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おやつびっくり箱【世界のお菓子シリーズ】vol.1 クロアチア

2016年12月13日 更新▲

 

TRAVEL-MODE 新シリーズ始めます。

id-100339504Beautiful Child Having Breakfast At Home” from FreeDigitalPhotos


お菓子と聞いただけで心が弾み、甘いものって幸せ感が高まります。お菓子のない国なんてないですよね。世界のお菓子を見てみると、その国の文化や習慣が背景にあることがわかり、お菓子を通してその国に興味を持つことがあるかもしれません。
TRAVEL-MODEでは『おやつびっくり箱』と題して、世界のお菓子を紹介するシリーズがスタートします。不思議な魅力がつまったお菓子とともに、国や地域の情報もお伝えします。どうぞお楽しみに!


★★★


vol.1  不思議な〇〇の正体は?

不思議なおやつはないものか探したところ、なに?この模様?

stonska-torta-1出典:Just Dubrovnik

クロアチア・ストン地方の伝統的なケーキ『ストンスカ・トルタ』です。

ケーキの主たる材料はなんとパスタ。ケーキの中にパスタ?入れ子状態の不思議なケーキです。〇〇に見える部分がマカロニ様のパスタですね。
ケーキの中身は、クルミやアーモンドなどのナッツ類+チョコレートをマカロニにまぶし、シナモン、バニラ、レモンで風味づけをしたフィリングです。このフィリングを甘くないペストリー生地で包み焼いたもので、ベリーなどで飾られることもあるようです。ナッツ、チョコ、シナモン、バニラ!聞いただけで相性がよく、なんとなくお味の想像もつきますが、気になるのは食感ですね。弾力がある感じでしょうか?

ストンスカ・トルタ誕生は何世紀も前にさかのぼり、発端は材料を節約するためのアイディアだったそうです。節約ケーキですが何世紀にも渡り、受け継がれ名物ケーキになっているということは「おいしい!」にちがいありませんね。現在でもクリスマスや結婚式の定番だそうですよ。

stonske_zidine_28-05-2010-_by_zt_4_出典:DUBROVNIK DIGEST

さて、ストンスカ・トルタのストンとはどんなところでしょう。

ストンは、クロアチア南部の海岸線にある小さな城壁の町です。中世から残る城壁は、3つの城をつなぎ、ヨーロッパ一の長さを誇るということで、その様子はヨーロッパ版万里の長城とでもいいましょうか。万里の長城のように人で混雑しておらず、ほのぼののんびりしています。ローマ時代から続く塩田もあり、この塩は地中海一純粋な塩と評価されています。牡蛎が美味しい町としても知られていて、牡蠣に舌鼓を打ったあとのデザートにはやっぱりストンスカ・トルタでしょう。ストンは、日本でも人気急上昇の旅先ドゥブロヴニクのお隣。バスで1時間ちょっとで行くことができます。城壁に登るもよし、グルメよしと日帰りエクスカーションにはぴったりの町ですね。

 

参考URL
Just Dubrovnik <http://www.justdubrovnik.com/>
DUBROVNIK DIGEST<http://dubrovnikdigest.com/en/excursions/ston-and-peljesac>
heneedsfood. <http://heneedsfood.com/recipe/stonska-torta/>
Wikipedia <https://ja.wikipedia.org>
National Giographic <http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20140903/413993/?P=1>

 

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