくださいました。お惣菜屋さんの前だったので、お店の女性も来てくださって、起こしていただきました。
(お名前も伺えませんでしたが、本当にありがとうございました。)

両膝も痛いけど、左手激痛。折れたかも〜〜〜。ほうほうの体でタクシーで近くの病院へ駆け込みましたところ、「手首の親指側(橈骨)ね、とっても珍しい折れ方してましてね、関節が陥没して、縦に3つに折れてるからね、これ全身麻酔で手術です。」と。

わかります?この時の青天の霹靂感。
転倒の衝撃より、手術と言われた時の方が雷に打たれたような衝撃です。

手術!?入院!?私が?ギプスじゃダメなんですか!!
「ダメです。選択の余地なく手術です。手術しなかったら、左手使えなくなりますよ。」とのことで、「えーーーーーーっ!!」が頭の中で続きましたが、逃げられません。とても怖いけど手術して頂くしかありません。覚悟を決めて、3泊4日の入院しました。

10/18 手術後

 

この間の精神状況、入院状況、割愛しますが(頑張って大人しくしていました)、結果、手術してよかったです!怖かったけど。術後2日目には、左手も少し使えるようになり、今日5日目ですが、パソコンぱちぱち出来てます。
後で知りましたが、なんと関節は陥没し粉々バラバラ、骨は縦に3ヶ所変な珍しい折れ方をしていたそうです(後から怖っ)。

みなさま、歩道の縁石の段差、本当に気をつけましょう!
私の場合、緩い下り坂だったことや、電動アシスト自転車でスーッと行っていたことで、勢いがあったと思います。「大丈夫だろう」という慢心も。このパターンの転倒、前にもやっているのにですよ。
基本的に車道を走りますが、道路事情でどうしても歩道に登らなければならない時は、速度を落として、後続車に気をつけながらできれば90°の角度で行きましょう。

実は、何年も前ですが別のパターンの転倒をしていまして、その時は雨上がりの濡れている点字ボードでスリップし救急車で運ばれております。胸から落ちたため、肋骨に小さいヒビ4箇所でした。入院などはしませんでしたが、何年かに一回ペースで転んでますね。そして、今日は買い物に行く途中、自転車で転んでいる女性を見ました。自転車の転倒は珍しいことではありません。

今回は、私自身の怪我ですみましたが、転倒時に歩道を歩いている人を巻き込んでいたら?と思うとゾッとします。退院時の会計では、保険入っていてよかったと思いました。そして、今月記事にしました、ヘルメット着用の努力義務。これも大事ですね。しばらくは自転車には乗れませんが、自転車再開までに絶対購入します。

以上、今回は身を持ってみなさまへお伝えいたします。
気をつけましょうね〜。

 

(編集部anan)

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2022.10月号の編集部だより「イギリスへ行きたいけれど」調べてみた!燃油サーチャージ・ビッグマック指数

2022年09月25日 更新▲

 英国エリザベス女王の国葬は、世界41億人がテレビ中継などで視聴したということです。女王の長きにわたる終生の奉仕を讃えた厳かなる儀式でした。日本で比較するならば、昭和天皇崩御の際に執り行われた「大喪の礼」があります。今から33年前のことになりますから、記憶が薄かったり、生まれていない方もいらっしゃるでしょう。当時とは、情報量もニュースの伝わり方も変化していますが、伝統を受け継いできた様式美というのは、人々の心に強く印象付けるものです。英国で最も長く在位した君主の国葬の威風堂々たる壮観さは、世界を魅了し、このスケールで行われる儀式を経験していない現世代の人々も感慨深く、女王の国葬を見守ったことでしょう。
エリザベス女王が安らかにお休みされますことを心よりお祈りいたします。

 

画像:iStock

 

エリザベス女王国葬のニュースで、後日話題になっていたのが、女王に手向けられた数多くの花。堆肥化して植栽計画で再利用すると発表されました。これは本当に素敵なことだと思います。さすがガーデニング大国!意識が高いから、すぐにこのようなアイデアと計画が生まれるのですね。いやすばらしいです。

バラ栽培に目覚めた編集部ananは、この編集部だよりの中で「私もイギリスに行きたい!」などと発してきましたが、コロナ禍もありなかなか現実的ではなく、憧れ〜程度だったのですが、女王の国葬を拝見して、イギリスの歴史と伝統美にさらに興味が湧きました。入国の規制もありませんしね。
そこで、今イギリスに行くとすると航空券はいくらくらいかな?と調べてみました。最安値でですよ!

 

こちらはスカイスキャナーで検索した最安値↓
往路はマレーシア航空で乗り継ぎ。復路はANAになっていました。

 

 

福岡ーロンドン間、スカイスキャナーだと片道70000円台ですが、これきっと燃油サーチャージは含まれていないと思い、エアトリで再検索してみました。

エアトリでのシュミレーションです↓

よく見えないと思いますので、アップで。

 

高いっ!びっくり価格ですよ!
ウクライナのこともあるし、止まらない円安もあり、燃油サーチャージが値上がりするのはわかってはいましたが、どうですか?この値段。
航空券の価格は、探せばコロナ禍前と変わらない金額も見つかりますが、燃油サーチャージ、予想以上に高いですね。10月以降の燃油サーチャージは過去最高ということです。

加えて、世界軒並み物価高です。
世界の物価を「ビックマック」で見る指数があるのをご存知でしょうか?
世界経済のネタ帳より
日本円換算で、2022.7月現在(対象国50カ国)
第1位はスイスで925円、2位ノルウェー864円。イギリスは調査対象に入っていませんでしたが、ユーロ圏平均で657円ですから、恐らく700円くらい?
31位中国490円、32位韓国483円、33位タイ482円と続き・・・日本はなんと41位390円です。
(詳しくご覧になりたい方こちら→世界経済のネタ帳 世界のビッグマック価格ランキング)

円安?国力低下? その辺りは割愛しますが、最安値で航空券を買ったとしても、ホテル代と食費を合わせると軽く60万円くらいはかかりそうではないですか? ananのイギリス行きは、また夢となり、まだまだ、まだまだ行けそうにもありません。昭和の時代のいつかは海外旅行!と憧れていた時代に逆戻り状態にすら感じます。

航空会社の運行が再開されたり、お得なパッケージも出て嬉しいニュースもありますが、水を差すような話で申し訳ありません。少しずつ海外旅行への動きが出て、精神的にも経済的にも以前のような気軽さを取り戻せるといいですね。ananは今しばらく夢を見ます!

 

それではまた来月〜

(編集部anan)

 

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2022.9月号の編集部だより【リハビリ旅行はシンガポールから!?】

2022年08月25日 更新▲

岸田総理は8月24日、新型コロナ対策として実施している水際対策の緩和などを発表しました。ようやくウイズコロナに舵を切ったということになりますでしょうか。9月7日から、ワクチンの3回目接種を行なっていれば、現在日本入国者に義務付けている滞在地出国前72時間以内のPCR検査陰性証明は不要となります。(この免除を受ける条件は、ワクチンを3回接種し、ワクチン接種証明書を取得する必要がありますのでご注意ください。​)

これによって、近場・週末弾丸海外旅行なども行きやすくなるかもしれませんね。加えて、こんなニュースもありました。

シンガポール政府は24日、新型コロナウイルスの感染状況の落ち着きを受け、ワクチン未接種の人の入国後の隔離を不要にすることなどの規制緩和を発表した。

 

引用元:日本経済新聞(2022.8.24)

 

 

シンガポール政府は、2022年8月29日からマスクの着用ルールを緩和することを発表しました。

同政府は、既に屋外での着用ルールを撤廃してますが、今回新たに屋内での着用ルールを緩和します。新たなルールにおいては、公共交通機関(バス、電車、地下鉄)と医療施設でのみ必要となり、航空機、タクシー、バス、フェリー、空港屋内商業エリアなどではマスクが不要となります。

この緩和により、シンガポール航空もマスクの着用ルールを変更し、搭乗機の目的地の国がマスクの着用を求めていない場合は、機内でも着用する必要がなくなります。

シンガポールにおいては、アジアでも先行してウィズコロナ政策が進んでおり、アジア地域ではいち早く脱コロナが進み航空需要が回復するものと考えられます。

 

引用元:スカイバジェット(2022.8.25)

 

 

画像:iStock

 

シンガポール航空は、2022年10月30日の冬ダイヤから、東京/羽田・大阪/関西~シンガポール線を増便すると発表していますし、スクートは、2022年11月1日より札幌/新千歳~台北経由~シンガポール線の運航を再開し、同時に直行便も就航させるとのことです。

シンガポール航空

スクート航空

海外旅行を待ち望んでいる方々には、朗報が続きますね。リバビリ的海外旅行としても、2〜3泊のシンガポールは良さそうです。冬休み、年末年始には海外旅行に行ける人がかなり増えそうですが、まだ完全に終息したわけではありません。今は「行きたいところ」よりも「行きやすいところ」を優先して選んで、ウイズコロナの旅行の手続きや変化に慣れていくのがいいかもしれません。

急な予定便の変更や、現地で感染してしまった場合などに備えて、準備は万全に。リスクをカバーできる保険加入はマスト。「もしこうなったら、こうする。」というところまで、しっかりリサーチして楽しんできてください!

 

 

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2022.8月号の編集部だより 乙女たちの思い出

2022年07月25日 更新▲

みなさまこんにちは。

今月号の特集では、4人の女子にインタビューをしてみましたが、いかがでしたか? みんな夢を持っていて、その「いつか」が来るのを待っていますね。4人中3人がフランスと答えたのも面白かったです。フランスへの憧れは根強い人気です。歳を重ね熟年になってから枯葉が舞う秋色のパリへ訪れるのも素敵だと思いますよ(トレンチコート着てね)。

さて、このインタビューにはもうひとつ質問がありました。

「以前の海外旅行で印象に残っている体験、良き思い出があれば教えてください」

みんなの海外旅行の思い出を聞いてみましょう。

・フランスで結婚式に参加したこと。

画像:iStock

 


・語学学校に1ヶ月通ったこと。滞在期間が長かったので、旅行というより生活に近い形で過ごせたことが楽しかった。

 

・ハワイで早朝にダイアモンドヘッドに登ったこと。

画像:iStock

 


・セブ島のスカイウォーク! 38階建ての屋上でガラスの上を歩いたこと。語学留学だったので、学校やシェアハウスのみんなで楽しめた。

詳しくはこちら→スカイエクスペリエンスアドベンチャー(フィリピン政府観光省)

 


・台湾で千と千尋の神隠しの舞台となった場所を見たこと。料理が全部美味しかった!

画像:iStock

 

・韓国で、K-POPアイドルが出るテレビ番組を見に行った。料理も美味しい!
・韓国コスメを買いに行った時のおばちゃんの「コレヤスイヨ!」攻撃!
・良い思い出ではないけど、韓国で土産を買うまで座らされて、帰してもらえなかったのが印象に残っています(キムチ売場にて)

画像:iStock

 

・バリ島。物価が安くてビールが美味しい。ゾウの背中に乗れたことも楽しかった。

画像:iStock

 

・グアムは海がとてもきれいだった。また行きたい!

画像:iStock

 

もっともっと色んな景色を見て、異文化に触れて、美味しいもの食べて、体験を積み重ねたいですね! 刺激、学び、癒し、どれをとってもやっぱり私たちには「旅」が必要です。
編集部ananの印象深い思い出は、コスタリカの広大なマンゴープランテーションで馬に乗ったことです。次の日の人生最大級の筋肉痛が忘れられません笑 いつかまた自然豊かなところで馬に乗りたいです。
いい思い出、苦い思い出、全部含めて体験!体験を通して私たちは成長しています。
1日も早くその機会が訪れますように。

それではまた来月〜

(編集部anan)

 

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2022.7月号の編集部だより【ワクチン接種証明なしで行ける国】

2022年06月25日 更新▲

みなさまこんにちは。

北海道を除く日本全土で梅雨入りとなり、不安定なお天気が続いています。すでに沖縄や奄美では梅雨明けとなり、今年は全国的に平年より梅雨明けが早いと予想されているということですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか? 

さて、6月の初め、イギリスではエリザベス女王の在位70年を祝う記念行事 “プラチナジュビリー”が盛大に行われました。華やかで賑やか!イギリス国内外盛り上がるでニュースで見た方も多いでことでしょう。

画像出典:Wikipedia

祝賀行事の見物とお祝いに駆けつけた人たちで、宮殿前を埋め尽くされていて、笑顔に溢れていました。イギリスではすべての法的な行動規制は解除されています。ワクチンを完全に接種していない人の出発前検査及び入国後検査も撤廃されました。つまり、コロナ以前の状況に戻っているということですね。
規制が続いていたら、プラチナジュビリーも少し縮小となっていたかもしれません。最も在位期間の長い君主となったエリザベス女王をお祝いするとともに、コロナからの解放にも歓喜しているように感じました。

今月号の特集では、海外旅行再開に向けてのリスクや注意点を取り上げましたが、イギリス同様、入国規制を一切撤廃した国は他にもあります。多いのはヨーロッパ方面ですが、各国のワクチン接種率が上がり、ゼロコロナからウイズコロナへと政策を転換している国が増えてきています。

●ワクチン接種なしでも行ける国

特別な制限なく入国が可能
イギリス・アイルランド
アイスランド
スウェーデン
ノルウェー
デンママーク
ルーマニア
ラトビア
ハンガリー
チェコ
オーストリア
ポーランド
セルビア
クロアチア
ギリシャ
トルコ
コスタリカ
キューバ
クエート
ベトナム
など

特集でも記述しましたが、規制が撤廃された国でも直行便がない限り、第三国を経由して行くことになりますから、経由地の状況を確認する必要があります。また日本への入国制限は青・黄・赤の3段階に分類されていますので、滞在先によって帰国時の手続きが変わってきますので注意が必要です。
規制が撤廃され、なおかつ青色に分類されている国であれば、ワクチン接種証明書のあり・なし問わず帰国時のPCR検査や隔離期間がなくなっています。(2022.6.25現在)

夏休みの海外旅行は選択肢が増えそうですが、情報はこまめに綿密に集めておくようにしてください。

それではまた来月〜

(編集部anan)

 

 

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2022.6月号の編集部だより【バラが咲いた】

2022年05月25日 更新▲

みなさまこんにちは。

5月は緑が鮮やかに、そして花たちも咲き誇り、この時期が一番気持ちも明るくなる季節ですね。
猫の額ほどもない私の小さい庭でも、初めてのバラが咲き、春咲きの宿根草たちもモリモリに、それぞれ可愛らしく咲いています。
これまで、お花は好きでも虫が超怖い私は、当然植物を育てるのは苦手でした。見よう見まねで始めたガーデニングも四季がひと回りして、バラたちが無事に美しく咲いてくれた感動は衝撃的に大きかったです。1日中眺めていたい、そしてあのバラこのバラと次々に欲しくなる衝動を抑えるのに必死です。iPhoneの中はバラの写真だらけになり(下の写真は其の内の2種)、バラにハマるとはこういうことだったのかー!まさかバラを愛でる自分がいるなんてー!と、振り返れば日々コツコツとした作業も、未来を創っているのだとバラに教えてもらったように思います。

 

 

バラにハマりますと、ガーデニング大国イギリスに行ってみたくなるわけです。世界的に有名なフラワーショーもありますし、本場のナチュラルなイングリッシュガーデンが見てみたい!きっとオシャレであろうガーデニンググッズなんかとも出会いたいじゃありませんか。そうイギリスに行く目標と楽しみもできたわけです。

イギリスは、コロナ規制全面撤廃も世界に先駆けて早かったですね。他国もそれに続き、そしてようやく日本も入国時の規制が緩和されて、「よし!」と思った方は多いのではないでしょうか? 供給する旅行業会も、海外旅行再開の扉が開き、あらゆる策を講じてパッケージやキャンペーンを打ってくるのでは?と期待も高まります。

国際的な渡航の需要回復の矢先に、原油価格、物価高騰など旅行・観光業界にも影響する懸念材料もありますが、海外旅行をずっと我慢してきたファンにとっては、ひとまず光が見えたニュースだったのではないでしょうか。

2年以上海外旅行に行くのを我慢してきたみなさんは、今一番行きたいところはどこでしょうか?
誰もが辛い思いをした2年間でしたが、私の場合はおうち園芸とバラという趣味が持てて、イギリスに興味が湧いたのは、コロナ禍がもたらしたものとも言えます。(いつ行けるかな。)

コロナ禍を挟んで、価値観や興味が変わったということもあるかと思います。すぐにでも行きたい方は、今ここにいる自分自身が一番ワクワクするような旅先を選び、思いっきり楽しみましょう!行き先の安全性、新しいルール、物価も含めて、最新情報を得て、ぜひ計画を立てるところから楽しんでくださいね。

それではまた来月〜

(編集部anan)

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2022.5月号の編集部だより【制限、徐々に緩和】

2022年04月25日 更新▲

みなさまこんにちは。

ワクチン接種者を対象に、制限が徐々に緩和されてきました。検疫所の宿泊施設での待機対象となっていない国からの帰国・入国する方で、ワクチン3回接種していることが確認できる証明書を提示できる方は、 日本帰国時の隔離期間がゼロ日になります。

※厚生労働省・入国後の自宅等待機期間の変更等について→こちら
※待機期間対象の国や地域は→こちら
日本橋夢屋さんのHPでは、詳しくまとめられています。→こちら

 

画像:iStock

 

これを受けて、このGWに海外旅行解禁!という方もいらっしゃるかと思います。海外旅行はまだハードルが高いと思われる方も、国内旅行に出かける方は多いようですね。GWの海外旅行は、見送っても夏休みには!と期待も高まります。待機非対象国で、短期で三密回避できる所が増えていくといいですね。とはいえ、必要な準備や手続きは行き先によって異なりますので、夏休みの海外旅行を検討する方は、常に最新情報をチェックしましょう。

マスク着用の義務を廃止した国も続々です。元々マスクに抵抗感の少ない日本では、まだまだといった所ですが、入出国の緩和や手続きの省略などで、明るい兆しが見えているのかもしれません。ただし、完全に元に戻る訳ではなく、「ウイズ・コロナ」の新しいルールやマナーが求められますので、久しぶりの旅行で、解放感いっぱいではしゃぎすぎないように気をつけたいものです。

海外旅行によって、新しい体験にワクワクし、幸福感を得られる方が徐々に増えますように!

 

それではみなさままた来月〜

 

(編集部anan)

 

 

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2022.4月号の編集部だより【新しい相棒】

2022年03月25日 更新▲

みなさまこんにちは。

まだ冷える日もありますが、桜が咲き、季節が巡ったことを感じますね。いかがお過ごしでしょうか。

さて、私事ですが自転車を買い替えました。
これまでどこへ行くのも一緒だった愛車は、ブレーキも変な音がするようになり、そしてパンク。
今まで乗っていた相棒が大好き過ぎて、あ〜ついにこの時が来たかぁとため息。11年間一体となって風を切ってきましたから、お別れがとてもつらい。毎年、重くなっていく私を乗せて、どこまでも早く滑らかに走ってくれたことに感謝しつつ、新しい子をお迎えしました。やっと電動アシスト自転車です。

 

画像:iStock

 

「電動アシストになったら!」と楽になる期待もありましたが、最初の3日間は、前の子を懐かしむばかり。整備・点検が整っていない自転車に乗るのは、危険も伴いますし、あまり未練たらたらでも新しい子と仲良くできん!と意を決し、もうすぐ1ヶ月になります。

これまで、自転車の記事も書いてきたこともあり、電動アシスト自転車利用時の注意点など思い出しながら、新人さんと向き合っております。ようやく距離も縮まってきたかな。

春を迎え、自転車での通学・通勤を・送り迎えを始める方もいらっしゃると思います。走行中の注意、ルール、点検などについてしっかり確認しましょう。風を切って走ることが気持ちよく感じられる快適な相棒となりますように!

*これまでの自転車記事のリンクです。ご活用ください。

 

知っておくべき!自転車通行における罰則とルール

自転車保険加入の義務化が広がっています。

電動アシスト自転車による事故が増えています。

【ウィズコロナの新生活様式】自転車利用のルールについて

子供の自転車の安全利用のために【保護者の方へ】

中高生の自転車通学・事故が最も多いのは高1の5月・6月

 

それではみなさままた来月〜

 

(編集部anan)

 

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2022.3月号の編集部だより【隔離義務撤廃のニュース続く】

2022年02月25日 更新▲

画像:iStock

 

みなさまこんにちは。

この冬はラニーニャ現象とやらで寒さが長引きましたが、そろそろ春の兆し。3月と聞くと、気持ちも明るくなるようです。

さて、欧米諸国の多くは、ワクチン接種完了などを条件として入国後の隔離義務を早々に撤廃しつつあります。アメリカ・ヨーロッパでは一定条件クリアで「隔離なし」が一般的となってきています。このニュースは明るいニュースと受け止めた方も少なくないでしょう。

2月25日現在の状況ですが、アメリカでは、ワクチン接種済みなのに加え、出発前の新型コロナ検査で陰性であれば入国でき、アメリカ到着後の検査や自主隔離はあくまで推奨となっています。(※ハワイやグアムなどは本土と別の入国規制あり)

ヨーロッパでは、イギリス、フランス、スイスなど、入国後の隔離義務を早々に撤廃。ワクチン接種が完了していれば陰性証明書すら不要で、入国後の隔離義務がない国もあります。ノルウェーではワクチン接種の有無関係なく隔離義務を撤廃しているということです。アジア圏は、アメリカ・ヨーロッパに比べ慎重姿勢を見せています。

海外旅行好きには、期待できるニュースが続いています。各旅行会社もツアーの受付を開始していたり、航空会社も徐々に増便となっていくようですので、今年は久しぶりに海外へ行くチャンスが来るかもしれません。

特集で取り上げたイギリスを例に、2月25日現在の入国手順をお伝えします。
その他の国については、調べやすいサイトのリンクを貼っておきますので、ご確認ください。

 

◆イギリス

 

各国・各地域を「レッドリスト」および「レッドリスト以外」に分類し、渡航規則の見直しがされました。現時点で日本は「レッドリスト以外」に分類されており、ワクチン接種の有無により必要な手続きが変わります。

 

(1)ワクチンを接種している場合

▼入国前に実施すること
①乗客追跡フォームの入力

 

▼入国後に実施すること
隔離やPCR検査受検等の義務はございません。

 

(2)ワクチンを接種していない場合

▼入国前に実施すること
①出発前2日以内のPCR検査受検(陰性証明書の提出が必要となります。)
②入国後2日目のPCR検査予約
③乗客追跡フォームの入力

 

▼入国後に実施すること
④入国後2日目のPCR検査受検

 

※上記は、イングランドの入国要件となり、それぞれの地方政府が入国制限の規定を公表しています。
 地方により変更となる場合、規制が追加される場合があります。全ての地方の確認が事前に必要になります。

 

※日本政府は、外務省の定める海外安全情報の危険度において、イギリスへの渡航中止を勧告しています。

 

出典:クラブツーリズム

 

◆入国情報・旅行手配などわかりやすいサイト

GLOBAL WiFi  新型コロナ×海外旅行・海外出張情報サイト 
クラブツーリズム 海外旅行いつから行ける?
日本橋夢屋 海外出張情報

 

外務省 海外安全ホームページ

海外旅行好きにとっても、待ち侘びた春が来そうですね。状況は流動的ですので、情報収集を十分に行なってください。

それではみなさままた来月〜

 

(編集部anan)

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2022.2月号の編集部だより

2022年01月25日 更新▲

1月18日、歌会始の儀において天皇陛下がお詠みになったお歌。

世界との往き来難(がた)かる世はつづき窓開く日を偏(ひとへ)に願ふ

 

世界との人々の往来が再び盛んになる日の訪れを願われるお気持ちをお詠みになりました。
日本のことだけでなく、世界の苦難に寄り添ったお歌が、英語でも世界に発信されるのは素晴らしいことです。
本当に本当に。世界中の人がコロナ禍が収束した先に、人々の往来が再び盛んになる日を待ち侘びていますね。

★★★

 

さて、今月は世界の美しい冬景色をお届けしましたが、いかがでしたか? 
何億年もの歳月をかけての形状変化し続ける自然の造形はダイナミックで、息を飲み畏敬の念を感じずにはいられません。人の手が入った場所もまた、その地独特の環境との融合によって、積み重ねられた美しさを感じます。そして、美しい冬景色ならば、日本こそ、数え切れないほどあるのではないでしょうか。

Biei Town, Hokkaido, Japan, Agriculture, Backgrounds

Shirakawago light-up with Snowfall Gifu Chubu Japan

 

日本は、世界でも有数の豪雪地帯。他に数えられる世界の豪雪地帯は、カナダとアメリカの国境あたりの山岳部や、スカンジナビアの西側となっていて、人は住んでいない所がほとんどです。人口が多く豪雪という点では、実は日本は世界一なんだとか。しかも国によって指定されている「豪雪地帯」の面積は、なんと国土の51%。つまり日本の半分以上は豪雪地帯というわけですから驚きです。
雪が少ない地域に住んでいると、その苦労も知らず、雪景色が美しいなど幻想的に感じてしまいますが、「いつか行ってみたい」に日本の雪景色も加えてみたいと思います。

 

それではまた来月〜。
お身体に気をつけてお過ごしください。

 

(編集部anan)

 

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2022.1月号の編集部だより【ほどよく。足るを知って】

2021年12月24日 更新▲

画像:iStock

 

みなさまこんにちは。

1日経つのも1ヶ月経つのも早ければ、1年経つのはあっという間ですね。東京オリンピックが開催されたのもずっと前のような気もいたします。

2021年はどんな年でしたか?
オミクロン株への懸念もあり、海外旅行にはまだまだ行けそうにもありませんが、2022年は新しいフェーズに入って欲しいものです。

さて、今月号でお伝えした「サスティナブルツーリズム」、いかがでしたか?
去年あたりからでしょうか、急に「SDGs」が注目されているようですが、国連サミットで採択されたのは2015年のことなんですよね。

記事の中でお伝えしたフィンランドの誓約書の中にある自然享受権。これはフィンランドのみならず、北欧諸国に古くからある慣習法で、土地の所有者に損害を与えない限りにおいて、すべての人に対して他人の土地への立ち入りや自然環境の享受を認める権利のことを言います。私が自然享受権について知ったのは、2003年頃。仕事でよく北欧へ行っていて、当時スウェーデンで知り合った方に教えてもらいました。

「そこがたとえ王様の森であっても、きのこやベリーを採ってもいいの。森の恵をいただき、幸せを感じることは、誰にでも許されていることなのよ。『赤いりんごはもいでもいいけど、青いりんごは次に来る誰かのために残しておきましょう。来年もまたたわわに実るように採り尽くしてはいけないよ。』日本人の子供が、電車やバスの乗り方を教えられるようにスウェーデンでは、森とのつきあい方を小さい時から学ぶのよ。」そう教えてもらいました。

なんて素敵で豊かな考え方なんだろうと感動したのを今でも覚えています。その時は、同時に北欧と日本を比べ、思えば日本は至るところに、いちいち注意書きや警告などがあるなと思いました。それがないと秩序は保たれないのか?と疑問が湧いてきたり、マナー教育というか民度の違いなのか? 北欧の人たちの成熟した精神性は、こんなところからきているのか?と感じて、羨ましくも思ったものです。カルチャーショックのひとつでしょうね。決してひとつの価値観では比較できないですし、どの部分に意識が高いかという違いであって、日本には日本の、日本人には日本人の良いところがあるのですが。当時の私は、隣の青い芝生ばかり見ていたのでしょう。

世界一礼儀正しく、個よりも和を重視するのが私たち日本人です。「サスティナブルツーリズム」においては、「SDGs」が注目される前からすでに実践している人も沢山いると思います。そして、「へぇー」と思った方々にも、これからすんなり受け入れられていくのではないでしょうか。何事も傾き過ぎるのではなく、ほどよく、足るを知って、生きている実感や精神的な豊かさを得られることをテーマに、海外旅行の計画を立てる人が多くなる。そんな時代がすぐそこまできていると、記事を書きながら感じました。

 

それではみなさま。

2021年、TRAVEL-MODEをご愛読いただきまして、ありがとうございました。
2022年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

編集部anan

 

 

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2021.12月号の編集部だより【サンタクロースから日本語のメッセージ】

2021年11月25日 更新▲

みなさまこんにちは。

オーストラリアへの入国が緩和されたニュースに、「お!? 海外旅行再開できるのか?」と期待が高まっている方もいらっしゃるかと思います。とはいえ、記事でもお伝えした通り、帰国時の制限は今のところ、まだ緩和されていませんので、今すぐ行ける条件の揃った方は、まだ少ないのではないでしょうか。でも、これが上手くいけば、少しずつ緩和の方向への糸口となるかもしれませんね。

★★★

 

画像:iStock

さて、1年は早いものでクリスマスシーズンに入りました。
昨今は「メリークリスマス!」ではなく「ハッピーホリデー」の風潮のようですが、そもそも日本では、宗教色はあまりなく、クリスマスはイベント的な位置付けで、雰囲気や気分の高揚を楽しむ人が多いと思います。季節の風物詩としては「クリスマス」でいいんじゃないでしょうかね。良かったことも、苦い経験も、どんな人にも多かれ少なかれ、クリスマスの思い出みたいなものがあるのではないかと思います。「クリスマス」と聞いて、ちょっとでも心が弾めば、心もあったまる気がいたします。

そんなことを考えているとサンタクロースを見たくなり、フィンランド大使館の動画で、日本のみなさんに向けたサンタさんからのメッセージ動画を見つけました。動画は2019年、フィンランドと日本の外交関係樹立100年の記念の年。コロナ禍の前、東京オリンピックの前ですが、やはり本物のサンタクロースの言葉は温かく愛がいっぱい♡ しかも日本語ですよ〜。とてもかわいいです!かなり練習したのではないでしょうか? いやいやサンタクロースですから練習なんてね、夢がなくなってしまう。なんといってもサンタクロースは、世界中の空をソリで駆け巡ることができるのですから♪

サンタクロースに癒されたい方は、ぜひご覧ください。

 

ロヴァニエミにあるサンタ村のサンタクロースから、日本語でメッセージが届きました。
メリークリスマス!Hyvää joulua!


フィンランド大使館・サンタクロースからのメッセージ

 

それではまた来月〜。
楽しいクリスマスをお過ごしください!

(編集部anan)

 

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2021.11月号の編集部だより【〇〇のヴェネチア】

2021年10月26日 更新▲

みなさまこんにちは。

先月に続き、世界の地方都市をご案内しましたが、気になる所はありましたか?
どこも美しくフォトジェニックな所ですね。

記事の中に登場したフランスのコールマール。「小さなヴェニス」と呼ばれているということですが、世界でも日本でも「〇〇のベニス」と例えられる景勝地はたくさんあるように思います。
どこも街に運河が巡り、美しい景観の中遊覧船やボートでゆっくりのんびり巡る。そんな観光ができる所です。

ここ福岡では、小さいヴェニスと呼ばれているかはわかりませんが、お掘り巡りができる柳川がすぐそばにあります。先頭さんの案内でゆっくりのんびり遊覧できます。海外で他に〇〇のヴェニスに例えられる所を調べてみた所、規模は様々ですが特集が組めそうな程たくさんありました。(水の都と呼ばれる大都市とは区別しています。)少しご紹介します。

 

◆イギリスのリトルヴェニス/ロンドン

ロンドンのリージェンツ運河では、パディントン駅北のリトル・ヴェニス〜ロンドン動物園〜カムデン・タウンを往復する遊覧船があります。

画像:iStock


◆「南米のヴェネチア」ソチミルコ/メキシコ

アステカ族が作った広大なソチミルコ運河群が残されていて、カラフルなゴンドラで、屋台、職人、マリアッチ バンドとすれ違いながらのクルーズを楽しめます。

画像:iStock

 

◆「東洋のヴェネチア」蘇州/中国

水辺で暮らす人々の風景を見ながら情緒あふれる運河巡り。山塘街に近づくにつれ美しい景色が広がります。

画像:iStock

 

◆「ポーランドのヴェネチア」ヴロツワフ

市内にはオドラ川とその支流が流れ、200以上の橋が架かっています。遊覧船、水上バスのほかに、カヤック、足こぎボートなど様々なスタイルで水上散歩ができます。街中にはたくさんの小人の彫刻が置かれ、小人探しも楽しい街です。

画像:iStock

 


◆「北のヴェネチア」ブルージュ/ベルギー

美しい中世の街並みがそのまま保存され、「天井のない美術館」と称されています。歴史を刻むブルージュの街を優雅にクルーズできます。

画像:iStock

 


◆「小さなヴェネチア」コマッキオ/イタリア

イタリアの中の小さなヴェネチア。水辺の情緒ある景色と、小さな町ならではののんびりとした雰囲気が散策を楽しくしてくれます。

画像:iStock

 

いかがでしょうか。他にも紹介し切れないほど「〇〇のヴェネチア」は沢山ありました。世界中で例えられるのですから元祖「ヴェネチア」がいかに有名かがわかります。水辺の街並みは素敵です。川の恵があったり、人工的に造られた運河であっても、すぐそばに人の営みがあります。景色を損なうことなく水と一緒に生きてきた人たちが創り上げた街だからこそ、豊かさと美しさを感じるのではないでしょうか。いつかまたそれぞれの街をクローズアップしてみたいと思います。

それではまた来月〜。

(編集部anan)

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2021.10月号の編集部だより【何もしないことは難しい?】

2021年09月25日 更新▲

みなさまこんにちは。

雨が多く、夏らしい日々をあまり感じずに、すっかり秋になりました。本来であれば、外に出かけるには身も心も気持ちのいい季節ですね。9月末を目処に緊急事態宣言も解除の方向のようですが、少しずつコロナ禍の出口は見えてくるでしょうか。

さて、今月の特集「アフターコロナ旅のトレンド /地方都市【行ってみたい田舎町・美しい町、かわいい村】は、いかがでしたか? 行ってみたいなと思う所はありましたか?

今回取り上げた所に限らず、地方の町や村は期待して訪れると、これまで旅に刺激を求めていた人にとっては「なんだこれだけ?」「何もすることがない」と言ったつまらなさが気持ちを埋めてしまうかもしれません。今までの感覚で行くと、自然の中に身を委ねる心地よさや、新しい発見や喜びに気づけず大変もったいない旅になってしまうかもしれません。

テレビやパソコン、そしてスマホなど何かしら情報収集のツールが傍にある日常に慣れてしまうと、自分の目で見て、感じたり考えたり、自ら掴みにいくという体験が減っているように思います。スマホをいじることは習慣となり、手の内にないと不安や手持ち無沙汰を感じてしまいます。そう、何もしないことが難しくなっている。

 

画像:iStock

 

私自身の体験のお話で恐縮ですが、外国の小さな漁村を訪れた際、人っ子ひとりいない静まり返った日(祭日)に行ってしまったり、また別の機会では、森の中で人を待つといったシチュエーションがありました。当然ながら携帯はつながらないし、コンビニなんかあるはずもない所です。その時は、ひとり手持ちぶさたで、身の置き所のないような感覚に陥りました。仕事に追われていいる日々の感覚でいると、「時間の無駄」「何かをしてなくてはいけない」という強迫的な観念に囚われていることに気づかされました。人生の中で、そんな静かな体験が何度あるでしょうか。そして、そこで何も感じない、見つけられない自分でいたくないという思いもあり、そこに身を置いていること自体を受け入れてみる。それもいいかもしれないと思え、年月が経つとよき思い出となっています。

アフターコロナの旅では「何もしない」ということが、またひとつ旅のテーマになる。それもなるべく人との接触を避けて。旅を通してまた、価値観や時代の変化を感じる時がもうそこまで来ているように思います。
海外旅行に何を求めるか。それを考えるところから次の旅が始まっているかもしれませんね。

それではまた来月〜

 

(編集部anan)

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2021.9月号の編集部だより【高さのお話】

2021年08月25日 更新▲

みなさまこんにちは。

早いもので8月ももう終わりに近づき夏休みが終わりますね。外出もままならない中、特に西日本では雨続きの毎日。8月の力強いお日様をなかなか顔を出さず、猫の額ほどの庭ですが、それでも植物たちが心配になりました。農家の方々のご苦労は如何ばかりでしょうか。みなさまがご無事だったことを祈ります。

さて、今月号の『街角動画』エミレーツ航空が公開したCMはご覧になりましたか? あれがCGではなく、生身の女性スタントの方がてっぺんに立っているというのは、規格外に驚きました。
海外旅行好きのみなさまは、飛行機に乗る機会も多く高い所が好きな方が多いのでしょうか? 高い所が苦手でも、飛行機からの眺めはいいですよね。あれは別物? なぜか飛行機の中では高い所という意識が薄れるのが不思議です。

そして、ドバイではブルジュハリファよりも高いタワーが建設中なのだとか。タワーの名は「ドバイ・シティ・タワー」。完成すると2,400mの高さとなる予定だそうで、1,000mを超えると「ハイパービルディング」と呼ぶのだそうです。ブルジュ・ハリファは828m・206階ということなので、その約3倍の高さとなります。2025年の完成を目指しているということですが、どうしてそこまで高くする必要があるのか、わかりません〜。

 

出典:wikipedia

 

調べると東京にも2045年完成を目指し、東京湾に「スカイマイルタワー」という1,700mのハイパービルディングが建つ予定なのだそうです。東京スカイツリーができたのがこないだのように思えるのですが、「もっと高く!」したくなったのでしょうか。

そもそもそんな高い所で息が出来るのか、またまた調べてみました。とても面白い動画がありましたので、共有します。エレミーツ航空のCMもすごかったけれど、Googleの副社長が打ち立てた世界記録というスカイダイビングは驚異的です。人間の飽くなき探究心はどこまでも続きます。世界の高さとどこからが宇宙なのか、ご興味のある方はぜひご覧ください。

 

「空」と「宇宙」の境界線DEF VIDEO

 

 

それではまた来月〜

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2021.8月号の編集部だより 引き継がれる種

2021年07月24日 更新▲

みなさまこんにちは。

​紆余曲折、ギリギリまでどうなるかわからなかった東京オリンピックがいよいよ開幕しました。
やってもやらなくてもいずれにしても反対の声は上がるのだろうと思っていましたが、始まるときっと多くの人がTVで観戦するのではないかと思います。色々と配慮され、派手さを抑えた開会式でしたが、205+1の各国の選手が入場するのを見て、結構知らない、聞いたことのない国・地域名がありました。民族衣装そのもの、またはそれにちなんだ選手たちの衣装は、色を添え、その国への想像と興味が湧いてきます。ともあれ、感動が生まれ、無事に終わるといいですね。

さて、海外旅行とは関係はありませんが、5月に引っ越しをしたことは以前も書きましたが、小さな庭がついておりまして、引っ越した当初は、草ボーボーだったんです。

色々落ち着いた5月下旬、どこから手をつけていいかわからないと思いつつ、草むしりを開始。すると、草に混じって「ん?これは草とはなんか違う?」と思う葉っぱを見つけました。なんだかわかりませんでしたが、それらだけは抜かずにとっておくと、あれよあれよと大きくなり、葉っぱの形でプチトマトとわかりました。

 

「もしかしてトマト?」と思った頃

 

前の住人さんが育てていたのか、こぼれ種でこんなに大きくなるの?というくらい、あっという間に庭の真ん中がジャングル化。虫も怖いし、ましてや野菜なんて育てたことがない。どうしよーどうしよーと思いつつ、ネットやYoutubeで日夜育て方を勉強しましたよ。土を肥やし支柱立てたり、脇芽を取ったり、毎日せっせとお世話して。やりだすと愛情も湧き、美味しく食べてあげたいと思うもので。一度、虫が出て闇雲に殺虫剤(一応天然由来)をかけてしまいましたが、極度の幼虫恐怖症の私がそれ目掛けてスプレーできるだけでも、ものすごい変化なんです。

おかげさまで、プチトマトひとつでもどれだけ手がかかり、お天気や虫・病気に気を使い、大事に育てられているか、作り手の苦労を知った次第。こんなきっかけくれた前の住人さんには、感謝しています。

 

7月21日色づいたことに気づく

 

ようやく色づいてきたので、収穫ももうすぐ。引き継がれた種は、単にプチトマトだけでなく、私の中にもうひとつも二つも芽吹くものがあったと思っています。

暑い毎日、人間は涼しい所に移動できますけど、植物さんたちはそこから動けませんからね。せっせと水やりしたいと思います。みなまさもどうか涼しくお過ごしください。

それではまた来月〜

(編集部anan)

 

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2021.7月号の編集部だより【国際小包EMS /特別追加料金がかかります】

2021年06月24日 更新▲

みなさまこんにちは。

今年は桜を始め、春の花々の開花も梅雨入りも入早く、昨日は蝉の鳴き声を聞きました。随分気の早い蝉だったのかもしれませんが、ここ福岡では、例年7月15日、博多祇園山笠が追い山でフィナーレを迎えると、梅雨が明け、蝉が一斉にワシワシと鳴き始めます。毎年7月15日が夏の始まりの日のように感じていましたが、今年の夏の始まりも早いのかしら、山笠もないので、やっぱりちょっと変な感じがしています。みなさまはいかがお過ごしですか?

 

さて、今月号の「世界の街から」@ガーナで、harryinghanaさんが国際小包のお話をしていましたが、私も先日EMSでデンマークに小包を送ったのです。

 

画像:iStock

 

リクエストが味噌とかカボスジュースなんで、重さがあるので、中身の合計金額より送料の方がうんとかかるのです(汗)。そして今回は食品なのでEMS一択でした。

コロナになってから、荷物を送るのは初めてだったので、どんな感じかなと思っていましたが、
やっぱり!
6月1日からEMS特別追加料金というものが加算されていました。しかも高い!約24%の上乗せ。仕方ないですけどね。今回送る荷物の重量は、3.5kg未満で、通常7400円です。そこに1750円の追加料金で、送料合計は9150円。そして、本来でしたら3日で到着予定のところ、10日以上経ってもまだ届いていません。(EMSは追跡できるのがいいですね。)

飛行機の便数が極端に減っているのだから、そうですよね、かかりますよね〜。そもそも通常3日ってのがすご過ぎませんか! 福岡ーコペンハーゲンって当然直行便もないし、通関もするのに。これがどれだけ凄いことだったのか。ワクチン接種が進んでいるとはいえ、世界中の国が鎖国のような状態で、国際郵便が送れること自体、ありがたいと思いました。

小包でこうですから、人の移動となると…。航空券は結構高くなるんじゃないでしょうか。気軽に週末弾丸グルメツアーとかできていた頃が懐かしいですね。

国際小包を送られる方は、国際郵便マイページサービス​からスマホかPCでラベルを作る方向に移行しています。※特に米国宛は原則手書きラベルは受け付けてもらえませんので、ご注意ください!

・国際郵便の料金を調べる⇨こちら
・EMS特別追加料金導入について→こちら
・通関電子データ送信義務化について→こちら

 

緊急事態宣言は、ようやく解除となりましたが、季節の変わり目、そして間も無くやって来る暑い夏。みなさまお身体はご自愛くださいませ。

それでは、また来月〜

(編集部anan)

 

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