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アフターコロナ旅のトレンド /地方都市【行ってみたい田舎町・美しい町、かわいい村】第二弾

2021年10月25日 更新▲

先月のTRAVEL-MODE に続いて『アフターコロナ旅のトレンド /地方都市【行ってみたい田舎町・美しい町、かわいい村】第二弾をお届けします。

 

まずはおさらい。
TRAVEL-MODE10月号でお届けした町や村はこちら

  「アルプスの瞳」と呼ばれる美しい湖
◆ブレッド湖(Lake Bled)/スロベニア

  夢の中に迷い込んだかのよう。モノトーンの町。
◆フロイデンベルク(Freudenberg)/ドイツ

 

町そのものがおとぎ話。ときめかずにはいられない。
◆ポズナン(Poznan)/ポーランド

 

「ミステリアス」と「かわいい」の融合
◆コッツウォルズ(Cotswolds)/イギリス

こちらもご覧ください→行ってみたい!幸せ感じるラブリーな景色3選 


★★★

 

さて今回も素敵な町・村を4カ所ご紹介しますよ。

 

◆コールマール(Colmar)/フランス

お菓子で出来ているのではないかと思ってしまうカラフルな花の町

 

画像:iStock

 

フランス北東部、グランテスト地域圏にコールマールはあります。ドイツとの国境に位置し、旧市街の石畳の道沿いには、中世やルネサンス初期に建てられたハーフティンバー様式の建物建ち並び、アルザス地方の古き良き文化を感じられる美しい街です。旧市街を散策すれば、まるで舞台セットの中を歩いているよう。それもそのはず、この街は「美女と野獣」「ハウルの動く城」のモデルになったと言われているから頷けます。

コールマールは、16世紀に水上の交通の要衝の地として栄え、プティット・ヴニーズPetite Venise(小さなヴェニス)とも呼ばれています。かつて野菜農家たちが収穫物を運んでいた運河は、遊覧船で観光することができます。花々に囲まれたカラフルな木組の建物を見渡せば、その景観の素晴らしさに誰もが心躍らせることでしょう。

 

画像:iStock

 

コールマールは、アルザスワインの首都とも呼ばれています。葡萄畑が広がるアルザスワイン街道の拠点になっており、街道沿いには100を超えるの村々が点在し、900余りのワイナリーがあります。リースリングにやゲヴェルツトラミネールといった白ワインが盛んに作られています。ワインが美味しければ、当然食べ物も美味しい! アルザスワインと共に地元のお料理が楽しめるヴィンシュテュヴ(ワイン居酒屋)もたくさんあります。

歴史、文化、景観、食、どこをとっても誰もが充実した旅ができるコールマールは、季節のよい夏はもちろん、クリスマスマーケットで有名な冬もたもしむことができます。

 

◆マルケン(Marken)/オランダ

緑の外壁、オレンジの屋根。伝統的な家並みがのどかな小さな島

マルケンは、アムステルダムからは北東に20km北東に位置し、アイセル湖にある東西3kmほどの小島です。13世紀頃、この土地は大嵐でオランダ本土から切り離され、島となったという信じがたい歴史があります。現在では、長さ2500mにも及ぶ堤防で本土とつながり、陸路でも島へ渡ることが可能となっています。

もともとウナギを採っている静かな漁村で、漁業が衰退した今では、独自の伝統を生かし観光客を受け入れています。その伝統とは、まず緑の壁に白い窓枠が映え、屋根はどこもオレンジ色の家々。堤の上に杭を立て、その上に家が建っています。定期的に大波の被害にあっていたというマルケンの人たちの知恵で、この村のかわいい景観が出来上がりました。

村を流れる運河、オランダを象徴するハネ橋。静かでのどかなオランダらしい風景です。またこの島では、オランダの伝統的な木靴が作られています。

 

画像:iStock

 

マルケンで見逃せないのは、最東端にある灯台です。1839年に建てられてから、今も現役で湖を見守ります。島の入り口から灯台までは、徒歩30分。灯台には人が住んでいるため中には入れませんが、空と湖の青一面の中、堤防の先に佇む白い灯台の姿は、とても美しく、マルケンのランドマークとなっています。途中、牛や羊ののどかな放牧を見ながら、オランダらしい風景に浸るのはいかがでしょうか。

 

画像:iStock

 


◆チンク・エテッレ (Cinque Terre)
/イタリア

切り立つ断崖に建ち並ぶカラフルな家々、小さな入江。ため息こぼれる文化遺産。

 

チンクエ・テッレ(Cinque Terre)とはイタリア語で「5つの土地」という意味で、文字通り5つの小さな村が寄り添うようにできた海岸線の地域です。

入り組んだ入り江の断崖絶壁は、かつての要塞都市。1000年もの長い間、陸路がなく陸の孤島だったが故、独自の文化と芸術を築き上げることができたと言われています。現代では鉄道が通っており、ローマ(テルミニ駅)から約350km、フィレンツェ(カンポ・ディ・マルテ駅)からは約180km離れていますが、トレニタリア特急を利用すると、日帰りで観光することも可能です。

 

画像:iStock

 

チンクエ・テッレは、「リオマッジョーレ」「マナローラ」「コルニリア」「ヴェルナッツァ」「モンテロッソ・アルマーレ」の5つの村で構成されています。

コバルトブルーの海をバックにカラフルな建物が断崖にひしめき合う有名な景色は、チンクエ・テッレで一番大きな村、「リオマッジョーレ」です。高台から一望しても船から見上げても、圧巻の景色です。こんな絶景の中で暮らすとは、どんな気分なのでしょうか?

蜂蜜のように甘いデザートワイン「シャケトラ」が有名な「マナローラ」。地産ワインであるシャケトラの博物館もあるので、ワイン好きは押さえておきたい所。

一番小さな村「コルニリア」には、断崖の建物はありませんが、斜面に切り開かれた葡萄の段々畑が美しく、合間に見える海や花々などを眺めながらトレッキングができます。

入江の小舟も美しい景観の一部となる「ヴェルナッツァ」の街の中は、小さな路地が多く、迷いながら散策をするのも楽しい所です。トレッキングコースの高台から見下ろしても、また違った角度の絶景を味わうことができます。

「モンテロッソ・アルマーレ」は、ホテルの数も多くチンクエ・テッレ観光の拠点となります。ビーチもあり、このカラフルな建物を見上げながら泳ぐのも、とっておきのひと時となりそうです。

 

画像:iStock

 


チンクエ・テッレの話題は、
もう一つ。海沿い断崖の上を通る「愛の小道(Via dell’Amore)」です。マナローラとリオマッジョーレを結ぶ遊歩道になっていて、開放感に浸りながら海と空からのパワーを感じ、清々しい気分でハイキングができます。海風に吹かれながら、好きな人と一緒に歩けたら最高ですね。

 

レイキャビク(Reykjavík )/アイスランド

ダイナミックな大自然と寄り添うレゴブロックでできたようなかわいい町

 

アイスランド語「煙が出る港」と意味を持つレイキャビク。世界でも最北端にあるアイスランドの首都です。喧騒もなく、機能的なコンパクトな街も魅力のひとつです。治安も良く、半日あれば徒歩で主要な観光名所は見て回ることができます。

 

画像:iStock

 

浮足立つようなカラフルな街並みは可愛らしく、ひとつ一つがオシャレ!まるでレゴブロックで作った街の中にいるようです。北欧諸国らしく、アイスランドもまた高い感度を持ち合わせたスタイリッシュなお国柄。落書きの枠を遥かに超えたレイキャビクのストリートアートも、街中散策のハイライトとなります。優れた建築物も見どころのひとつです。中でもハットルグリムス教会(Hallgrímskirkja Church )は、プロテスタントデザインのシンプルな建築が際立って美しく、レイキャビクの象徴となっています。塔の上まで登ると、レイキャビクの色鮮やかな家々を見渡すことができます。

 

画像:iStock

 

レイキャビクの魅力は、すぐそばにダイナミックな大自然があることでしょう。遠くに聳える山々の景色。天然温泉ブルーラグーン、地球の割れ目ギャウアイスランドの間欠泉、ヨーロッパ最大の氷河でできた神秘的なアイスブルーの洞窟、そしてなんといってもオーロラ! それぞれ行く目的に合わせて時期は選んでしまいますが、ぜひこの大迫力の自然を味わってみたいものです。

大自然に畏敬の念を持ちつつ、寄り添いながら慎ましく生きる人々の営みを垣間見るのも、大事なことに気づかされる旅になりそうです。

 

画像:iStock

 

 

2回に渡ってお送りした「行ってみたい田舎町・美しい町、かわいい村」いかがでしたか?
コロナの収束も未だ見えず、海外はとっても遠くになってしまいました。アフターコロナの海外旅行は、お金にも時間にも余裕が必要になってくると予想されています。いつか行ってみたい!自由往来が出来るようになったら絶対行きたい場所、今から探して、じっくり計画を立てるのもいいですね。

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