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ニューノーマル時代の海外旅行で注目は!?【グランピング】

2020年11月24日 更新▲

感染拡大第3波が毎日報道されていて、Go To トラベルも一部で一時停止となりました。国内外問わず、行きたい所へ自由に旅行ができるようになるのは、まだまだ先。少しずつ回復したとしても、時代はニューノーマルとなり、海外旅行のスタイルも大きく変わってくることが予想されます。しばらくは“蜜”を避け、大規模な都市型ホテルよりも、小規模で心と体の充足感を味わう旅や「貸し切りにできるもの」が主流になってくるのではないでしょうか。

そんな中、注目されるのは近年ブーム到来のグランピング。コロナ流行以来、国内でもさらに人気が沸いています。海外旅行解禁の時がやってきたとしたら…自然の中でのんびりゆっくりラグジュアリーに過ごしたい! その時が来るまで夢を見ましょう。スケールも豪華さも驚き、憧れのグランピング施設を紹介します。

★★★

 

画像:iStock

 

 

◆そもそもグランピングとは?

グランピングとは、「Glamorous」と「Camping」を合わせた造語で、「魅力的な、豪華なキャンプ」といった意味で使われています。アウトドアはやったことがないという人もキャンプの道具を持っていなくても、ホテル並の設備と豪華さで、快適に自然を満喫できるのが魅力です。

 

◆グランピングの始まりは?

そもそものそもそもは、10世紀のモンゴルのパオ(モンゴル語でゲルと呼ばれる移動式の住居)設営にまで遡ると言います。現代のグランピングのスタイルの元となったのは、1900年代、開拓されつつあるアフリカ。サファリや冒険を楽しみたい欧米のセレブたちが、テントを張り、豪華なベッドや調度品を入れ、贅沢にそして快適に過ごしたのが始まりとされています。現在に至るまで、セレブたちが発展に貢献してきたことは言うまでもありません。文字通り豪華で快適なものから、身近で手軽なカジュアルスタイルまで幅広く、広がりを見せています。

 

◆グランピングのルーツに迫る

南アフリカ
ハミルトンズ・テントサファリキャンプ(ムプマランガ州 クルーガー国立公園内)

 


出典:Hamiltons Tented Camp

 

南アフリカ共和国に位置するKruger National Park(クルーガー国立公園)。東京ドーム40万個以上のアフリカの中でも広大な面積を誇り、アフリカの貴重な動物達の保護区としても有名な国立公園です。園内にあるハミルトンズ・テントサファリキャンプは、19世紀のノスタルジックな雰囲気に包まれながら、エレガンスなキャンプが楽しめる正統派グランピングアコモデーション。クルーガー国立公園設立に貢献した、大佐スティーブンソン・ハミルトンにちなんで名付けられました。

 

 

◆グランピングのメッカ。ブームはここから。


アメリカ・ワシントン州
パンパード・ウィルダネス(ミラーシルバニア州立公園)

グラピングのブームは、ここワシントン州から始まったとされています。ミラーシルバニア州立公園のキャンプ場内にあり、キャンプとは思えない贅沢なひとときを過ごせるよう、厳選されたアメニティを備え、原生林の素晴らしさ体験できるグランピングアコモデーションです。

 


出典:pamperedwilderness.com

 

 

◆オーストラリアの大自然を肌で感じる

オーストラリア
ロンギチュード131(Longitude 131)

出典:Longitude 131

 

東経131度を意味する「ロンギチュード131(Longitude 131)」は、世界最大級の一枚岩ウルル(エアーズロック)がある場所を示しています。雄大なウルルを望む16組限定のラグジュアリーテントです。太陽の傾きとともに色が刻々と変わっていくウルルを間近に、スペクタクルでグラマラスな滞在ができます。
公式HPでダイナミックなドローン映像を見てみましょう→こちら

 

◆洗練されたウブドでグランピング

インドネシア
CAPELLA UBUD, BALI(バリ島・ウブド)



出典:CAPELLA UBUD, BALI 

 

1800年代の初期のヨーロッパ人入植者に触発されて、建築家ビル「Bensley」が手掛けたというこのアコモデーションは、手つかずの自然の景観を壊すことなく佇んでいます。テント式の宿泊施設のひとつひとつにプールが備え付けられていて、なんとも贅沢。熱帯雨林の中で様々な自然の音を楽しみながら優雅なひとときを過ごすことができます。

 

◆家族や友人と気軽に楽しめるタイのグランピング

Lala Mukha Tented Resort Khao Yai ‘ (カオヤイ国立公園郊外)

出展:Lala Mukha Tented Resort Khao Yai ‘


バンコクから車で3〜4時間で行ける避暑地カオヤイ。そのカオヤイ国立公園の郊外にある緑豊かな熱帯の中に、ララ ムカ テンティッド リゾート カオヤイはあります。アフリカの要素を融合した現代建築のグランピング施設で、吹き抜けのレセプション、山々を一望できるオープンレストラン、プールも完備。テント泊とは思えない快適さにくわええ、1泊朝食付きで約1万円前後というリーズナブルなお値段も魅力的。グランピングデビューにはもってこいのアコモデーションです。

 

Casa de Montana (カオヤイ国立公園郊外)


出展:タイ政府観光局

 

カサデモンタナもまた、カオヤイ地区にあるグランピングが体験できる施設です。宿泊施設は、キャンパーキャラバンリゾート、コンテナリゾートとバブル・イグルー&キャンプ・イグルーがあり、アウトドア派にぴったりのユニークなキャンプ体験ができます。バーベキューが楽しめるのはもちろん、カフェ「タマリンド」では、タイ産アラビカ種のコーヒー豆を使った自慢のコーヒーやベーカリーなどの軽食もあり、食事のみの利用も可能です。

 

★★★

海外でのグランピングはスケールも豪華さも大きく違い、よりグラマラスな体験ができそうです。砂漠やエキゾチックな景色、原生林や荒野、野生の動物達の姿、それに本物の満点の星空。日常からかけ離れた世界は、いつの世も私達の冒険心をくすぐります。吸い込まれそうな壮大な自然の中で、何を感じ、どう過ごすかはあなた次第です。海外旅行解禁のその日まで、のんびりしっかり計画を立てて見るのはいかがでしょうか?

 

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