編集部だより2024.6月号
2024年05月25日 更新▲みなさまこんにちは。
7月に開幕するパリオリンピックの聖火が、5月8日、地中海を船で渡ってフランス南部のマルセイユに到着し、9日から聖火リレーがスタートしました。およそ1万人の聖火ランナーによって世界遺産のベルサイユ宮殿やモンサンミシェルなどの観光名所を巡り、セーヌ川を舞台にパリで開かれる開会式に運ばれるということです。楽しみですね。
歴史的な建物とエッジの効いた近代的なものが融合したパリは、どこを切り取っても絵になる洗練された街。パリそのものを舞台にしてしまう前代未聞のオリンピックと聞けば、現地の盛り上がりの中に居合わせたいと思う方も少なくないでしょう。この7月には、世界中から観光客が集まりますが、当然ながらその渦中、パリの物価は高騰。ホテルの価格も昨年に比べて314%も上昇といいますから、驚きです。値上げは、ホテルのみならず。ルーブル美術館などの観光地の入場料も値上げ。地下鉄も通常の倍になるのだとか。開催が近づくにつれて航空券も当然高騰するし、現地観戦・応援となると一体いくらかかるのでしょう。天井知らずの金額になるのは誰もが予想する通りでしょう。
ロシア上空を回避してのフライトも長時間。円安も重なって、ヨーロッパは誠に遠くなりました。美しい景色もたっぷり堪能しつつ、スポーツに文化的要素も加わって、興味も楽しみも盛り沢山の熱い夏になりそうですが、熱中症予防のためにも、エアコンの効いた室内で、観戦するのがよさそうです。
それではまた来月〜。
(編集部anan)