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スイス版「キラキラネーム」が出現?!@スイス

2015年02月02日 更新▲

今回は、チューリッヒ在住のApfelさんから、子どものお名前事情をご紹介頂きました!

 

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数日前に目にしたフランスでの出来事のニュースで、

子供につける名前の善し悪しについて、興味深い記事を読みました。

子どもにチョコ製品と同じ名前つけてはだめ、仏裁判所(AFP BB News)

記事の内容は、

子供に「チョコ製品と同じ名前つけてはだめ」

というもの・・。

これはヨーロッパをはじめとして世界各地で販売されている、

イタリアの人気のチョコレートスプレッド

「nutella(ヌテラ)」

と同じ名前を女児につけようとしたフランスの両親に対し、

判断に困った登記所が地元の警察に相談したところ、

この名前の適正について、家庭裁判所で審理される事となったとの事です。

その結果、この名前を子供につけた場合、

からかわれたり、嘲笑される恐れがあると判断し、

裁判所がこの名前をつける事を却下。

ヌテラの代わりに「エラ(Ella)」という名前に、

裁判所によって改名されたという内容。

フランスでは、

別の夫婦によってつけられようとした「Fraise (イチゴ)」も、

上記と同理由により別の名前に改名させられたのだとか・・。


このニュースを読み、

へぇー、こんな事もあるのか〜。

と思っていたのですが、

スイス・ドイツ語圏のニュース「TagesAnzeiger」の記事によると、

実はチューリッヒでも、

チョコレートスプレッドと同じ名、

ヌテラちゃんは赤ちゃんの名前に勧められないとされ、

他にも許可されない名前があるのだそうです。

チューリッヒ州では特に、

動物の名前についてはトリッキーなのだそうで、

ちなみに「Tiger(タイガー)」はOKで、

 「Löwe(ライオン)」や「Vogel(鳥)は」ダメなのだそう。

タイガーについては、プロゴルファーの “タイガー・ウッズ” の影響もあり、

ある意味黙認されているのかも・・? との事。

後々に子供の将来に悪影響を及ぼす可能性がある名前は敬遠され、

不快に思われたり、好ましくないと思われるもの、

性的なイメージをほのめかす名前も

許可されないというのが基本のようです。

(かなり昔、多分私がまだ子供だった頃の事、

日本で、”悪魔” 君 という名前をつけようとした

ご両親が話題になっていたニュースを思い出しました)

チューリッヒ州では、

ブランド名と同じ名前(例えば、Pepsi ペプシ, Rivellaリベラ など 他)、

Ferrari フェラーリ、 Citroën シトローエンもだめ、

しかし、Mercedes メルセデスはOKなのだそう。

スイス(チューリッヒ)のNGネームについて

記述されているニュースの記事は ↓ こちら〈ドイツ語〉

Auch in Zürich wird kein Baby Nutella heissen(TagesAnzeiger)

スイスで新生児につけられる名前は、

ドイツ語圏・フランス語圏・イタリア語圏・ロマンシュ語圏で、

ここ数年はそれぞれ人気の名前が固定している印象もありましたが、

さすがに日本ほどでは無いにしろ、ここスイスでも、

いわゆるスイス版 “キラキラネーム”!?

が出現しているとも言えそうです。

 

 

チューリッヒ湖のほとりで暮らすApfelさんのブログはこちら

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