2025.2月号 編集部だより【初めての海外旅行・幼い私の旅ノート】
2025年02月19日 更新▲みなさまこんにちは。
3月は卒業旅行のシーズン、そしてGWに向けて海外旅行を計画している方もいらっしゃるでしょう。気候も徐々に暖かくなってくると、体も心も動き出したくなりますね。虫も植物も人も同じです。
さて、今月のトピック「華麗にデビュー!ひとり旅の極意」は、いかがでしたか?
筆者自身の初めての海外旅行は、ひとり旅でした。と言いましても、親戚を訪ねたので完全なひとり旅とは言い切れませんが、福岡↔︎ロサンゼルスの往復、初めて飛行機に乗る機会ともなり、ドキドキワクワクの連続だったことを覚えています。
今回の記事を書き終わった後、そういえば当時の旅のノートが残っていたと思い出し、引っ張り出してみました。
表紙に1985年と書いております。なんと!40年前!?古いですね〜。経つ年月の流れの早さを感じます。ノートは、アメリカの文具メーカーmead社のもの。書き出しは、行きの国内線の中で書いているので、出発前から気分はアメリカ!という感じで、購入したのでしょうね。
中を開くと、笑いが出るほど稚拙な字と内容。大抵、こういった記録物は自分で恥ずかしくなるので、どこかのタイミングで処分するものですが、なぜかわかりませんが、初めてだったからか?このノートだけは取っておいたんでしょうね。この歳まで来ると、我が事ながら幼さの残る自分が可愛くも感じます。搭乗券や両替の控え、行った先のパンフレットなどがポケットに入っていました。そして、至る所に雑誌の切り抜きをコラージュして貼ったり、何にいくら使ったのかレシートを貼ったりして、今の私よりちゃんとしてる笑。今見ても、記録したり、好きだと思ったものを集めたり、こういったことが好きだったんだなと思います。
こうして何十年も経つと、大人になるにつれ、色んな観念に囚われ自由を失ったことを思い知ることができます。幼い頃、若い頃は、何にも囚われず、自由なワクワク感や遊び心があったことや、輝くような希望に満ちていたことを思い出すと、幾つになっても、その輝きを蘇らせることができるのではないでしょうか。自分の価値観に沿っていれば、気分よく過ごすことができます。過去のノートのおかげで、逆に若返りするような、タイムトラベル感を味わうことができたのです。
ひとり旅であっても、大切な人との旅であっても、あなたの旅の記録の1冊を作ってみてくださいね。きっといつか、未来のあなたを励ましてくれるでしょう。
それではまた来月〜
(編集部anan)