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2019.7月号の編集部だより【香港のおみやげカタログ】

2019年06月25日 更新▲

みなさま、こんにちは。

先月の編集部だよりで、ちらっとお伝えしておりましたが、6月14日(金)〜16日(日)行って参りました週末弾丸香港旅行。
そうです、香港で大規模なデモが起きています。そのさなか。
もちろん、@とらべるに申し込み、たびレジに登録して、事前情報収集抜かりなく。調べ尽くして「こうなったらこうする」と出せる手札を沢山用意してから出発しました。

※香港旅行を予定している方は、早めにたびレジを登録しておくことをお勧めします。その都度、現地情報がメールで入ります。その時その時変わる状況を見ながら検討してください。

在香港日本国総領事館より逃亡犯罪人条例等改正案関連の動きを巡る邦人へのお知らせ

 

16日のデモと抗議活動は平和的に統制だって行われましたが,一方,抗議活動の主催団体等は,目的達成を求めて引き続き抗議活動を継続する旨表明しており,本件問題への収束化に向けては,未だ予断を許さない状況がしばらく続くものとみられます。

ついては,香港への渡航・滞在を予定している方及び既に滞在中の方は,報道や当館お知らせ等を通じて当地の最新情報を入手しつつ,不測の事態に巻き込まれないよう心がけるなど,安全の確保に引き続き努めて下さい。
(※2019/06/17 20:35  たびレジ経由で届いたメールより一部割愛して掲載)

 

この時点での情報として申し上げますと、デモが集結しているのは香港島の政府機関の周辺です。
私の場合は、尖沙咀のホテルを予約していたので、九龍中心に動くことにして、パワフルでエネルギーに満ちた香港を楽しむことができました。
「ありがとう香港!」「また行きたい香港!」「がんばって香港!」の思いを込めて、編集部ananが購入したおみやげを全部お見せします。

★香港ドル表記以外の参考価格はうろ覚えですので、ご了承ください。

 

 

■薬局系ローカルグッズ

『RICQLÈS』
今回の香港みやげの中で、No1。ほぼこのノスタルジックなイデタチに一目惚れしたのですが、その使い道がオールマイティー過ぎます。中身は80%アルコールのミント水。
頭痛、肩こり、虫刺されにぬりぬりして、スッキリ。びっくりなのが飲める! ってこと。ペットボトルの水に数滴落として、持ち歩きました。飲むと、気分もスッキリ爽快。お茶やミルクにもって書いてあります。酔い止めにもなるんですって。なんとMADE IN FRANCEです!

 

中に入っている効能書きは、昭和っぽい懐かしさを感じます。  
外側のパッケージは、これ。薬局のレジ周りに置いてあることが多い。(600〜700円くらい)薬局によって値段違う。

 

『白花油』
これもスースー系です。漢字違うけど「ハッカ油」。『RICQLÈS』よりもスースーが強くて、においもシップのようです。ばら撒きにぴったりのミニミニサイズまで、大きさ4、5段階あるようです。写真はマッチ箱くらいののミニサイズ。200円くらいでした。
歩き疲れた脚にちょんちょん、スマホ見過ぎた疲れた首筋にちょんちょん、めっちゃ効きます。持ち歩きにいい!
こちらは外用のみ。

 

『TIGER BALM
NECK & SHOULDER RUB BOOST』
昔、親戚のおじちゃんの定番土産だったタイガーバームも進化しています。使いやすいクリームタイプです。強力なスースーは健在です。2タイプあり、BOOSTの方が強力。疲れて塗りまくったところ、痺れるほどの刺激で寒くなりました。(50香港ドル)空港の免税店でも買えるので、買い忘れた時も安心。(※空港ではバラ売り無しの4個セット、ノーマルタイプは3個セットでした。)

 

以前、上海か北京のおみやげ特集で紹介した時は「おじさんのど飴」でしたが、香港で売っていたのは『おばさんのど飴』でした。
12粒入り。150円くらいだったかな?
香港のティッシュといえば、『Tempo』
ティッシュと言っても、分厚くて小さめの正方形の紙ナプキンみたいな感じ。購入したCitrus Blossomは香港の香り!
36個パックで35香港ドル。バラまきました!!

 

『花露水』
1898年から続く双子の美人姉妹が目印の「花露水」。思っていたよりも瓶が大きかったので買うか迷って、薬局のお姉さんに「これ、どうやって使うの?」と聞いたところ、「部屋にふりかけ、自分にふりかけ、洗濯物にふりかけ、どこにだってふりかければいいのよ!」と言われました。「どんな匂い?あなた、この匂い好き?」と更に聞くと、「え?考えたことない。花の匂いよ!とにかく香港はそこいらじゅうこれのニオイなのっ!!」とイラっとされました。
お姉さんの迫力で、いくらだったか忘れました。

 

■香港の老舗

 1923年創業『利工民のアンダーシャツ』
ブルースリーが愛用していたことでも有名な香港の老舗の下着屋さん。世界に誇るメイドイン香港なのです。さらさらと滑らかな手触りで、ものすごく気持ちいい!4ランクあって、一番高級なラベルは金鹿。次に藍鹿、蝉、電球と続きます。薄いのにとても細い糸で目が詰まっています。これで暑い夏もサラリと涼しく過ごせそう。
写真は藍鹿のノースリーブ。ランニングではない。(240香港ドル)

 

レトロな箱がズラ〜っと並んだ店内。香港に4店舗あります。  2枚買ったら箱に入れてくれました。

 

藍鹿ラベル。
なぜ鹿、蝉、電球なのか知りたい。

カタチで選んで後で見たら電球ラベルでした。電球でも十分なサラサラ感。フレンチスリーブ(150香港ドル)。次は金鹿買うぞ。

 

香港老舗の調味料屋さん『八珍』
XO醤
もう、どれを何を買っていいか散々悩み続けるほどの調味料の種類!醤の類は圧倒的。代表格はやっぱり醤油と黒酢。でも瓶が結構大きかったんですよ。で、XO醤にしたところ、これが大正解!! ホタテフレーク満載で、醤というより佃煮!? 品の良いピリッと感も大満足でした。(95香港ドル)
②桂花酢
せっかくだから、日本にきっとないものを買おう!どれだろ〜と眺めて決めたのがこちら。金木犀のお酢。初めて見ました。
これは、ほんのり華やかで優しい。果物市場で買った「蓮霧(紅天桃ともいう)」とセロリをこのお酢でサラダにしてみました。思いつきの初めての組み合わせでしたが、爽やか軽やかな夏にピッタリの一品になりました。(20香港ドル)

 

■女子はきっとみんな好き

「おしゃれ!」と言われるバラまきみやげを買いたい方は、MARKS &SPENCERへ。
プライベートブランドが充実したイギリス発のスーパーマーケットです。あれもこれも可愛い!美味しそう!で、心躍ります♡
写真は、シャカシャカした生地のエコバッグ。(25香港ドル)
安いし、軽いし、可愛いし、使えるし!!
あの人にも、この人にも、喜んでいただけました。
バッグを広げたらこんな感じです。ロンドンの建物を散りばめたデザイン。
左下の三角コーナーに、くしゅくしゅして、ギュッギュとコンパクトに詰め込むと、ころんとしたハートのような形になります。
香港のお買い物は、エコバッグが必需品。
いろんな所で、エコバッグ売られますが、女子を引き付けるのはここでしょう。

 

こちらは布製のトートバッグ。
しっかりマチがあって、取っ手が長く肩にもかけられる。
ロンドンのシンボルがハート型にあしらわれたデザイン。これは男子も使えるでしょ。
(49香港ドル)
こちらは、小ぶりのクーラーバッグ。
夏場、お弁当入れるのにちょうどいいサイズ。
絵柄の通り、アイスを数日分買い込む時、
これ持ってスーパーに行こう!と思って買いました。(32香港ドル)
M&S プライベートブランドのハンドクリーム。
シンプルなデザイン、気持ちが明るくなる空色、バッグの中で邪魔にならないサイズ。これもオススメのおみやげ。
(15香港ドル)いっぱい買いたかったのに、3個しかなかった〜。

 

■自分用お楽しみ

今回、香港で絶対行きたかったのが上海街。厨房用品屋さんがズラリと並んでいて、料理好きにとってはワクワクランド。
これ、パンや饅頭を取るトング。なんでこんなのいるの?と思われるかもしれませんが、瓶を煮沸消毒する時用に、ここ何年もずっと欲しかったのです。普通のトングでは、鍋から瓶を引き上げるときに、滑ったり、腕に熱湯が伝ってきて「あ熱っ!!」となるのです。これでしっかり瓶が挟めるw
しかも赤い取っ手が可愛かった!興奮しすぎていくらか忘れました。

素焼きの小さな器。材料や調味料を分けて準備する以外、ナッツとか薬味入れたり、活躍の場が増えそう。1個50円くらいだったと思います。街市で買った干し海老と干し貝柱を入れてみました。 足元の埃かぶったぐちゃぐちゃした箱の中から発見したのは…これってひょっとしてエッグタルト用パイ皿じゃない!? この発見は、自分でも「目敏い!」と思った瞬間でした。1個20円くらい。

 

最終日の朝ごはんで食べたパイナップルパン。焼きたてに冷たいバターがサンドされ、侮る無かれの美味しさ。もはや香港の定番ですね。
店先でパンだけ購入することもできるので、翌日の朝ごはん用に買いました。つぶさず持って帰れてよかった〜。
友人が買ったパンをビニール袋に入れていたので、目の前に積んであるビニールはセルフなんだと思い、触ろうとした瞬間、パン売りのおばさんにめっちゃ怒られました。大人になって、あんな怒られ方するなんてトホホ。最終的には入れてくれたけど笑

 

 

おみやげはこんなところでしょうか。
参考になるおみやげはありましたか?

正味1日半くらいの滞在でしたが、おかげさまで何事もなく、行きたい所に行き、食べたいものは全部食べ、買いたい物も全部買う、凄まじいと言っても過言ではない充実ぶり。
気持ちのいい朝、バードガーデンに行って、おじさんたちの鳥自慢談義を眺めたり、油麻地のフルーツマーケットで、南国ならではの果物を買ってホテルで食べたり、物欲だけでなく心も豊かにリフレッシュでき、新たな発見と思うところありの楽しい旅でした。

それでは、みなさままた来月〜

(編集部anan)

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