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2020.2月の編集部だより

2020年01月24日 更新▲

みなさまこんにちは。

お正月はついこないだであったはずなのに、なぜかだいぶ前のように感じております。やはりそれは時間の経過を早く感じているということなのでしょうか?

私ごとですが、年末年始を挟んで12月、1月と珍しく体調を壊しました。「寄る年波にも勝てず」ですか? なんだか治るのも時間がかかった気がします。12月は喉、1月はお腹。普段何事もなく過ごしていると、健康の有難さが希薄になりがちですが、体調不良が長引くと食生活や体を気遣うことと改めて向き合ってみようという気持ちになります。そしてハマったのが「お粥」。土鍋でコトコト炊いて、ふうふうしながら熱々をすすり、ひと口飲み込んだ時の沁み渡るあの感じ。やさしくじんわ〜と中に広がる温かさで随分と癒されました。脱水や胃腸の働きが悪い時ですから、水分や栄養を補うわけですが、「お粥ってこんなに美味しかった?」と感動するほどでした。

 

画像はイメージです(photoAC)

 

最近、医食同源(いしょくどうげん)という言葉をよく耳にしますが、中国の薬食同源思想から着想を得て、近年日本で造語されたものということです。造語とは知りませんでしたが、日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防し、治療しようとする考え方で、今ではこの言葉は中国へ逆輸入されているということです。

本家中国の薬食同源思想とは、食べることが薬同様に体に良い?ということでしょうか。まあ、中国人は何でも食べることでよく知られていますが、(どんな珍味があるかは、ご自身でお調べくださいね。)いやいや何の健康を求めてそれ食べるの?というモノがちょっと…価値観が違う者からすると驚きしかありません。お国それぞれ大事にする食文化はあると思うのですよ。日本国内にしても西と東ではお醤油も違うものですしね。

しかし、今回の新型コロナウイルスにしても、2003年に流行したSARSにしても、感染源は食を目的とされた野生動物なわけです。珍味を追い求めたらそうなるのか、健康や美を追い求めたらそうなるのかわかりませんが、行き過ぎた人の業が禍をもたらしているように思います。

春節で中国からの訪日客は70万人と言われていますが、「医食同源」逆輸入と一緒に、何でも「ほどほどに」「ありがたくいただく」こと、「いただきます」の精神も一緒に持ち帰っていただけたらなと思った次第です。

みなさまも体調にはお気をつけくださいませ。

それではまた来月〜。

(編集部anan)

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