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Category: 海外トラブル


楽しい海外旅行にするために。【スリ・置き引き/防犯対策、大丈夫?】

2024年02月25日 更新▲

海外旅行に行く際、防犯対策も確認されているでしょうか? 久しぶりの海外旅行となると、ウキウキワクワクしますが、日本でのいつもの感覚でいると、スリや置き引きに遭ってしまう危険性が高まります。日本で流行っているからといって、おしゃれのつもりが海外では悪目立ちとなってしまうこともあります。楽しい旅行にするためにも、予備知識を持って備えておきましょう。

 

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★★★

 

◆スリの手口

ヨーロッパは、特にスリや置き引きが多く、どの国・都市は安全と言い切れません。まさかこんな小さな女の子が?お年寄りなのに?など、あなたの感覚でスリに見えない人たちもいます。しかも、周りに人がいようと、巧みに大胆な手口で盗んでくることもあります。固定観念や、思い込み、自分は大丈夫というバイアスは、通用しませんので、いつでもターゲットにされるということを心に留めておきましょう。特に観光客が多い場所での非日常的なアクションには、スリが絡んでいることがほとんどです。どんな手口があるか知っておくことも対策の一つです。

 

A grafitti in Barcelona.

 

<スリは、グループで役割分担をしています。>

代表的な手口としては、アイスクリーム、ケチャップ、マスタードなどで服を汚され、気を取られている間にバッグから財布を抜かれるという古典的なものから、ニセ警官などを装った劇場型、複数人数にか揉まれるタイプ、署名を求めるものまで、様々!まるで手品のように一瞬の出来事ですので、少しも気が抜けません。また、悪い人ほどいい人のフリをして近づいてきます。片言の日本語、親切、フレンドリーな人には注意しましょう。

 

<弱みに漬け込まれる>

黒髪のジプシー風で汚れた服であることが多いとされる子供のスリ。貧そうなかわいい女の子が、困ったように英語ではない言語で突然近づいてきたら?きっとあなたは「ん?どうしたの?」と、訴えの内容を理解しようとしたり、助けが必要なのか見極めようとするでしょう。しかし、その間にテーブルに置いていたスマホやカメラを盗まれています。小さい子を無視することは、なかなか難しいことですが、相手(親玉)は、そんなあなたの弱みに漬け込んでくるのです。「まさかあんな小さい子がスリとは思わなかった。」とならないように気をつけましょう。このケースは、何か言いながら、新聞やマップを広げてくることが常套手段です。

 

<バッグの持ち方>

バッグやポシェットの斜めがけやリュックサックは、スリのターゲットになりやすく、どんなに気をつけていても、バッグから注意が外れるような行動を仕掛けてきます。意識が逸れている瞬間に抜かれていることが多いので、バッグの種類、持ち方にも注意しましょう。

 

<大きい声「NO!」と言う>

日本人は「NO!」となかなか言わないことは、よく知られています。そこが漬け込まれる要因の一つでもあります。「ん?」と違和感を持つような接近があった時には、毅然と大きな声で「NO!」と言うことです。周囲の人たちに知らせることにもなります。

 

<すぐに確認>

バッグや上着、ズボンのお尻のポケットなどの盗まれやすいところには、貴重品を保管しないようにしましょう。乗り物やデパートなど人混みの中で、体が不自然に押されたり触られたりしたときは、すぐに所持品を確認しましょう。

 

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<服装・格好>

せっかくの海外旅行、ヨーロッパの街並を歩く時には、当然おしゃれもしたくなりますが、綺麗な格好、ブランドのバッグ、首からカメラなど、いかにも観光客といった服装は、スってくださいと言わんばかりのターゲットになってしまいます。花柄のワンピースやヒール、日傘、綺麗に塗ってあるネイルなどは、日本人女性の特徴として認識されています。特に若い女性が持つハイブランドのバッグ、アクセサリーは確実に狙われます。スリ被害に遭わないためにも、高価なものは海外には持って行かない方が無難です。

 

<スマホ>

地図を確認したり、お店の情報を調べたり、また、その瞬間を逃さず映える写真を撮りたい!そうスマホなしでは海外旅行は楽しくないと言っても過言ではないでしょう。ですが、歩きスマホは絶対にNGです。スマホは高確率で狙われています。高額で売買されるので、スマホ(特にiPhone)はスリにも人気のアイテムです。写真を撮りながら、通りすがりにひったくられることもあります。ましてや、カフェやレストランでテーブルに置いた状態で、食事やおしゃべりに夢中になっていると「あ!ない!」と言うことになります。スマホをテーブルに置いたまま、手を離すのは危険です。日本の日常ではありえないことが起きて当たり前、日本での日常は置いていきましょう。

 

画像:iStock

 

◆対策

 

<荷物は最小限に>

荷物はなるべく小さく、前に抱えるようなものにします。デイバッグなど、リュックの場合は南京錠を使ったり、リュックの中に隠しポケットがいくつもあるものを選ぶといいでしょう。

 

<財布までのアクセス>

メインバッグは体に密着するようなものを選び、財布までのアクセスが何段階かになるようにします。つまり、「ファスナーを開けたら財布」ということがないように、フラップがあるものなどがおすすめです。また、財布の形がわからないように、100円ショップの薄いポーチなどがおすすめです。盗られてもいいと覚悟して、あえてダミーの財布を入れておくのも対策となります。

 

<現金・カードは分散させる>

持ち歩く現金は少額にし、3つくらいに分けます。クレジットカードも3枚あればベスト。クレジットカードをメインで使用すれば、たくさんの現金を持ち歩く必要はなく、万が一盗難に遭ってしまった時には、カード会社に連絡をして、止めてもらうことができます。

①いざと言う時のためにホテルのセキュリティで保管。
②メインバッグの底などに入れておく。
②首からぶら下げる薄いポーチに入れ、ポーチは服の中に隠す。

 

<スキミングにも気をつけて>

スキミングとは、カード犯罪で多く使われる手口の一つで、磁気ストライプカードに書き込まれている情報を抜き出し、全く同じ情報を持つクローンカードを複製する犯罪でです。日本ではあまり聞き馴染みがないかもしれませんが、ヨーロッパではよくある被害です。貴重品を入れる「セキュリティベルト」「シークレットベルト」「キャッシュベルト」など商品名は様々ですが、クレジットカードのスキミングも防いでくれるものを選べば、より安心です。

 

<スマホストラップOK・スマホショルダーNG>

スマホの盗難防止にストラップはかなり有効です。ひったくりの際にストラップがちぎれないものを選びましょう。首から下げるタイプのもの、バッグとつないでおく、テーブルにスマホを置く時には手首に巻き付けて使うなどです。ストラップがあればバッグの中でスマホが迷子になることもなく、使う時にスッと出すことができます。昨今、女性の間で人気の斜めがけのスタイルは、かえって目立つためNGです。これは日本で流行っているのであって、現地の人達はスマホを斜めがけなどしていません!上記で述べたとおり、他に気を取られるような手口に遭うと、スマホが後ろに回り、ストラップをカッターで切られてしまいます。

 

出典:フォトAC

 

<スマホは出さない>

街中でどうしても調べ物がある時には、人が少ないところへ移動し、止まって確認します。歩きスマホは、無防備であることがバレバレなので、絶対にNGです。写真を撮る時も同様、被写体や構図に夢中になり、無防備になっていることを忘れないでください。人の多い観光地、イベント、駅、混雑する乗り物の中などでは、スマホは取り出さない方が無難です。斜めがけする場合はその上からジャケットを羽織って、スマホを隠すなど徹底しましょう。

 

★★★

 

スリはプロの手口です。あなたは素人、カモであると言うことをお忘れなく。素人の考えでは及ばない「ありえない!」ということが起きているのです。嫌な思いをしないよう、用心に越したことはありません。いざと言う時のお守り、海外旅行保険をお忘れなく。気をつけて、何事もなく楽しい旅となることをお祈りしております。

外務省・危険・スポット・広域情報

【注意喚起】スリ・置き引き被害防止について

 

 

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オンライン旅行予約。注意すべきポイント【お役立ちコラム】

2020年09月24日 更新▲

国内旅行でも海外旅行でも旅行予約サイトで手配する人は増加する一方です。以前は店頭窓口を通じて旅行にかかわるサービスを提供してきた数多くの旅行会社で、対面ではなくオンラインでの旅行取引を拡大させています。手軽に利用できる「旅行予約サイト」ですが、それをめぐる消費者トラブルも起きています。Go to Travelでご旅行を検討中の方は、申し込む前にご一読ください。

 

画像:iStock

 

 

★★★

 

1. トラブルのほとんどは認識のズレ

 

全国の消費生活センターに寄せられる旅行に関する相談件数をみると、インターネットでの申し込みに関する相談がおよそ半数を占めています。その相談の内容をみると、キャンセルに関連した消費者とオンライン旅行取引事業者Online Travel Agents(以下OTA)行き違いがほとんどを占めています。

旅行予約サイトの中には、契約条件や申込内容などが記載されているものの、それらがわかりにくいために消費者とOTAの間に認識のズレが生まれ、トラブルとなるケースが多いことがうかがえます。

 

海外手配旅行、国内手配旅行に関する相談件数

(資料:国民生活センター)

 

●キャンセル料発生の時期

例えば、消費者は「常識的にはまだキャンセル料が発生しない時期」と考えてキャンセルを申し込んだが、OTAは「旅行予約サイトに示した契約条件ではすでにキャンセル料が発生する」としてキャンセル料を請求されるケース。

(例)
海外の旅行予約サイトでニューヨークのホテルの予約をした。しかし、夜になり予約した日程では行けなくなったため、当日中にキャンセルを申し出たところ、「そのプランは返金不可のプランなので、返金はできない」と回答があった。当日中に連絡はしたし、旅行は2か月以上先の出発であり、普通はキャンセル料がかからないはず。返金されないのは納得できない。

●キャンセル料の有無

消費者は「旅行予約サイトには『キャンセル料なし』と書かれていた」と読み取ったが、OTAは「旅行予約サイトには、『条件によってはキャンセル料が生じる』旨を示している」と主張するケース。

(例)
海外の旅行業者のサイトで、申し込み画面に「キャンセル手数料無料」と表示があることを確認したうえで、ホテルの宿泊を申し込み、全額をクレジットカードで決済した。その後、都合が悪くなり、電話で解約を伝えたところ、「解約料がかかる。解約料はキャンセルポリシーに記載がある」と言われた。「キャンセル手数料無料」と表示されているにもかかわらず、キャンセル料が請求されることに納得がいかない。

●朝食の有無

消費者は旅行予約サイトで「朝食付き」の宿泊を申し込んだつもりだったが、実際に行ってみたら「朝食なし」の宿泊となっていた、といった相談もあります。

 

2.トラブル要因

 

画像:iStock



オンライン旅行取引の窓口となる旅行予約サイトには、ビジネスのスタイルや運営事業者によって、現在「国内OTAが運営するサイト」「海外OTAが運営するサイト」「場貸しサイト」「メタサーチ」という4つのタイプがあります。

このうち「国内OTAが運営するサイト」は、日本の法律(旅行業法)に基づいて登録行政庁(観光庁または都道府県)に登録し、日本国内に事業拠点を持つ旅行業者が運営するものです。この事業者の多くは日本での旅行取引の経験と実績を持っています。日本の消費者が旅行商品を選ぶ際に、どのような情報をどのような優先順位で求めるかといったことについても、これまでの広告宣伝やパンフレット作り、顧客対応などを通じて経験を積んでいます。消費者の側も、そうした旅行業者の情報提供のやり方に慣れていると考えられます。

その他「海外OTAが運営するサイト」「場貸しサイト」「メタサーチ」は、日本での旅行取引の経験が少ない(あるいはほとんどない)事業者や異業種から新たに参入した事業者などが運営するものです。それぞれにサイトに掲載する情報の内容や見せ方によっては、従来の旅行パンフレットなどのスタイルに慣れた消費者にとってわかりにくい場合があるとみられます。

また、海外OTAが運営するサイトの中には、消費者からの問い合わせ対応について、受付時間が日本の時間帯に合わなかったり、受付スタッフの日本語能力が低く意思が通じにくかったりするなど、問い合わせに対する体制が不十分なものもあり、そうしたこともトラブルにつながっているとみられます。

 

3. オンライン旅行取引の表示等に関するガイドラインに沿っているか?

オンライン旅行取引のトラブルを防ぎ、消費者が安心して旅行予約サイトを利用するためには、どのような事業者と、どのような条件で取引するのかなど、消費者が必要とする情報がウェブサイト上に分かりやすく表示されていることが重要です。観光庁では、ガイドラインを定め、周知と遵守を要請しています。

※「オンライン旅行取引に関するガイドライン」
別ウインドウで開きます概要はこちら
別ウインドウで開きます全文はこちら[PDF]

 

4. 旅行予約サイト チェックポイント

◆ポイント1 事業者の基本情報が分かりやすいか

□事業者の名称

□住所

□代表者等の氏名

□旅行業登録の有無

 

サイト名だけでなく、「企業名」「事業者名」「住所」も確認しましょう。住所は国内か海外かも確認しましょう。国内の旅行業者の場合は、旅行業登録の有無を確認しましょう。

旅行予約サイトでも、他の旅行業者の旅行プランの比較・紹介のみを行う「場貸しサイト」や「メタサーチ」は、直接旅行取引を行わないため、旅行業登録は不要となる場合もあります。
海外に拠点がある事業者は、日本の旅行業法の登録を受けていない場合がほとんどです。その場合、利用規約の内容が、国内の旅行業者のものと大きく異なることもありますので、内容をよくご確認ください。

 

◆ポイント2 問い合わせ対応の記載が十分か

□問い合わせ連絡先

□問い合わせ受付時間

□問い合わせ対応言語

トラブルが起きたときの受付体制について予め確認しておきましょう。なお、ウェブサイトによっては、日本語での対応が十分になされない可能性もあります。日本語に対応した問い合わせ先が設置されているかもチェックしておきましょう。

 

◆ポイント3 契約条件が確認しやすいか

□契約当事者

□支払代金額・内訳(運送・宿泊代金/手配料金/消費税など)

□支払方法(先払いなのか、現地払いなのかなど)

□キャンセル条件

□利用規約・約款

 

申し込みをするときには、契約当事者がだれになるのかを必ず確認しましょう。「利用規約・約款」は、その内容がそのまま事業者との契約内容となります。一般に、予約ページなどからリンク先の「利用規約・約款」を確認できるようになっていますので、支払方法やキャンセル条件などを必ず確認してください。

 

旅行予約サイトでの予約・申し込みでは、店頭販売と違って、消費者に説明されることは普通ありません。旅行取引のトラブルを防ぐためには、消費者自身が、旅行予約サイトに記載されている旅行取引などの内容をよく確認し、理解したうえで申し込むことが大切です。

トラブルを未然に防ぐために、消費者はキャンセル時の注意点などを確認し、きちんと理解してから「申し込み」ボタンをクリックしましょう。また、万一、トラブルが発生したときに備え、申し込み時の予約画面や確認メールを印刷するなどして保存しておきましょう。

 

 

出典:政府広報オンライン 
ここを確認!旅行予約サイト選びのチェックポイント

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海外旅行トラブル、最も多いのは金銭や貴重品を狙った犯罪

2019年05月25日 更新▲

海外では、ほんの少しの油断で、“まさか”は起きてしまいます。「常に危険と隣り合わせ」「ここは日本ではない」という意識を持つことが大切です。海外で保険が必要なほどのトラブル遭遇率は、約4割弱。28人にひとりが何かしらのトラブルに巻き込まれています。さらに海外旅行保険に入っておらず、トラブルに遭ったという人もいますから、遭遇率はもっと高いということになります。

海外旅行トラブルの中で、被害が最も多いのは圧倒的にスリなどの窃盗、強盗、詐欺など金銭や貴重品を狙った犯罪です。外務省がまとめた統計によると、日本人が巻き込まれた事件事故総数の約3割が財産犯罪ということです。

今回は、外務省の「海外旅行のトラブル回避マニュアル」から、事例と共にその対策をお伝えします。

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古典的な手口もまだまだ横行

1.  スリ

スリは、グループで役割分担をしています。
代表的な手口としては、アイスクリーム、ケチャップ、マスタードなどで服を汚され、気を取られている間にバッグから財布を抜かれるという古典的なもの。服を汚される以外にも、道に迷っているふりをして地図を広げ、注意をそらしている間にすられます。複数人数で取り囲まれた時は、たとえ相手が子供であろうとスリグループの可能性があります。

◆対策

・犯罪者は「犯行の標的」のスキをうかがっています。自分のことをじっと見ている人がいないか、周囲に気をつけましょう。見知らぬ人から不審な行為をされた場合には、貴重品から目と手を離さないようにし、毅然とした態度で対応することが必要です。

 

・バッグや上着、ズボンのお尻のポケットなどの盗まれやすいところには、貴重品を保管しないようにしましょう。

 

・乗り物やデパートなど人混みの中で、体が不自然に押されたり触られたりしたときは、すぐに所持品を確認しましょう。

 

バッグやポシェットの斜めがけやリュックサックは、スリのターゲットになりやすく、どんなに気をつけていても、上記のような手口にやられるとバッグから注意が外れ、気を引かれている間に抜かれていることが多いので、バッグの種類、持ち方にも注意しましょう。

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空港やホテルのロビー、レストランでも多発

2. 置き引き

空港では、出発時のセキュリティーチェックでもボディチェックを受けている間に、カバンを置き引きされたケースもあります。空港、ホテルのチェックイン中に足元に置いたカバンを持って行かれることもあります。

レストランでは、椅子に掛けた上着やバッグなど、食事やおしゃべりに夢中になっている間に置き引きされることが非常に多く、無防備でも大丈夫な日本においての習慣は非常に危険です。列車に乗っている時も隣の空いている席に荷物を置いていると、スリ同様注意をそらされた隙に、持って行かれることがあります。

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◆対策

・どんなときでもカバンから目を話すことは厳禁。特に自分の周りで気を引くようなことが起きたら、まず持ち物をしっかりと確認しましょう。

 

・食事中はカバンが自分の体に密着するように置きましょう。ジャケットを脱いで椅子にかける際には、内ポケットに入れている貴重品には注意しましょう。

 

・高級とされているホテルのレストランでも決して油断はできません。こうした場所は、富裕層の客が多いため、むしろ犯罪のターゲットにされる傾向があります。

 

男性にありがちですが、上着の内ポケットに貴重品は厳禁。重さで衣類が下がり気づかれやすく、入っていてもなくても、上着ごと持って行かれてしまいます。また、テーブルの上にスマホを置いたまま、トイレに立つのも危険です。たとえ連れに「見ていて」とお願いしても、連れがスマホを見ている間に置き引きされるケースが多々あります。

 

遭ってしまったらケガすることも

3. ひったくり

道を歩いていて、肩に掛けていたバッグやカメラを後ろから来た二人乗りのバイクにひったくられたり、電車に乗った際、ドアの側に立っているとドアが閉まる直前にカバンをひったくって降り、ドアが閉まるという手口。一瞬の出来事であっと言う間もなく、何もできません。

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◆対策

・道を歩くときはなるべく車道側を避け、荷物は車道側の手に持たないようにします。オートバイや車を使ったひったくりは、多くの場合背後から襲ってくるので、荷物はしっかりと体の前方に置くことが大切です。なお、万が一被害にあった場合、引きずられると危険です。抵抗しないで、荷物から手を離しましょう。

 

・乗降口の近くに立ったり座ったりするのは、なるべく控えましょう。混雑等で昇降口近くしかスペースがない場合には、安易にひったくられないよう持ち物をしっかりと持つようにします。

 

第一優先は、命を守ること。無駄に抵抗して盗難以上に危険な目に遭わないようにすることが大事です。多くを持ち歩かない、ブランドバックを持たない、目立った格好はしないということも予防になります。身なりの良い日本人はターゲットになりやすいことを心得ておきましょう。

 

犯罪者は親切でフレンドリー

4. 詐欺

空港での出迎え
偽のネームプレートは、本当の出迎えの人が持っているネームプレートを見てその場で作り、本物のガイドよりも目立つ場所で親切フレンドリーに出迎えます。用意された車に乗ってしまうと、レストランやクラブなどに案内され、一連の案内費用として巻き上げられる手口です。大金を狙われるだけでなく、車の中で凶器を持ち出し、恐喝・強盗といったケースもありますので、大変危険です。

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ニセ警官
街を歩いていて、突然警察官に呼び止められ、偽札や麻薬捜査、闇両替などを理由にパスポートや手荷物の検査を要求し、財布を盗られるといったニセ警官詐欺は、世界中で横行しているので、油断はできません。一部の国では、本物の警察官がお小遣い稼ぎにやっていることも稀にあります。

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睡眠薬強盗
このケースの犯罪者は、本当に親切でフレンドリーに近づいて来ます。意気投合し、「一杯やろう!」「美味しい店でご馳走する。」などと言われ、飲み物などに仕込まれた睡眠薬を飲まされ、気がついた時には、財布のみならずパスポートや時計など、身の回りの貴重品全てがなくなっているという最悪な事態を招きます。

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◆対策

・空港で出迎えがある場合は、事前に出迎え者の名前、年齢、特徴、会社名などを確認しておき、現地では身分証明証の提示を求めましょう。別の人が来て、予定が変更になったと言われたら、自分で旅行会社や現地連絡先に確認することも重要です。

 

・警察官という身分に無条件に安心したり、反対にやましいことはないのにおどおどしたりすることで、注意が散漫になるスキを狙われます。見せられた警察手帳はしっかり確認することはもちろんですが、どの国の警察官もよほどのことがない限り、路上で持ち物検査をやることはありません。不審な点があれば、「他の警察官にも立ち会ってもらう」、「現地の日本大使館・総領事館に連絡する」と主張するなど、毅然とした態度で、冷静に対処することが大切です。

 

・現地で知り合った人からすすめられた食べ物、飲み物はたとえ、それが未開封な状態に見えても不用意に口にしないことが大切です。また、現地で知り合った人と一緒に食事をしていて、トイレで席を離れたスキに睡眠薬を入れられたという事件もあります。このような犯罪に使用される薬は強力で、後遺症が残る場合もあり、手口も巧妙化しており、非常に危険です。

 

 

まさかとは思いますが、日本人は親切にされたりフレンドリーに近づいて来られると、善意を信じてしまいがち。『ノー!が言えない日本人』とよく揶揄されますが、「この人いい人!」と思うとさらに「ノー!!」が言えなくなってしまいます。海外では、そうした日本人の性質もよく見抜かれて、ターゲットになることを心得ておきましょう。和を重んじるのは日本国内だけにして、海外で違和感を感じたら、堂々と「ノー!」と言い切りましょう。

財産犯罪は、他にもクレジットカードのスキミング、両替詐欺、バックドロップ強盗などなど、数え切れないほどあります。こうした被害に遭わないよう、事前に現地の安全情報を収集し、現地では気を引き締めて行動することが大切です。

海外旅行へ出かける際は、外務省のたびレジ登録をオススメします。
たびレジに登録しておくと、渡航先の最新安全情報を、出発前も現地でも受け取ることができます。たびレジでは、現地での重大事件・事故の情報配信、注意が必要なイベント・トラブルについての事前注意喚起、緊急事態の時の安否確認などを行なっています。海外旅行が決まったら、たびレジに登録してから出かけましょう。

たびレジを登録する↓

外務省・海外安全ホームページこちら

 

海外旅行では「楽しすぎて」「時間がなくて」「のんびりし過ぎて」など注意力が散漫になりやすいことも自覚しておくべきです。そして、どんなに準備をしていても事件・事故に巻き込まれないとは限りません。万が一の時には、ご自身の命を最優先にしてください。

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【年末年始海外旅行】ここに気をつけて!スリ・盗難特集

2018年11月16日 更新▲

海外旅行のトラブル報告で一番多いのがスリ・盗難の犯罪です。どんなに気をつけて警戒していても、気づけば失くなっていたという被害がとても多いのです。「自分は大丈夫」という根拠のない思い込みが油断に繋がることも少なくはありません。せっかくの海外旅行が嫌な思い出とならないよう、旅行者が増える年末年始を前に、今一度おさらいしておきましょう。

 

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1. 不意な出来事

アイスクリーム、タバコの吸い殻などで服を汚される、目の前で小銭をばら撒かれたり、新聞を広げる、大勢の子供達が騒ぐなど。突然、不意に目の前で起きた出来事に気を取られている間に、バッグから財布などを盗むという手口。

犯行はグループで行われ、ターゲットの注意を引く役割と、実際に盗む役割に分かれています。遠くからターゲットになりうる人物を観察し、狙いを定めているのです。しかも一瞬の出来事なので、しばらく盗難に遭ったことさえ気づかないことが多いです。

★この手口、何を隠そう筆者自身もパリでやられました
私の場合は左肩の辺りを汚され、やたらと「ごめんなさい!僕はなんということを!あなたの服を汚してしまった。」と大げさに謝られ、一緒に歩いていたはずの連れの姿も一瞬で見えなくなったので、怖くなり「いいです、いいです。」とその場を立ち去ろうとしましたが、しつこく謝ってきました。服を汚されたことも、連れと引き離された瞬間もわからないくらいあっという間の出来事でした。連れを探して、なんとかその場から移動でき、ハッとしてバッグに手を当てた時には、すでにバッグが薄っぺらくなっていました。貴重品は入れてなかったことが幸いですが、思えば連れの姿が見えなくなった時、私は人で取り囲まれていました。注意を惹きつける役、犯行を隠す数人の人垣と実行犯のグループだったと思います。

他にも、以前TRAVEL-MODEに寄せられた体験談では、「フィレンツェで新聞売りと見せかけたの子供に神業のようにパスポートや航空券を盗られた。」というものがありました。

 

スリの標的になりがちなのは?
少しでも被害に遭わないように、できる予防を認識しておきましょう。

 

◆バッグを斜めがけにする
筆者がやられたのはこのケース。左肩に気を惹きつけられている間に、肩から右に下げたバッグに手を入れられている! 現地でも「斜めがけは危ない」と2、3回注意されたにも関わらず、「すぐにバッグを買い換えるにも…」「私がそんな目に遭うわけがない」など思っていて、被害に遭いました。

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    ◆リスクが高いリュックサック
    たくさん歩く旅行中は、両手が空き便利なリュックサック。体に密着しているからと安心しがちですが、背中は死角になります。人混みでは、前に抱え自分でコントロールできる状態の方が無難です。
    リュックを選ぶ場合は、ポケットにファスナーが付いているもの、ロックができるものの方がベターですが、最悪の場合、切り裂かれるという荒っぽい手口もあるので、やはりリュックはおすすめできません。

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    ◆口が空いているバッグ

    当然、手を入れやすいですよね。ファスナーや留め金が付いていてもやられますので、貴重品は内側のポケットに入れるなど対策が必要です。

     

    ◆お尻のポケットに何も入れない
    男性によくあるズボンの後ろのポケットに財布やスマホを入れ、ポケットから飛び出しているケース。あれはもう「どうぞ、盗ってください。」といっているようなものです。

     

    ◆ブランドのバッグやお財布
    せっかくの海外旅行ですから、ブランド物のバッグを持って行きたいところですが、日本人ということとブランド物を持っているということで、盗人には「お金たくさん持っています」とアピールしていると見なされ、標的になる確率が非常に高くなります。着ているものはカジュアルなのに、バッグだけ高級なブランド物というチグハグ感も付け込まれる隙となってしまいます。

     

     

    2. 気の緩み・盗難被害

    まずは、体験談をお読みください。

     

    ★弊社に寄せられた体験談その1
    食事が終わり、デザートが来るまでの間にちょっとトイレへ。連れに声をかけて席をたちましたが、戻ってきた時には、テーブルに置いていたはずのスマホがなくなっていました。私がトイレへいっている間、友人もスマホをいじっていて気づかなかったと言います。その後の旅行中は険悪なムードとなってしまいました。

     

    ★弊社に寄せられた体験談その2
    中国で、ツアーで立ち寄った大型レストランで食事の際に、椅子にジャケットを掛けて食べていました。食事が終わって、ジャケットを着ようとすると、やけに軽い。。。あわててポケットを確認すると、財布が無くなっていました(泣)

     

    ★弊社スタッフの体験談
    バンコクの屋台で、トムヤムクンを食べることにし、エビを剥く際に汚れるのが嫌だったので、指輪を外してテーブルの上に置きました。エビの皮剥きと、その他の食事にしばし没頭・・・。ふと気が付くと、テーブルに置いていたはずの指輪が無い!?落としたのかと思い、周囲を探しましたが見当たらず。。。どうやら盗難にあったらしいT-Tみんなエビの皮剥きに一生懸命で、テーブルを見ていませんでした。

     

◆レストランでは警戒心を
体験談の3つともがレストランでの置き引き・盗難です。列車やバスなどで移動する場合もそうですが、治安は日本と大きく違います。また、日本人は狙われやすいとも言われています。日本での習慣の延長や、ちょっとこれくらいなら大丈夫といった気の緩みを狙われます。常に狙われていると思うと、楽しめない気分になりますが、「ここは日本ではない」と気を引き締めることは必要です。

 

画像:iStock

 

◆列車内も盗難が多い
ヨーロッパを列車で周遊するのは、とても優雅な旅行ですが、綺麗なイメージと対照的にスリや盗難も多く、注意が必要です。市内を走る混雑した地下鉄などもさることながら、特急などゆったりした列車でも被害は起きています。貴重品を入れたバッグを座席上の棚に入れたり、足元に置いたりせず、膝に載せて体から離さないようにしましょう。

 

◆増えるスマホのひったくり
また、旅行中本当に便利なスマホですが、スマホやガイドブック片手に街歩きをしていると、スリにとっては絶好のターゲットとなります。スリだけでなく、写真を撮っていたら、あっという間に直接強引にひったくられ去って行く、電車のドアが閉まる瞬間にひったくられるなど、スマホ本体の盗難被害も多発しています。

画像:iStock

 


3. 防犯対策

◎多くの現金を持ち歩かない
海外では、日本人はお金持ち、現金が好きというイメージがあります。国内では現金があるのは安心感があるからかもしれませんが外国では逆です。クレジットカードや電子マネーが普及している理由の一部には、盗難被害もあるでしょう。海外では、なるべく現金は持ち歩かずクレジットカードを利用したり、海外旅行を機に、プリペイドカードを申し込むのもいいかもしれません。そして、くれぐれも人前でお金を数えたりしないでくださいね。

海外専用プリペイドカードについてはこちら
バックナンバー「こんなのあったんだ!海外旅行前にチェックしておくと何かと便利な情報。」

 

◎貴重品をまとめない
旅行グッズに、パスポートやクレジットカードなど貴重品をまとめるケースがありますが、プロのスリ達には見破られていて、そのまま盗られてしまうともうアウトですよね。全部を持ち歩く場合は、なるべく分散することが鉄則です。貴重品入れやお財布のダミーをバッグに入れておくのも一つの方法です。小分けにしておくことで、万が一盗難にあった場合、被害を最小限に止めることができます。

 

◎スキミングも防げるセキュリティベルト
「セキュリティベルト」「シークレットベルト」「キャッシュベルト」など商品名は様々ですが、ズボンの下やシャツの下に身につけておくベルトです。腹巻!?と敬遠せず、最近では女性用のデザインもあります。何より、クレジットカードのスキミングも防いでくれるので、より安心です。

 

◎セキュリティーボックスを利用する
パスポート、予備のクレジットカード、高額の現金、航空券などの貴重品は、ホテルのセキュリティーボックスに入れましょう。買い物の際にパスポートが必要な場合がありますが、コピーを持ち歩いた方が無難です。また、スマホを盗られてしまうと連絡先なども不明になってしまいますので、緊急連絡先などはメモに控え、貴重品と一緒にセキュリティーボックスに入れて置いた方がいいです。

 

◎日本でしか使わない物は置いて行く
国内でしか使わない銀行のキャッシュカード、ポイントカード、電子マネーのカードなどは、なるべく海外に持って行かず、お財布やポーチをすっきり軽くしておきましょう。かさばる分厚い財布は標的になりやすいですし、万が一盗まれると、帰国してからの手続きも面倒が増えてしまいます。

 

◎気軽に信用しない
カタコトの日本語などで、親切に声をかける人物には警戒心を怠らないようにしましょう。悪い人ほどフレンドリーに近づいてきます。海外で性善説は通じないものと心得ておきましょう。また先に述べたスリグループも一見親切な場合もあります。写真撮影してあげる、自分から道を教えようとする、観光案内の申し出、「その席、こっちこっち!」などなど、例は色々あります。日本人は強く「ノー」と言えないことも知られています。

 

◎夜の外出、人気のない路地、混雑している所を避ける
言うまでもありませんが、トラブルに巻き込まれる確率が高くなることを認識しておきましょう。

 

 

いかがでしたか? 
ここだけは安心安全と言い切れる国や地域はありません。比較的治安が良いとされる所へお出かけの際も、ご出発前には必ず現地情報を確認してからお出かけください。

外務省・海外安全ホームページはこちら

万が一に備えて、海外旅行保険のご加入もお忘れなく。防犯のコツを抑えて、海外旅行を楽しんでくださいね。

参考HP
初心者のための海外旅行の注意点と持ち物ガイド

 

 

 

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海外旅行オンライン予約・トラブル予防と対策

2018年08月16日 更新▲

インターネットの普及とともに、海外旅行の手配はネットで検索して予約するという方が多くなりました。今やスマホでも手軽に申し込みができる時代です。便利になった反面、旅行予約に関するトラブルも多く発生しています。昨年の「てるみくらぶ騒動」は記憶に新しいところでしょう。こういったトラブルに巻き込まれてしまうと、楽しみにしたいた気持ちもお金も大きく踏みにじまれる結果となってしまいます。

今回のTRAVEL-MODEでは、海外旅行予約サイトについてまとめてみます。予約サイトの安全な見極め方を一緒に見ていきましょう。

 

画像:iStock

 

★★★

 

1. どんなトラブルがあるのか?

ホテルが予約されていない

予約確認メールを受け取ったのに、ホテルの予約が取れていなかった。現地で別のホテルを探し回ったが、ハイシーズンで1泊10万円のホテルしか空いていなかった。元々予約していたはずのホテル代の請求はなかったが、自分で探したホテルの宿泊代金との差額を返金してほしいが、何度連絡しても旅行会社からの回答はない。


二重予約になってしまった

スマホから旅行サイトで航空券購入の手続きを行い、完了ボタンを押したところエラー表示が出て、予約完了メールも来ていなかったので、予約できていないと思い、航空会社のサイトで直接予約し、購入した。後日航空会社に問い合わせたら、予約は二重になっており、キャンセルはできないと言われた。

何度やっても確認画面で予約したい部屋と違うタイプの部屋が表示される

長年憧れだったホテルのコテージを予約したつもりだったが、予約完了メールには、同じホテルの格下の部屋。申し込みをしたサイトで、同じように手順をやってみたら、手続きの途中まではコテージだが、何度やっても確認画面では格下の部屋になり、表示も気づきにくい小さな表示になっていることがわかった。旅行サイトに問い合わせても、変更も返金もできないと取り合ってくれない。

半年後の航空券にキャンセル料がかかる

家族3人分の航空券を国内サイトで半年先の予約をした。「支払い期限が迫っている」という表示に慌ててクレジット決済をした。予定が変わったので、便を変更しようとしたがキャンセル手数料は50%かかるということがわかった。予約から1日しか経っておらず、半年も先のことなのに50%もキャンセル料がかかるのは納得がいかない。

 

ここにあるのはトラブルのほんの一例で、国民生活センターに相談された事例です。本当に納得がいかず、憤りを感じるものばかりです。
国民生活センターでは、問題点を以下のようにまとめています。

 

 

2. オンライン旅行手続きの問題点

 

画像:iStock/

 

⑴システムエラーなど、消費者が注意していても防げないトラブルがある。

消費者に落ち度はないが、現実には、消費者側でトラブルの原因がシステ ムエラーであったという証拠を示すことは難しい。

⑵事業者が倒産した場合、代金の払い戻しを受け取ることは難しい。

旅行業法では、旅行業者が倒産し債務不履行が発生した場合、消費者は保証金制度により一部弁済を受けられることになっているが、供託された保証金を個々の被害額に応じて契約者全員で案分する形 になるので、実際には支払った全額が手元に戻るケースはほとんどない。

⑶海外旅行サイトの場合、コミュニケーションを取るのが難しいケースがある。

予約画面は日本語表示になっていても、日本語の対応窓口がなく、あったとしても時差による営業時間のずれ、また対応たらい回しなどで、適切な対応が受けられない。

⑷海外旅行サイトの場合、日本の法律などを用いた交渉が難しいケースがある。

日本に営 業所等を持たない海外旅行サイトの場合、日本の旅行業法の適用がない。日本の消費者が日本の法律や旅行業法上の標準約款の考え方をもとに返金等を求めても 受け付けてもらえない場合がほとんど。

 

 

3.オンライン予約サイトの種類を知っておきましょう

 

インターネットでの旅行手配のサービスを提供することを「OTA(Online Travel Agents/オンライン旅行取引事業者)」と言います。以下OTA。このOTAには4つのタイプがあります。

⑴ 国内OTAが運営するサイト
旅行業法に基づき登録行政庁(観光庁または都道府県)に登録している事業者です。

⑵ 海外OTAが運営するサイト
海外に事業拠点を持ち、日本国内に事業拠点を持たない(またはほとんどない)
海外のサーバを用いて運営している事業者です。国内に拠点がないので、観光庁の登録を受けていません。

⑶ 場貸しサイト
宿泊事業者や交通機関、旅行業者等などに、旅行商品の紹介・申込などに関する情報提供の場としてホームページを提供するサイト。サイトの運営社は、旅行業社ではないことが多い。
申込や支払などは、消費者と宿泊事業者・交通機関、旅行業者等が直接行います。

⑷ メタサーチ
国内または海外OTAのサイトや場貸しサイトにある旅行商品の情報を一覧できるようにして、消費者に多数の旅行商品の内容や価格などを比較しやすく見せるサイト。
申込や支払などは、消費者と宿泊事業者や交通機関、旅行業者等が直接行います。

 

画像:iStock

 

3. どうやって防げばいい?

 

1.信頼できるサイトのチェックポイント

⑴事業者名や所在地などの基本情報の確認がわかりやすいか?

サイト名でなく、事業者基本情報を確認しましょう。
・事業者の名称
・事業者の所在地
・代表者の氏名
・旅行業登録の有無

※「場貸しサイト」や「メタサーチ」は、直接旅行取引を行わないため、旅行業登録は不要となる場合もあります。

⑵問い合わせ先窓口の有無等、対応先の記載があるか?

・問い合わせ連絡先の記載
・窓口の受付・対応の時間帯
・問い合わせ言語

⑶契約内容は確認しやすいか?

・契約当事者(場貸しサイト運営者やメタサーチは契約当事者にはなりません。)
・支払い代金は内訳まで確認できるか?(航空券・宿泊料金・諸税・手数料など)
・支払い方法(先払いなのか?現地払いなのか?)
・キャンセル条件
・利用規約、約款

2. 予防と対策、注意すること。

⑴ 必ず契約条件やキャンセル料など確認してから、申し込みを確定させる。

OTAで販売される旅行やツアー、航空券、ホテル予約は、プランや商品ごとにキャンセル料が異なります。予約内容の変更についても、できる・できない・変更手数料がかかるなど、様々です。
特に、キャンセルや内容変更は契約内容に縛られるため、申し込み直後に、高額なキャンセル料がかかることや入力ミスに気づいたとしても、必ずしも無条件でキャンセルや変更ができるわけではありません。「たった今ですよ!」が通用しないので、確定ボタンを押す前に、必ず確認しましょう。
サイトによっては、表示がわかりづらいこともあるので、注意が必要です。

⑵ 航空券・ホテルは名前が間違っていても取り消せないことがある。

航空券は、名前が間違っていて搭乗できなかったとしても、一旦登録してしまうと内容を変更できず、払い戻しも受けられないケースが多くあります。
名前のスペリングやメールアドレスなど、正確に入力されているか念入りに確認することが必要です。パスポート記載名と航空券の予約者名が違うと搭乗できません。ローマ字表記での姓・名が逆になっていてもNGです。

⑶ 予約確認メールは、旅行終了まで保管する。

申し込み後にまず、予約確認メールが到着しているかを確認します。予約確認メールはキャンセルや変更の条件も記載された契約に関する大切な文書です。トラブルになった際に、旅行業者と認識の食い違うこともあるので、印刷して、旅行にも携行しましょう。申し込み入力内容が確認できる画面も印刷できるようでしたら、しておいた方が無難。「印刷」ボタンがない場合はスクリーンショットで撮って、印刷もできます。

⑷ トラブルになったら消費生活センターに相談する。

万が一トラブルになってしまったら、最寄りの消費生活センターへ相談。
相手が海外事業者の場合は、は国民生活センター越境消費者センター(CCJ)
でも相談を受け付けています。

⬛️消費生活センターホットライン:局番なし188(イヤヤ)

また、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)でも、旅行会社と交渉するうえで必要なことをアドバイスを行なったり、旅行会社と交渉しても話し合いが進まない場合に、旅行会社とお客様の間に入り、双方の話し合いを促進するなどの苦情解決業務を行なっています。

⬛️一般社団法人日本旅行業協会(JATA)

※E-mailでの相談は行なっていません。
詳しくはこちら→https://www.jata-net.or.jp/travel/info/qa/sodan_gyomu.html

 

 

※参考・出典
政府広報オンライン・ここを確認!旅行予約サイト選びのチェックポイント
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201511/1.html

国民生活センター・インターネットで予約した旅行に関するトラブルにご注意 
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20160901_1.pdf

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海外での食中毒・感染症予防【夏休み海外旅行特集2】

2018年06月18日 更新▲

もうすぐ夏休みの海外旅行シーズン到来です。海外では日本との環境の違いにより、様々な感染症があります。原因も媒介するものも様々。予備知識を持っておくことで、安全で快適に楽しい旅行となります。海外で注意すべきことをお知らせいたしますので、ご旅行予定の方は、ぜひご一読下さい。

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1.食べ物・水による食中毒

 

画像:iStock

 

日本の水は、安全で水道水の水が飲めるのですが、これは世界では本当に稀なことです。日本では九州の一部と沖縄を除き、ほとんどの地域が軟水ですが、海外では多くの地域が硬水です。また、水道インフラが整っていないことも原因の一つで、必ずしも衛生的ではなく、安心安全な軟水に慣れた日本人は、海外の水に抵抗力がなく、水アタリを起こしてしまいます。(一部、北欧や中東のお金持ちの国は、水道水の水が飲めますが、事前に調べましょう。)

海外での水分摂取は、ミネラルウォーターを飲むようにしていても、レストランや屋台で出された水、サラダなどの生野菜を洗った水、歯磨きやシャワーの時の水でもあたってしまうことがあります。ジュースに入った氷にも注意しなければなりません。

また、アジアなど路上の屋台で売っているものは、ウイルスや雑菌など衛生上の問題や、火を通していても食用油でも食中毒になることがあります。
途上国旅行の日本人が、滞在中に下痢症を起こす割合は、1ヶ月間で20〜60%に登るというデータもあります。ホテルにウェルカムフルーツは、皮を剥いてから食べる、テーブルに置きっ放しのケチャップやソース類は使わないなども予防になります。

 

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食中毒になってしまったら

 

原因となる菌やウイルスによっても潜伏期間が異なり、食べ方にもよりますが、早くて、だいたい30分くらいで症状が出ることがあります。長い場合は8日間、つまり帰国後に発症する場合もあるんですね。症状のほとんどが、下痢や嘔吐。トイレから出られなくなり観光が一切できなくなった例も少なくありません。持参した下痢止めを飲む場合、体の中に菌が留まることになり、返って長引く結果となることがありますので、きついですが体の排出反応にまかせて、ひどい場合は現地で受診しましょう。脱水になりやすいので、飲むのがきつくても水分摂取は大切です。

 

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ここからは、感染症についてです。

渡航先の国や地域、感染症によっては予防接種が義務付けられている場合があります。滅多にないだろうと思っていても、油断は禁物です。訪れる国や地域では、日常的に感染者が出ている場合もあります。特に熱帯・亜熱帯地域での蚊を媒介とする、マラリア、デング熱、最近日本でもニュースで取り上げられ感染拡大が懸念された麻しん、風疹などには注意が必要です。筆者も知り合いから、インドで犬に噛まれたという話を聞かされた例もあります。日本で撲滅に至った感染症は、特に私たちの意識も薄くなり、また、帰国後に発症してしまうと、治療薬がすぐに手に入らないといったこともあります。どのような感染症があるか、知っておくことは決して無駄なことではありません。

 

2. 食べ物や水が原因の感染症

 

◼︎ E型肝炎 
主な発生地域:世界各地 
主な症状:発熱、倦怠感、黄疸
予防策:十分負の通った食べ物を食べる。生肉は食べない。

◼︎A型肝炎、赤痢、腸チフス、コレラ 
主な発生地域:世界各地(特に水道整備が整っていない地域)
主な症状:A型肝炎の症状は、発熱、倦怠感、黄疸。赤痢は、発熱、激しい腹痛と血便を伴う下痢。
     腸チフスは、下痢、持続的な高熱と頻脈、倦怠感。コレラは、大量の水様便、嘔吐、
     脱水。
予防策:十分負の通った食べ物を食べる。生水は飲まない。
※A型肝炎は予防接種有

 

3. 蚊が媒介となる感染症

 

マラリア 

マラリア原虫を保有した蚊(ハマダラカ)に吸血された際に感染する。毎年世界中で約2億人の患者が発生し、約43万人以上の死亡者がいると報告されています。

主な発生地域:
アジア、中南米、アフリカなど熱帯・亜熱帯地域に広く分布。なお、近年、マラリア制圧に成功していた、韓国でも、国内感染例が確認されている。夜間は特に注意。

主な症状:
マラリア原虫の種類により異なるが、7日以上の潜伏期ののち、寒け、発熱、息苦しさ、結膜充血、嘔吐、頭痛、筋肉痛など。迅速かつ適切に対処しなければ重症化し、死亡する危険がある。

予防策:
長袖、長ズボンを着用し、素足でのサンダル履き等は避ける。虫除け剤や蚊帳等の使用により蚊に刺されないように注意する。特に、夜間の屋外での飲食や外出時に注意する。2週間以上流行地に滞在し、野外作業等に従事する場合は、抗マラリア薬の予防内服を行うことが望ましいとされている。

 

◼︎デング熱 

ウイルスを保有する蚊(ヤブカ類)に吸血された際に感染する。 世界中で毎年約5,000万~1億人の患者が発生していると考えられています。

主な発生地域:熱帯・亜熱帯地域(アジア、オセアニア、アフリカ、中南米、中東)昼間は特に注意

主な症状:
2~14日(多くは3~7日)の潜伏期ののち、突然の発熱、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹など。デング熱患者の一部は重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがある。

予防策:
長袖、長ズボンを着用し、素足でのサンダル履き等は避ける。媒介蚊は日中、都市部の建物内外に生息しているので、屋外だけではなく屋内でも虫除け剤の使用等によって、蚊に刺されないように注意する。室内の蚊の駆除を心がける。

 

◼︎チクングニア熱 

ウイルスを保有する蚊(ヤブカ類)に吸血された際に感染する。

主な発生地域:東南アジア、南アジア、アフリカ、中南米、昼間は特に注意

主な症状:
2~12日(通常4~8日)の潜伏期ののち、突然の発熱、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹など。関節痛は急性症状消失後も数か月続くことがある。

予防策:
蚊帳の使用、虫除けスプレーやローションを使用する、長袖・長ズボンの着用。室内での蚊取り線香の使用など。

 

◼︎ジカウイルス感染症 

ウイルスを保有する蚊(ヤブカ類)に吸血された際に感染する。妊娠している、又は、妊娠している可能性がある方は、流行地域への渡航を控えることが推奨されます。

主な発生地域:東南アジア、南アジア、アフリカ、カリブ海諸国、アメリカ大陸、太平洋諸国、
       昼間は特に注意
主な症状:
潜伏期間は2~12日(多くは2~7日)である。症状は発熱(多くは38.5度以下)、発疹、関節痛等で、デング熱やチクングニア熱の症状に類似している。デング熱やチクングニア熱と同様に、ウイルスに感染しても症状がないこともある。
妊娠している女性がジカウイルスに感染した場合、母体から胎内の赤ちゃん(胎児)にジカウイルスが感染(垂直感染)し、小頭症などの先天性障害を起こすことがある。

予防策:
蚊帳の使用、虫除けスプレーやローションを使用する、長袖・長ズボンの着用。室内での蚊取り線香の使用など。

 

◼︎黄熱 

ウイルスを保有する蚊(ヤブカ類)に吸血された際に感染する。主な媒介蚊はネッタイシマカである。ブラジルでは、継続的に黄熱が発生しており、特に12月から7月にかけ流行期に入ります。世界保健機関(WHO)により、ブラジルは黄熱に感染するリスクのある国とされており、大西洋沿岸の一部地域を除くほぼ全域が黄熱ワクチン接種推奨地域に指定されています。

主な発生地域:アフリカ、中南米、昼間は特に注意

主な症状:
3~6日の潜伏期ののち、主として発熱、頭痛、悪寒、筋肉痛、背部痛、悪心・嘔吐などの症状が出現する。黄熱患者の一部は重症化して、ショックや多臓器不全に至る場合がある。

予防策:蚊帳の使用、虫除けスプレーやローションを使用する、長袖・長ズボンの着用。室内での蚊取り線香の使用など。
※発生地域では予防接種必須

 

︎ウエストナイル熱 

ウイルスを保有する蚊(主にイエカ類)に吸血された際に感染する。媒介する蚊は多種類に及ぶ。北米地域だけで例年数千人の患者が報告されています。北米地域での流行は、例年蚊の活動が活発になる7月頃から始まります。

主な発生地域:北アメリカ、ヨーロッパ南部、アフリカ、中東、アジア

主な症状:
2~14日(通常1~6日)の潜伏期ののち、発熱、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、背部痛、発疹などの症状が出現する。感染者の一部は脳炎を発症する。

予防策:蚊帳の使用、虫除けスプレーやローションを使用する、長袖・長ズボンの着用。室内での蚊取り線香の使用など。

 

◼︎日本脳炎

主な発生地域:アジア
主な症状:高熱、昏睡(痛みや刺激に反応しない)、意識障害、頭痛
予防策:蚊帳の使用、虫除けスプレーやローションを使用する、長袖・長ズボンの着用。
    室内での蚊取り線香の使用など。
※予防接種有

 

4. 人から感染

注意すべき病気

◼︎麻しん(はしか)

麻しんウイルスは、簡単に人から人に感染する(空気感染、飛沫感染、接触感染などの様々な経路で感染する)。 感染力は非常に強く、免疫が不十分な人が感染すると高い確率で発症する。

主な発生地域:
世界各地(特にアジア、アフリカ、欧州)麻しんは特に感染力が強く、世界中で発生の報告がみられる。

主な症状:麻しんに対する免疫が不十分な人は、感染すると約10日後に発症する。したがって、海外渡航者においては、海外で感染した場合でも、帰国後1週間以上たってから発症する場合もある。発症すると、高い熱や全身の発しん、せき、鼻水、目の充血が現れる。肺炎や中耳炎になることがあり、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発生すると言われている。

予防策:
麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできない。麻しんの予防接種が最も有効な予防法といえる。海外渡航を計画している場合、定期予防接種対象者*だけではなく、麻しんにかかったことがない方、麻しんのワクチンを2回接種していない方は、予防接種を検討することを勧める。

 

◼︎風しん

飛沫感染、接触感染。多くがアフリカ及びアジア諸国からのものである。風しんの排除宣言がされている国々でも輸入感染事例が見られる。

主な発生地域:世界各地(特にアジア、アフリカ)

主な症状:
感染から14~21日の潜伏期間の後、発熱、発疹、リンパ節腫脹(耳介後部、後頸部)が出現するが、発熱は風しん患者の約半数にみられる程度であり、不顕性感染が15~30%程度存在する。基本的には予後良好な疾患である。風しんに対して免疫が不十分な女性が特に妊娠初期に風しんに感染すると、風しんウイルスが胎児に感染し先天異常を呈する先天性風しん症候群(CRS)が生じることがある。

予防策:
麻しんと同様に、予防接種がもっとも有効な予防方法である。海外渡航を計画している場合、定期予防接種対象者*だけではなく、風しんにかかったことがない方、風しんのワクチンを2回接種していない方は、予防接種を検討することを勧める。

 

︎ポリオ

経口感染(感染者の糞便中に排泄されたウイルスが、口から体内に入る)。

主な発生地域:中東、アフリカ

主な症状:高熱、麻痺、時に下痢

予防策:手洗い励行

※30年以上にわたり、日本国内で野生株によるポリオ症例は発生していませんが、パキスタン、アフガニスタン、ナイジェリアでは発生が報告されています。
 旅行等でポリオ流行地域へ渡航後、出国時に上記のように予防接種証明書の提示を求められることがあります。

 

 

4. 動物から感染

︎狂犬病

動物(アジアでは特に犬)に咬まれること。アメリカ大陸ではコウモリに咬まれて狂犬病ウイルスに感染し、狂犬病を発症して死亡する事例が報告されている。なお、北米ではアライグマ、スカンク、キツネ等、東ヨーロッパでは、キツネ、タヌキ等、アフリカではジャッカル、マングース等、韓国ではタヌキ、中国と台湾ではイタチアナグマといった野生動物で狂犬病が流行しており、注意が必要である。

主な発生地域:世界各地(特にアジア、アフリカ)

主な症状:
通常、1~3か月の潜伏期間ののち、発熱、咬まれた部位の知覚異常が現れる。恐水、恐風症状などの特徴的な症状の他に、神経症状(不安発作、嚥下困難(飲食物が飲み込みにくくなる)、けいれん)が見られる。有効な治療方法はなく、ほぼ100%死に至る。

予防策:
犬等(猫、野生動物を含む。特に飼い主の分からない動物。)にむやみに近付かない(特に小さなお子さんを動物のそばで一人にさせない)。もし犬等に咬まれたり引っかかれたりした場合は、傷口を石けんと水でよく洗い、速やかに現地の医療機関を受診し、適切な処置を受けた上で、狂犬病ワクチンの接種について医師に相談する。狂犬病発生地域(アジア、アフリカ等)に渡航し、動物と頻繁に接触する場合や地方(農村部等)で野外活動を行う場合は、渡航前に狂犬病ワクチンの接種を受けておく。
※感染動物に咬まれた直後に狂犬病ワクチンの連続接種を開始することで、多くの場合、発症を防ぐことができます。

 

︎鳥インフルエンザ

感染した家きんやその臓器、体液、糞などとの濃厚な接触。

主な発生地域:東南アジア、アフリカの一部地域、中国

主な症状:
1~10日(多くは2~5日)の潜伏期間ののち、発熱、呼吸器症状、下痢、多臓器不全など。

予防策:農家、市場、動物園などの鳥類との接触を避ける、手洗い、うがい

 

◼︎MERS(マーズ)

中東のヒトコブラクダがMERSコロナウイルスを保有している。特に子どものヒトコブラクダは高濃度のウイルスを保有している。そのため、ラクダとの接触や未殺菌乳の喫食が感染リスクである。またヒトからヒトへの感染は医療機関や家族において、濃厚接触によって起こる。咳による飛沫により感染すると考えられる。

主な発生地域:中東、アラビア半島及び周辺諸国。中東に渡航して感染した人(輸入症例)やその感染者に接触したことにより感染した人が報告されている。

主な症状:発熱、呼吸器症状、時に下痢

予防策:
動物との接触を避ける。特に糖尿病や心臓病等の慢性的な病気の患者や、高齢者は、中東で病院に行くことやラクダに乗ることをできる限り避けるべきである。

引用:厚生労働省 ゴールデンウィークにおける海外での感染症予防について

★★★

世界各地で見られる感染症は、これだけではありません。ご旅行前には必ず、渡航地域の情報を確認しましょう。また、海外で医療機関を受診すると、高額になるケースがほとんどです。海外旅行に行かれる際は、海外旅行保険のお申し込みをお忘れなく。

 

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外務省 海外安全情報【2018.3.18更新】

2018年03月18日 更新▲

◆海外に渡航される方は,最近のテロ等の治安情勢を踏まえ,十分注意してください。
詳細については,渡航先の国・地域の最新の海外安全情報を参照してください。

海外へ渡航するあなたへ~外務省からのお知らせ~


Tabiregi

 

 

海外旅行のトラブル回避マニュアル↓

 

【海外邦人事件簿】
 
Vol.30ワーキングホリデー渡航者の安全意識

海外旅行保険加入のおすすめ

外務省が提供する医療・健康関連情報について

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【スポット情報】 

2018年03月06日 米国:竜巻についての注意喚起(新規)

2018年03月02日 メキシコ:プラヤ・デル・カルメン-コスメル間の観光フェリーでの爆発装置発見に伴う注意喚起

2018年02月22日 モルディブ(マレ島):非常事態宣言の延長に伴う注意喚起(その3)


【広域情報】

バングラデシュにおける銃撃・人質事案を受けた海外に渡航・滞在される方の安全対策のためのお知らせ 」

 


◆北朝鮮への渡航自粛要請について

2017年4月10日
●全土:「渡航を自粛してください。」

 

【注意!】外務省海外安全ホームページ メールサービスを装った不審メールにご注意ください

海外へ渡航するあなたへ~外務省からのお知らせ~

海外で困ったら 大使館・総領事館でできること

★一斉通報・安否確認のためのショートメッセージサービス(SMS)について
運用開始について(PDF)よくあるご質問(Q&A)(PDF)

 


 

最新情報は外務省ホームページでご確認ください!

外務省 海外安全情報はこちら

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海外でテロに巻き込まれないために

2017年10月04日 更新▲

10月1日、ラスベガスで銃乱射の大規模なテロが発生し、世界中に激震が走りました。繰り返されるテロ。2017年に入ってからはかなりの頻度で発生し、悲劇的なニュースを見聞きする機会が増えました。ひと昔前までは、テロや暴動などは中東、アフリカやアジアの一部地域で起こるという印象でしたが、現在では、いつどこで何が発生するかわからず、海外旅行を計画しようにも不安を感じずにはいられません。

今回のTRAVEL-MODEでは、テロに巻き込まれないために、できる限りの予防策を。そして万が一にもテロに遭遇してしまった場合、生き延びる為にできることをとりあげたいと思います。

 

米国:ラスベガスのコンサート会場における銃撃事件の発生に伴う注意喚起(更新)

 

www.shutterstock.com
(※写真はイメージです)

 

1. できる限り回避する

外務省が発行している『海外旅行のテロ・誘拐対策』パンフレットによると

 

銃撃・爆発事件の発生を予測することは難しく、防ぎようがないと思われるかもしれません。
しかし、銃撃・爆発事件の発生場所、時間帯などには「傾向」があります。それを知るだけでも、事件に巻き込まれる可能性を下げることができます。また、運悪く巻き込まれても、行動の仕方によっては被害を最小限に抑えることができます。


▪️狙われやすい場所を知っておく

過去にテロが発生した場所は、音楽やスポーツなどの会場、レストラン、空港、駅、繁華街、ビーチなど、不特定多数の人が集まる所です。ヨーロッパやアメリカで起こるテロは、資本主義の繁栄を象徴するような場所で無差別的に襲うという傾向が見られます。外国人観光客が多い所、宗教的、政治的な意味合いの大きい所も発生しやすい場所とされています。

また、大規模なイベントなどは警備が強化され、警戒されていますが、比較的警備の緩い中規模のイベントなどで、ソフトターゲットを狙ってくることも指摘されています。

旅行中にこういった場所に、全く行かないということの方が難しい為、こういった場所が狙われやすいという認識を持つことがとても重要です。


Budapest Restaurants / TopBudapestOrg

 

 

▪️発生しやすい場所では

◉出口を確認する
なるべく間口の広い出入口がある所。

◉避難ルートを確認する
隠れられそうな所も確認しておく。

◉出入口付近の席に座る
テラス席は避ける、なるべく柱や壁で隠れる席を選ぶ。

◉二重周囲の不審者、不審物に警戒する
大きな荷物、不自然な厚着の人物など。

◉目立たない服装で
夜、特に深夜は出歩かない。

◉ガラスが多く使われている建物には近づかない

◉長時間滞在しない

 

2. 万が一遭遇してしまったら

▪️犯行のほとんどが自爆テロ、銃殺、車両突入

◉姿勢を低くして逃げる
その場に伏せる、物陰に隠れる、極力低姿勢で速やかに逃げる。

◉携帯電話の電源を切る
タイミングが悪く、音が鳴ってしまったら居場所を特定されてしまう。最重要な連絡をしなければならない時にバッテリーは残しておく。

◉爆発の方を向かない
爆風によって飛び散る破片などから、頭、顔、首を守って、怪我を最小限に、致命傷を避ける。耳を塞ぎ口を開ける方が、爆音によって鼓膜が破れることを防げる。

◉周囲がパニックになっても冷静さを保つ
一斉に非常口へパニックになった人たちが殺到し、将棋倒しなど二次的被害に巻き込まれる危険性がある。

 

3.海外旅行前に情報収集

◉情報収集
TRAVEL-MODEでも、毎月、外務省海外安全情報のリンクを更新していますが、
海外旅行計画の段階から、ご自身で必ずご確認ください。危険な国、危険な場所に行かないことは必須です。

外務省 海外安全ホームページはこちら

◉たびレジ登録
3ヶ月未満の海外旅行の際には『たびレジ』の登録をしておくことを強くお薦めします。緊急事態発生時には大使館、領事館から連絡メール、最新安全情報メールが届きます。

たびレジはこちらhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

◉3ヶ月以上滞在の場合は、在留届を提出
3か月以上滞在する方は,大使館又は総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。

在留届電子届出システムはこちらhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )

◉家族、友人、職場に旅行日程、連絡先を伝えておく

 

4.テロに関する情報

世界のテロ発生状況がわかるサイト。報道されない世界中のテロ事件の情報が
更新されています。世界地図から行き先の発生状況を見る事ができます。

公安調査庁

外務省 海外旅行のテロ・誘拐対策の資料はこちらからダウンロードできます。

海外安全パンフレット・資料


参考になるサイト

・【Buzz Feed】
テロに遭ったら最低限こうしなさい――外務省に聞く

・【歩叶コラム】 
ラスベガス銃乱射事件はなぜ起きた?海外でテロから身を守る方法

日本でテロが起きない理由とは?テロ対策まとめ|国内・渡航

・【DIAMONDO online】
テロ攻撃から生き延びるため10の行動ルール

海外旅行先でテロ!英テロ対策警察が教える「命を守る3つの方法」

・【ヨーロッパ旅行をお得に計画!】
ヨーロッパ テロ発生リスト【2017年10月2日更新】

 

世界中で度重なるテロ。ニュースを聞く度憤りを感じます。いつでもどこでも巻き込まれる可能性があり、テレビの中の出来事は決して他人事ではありませんし、無関心ではいられません。テロに遭遇したくないのは誰もが思うこと。しかし事前に知っておくことと、防ぎようがないと諦めてしまうのとでは、旅先での行動が変わってきます。万が一遭遇してしまったらその場で、考える暇も迷う暇もないのです。「自分に起きるわけがない」「関係ない」と思うようでは、海外旅行に行かない方がいいと思います。

これまで犠牲になられた方々のご冥福をお祈りすると共に、身勝手なテロを許さず、対策が取られ、平和な世の中が訪れることを願うばかりです。

 

 

格安航空券DeNAトラベル

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スキミング被害を防ぐために

2017年07月11日 更新▲

楽しかった思い出とともに帰国した後で、発覚するスキミング被害。身に覚えのないクレジットカードの請求で気づく場合がほとんどです。
カード社会化が進んでいる欧米のみならず、最近では日本人観光客の多いアジア方面でも被害が多発するようになって来ました。また、スキミングは海外旅行で遭うものと思いがちですが、国内のATMでも被害の手口が報告されています。
気が緩みがちな海外旅行から帰って大変なことにならないように、また日常にも忍び寄るスキミングのことを知っておきましょう。

画像はイメージです

atm / Looking Glass


◆スキミングとは?

“スキマー” と呼ばれる手のひらにおさまるくらいの特殊な装置を使って、クレジットカード、キャッシュカード、デビットカードなどのカード情報を盗まれ、偽造カードを作って勝手に使われたり、現金を不正に引き出される犯罪のことを言います。

◆その手口は?

クレジットカードの場合

お店で買い物をする時、レストランでの会計時、ロッカーに荷物、貴重品を入れておいた時など、スキミングされる可能性が高まります。
買い物や食事の会計時、店員がレジ以外にも忍ばせたスキマーにカードを通して盗むケースや、2回、3回とカードリーダーに通して、水増し請求となるケースがあります。
また、ハンディタイプのスキマーで少し離れたところから盗まれてしまう場合もあります。例えばズボンのポケットに入れている財布、ゴルフ場やジム・スパのロッカーなどです。カードの情報だけを抜き取られるので、盗まれてもその場では全く気がつきません。

 

画像はイメージですPay by credit card. / MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

ATMの場合

ATM自体に巧妙にスキマーやカメラが仕込まれています。一見するとほとんど気づきません。カードを差込口に挿入すると、情報は抜き取られ、カメラで暗証番号を押す手元が撮影されています。

2013年にセブンイレブンがその被害の手口を報告しています。画像はセブンイレブンがHPに掲載し、注意を促しています。

※記事はこちら→ROCKET NEWS 24

【注意】セブン銀行が「ATMカード挿入口のスキミング機に注意」と警戒を呼びかけ / 偽物と本物の見分け方

http://rocketnews24.com/2013/03/07/301661/

 

画像はイメージです
Diebold ATM / Binder Of Daemons

 


◆どうやったら防げる?

ICチップが入ったクレジットカードに切り替える

お持ちのクレジットカードを確認してくだい。カードはICチップ式ですか?磁気ストライプのカードの場合は、簡単にスキミングされてしまいます。ICカードは中の情報が乱数を利用し、また暗号化されているので、スキミングされても簡単に偽造しにくい構造になっています。日本では2020年までに全てのカードがICカードに切り替わる計画が進んでいます。磁気ストライプよりは安全とはいえ、
犯罪を犯す側も組織的で、手口もどんどん進化させて来ますから、用心に越したことはありません。

ショップやレストランで

①レジでは、2度3度とカードリーダーに通していないか、店員の手元から目を離さない!

②レストランがテーブル会計の場合、店員がカードを預かってレジに持って行く場合は、注意!この場で会計してくれるように言いましょう。
※クレジットカードを第三者に預けない方がいいです。

③怪しいお店で、クレジットカードを使わない!行かない、買わないのが一番ですが・・・。
なんでもカードで支払えば、ポイントが付くからと思っている方は要注意。

ATMを使う場合

①人目につかないATMを避け、ガードマンがいる所、銀行のATMを使う。

②カードの差込口が出っ張っていたら怪しい!機械全体の色と差込口の色が違っていたら、スキマーが被せてある可能性が高い。

③観光客が多い地域のATMは犯罪率が高い

※こちらのサイトを参考にしました。スキミングについて詳しく解説されています。
リンクを貼っておきますので、こちらで詳しくご覧ください。

■国際キャッシュカード&海外キャッシング比較
【保存版】スキミング手口写真40枚とその防止対策

■NO MORE 情報漏えい
【徹底解説】スキミングを防止するために知っておきたい最新手口と対策事例

 

◆万が一、身に覚えのない請求が来たら

警察に届出・クレジットカード会社に連絡

国内で発行されるクレジットカードには盗難保険が自動的についています。不正利用発見後、その日からさかのぼって60日以内の被害であれば保険適応となるものがほとんどです。
ご自身に落ち度がなく、不正にクレジットカードを使用されてしまった場合は、盗難保険の対象となります。

※こちらで詳しくご覧ください。
■クレジットカード情報2017 BENRISTA
もしもクレジットカードが盗まれたら?クレジットカード被害を救済!盗難保険を徹底解説

***

いかがでしたか?クレジットカードに盗難保険がついているとはいえ、被害にあったことがわかると、誰もが動揺し、不安・不快な思いをしてしまうことは間違いありません。また小出しに使われると最悪、気がつかないということもあり、その場合は60日を過ぎてしまう恐れもあります。
楽しかった海外旅行も、その国の印象も変わってしまいますね。カード型のスキミング防止グッズも販売されているようですので、念には念を入れ、手口を知った上でクレジットカード、キャッシュカードを使いましょう。

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GW出発直前!トラブル注意報

2017年04月10日 更新▲

もうすぐGWがやってきます。海外旅行の手配を済ませた方も、これからダッシュで申し込むっ!という方もご出発前にご一読ください。うっかりこんなトラブルに遭ってしまった!というあんな事例、こんな事例を紹介いたします。

 

Photo by surasakiStock. Published on 04 May 2016
Stock photo – Image ID: 100414225

※過去記事も併せてお読みください。

スマホの盗難対策を教えてください。

ありがちな行為で罰金!知らないでは済まされない世界の罰金刑。

海外旅行 “そのピンチ” アウト!?セーフ!?

 

 


【スリ・盗難】

★エビの皮むきに夢中で

バンコクの屋台で、トムヤムクンを食べることにし、エビを剥く際に汚れるのが嫌だったので、指輪を外してテーブルの上に置きました。エビの皮剥きと、その他の食事にしばし没頭・・・。ふと気が付くと、テーブルに置いていたはずの指輪が無い!?落としたのかと思い、周囲を探しましたが見当たらず・・・どうやら盗難にあったらしい。みんなエビの皮剥きに一生懸命で、テーブルを見ていませんでした。(弊社スタッフHの体験談)

置き引き
指輪だけでなく、レストランやカフェでテーブルの上にスマホを置いてトイレへ行くのは、厳禁です!たとえ連れが席に残っていても、ガイドブックや地図、スマホに集中している間に、あなたのスマホは奪われてしまいます。ここは日本ではありません!

Peel & Eat Shrimp at Coastal Kitchen / ralph and jenny

★気をつけていてもやられる典型的なスリの手口

楽しみだったパリの蚤の市へ。スリには充分注意するようにアドバイスを受け、かなり警戒していた。かわいい雑貨をゲットして、買い物も見物も無事終了。最寄の地下鉄駅へ向かう帰り道。男から突然「僕はなんて申し訳ないことを!」と声を掛けられ、左の肩にタバコの吸殻を押し付け汚されていた。男があやまりながら、ツバをつけて汚れを落とすのが不快で、気をとられている間に、右に斜めがけしていたポシェットの中身を盗られていた。貴重品は別にしていたので、被害は化粧ポーチだけで済んだが、あっという間に連れと引き離され、どんなに気をつけていてもターゲットになっていまうことを痛感した。バッグやポシェットの斜めがけはやめたほうがいいです!
(編集部Aの体験談)

人ごみを利用した典型的スリの手口。グルでターゲットを狙ってきます。タバコの吸殻だけでなく、アイスクリームやジュースの手口も。服を汚された時は「スリだ!」と思ってまちがいないでしょう。汚された方と反対側が狙われます。汚れは気になるけど、関わらず、すぐにその場を立ち去った方がいいです。

 

★椅子にジャケットを掛けて食事

中国で、ツアーで立ち寄った大型レストランで食事の際に、椅子にジャケットを掛けて食べていました。食事が終わって、ジャケットを着ようとすると、やけに軽い。。。あわててポケットを確認すると、財布が無くなっていました(泣)
(弊社に寄せられた体験談)

貴重品や荷物は、体から離してはいけません。見える位置になければなりません。首から下げるタイプの貴重品入れは、薄着でいると紐が見えてしまい、紐を切って持ち去られるというケースもあります。またリュックやデイパックは旅行には便利ですが、電車やバス、人ごみでは背中ではなく、体の前に!

 

★「身なりもいいし、いい人そう」「かわいい子どもと思ったら」
 
身なりのよい親子連れが、大判の地図を開いて道を尋ねてきた。地方から来た観光客かと思って、一緒に探してあげた。別れた後ウエストポーチが軽くなっており、財布を盗られたことに気がついた。
開いた大判地図の下で、子どもが早業で盗む手口だった。
(弊社に寄せられた体験談)
 
地図、新聞を広げられる、小銭をばらまくというのもよくある手口。また日本では考えられませんが、海外では子どもと言えど油断してはいけません。あっという間に大勢の子どもに囲まれ、何を言ってるのかさっぱりわからず、無下にもできず「どうした?どうした?」と行っている間に盗まれます。世界では日本人は親切でおとなしいと有名です。日本人の親切心につけ込んだ手口、かわいい子どもにご用心。
囲まれたら、とにかく大声を出しましょう!

Photo by David Castillo Dominici. Published on 24 March 2012
Stock photo – Image ID: 10077812

 

★すごく親切!フレンドリーに近づいて・・・

若い人がこの被害に遭うことが多い、睡眠薬入りの飲み物を飲まされるというもの。フレンドリーに近づき親切にされると、現地の人と友達になれたと楽しくなってくるものです。親切に観光案内してもらった後に「もっとおもしろい所がある。」「一緒に飲もう!」と誘われたら要注意。
バスや列車で移動する際にも、乗り合わせた人が飲み物やお菓子をすすめてきても、安易に信用してはいけません。


 

【病気トラブル】

★あなどるなかれ睡眠不足・水分不足

1週間のラスベガス旅行。渡航前に無理して仕事を片付け、疲労と睡眠不足のまま飛行機に。おかげで機内では爆睡モード。2日目バスでグランドキャニオン半日ツアーに出かけたが、ツアー開始からすぐに膀胱炎の症状が・・・。疲労の上、機内でも水分不足、降り立ったラスベガスは砂漠地帯。
ツアー終了後、夜間に病院へ行き難なく過ごせたが、つらい症状が出たままの半日、グランドキャニオンは茶色かったという記憶しかありません。
(弊社スタッフMの体験談)

→機内は極端に乾燥しているので、こまめに水分補給を!海外旅行の前後は無理をせず体調を整えたいものですね。

Photo by marin. Published on 08 November 2012
Stock photo – Image ID: 100111182

 

 

★現地発症、なんとか大事にいたらず

現地でインフルエンザになり、予約していたディナーショーのキャンセルやオプショナルツアーのキャンセルで大変でした。でも三井住友海上の海外保険に入ってたのでスタッフの方がいろいろと教えてくださって、病院への補助もしてくださり助かりました。トラブルには見舞われましたが、何とか大事にならなくてよかったです。(弊社に寄せられた体験談)

→思わぬ体調不良、こんな時は本当に保険に入っていてよかったと思う瞬間です。もし入っていなかったら・・・!?と思うと、現地であたふた、ちょっと怖いですよね。

 

★船酔いから救ったものは

カリブ海クルーズへ行った時のこと。私は大丈夫だったのですが、クループの数人が毎晩便器を抱えて寝るほどの船酔いに。寄港地でのアトラクションも食事も楽しめずぐったり。日本から持参したフリーズドライのおかゆやお味噌汁をわけてあげたところ、お役に立ったようで感謝されました。(編集部Aの体験談)

 

→船旅の時は、酔い止め持参マストですよね。現地の食べ物が心配だったり辺境地へ行くときなど、少しかさばりますがフリーズドライのインスタント食品が活躍する時が大いにあります。慣れない現地の食べ物で胃を休めたい時にも便利です。

 

★他にも

・北京の屋台でタピオカ入りのミルクコーヒーを飲んで下痢になった。
・バリ島タナロット寺院の参道の露店で買ったお菓子で下痢になった。
・バンコクのホテルで、シャワーでうがいしておなかをこわした。
などなど

海外では水あたりに要注意!ハミガキをする時もミネラルウォーターを使ったほうが無難です。
胃薬/下痢止め、頭痛/鎮痛剤、風邪薬などちょっとした症状に常備している薬を持参した方がいいです。そして意外と持っていってよかったと思うのが湿布です!!

Photo by Tuomas_Lehtinen. Published on 09 April 2013 Stock photo – Image ID: 100156730

 

万が一の場合の対処法(海外旅行保険の連絡先など)も出発前にメモして持ち歩くと安心です。保険金の請求に現地での書類などが必要な場合もあるので、ご確認ください。

海外旅行先でのケガ、病気、盗難などのアクシデントにあった場合の保険の内容のご照会、保険金請求のご相談等、さまざまなご相談をお受けします。 24時間365日事故受付サービス 電話番号はサービスガイドをご覧ください。

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入っててよかった海外旅行保険

2016年12月19日 更新▲

TRAVEL-MODE11月号のアンケート『海外旅行保険入る?入らない?』に沢山の回答をいただきました。お送りくださった皆さまありがとうございました。

 

ワンクリックアンケート「海外旅行保険、入ってから旅立ちますか?」の回答結果です。

日数、行き先問わず、海外へ行く時には必ず入る・・・86% 
行き先によって決めている・・・9%
その他・・・3%

行き先によって入るという方も含めると、97%の方が海外旅行に行く時に保険に入るという結果となりました。みなさま、@とらべるのご利用、誠にありがとうございます!
病気やケガ、盗難トラブルなど「私は大丈夫」と100%言い切れることはありません。いつどこで「まさか!?」がやってくるかわからないのです。

今回は、アンケートに記述で回答くださった内容から、「海外旅行保険に入っていてよかった!」という生のお声をお届けします。さて、どんな「まさか!?」が起こったのでしょうか。

 

Pay phonesPay phones / Newtown grafitti

入っててよかった海外旅行保険

ケガ・病気

骨折して、現地の病院でみてもらって日本の病院で手術した分も出してくれた。
(茨城県 ゴマチャンさん 男性)
>>>骨折・手術ですか!精神的にも大変だったことでしょう。もう大丈夫なのでしょうか?
どうぞおだいじに。

 

海外で病気になり1日入院することになった時、保険で全額賄えたので金銭面の不安が一切なかった。
(埼玉県 えりさん 女性)
>>>そうそう、これ大事。辛い時にお金の心配までしたくないですから、保険に入っておいてよかったですね。

 


ハワイ滞在中にひどい下痢に悩まされた時に医者に行き助かった。

(千葉県 サンライトさん 男性)
>>>ハワイでも「まさか!」は起こるのですね。病院に行けてよかったです。

 

 

娘がまだ小さい時、駐車場でまさかの車と接触。大丈夫とは思ったけれど念のため病院へ。この時は保険に入っててよかったと思いました。
(愛知県 アップルさん 女性)
>>>お嬢様が小さい頃ですから、さぞびっくりしたことでしょう。ほんとうに「まさか!?」の出来事は突然やってきますね。大事には到らなかったのでしょうか?

 


旅先で、ホテルの備え付けの傘で、怪我をした時や、日焼けがひどく、病院にかかった時などです。用心にこしたことはありません。

(神奈川県 ケビンさん 女性)
>>>ホテル備え付けの傘で・・・本来はサービスであるはずが「まさか!」のお怪我でしたか。一体、どんな備え方がされていたのでしょう?

 

旅行前に多忙で疲れがたまっていたことと水分不足が重なり、グランドキャニオンバスツアーの最中に膀胱炎の症状が・・・。半日、観光どころではなく、保険に入っていたので、夜、ラスベガスに戻ってから病院へ行きました。お薬ですぐに治り、無事に旅行を続けることができました。
(福岡県 まあさん 女性)
>>>バスツアー途中キャンセルもできず、がまんにがまん、辛かったでしょうね。ご旅行が続けられてよかったです。


携行品・盗難

香港で、レストランにいた時に走り回る中国人の子供がいてカメラの入ったバッグを落とされて壊れ、帰国してから直し他料金を全額出してもらえた。 またドイツに6か月いた時にカメラやお土産を入れたバッグをひったくられ、ドイツ国内で請求したところ1か月市内で口座に相当の金額が振り込まれて、新しく安いカメラを買うことができた。
(宮城県naoさん女性)
>>>香港、ドイツと2回も「まさか!」に襲われましたか。こちらがどんなに気をつけていても「まさか!」はやってきますからね。

 

ローマでスリにあい申請しました 財布代と運転免許証再発行代が保障され やっぱり入っていて良かったと思いました。
(北海道 MARIMOさん 女性)
>>>スリが多いと言われる国や地域へ行く時には、海外旅行保険に入って、憂いなしですね。

 


到着した空港で旅行バックを見ると、下の車輪部分が大きく破損していたため、海外旅行保険で修理することができました。やはり海外旅行保険に入っておくことですね。

(京都府トマト爺さん男性)
>>>スーツケース破損は、結構な頻度で発生しますが、対応は航空会社によってまちまちです。保障してくれない会社の方が多いと思いますので、入っていてよかったです。

 

アメリカの空港でスーツケースが行方不明になり保険で補償してもらったことがありました。
(埼玉県 チコさん 女性)
>>>よく話には聞きますが、「まさか!」のロストバゲージですか!1日遅れで到着することもありますが、当面困りますよね~。

 

 

入っておけばよかった・・・

エスカレーターを降りたとき、その先が階段になっていて気が付かず、踏み外し捻挫し救急車に乗り病院へ行った。
幸い捻挫程度で済み車いすで帰ることができたが、骨折だと医師同行でないと飛行機に乗れないとのことでした。
アジアで近かった為、保険に入ってなく大けがでなく幸いでした。次回からは、近くでも何が起こるかわからないので海外旅行保険には加入します。
(千葉県 harukunさん 男性)
>>>エスカレーターの先が階段!?えーーーっ!いやいやありえない大変な「まさか!」でしたね。捻挫程度とのことですが、車椅子で帰国することを誰が予想したでしょうか!?
海外旅行のトラブルに近い遠い、滞在日数は関係ないことを編集部も勉強させて頂きました。“〇〇くらいいいだろう”って、誰もが考えることと思います。海外での「ホントに信じられない!」・「想定外!」・「日本ではありえない」まさか!の襲撃に備えたいものですね。次回からは楽しい思い出とともにご帰国くださいませ。


いざという時

海外保険に入ったものの、いざ使う場面に遭遇した時の心構え、まずどこに連絡するか等、案外解っていないので、教えて欲しいです。
(大阪府 popopoさん 女性)
>>>そうですよね。いざという時は頭の中が真っ白になってしまうものです。現地でどうしていいかわからない時、万が一の時には、三井住友海上ラインにご連絡ください。@とらべるには保険事故にあわれたお客さまをサポートするクレームエージェント・アシスタンス会社(事故処理会社)のご紹介もあります。

三井住友海上ライン<24時間365日事故受付サービス>
日本国内から
0120-365-240(無料)
海外から
81-3-3497-0915(コレクトコール)
契約サービスガイド 」でも詳細をご案内しています。

緊急・非常時には警察へ。軽い怪我でも病院へ。

窃盗、詐欺などの財産被害にあったら、まず現地の警察に被害事実を届け出て、被害届の受理書(ポリスレポート)を受け取りましょう。その書類は、パスポートの再発給や保険請求などの際に必要です。
※クレジットカードの紛失あるいは盗難にあった場合は、不正使用の恐れがあるため、大至急クレジット会社に連絡し、カードの無効手続きを行う必要があります。

路上強盗や睡眠薬強盗などにあった場合、いくら軽い症状でも後遺症が出る可能性もあります。安易な自己診断は危険ですので、最寄りの病院で診察を受けることをおすすめします。
引用:海外邦人安全協会

 

ご回答多数、ありがとうございました。全部ご紹介しきれず、申し訳ありません。
お寄せいただいた内容、いかがでしたか?いろんな「まさか!」体験ありますが、みなさまご無事でなによりです。これからも安心・安全な楽しいご旅行をお続けくださいませ~。

 

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ありがちな行為で罰金!知らないでは済まされない世界の罰金刑。

2016年09月08日 更新▲

“トリップグラフィック”で、2014年に発表された『知らなかったでは済まされない!!世界の罰金刑』。これによると世界には、想像をはるかに越えた罰金刑があり、驚愕の連続です。

世界の中でもマナーやルールに厳しいはずの日本人。海外へ行っても理性的な慎みある行動をしているはず・・・がしかし!普段の何気ない行動や、知らずにやってしまったことなどなど、“旅の恥はかき捨て”と笑い話では済まされない事態になることも。海外旅行の際は、お国情報をよ~く調べてから出かけましょう。

出展:知らなかったでは済まされない!!世界の罰金刑



1.うっかりやってしまいそう!でも罰金です。

■スペイン広場でジェラートを食べる(イタリア・ローマ)
ジェラートだけでなく飲食禁止。約7万円の罰金! オードリー・ヘップバーンに憧れての記念撮影には要注意です!
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■サン・マルコ広場で鳩にエサをやる(イタリア・ヴェネチア)

街の美観保護の為の条例。歴史的建造物の鳩の糞害が深刻なのだそうです。

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Flight @ Piazza San Marco / Kieran Lynam


■電車の中で居眠りをする(UAE・ドバイ)
ドバイでは車内での飲食や居眠りに罰金など公共マナーに関する取締りはかなり厳しいようです。この他、大きな荷物を持っている時は、ゴールドクラスという上級車両に乗り込まなければならないそうなので、空港⇔市内間などスーツケースを持っているときには注意が必要です。
出展:客室平均単価は世界トップ 観光立国ドバイの強さとは?

 

■サイパンでサンゴや貝殻を採取する日本円にして約22万円もの罰金。
訪れる外国人観光客が記念にお土産にと、貝殻・サンゴを採ってしまったら!? 自然保護の観点からも持ち帰りは厳禁です。サイパン以外のビーチでも罰金までないとは言え、考えなければならないことです。
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貝殻 / kaidouminato


■台湾、台北の地下鉄でガムやアメを食べたら1,500台湾元(約4,500円)の罰金。

MRT(地下鉄)の車内では飲食禁止。日本の習慣でペットボトルの飲料を飲んだり、ガムをかんだり、アメをなめたりすると1,500台湾元(約4,500円)の罰金。また台北101の展望台はペットボトルや飲食物の持ち込みが禁止です。もちろんガムをかむのもいけません。展望台へ向かうエレベーターの前に無料ロッカーがありますので、ペットボトルなどはそこに預けましょう。
出展:台湾旅行(基本情報・日本からのアクセス)


■ハワイでは横断歩道以外の場所を渡ると罰金!
ハワイでは、道路を渡る際、横断歩道以外の場所を横切ると罰金が科せられます。横断歩道以外の場所を横切った場合は130ドル(日本円で約1万3,000円)の罰金になります。
出展:ガム吐きで86万円、日本でよくみる「歩きスマホ」「駆け込み乗車」も!? 知らないとまずい海外の罰金事情

2.他にもこんな罰金が!

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■歩きながらスマホでメールする行為に罰金。
アメリカ・ニュージャージー州のフォートリーでは、85ドル(日本円で約8,500円)、アイダホ州レックスバーグでは50ドル(日本円で約5,000円)の罰金が科せられるそうです。
海外旅行では、地図や現地情報などをスマートフォンで見ながら歩くことも多いですし、気を付けないといけません。
出展:ガム吐きで86万円、日本でよくみる「歩きスマホ」「駆け込み乗車」も!? 知らないとまずい海外の罰金事情

■香港では駆け込み乗車は罰金!
香港。駆け込み乗車には5,000香港ドル(日本円で約7万円)の罰金です。また、上海やシンガポールなどでも罰金になります。
出展:ガム吐きで86万円、日本でよくみる「歩きスマホ」「駆け込み乗車」も!? 知らないとまずい海外の罰金事情


■ビニール袋の所持は罰金!(インド他)

海外のいくつかの国ではビニール袋の所持が禁止されている地域があり、罰金が科せられる場合があるのです。例えば、インドのデリーでは製造・販売・保管・使用が全面禁止。10万ルピー(日本円で約17万円)もの罰金が科せられます。
ルワンダ、ブータン、バングラデシュも同様に禁止です。
ポイ捨てが横行、ビニールゴミのあまりの激増から、排水溝が塞れたり、マラリアが蔓延する原因となっているからだそうです。
旅行者は知らずに洗濯物用などで、スーパーのレジ袋を日本から持ち込む可能性大です。

出展:インドの変な法律 ビニール袋(レジ袋)所持で19万円の罰金、理由は?
出展:ガム吐きで86万円、日本でよくみる「歩きスマホ」「駆け込み乗車」も!? 知らないとまずい海外の罰金事情

■腰パン禁止(アメリカ)
若者の間で流行っている「腰パンファッション」ですが、アメリカのアーカンサス州やジョージア州といった数か所で禁止されています。違反者は罰金200ドル(日本円にして約16,000円)が科せられるんだとか。
出展:アメリカで歩行中の携帯メールが禁止に!世界のびっくり法律7選

 
■法律が厳しいシンガポール
シンガポール国内ではガムを噛むことが禁止されており、うっかり持ち込めば10,000Sドル(約88万円)以下の罰金が科せられます。
公衆トイレを使用後、水を流さなければ150Sドル(約1万3,000円)以下の罰金。2回目は500Sドル(約4万4,000円)、3回目からは1,000Sドル(約8万8,000円)以下の罰金というのもあります。
出展:シンガポールの法律が厳しいワケ

いかがでしたか?
以前から、”シンガポールのガム禁止”は有名でしたが、日本人に人気の渡航先にこんなに罰金があるとは驚きです。思わぬ「罰金」となるとショックが大きすぎて旅行が台無し、かなりのダメージとなりますので、ぜひぜひ行き先のお国事情をしっかり調べてくださいね。
最近、日本では来日する外国人観光客のマナーが悪いことが取り上げられ、辟易することもありますが、私たち日本人も所変われば、文化や価値観の違う異国で、知らずに悪い印象を残してるかもしれませんね。「旅の恥はかき捨て」より、日本人ならばやはり「立つ鳥跡を濁さず」を心がけたいものです。

 

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“ヒヤリ!ハット!ほっとした~”【読者体験談】

2016年08月09日 更新▲

こんなトラブル、失敗談。そして入っていてよかった海外旅行保険。海外でのトラブルは誰もが起こしたくて起こすものではありません。いつ誰の身の上にも起きておかしくないものです。今月は、TRAVEL-MODE 読者の皆さまから寄せられた、“ヒヤリ!ハット!ほっとした~”の体験談をご紹介します。

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■入っていてよかった!海外旅行保険


【神奈川県 しんしんさん 女性】
もうずいぶん前になりますが、イタリアから電車でチューリッヒに入って帰国便に乗る予定でした。Zurich ~ という駅名が自分たちの降りるべき駅だと気が付かず、のんびり。念のため周りの乗客に尋ねたら、ここが空港へ行く駅だと! 電車が再出発する寸前、お隣にいた人が手伝ってくれ、投げるようにスーツケースをホームに降ろしてくれました。必死で空港にたどり着き、無事に帰国したものの、帰宅して気が付いたのがスーツケースのヒビ割れ。これじゃあ次回使えないと嘆いたけれど、保険でカバーできるんじゃない?と相棒。ダメもとで電話をしてみたところ、補償できるとのこと。入っていてよかった!とつくづく思いました。

 

【東京都 わかめさん 女性】
同行者がインフルエンザにかかり病院に診察と薬局の支払いで5万円ほど。保険に加入していたので金銭面では助かりました。

 

【新潟県 みさえさん 女性】
ベトナムで腹痛を起こして病院へ。保険に入っていたおかげでキャシュレス。 安心お守りほんと助かりました。

 

【茨城県 KUUさん 男性】
昨年、成田近辺の駐車場会社でいつもは海外保険に加入しないのだが、その時は何かの予感がしたのか夫婦とも(自分は高血圧症)加入した。
帰国の前日に、ワイキキからの帰りのトロリーをホテル前で下車し、歩行中に家内がつまずいて右手をねんざした。持参したシップ薬で処置したが、翌日はかなり腫れていた。帰国後、病院の整形外科に診療したところ全治1か月の骨折であった。60歳過ぎると海外保険には加入すべきかと考えるこの頃です。

 
【茨城県 gomachanさん 男性】
2回連続で病院のおせわになった。
入っててよかった~

 

 

■あぁ、もったいない!

【東京都 ヘンリーさん 男性】
お土産を置き忘れた。ロスのレンタカー会社でチェックアウト手続き後カウンター後ろの座席に置いたタバコ5カートン、酒数本を家族が2名いたのに忘れた。目的地に着いて、トランクを開け荷物を下ろした時、判明。直ちに会社に電話したが見つからず大失敗した。結局、現地で商品を買い直した。

>もし同じことが日本で起こったら、結構高い可能性として、忘れ物として保管・管理してくれているでしょう・・・海外ではまず無理ですよね~。残念で悔しい出来事でしたね。お気持ちお察しします。

 

■ヒヤリ!ハット!危なかった~。

 

【大阪府 imaちゃんさん 男性】
パリでジプシーに取り囲まれたが、走って逃げた!(事前にガイドさんから注意があったので)

>優秀なガイドさんのアドバイスに救われましたね。事前に言われていたにしても、とっさの判断がよかったと思います。


【石川県 よちぽんさん 男性】

イタリアのローマで、子供たちに取り囲まれて、突然新聞を広げて携帯品を取られそうになったことがあります。大声を出したら、皆ひるんで静かに帰って行きました。盗られたものはありませんでした。

>海外トラブルとしてよく聞く子どもを使った窃盗のケースです。子どもだからと同情せず、大声を出すのがよいとされていますが、まさにお手本ありがとうございます!


【三重県 ニーナさん 女性】

カンボジアのシュムリアップの繁華街パブストリート界隈のマッサージ店で肩と背中のマッサージを受けた所、若い男性の施術士がおばさんの私にセクハラまがいのマッサージをしてきた。きわどい部分までマッサージしようとするので、“NO”というと一端は止めるが何度も繰り返し頭にきた。後から考えると、サービスのつもりだったのか、疑問である!!

>あやしい!限りなく怪しいです! ご本人が不快を訴えているのに止めないって、これはダメですね。ご無事で何よりです。

ご投稿いただいた皆さま、ありがとうございました!
これからも海外旅行保険のお守り持って、ご旅行を思いっきり楽しんでください。

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読者リクエスト①スマホの盗難対策を教えてください。

2016年07月07日 更新▲

神奈川県 しんしんさんより、「イタリアへ行く予定です。友人から聞いたのですが、立ち止まってスマホで場所検索をしていると、手品のようにすっとスマホを盗られてしまうと。そんな注意情報と対策を教えてください。 」というリクエストメッセージをいただきました。
そこで、読者リクエスト特集その1として、気をつけたいスマホやiPhoneの盗難について、トラブル/危険情報をお届けします。

 

25711078710_0081d1551cApple iPhone smartphone taking a photo / camera / Andri Koolme


世界中で発生している

イタリアに限らず、ロンドン・パリ、N.Yなど今や世界中で多いスマホの盗難。特にiPhoneは人気が高く、盗まれるケースが多発しています。旅先でスマホを使えるのは大変便利です。しかし、地図検索や写真撮影に夢中になっていると、犯罪者にとっては「盗ってもいいですよ」とアピールしているようなの。
近年、スマホやiPhoneの機種は高価ですが、盗まれた場合、被害は金銭的なものに留まらず、精神的なダメージも大きいものです。まさかとは思いますが、データの売買なんかされてしまったら、ご自身の被害だけでなく連絡先に入っている友人・知人にまで被害が及ぶ可能性も否めないのです。
そこで対策と万が一盗難に遭った場合の対処法をお伝えします。


1. 人前ではスマホ/iPhoneを使わない。

不必要にいじらない。上着やお尻のポケットに入れない。日本だとついつい、いつでもどこでも触ってしまう、この習慣が悪運を呼んでしまう・・・。スマホだけに頼らず、外国では五感フル活用、第六感のアンテナ立てておきましょう。

 

2. スマホと一心同体
「伸び縮みするタイプのリードでバッグにくくりつける」自分と一体化させるという対策。
首からぶら下げるのは、逆に目だってしまうのでおすすめしません。

 

3. カフェやレストランで、テーブルの上にスマホを置かない。
トイレなど席を立つ場合、連れがいるからと安心してはいけません。
「置いてたのにない!」「連れがいたのにない!」このケースが結構多いようです。あなたがトイレへ行っている間、お連れの方もガイドブックに目を通していたり、スマホを見ていたりするでしょう。これで盗難に遭ったらお連れの方まで責任を感じ、いやな気分になってしまいます。日本とは違うという認識で!

 

4. 電車、地下鉄、バスなど乗り物の出入り口付近で、スマホを使わない。
扉が閉まる直前にスッと早業で持っていかれる危険性高し!

 

5. 声を掛けられても相手にしない。
「これ、落としましたよ。」など、話しかけられた時、言葉もよくわからないのに日本人は親切に弱い。日本人は、親切な人=危険という概念が薄いことや、逆に困っている人に親切にしてしまいます。海外で日本人が狙われやすいのは、こういうとこですよね。新聞や地図などを広げて近づく人には注意しましょう。それ手品のように盗む小道具ですよ!

 

6. スマホを横長の向きに持たない。
写真を撮る時、よくこの持ち方をしてしまいます。両サイドを持った場合、上から抜き取られる可能性が高まるとのこと。腕を伸ばして端を持ち、写真構図を決めるこのポーズ、たしかにスキだらけ。

25378937764_114be7d92d_mApple iPhone smartphone camera, taking a photo / Andri Koolme

 

 

出発前にできること

1.パスコードによる自動ロック機能をオンにする。
短時間で自動ロックされる設定を!

 

2.iPhoneだったら「iPhoneを探す」をオンにする。
Androidには「Androidデバイスマネージャー」という機能があります。
これをオンにしておくと、場所の特定だけでなく、遠隔操作で音を鳴らしたり、中に入っているデータの消去もできます。

※iPhoneにはiOS7以降、盗難防止機能である、アクティベーションロック機能を搭載しており、紛失や盗難により第三者が初期化してiPhoneを使用しようとしても、所有者のApple IDでログインしないと起動できないようになっています。

 

3.万が一に備えて、「IMEI(端末識別番号)」、「SIMカード番号」をメモに控えておく。
現地で被害届を出す場合、また海外旅行保険請求手続きの際に必要になります。

@とらべる 携行品保障
(注2)保険金は原則として日本国内にて円貨でお支払いしますので、事故証明書および損害額を証明する書類をお持ち帰りください。

 

 

もし盗難にあったら

1.回線停止連絡
  不正利用の上、通信料など高額請求が発生する恐れもあるため、1分でも1秒でも早く
  各通信会社へのご連絡を!

NTT Docomo 連絡先 :
国際識別番号-81-3-6832-6600
海外からのお問い合わせ先

AU 連絡先 :
国際識別番号-81-3-6670-6944
海外で携帯電話を盗難・紛失した場合、どうしたらいいですか?

SoftBank 連絡先 :
国際識別番号-81-92-687-0025
海外で携帯電話を盗難・紛失した場合、どうしたらいいですか?


2.海外旅行保険サービスデスクへ連絡・相談

サービスデスクに相談すると、盗難に遭った際の手順、確認など何かとサポートが受けられ、気持ちの部分でも落ち着きを取り戻すワンクッションにもなります。

  
3.  警察へ被害届を出す
海外旅行保険の手続きに必要となります。

 

 

名所と言われる観光地、交通機関、混雑するところなど、スリは必ずいる!と肝に銘じて、スキのない行動を心がけましょう。日本にいる時と同じような感覚でいると狙われます。
いつもの習慣で、手元にスマホやiPhoneがないと不便・不安を感じるかもしれませんが、盗難に遭ってしまうともっと大変です。海外でのスマホ利用の重要度を考えて、もし別のもので代用できるようでしたら、それに越したことはありません。
海外では機内モードにし、公共Wi-Fiが使える所でのみ使用する、ホテルの部屋にいる時のみ使用するなど、ご自身でルールを決めることが、盗難からスマホ/iPhoneを守ることにつながります。

 

しんしんさん、リクエストありがとうございました。
お気をつけて、イタリア旅行楽しんでくださいね。チャオ~!!
(編集部anan)

 

参考・出典:
http://4travel.jp/os_qa_each-39880.html
http://blog.kaorie.com/2014/02/vol-iphone/
http://applision.com/introduction/31134/
http://www.tabroid.jp/news/2015/01/lostphone.html

 

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海外旅行 “そのピンチ” アウト!?セーフ!?

2016年05月11日 更新▲

自己責任、不可抗力、旅のピンチはいつやってくるかわからない!
こんな時どうなるの? 今回は旅の前半で起きそうなピンチを集めてみました。このピンチ、セーフ?アウト??

 

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ケース1
パスポート、現金、カードなど貴重品を家に忘れてしまった。

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パスポート忘れは、アウトですね。出国できませんっ。まるで悪夢です・・・。
期限切れのパスポートと間違えて持ってきてしまったなど、悲しい事態にならないよう出かける前にもチェック!! それから、頻繁に海外へ行っていて、出入国スタンプやビザで残りページが少ない場合も要注意です。

→カードがあれば、空港のATMで少し現金を引き出すということは可能ですが、お財布ごと忘れてしまったら当然アウトですね。

※国際送金は、現地で口座開設しなければ送金できず、宿泊先へ国際郵便で送ってもらうにしても最低3日くらいはかかりそう。

 


 

ケース2
事故や渋滞で、空港到着が遅れそう!!飛行機の出発に間に合うのかっ!?

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→まず、ダメもとで航空会社の空港カウンターに電話を入れてみましょう。チェックイン終了時間を過ぎていても、出発時刻に間に合いさえすれば、チェックインは可能です。
連絡を入れていても、出発時刻に間に合わなければアウトです!!理由はなんであれ、待ってはくれませんっ。

※空港到着してもチェックインカウンターまでは、10分かかると思いましょう。
チェックインで行列、出国手続きで行列、搭乗口が遠い、またはターミナルを間違えるなど、空港に着いてからも何が起きるかわかりません。やはり余裕を持って2時間半前~3時間前の到着を目指しましょう。


 

 ケース3
肝心の航空券を忘れた!果たして救済策はあるのか!?

 

IMG_4482_DxO.jpgIMG_4482_DxO.jpg / beve4

 

→最近の航空券は、eチケットが主流です。eチケットは航空券の紛失・盗難などのトラブルを防ぐために普及したもので、航空券情報は航空会社のシステムに記憶されています。ですので、eチケットであればセーフです。だからと言ってプリントアウトしないでいいなどは思わないでくださいね。
国際線の場合は、帰国時に言葉が通じなくて困った~などありませんように。

※ちなみに。パスポート記載の名前とeチケットの名前が違う、スペルがひとつ違うと言った場合・・・残念ながらアウトです!飛行機には乗れません。テロ対策など安全確認の徹底から、ほんの1文字違っていても「まあ、いいでしょう、次は気をつけてね。」なんて情状酌量はありませんので、予約時にはパスポートの名前と同じか、きちんと確認を。

 

 


 

ケース4
マイナー通貨の国へ入国。現地に到着後、ATMもなく両替所も閉まっている。現地通貨が一銭もない!?

 

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クレジットカードがあれば大丈夫と高をくくっていると、アウトです。
空港から市街地・ホテルまでの交通手段ではカードが使えず小銭もないので、空港の両替所が開くまで足止め・・・困っているところ、親切な人に声を掛けられ両替してくれると言われたが、後で計算したらレートが悪い!ぼられた!なんてことも。ピンチにつけこむ輩はウヨウヨいます。そういったことがないように、へき地や小さな町に行く時は、出国前に最小限のユーロかドルを両替しておくと、どちらも受け取ってくれないケースは少なく、急場をしのげる可能性が高くなります。

※日本人は両替時、渡されたお金を数えない人が多いことに目をつけて、紙幣を抜き取られることもあります。その場で必ず数えましょう。

※タクシーの運転手に現金がないことを伝えると「カードOK、OK!」の返事に安心したが、ぐるぐる無駄に遠回り、法外な運賃を請求されたなんてことがないように。予め空港ー目的地間の目安料金をインフォメーションで聞くか、調べておきましょう。

 


ケース5

列車で移動。乗った列車が途中で切り離された。大丈夫かな?

 

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日本の感覚で列車に乗るのはアウトの危険性が高まります。海外の列車の運行はかなりアバウトです。ホームも固定されず、ダイヤも乱れているため、登りホームに下り列車が入ってきて間違えて乗ってしまう可能性も。また長距離列車の場合、途中で列車が切り離されることがあります。前方車両・後方車両で行き先が違うことがあるので、ホームの確認、行き先、車両の確認をしましょう。心配が高まる前に車掌や同席の人に尋ねましょう。

※ヨーロッパでは、自分でボタンを押さないとドアが開かない列車があります。自動で開くものと思い、ホームに取り残され、列車を見送ってしまった・・・なんてことがないように、誰かがいる所で待つか、左右の人の動作を見てみましょう。

※改札がないヨーロッパの鉄道。チケットがなくても乗車はできてしまいます。急いでいただけで、そんなつもりはなくても、高い罰金となってしまいます。車内精算や乗り越し精算の概念がないと心得て、チケットは必ず予め購入しておきましょう。また、ホームで刻印もお忘れなく。

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出典:http://rail.arukikata.com/lecture/4-1.html

 

いかがでしたか? 迷子になったり予想以上に時間がかかったりしても、思いがけずそれが旅の良き思い出になることもあれば、とんでもないトラブルに発展したり。ここは日本ではないと寛容に受け止められる出来事か、怒り心頭となるかでも、その国の印象や旅の記憶が変わってしまいますね。
海外旅行は事前準備から始まっています。まさかまさか!?の想定外ということがないように、事前の情報収集や、万が一のことを考えての予防線、しっかり張っておきたいものですね。
(編集部anan)

参考文献:
旅の「大ピンチ」!(山海堂)
監修:下川 裕治 著:旅のピンチ研究会

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クレジットカードに付いている海外旅行保険だけで大丈夫!?

2016年04月06日 更新▲

当ページでも人気コンテンツ『世界の街から』で、パリの最新情報(オシャレ)を提供してくださっているsatominaさん。パリを中心として、通訳・コーディネーターとしてご活躍中です。
数多く日本からのお客様をパリでお迎えし、お客様の目的が達せられ、尚且つ良き滞在ができるよう日本人らしい細やかさでアテンドされていらっしゃいます。
そんなパリを知り尽くすsatominaさんも、自らスキーミング被害に遭われ、また記憶にも新しいテロへの危機感と共に、海外旅行保険加入の必要性をブログに書いてくださっています。
お客様がつつがない旅を終えられるよう、なぜクレジットカードだけでは十分でないのか、パリの事情、背景から考察されていますので、海外へのご旅行前にぜひご一読ください。

(satominaさんのブログより、2016年03月29日の記事転載)


 

 パリ旅行には、やっぱり海外旅行保険をオススメです。

 

お仕事で日本からパリに来られる
クライアントさん。

皆さん、滞在日数も短い。

だから、今では、皆さん、殆ど、特別に
海外旅行保険サービスに加入
していません。

海外旅行保険付きクレジットカードがついているからです。

昔は、みなさん、
海外旅行に行く前に、こうした
保険も加入していたはずです。

今でも、長期滞在者は、
海外旅行&滞在保険加入にお世話になります。

また、フランスには、
加入証明書が義務づけられる
入国許可=VISAもあります。

 
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なんでもカード時代。

で、大丈夫なんでしょうか~??

みなさん、こうした
クレジットカード機能も
マイレージの特典ばかり考える傾向があるようです。

satominaも被害に遭った海外での
カードスキーミングなどのアクシデント。

カードが、ATMに引っ込まれることも
日本以上に多く発生するフランス。
その後、カードは、すぐに戻ってきません!
(戻る手続きより停止の手続きです)

複数のカードを持つことも

常識ですが、
全部使えないこともあったりします。

アンラッキーだから、、

では、すまされませんv(^-^)v

 

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でも、海外旅行保険がついているといわれる
クレジットカードにも、

落とし穴が、あるんですよ!

実際、病気&怪我で、こうしたカードが使えなかった方もいます。

例えば、病気での死亡では、補償されないとか。

病院でもキャッシュレス機能が使えなかったり。
エアチケットをそのクレジットカードで
購入していなかったので保険が、使えなかったり。

大体、フランスは、未だ、アナログ社会。

端末の調子が悪く、
クレジットカードが、使えない。

 
 
オンラインのコネクションが
遮断されるなんてザラにある。
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今朝、マレで、日本の春休み中の個人旅行風の日本人家族四人を
見かけました。
今の時期、無理して、
ヨーロッパに行かなくても!と
思いますが、
どうしても渡欧しなければいけない
ビジネス関係者、学生の方など、、が
いらっしゃいます。
 
だから、自分の身体のことだから、、
外国へ行くのだから、やっぱり、
しっかり考えた方がいい。。
 
 
今の海外旅行保険って、前より一段とプランも
充実しているし、
掛け金も高くない。
なんと、しっかり、テロ保険もあります。

テロなんて、あってはならないし、
テロの危険があるのに、

フランスなんて、、と
思っても、来たい人、
来なければ行けない人も
いますから。

悲しいけど、今の世の中、

フランスだけじゃないですよ。
テロの心配は。
 
私もクレジットカードと保険補償のことから、
そして、今の時代にしっかり、合った海外旅行保険を
もう一度、お勉強中です☆~(ゝ。∂)

 
備えあれば憂いなしです。
 
 
 

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今日のバスティーユ。
 

明日もお楽しみに!


 

satominaさんのHPはこちら
http://www.satomina-paris.com

パリの最新情報満載!satominaさんのブログはこちら
http://ameblo.jp/satomina-paris/

 
 
 
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仕掛けられる罠。こんな人には要注意!!【海外トラブル情報】

2016年02月10日 更新▲

卒業旅行のシーズン真っ只中です。卒業旅行で初めて海外へ行くという方も少なくないはず。社会人になると、次にいつ海外旅行へ出かけられるかわからないし、少し長めの日程でバックパッカーしてみたいという方もいらっしゃるでしょう。現地の人との交流は楽しく、素晴らしい旅の思い出になりますが、とんだトラブルに巻き込まれる場合もあります。そこで今回は、「仕掛けられる罠。こんな人には要注!!」と題しまして、人物の見極め方をお送りします。悪い人は善い人のふりをするのも上手ですよ。

 

 

◆ もっとも多いスリの手口

 

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アイスクリーム、ケチャップ、たばこの吸殻で服を汚す

これは世界中で起きるスリの手口ですが、服を汚されたことに気をとられている間に財布などを盗まれるというもの。

バッグを斜め掛けにしていると、狙われます。お恥ずかしながら筆者もこれ、やられました。体験談はこちら

「マダム!ごめんなさい。あぁ僕はなんてことを!!」海外トラブル情報

 

最近では、この手口さらに進化しているようです。

 

服を汚した人物の次に現れる善い人に要注意!

 

悪い人を追い払ってくれて「あれはスリだよ、危なかったね。」と、服を拭いてくれる。

この人に助けられたなんて思わないでください。この善い人はスリの仲間です。
助けられたと安心している間に、盗まれています。
不快ですが、服を汚されたら「これだ!」と思い、誰も相手にせず立ち去りましょう。

 

 

 

 

小銭をばらまく

 

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目の前で小銭をバラバラと落とす人に要注意!

 

拾ってあげている間に盗まれます。
日本では当たり前の行動でも、海外では善意につけこんだ罠ということも。
あなたも不用意に善い人しなくていいんです。

 

 

 

 

子どもであることを利用した犯罪

 

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子どもたちが集団でまとわりつく

 

かわいらしく、人懐っこくつきまとう子どもが集団で押し寄せてきて、
何を言ってるのか、何がどうなっているのか「???」わけがわからなくなっている間に盗まれるという手口。
同情心は油断大敵。裏で親が手を引いています。主に年配旅行者を狙っているといいます。

子どもがこんなことをしなければならない社会に憤りも感じますが、子どもだからと安心せず、逃げられなくなったら大声をあげましょう。

 

 

 

ニセ警官

 

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パスポート・財布を見せろ!に要注意

 

ニセ警官が「ビザに問題がある」と言って、パスポートの提示を求め、
直ちに罰金を払えば解決するとほのめかし、その場でお金を抜き取られたりする。

また、両替商とニセ警官が組んで、金品を騙し取るという手口も。
最初に両替商が声をかけてきて、その直後にニセ警官が「路上の両替は違法だ。パスポートと金を見せろ」「偽札が出回っている。金を見せろ。」などと言ってくる手口。

 

両替商が先に自分の身分証などを見せたら、ニセ警官とのグルである確率が高く、偽札かどうかの判別は路上では出来ないはず!
「パスポート・現金は警察署で見せる。」と言って、一緒に警察署へ行くことを提案するなどして、その場で見せない、渡さない!!

 

 

 

睡眠薬強盗

 

13523640235_2edb9d06b0_zDrinks at Chart Room Bar / Sam Howzit

 

 

すすめられた飲み物を飲まない

 

若い人がこの被害に遭うことが多い、睡眠薬入りの飲み物を飲まされるというもの。フレンドリーに近づき親切にされると、現地の人と友達になれたと楽しくなってくるものです。親切に観光案内してもらった後に「もっとおもしろい所がある。」「一緒に飲もう!」と誘われたら要注意。

バスや列車で移動する際にも、乗り合わせた人が飲み物やお菓子をすすめてきても、安易に信用してはいけません。

 

 

このような手口以外にも、海外では様々な手口で罠が潜んでいます。トラブルに巻き込まれないようにするには、怪しいと思ったらはっきり、
「NO!」と断ることです。親切にしてくれているし無下に出来ないと曖昧な態度をとりがちですが、日本人らしいこの態度こそ、つけ込まれるスキを与えてしまいます。最低でも以下の5か条を心得て、安全に楽しい海外旅行にしましょう。

 

 

危険回避の5か条

 

1、少しでも不安を感じる相手には「NO!」とはっきり言う

2、逃げられなくなったら大声を出す

3、一緒に警察署へ行く提案をする

4、「なんて善い人なんだ!」「すごく善い人!」と感じる人でも簡単に心許さない。

5、一に命、二にパスポート、三に貴重品

 

 

 

出典

バックパッカー初心者のための海外旅行術

海外旅行先で安全な人、危険な人を見抜くポイント

海外のスリ・犯罪の手口&身を守る方法

 

 

 

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えっ!なぜなぜどうして?【読者投稿・海外トラブルこんなことがありました】

2016年01月13日 更新▲

海外旅行では、思わぬハプニングに出くわしたり、トラブルに巻き込まれることがあります。それは初めての海外旅行であっても、たとえどんなに旅慣れていても、起こる時には起こってしまいますね。今回は読者の皆さまからお寄せいただいた海外トラブル情報をお伝えします。深刻なものから、ちょっと笑える失敗談まで、なぜ?どうしてこうなるの?旅で起こった出来事いろいろです!

 

 

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◎なんてこと!とり返しがつかない!! 憤りと後悔

 


◆親戚のうちに行くためにタクシーのトランクにプレゼント品を全部入れて行きました。到着すると皆が出迎えてくれていたので、あいさつに夢中でしたが、その時にタクシーはいなくなっていました。警察へ届けても分からず。あの時、タクシーの写真を撮っておけば良かったとつくづく反省しました。親戚一同集まっていたのに、プレゼントを一つも渡せませんでした。
【石川県よちぽんさん男性】

 

 

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◎ちゃんと仕事してほしい!!

 

 

◆少し前になりますが、帰国日の早朝の事です。朝6時のホテル出発の打合せで、現地旅行業社のスタッフが迎えに来る事になっていましたが、来ませんでした。治安の良くない国なので、ホテルのフロントに頼み、ホテルタクシーにて空港に、スタッフが来ないので、当然エアポートコーディネイターも不在。何もかも自分自身で無事帰国。帰国して旅行業社(大手の)に大クレームを。一人旅行のハプニング。
【大阪府小銭のシゲちゃんさん男性】

 

 


◎ご無事でよかった!!

 

 

◆スペインのマドリッドでスリにやられた
【千葉県ふかちゃんさん男性】

 

 

◆ケニアのナイロビに行った時のこと、外務省のお知らせは確認してはいたが、ちょうど暴動が起こり、滞在中ホテルでじっとしていた。
いのちと安全が優先されることも、本当にあるのだと実感した。
でも、飛行機代使ってまでいって、なんだったんだろう。。。と思った。
【秋田県ノッコさん女性】

 

 

 

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◎なんだったの!?も今は笑い話に

 

 

◆シンガポールにて友人三人で宿泊したところテレビのスイッチを押しても電源が入らず、毎日出かけるごとにフロントで文句を言っていた。帰国する時には果物の盛り合わせが用意され、機嫌もなおったものの、帰国後旅行会社に連絡。その後の連絡では、肝心の電源が抜けていたとのこと。テレビの下は何回も確認したし、ホテルのスタッフにも確認してもらったのに電源がぬけていた?にだって。配線は見当たらないのに。見かけだけのテレビ=シンガポールが合言葉で笑い話に。その後2回旅行したが初めにテレビ映りと配線確認が必須項目となった私たちでした。
【宮城県ささちゃんさん女性】

 

 

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◎頭で理解しても気分落ち込む

 

 

◆所持品検査で、折りたたみの傘や爪切り等を没収されたこと
【宮城県daddy Iさん男性】

 

 

※参考サイト
機内に持ち込み禁止の手荷物、こちらでくわしくわかりやすく説明されています。
『絵でわか~る はじめての海外旅行』

 

 

 

◎なんだか、かわいい勘違い

 

 

◆フランクフルトの空港で帰国する前にポストを捜したのですが、見つからず、若い空港職員に英語でメールボックスはどこにあるか、尋ねると、「ドーナッツの隣にある。」と言ったので、「まあ、ミスタードーナッツがあるの?」と聞くと、何か、ニコニコしていて、その場所へいくとあるのは、マックでした。ドナルドの英語はドーナッツと聴こえました。それは、ドイツ語だったの?だから
ニコニコしていたのね。(>_<)
【徳島県みっちゃんさん女性】

 

 

 

◎誰もがきっと、あるある!

 

 

◆トイレなどで間違えたりで失敗、あとは、お金でその国の単位とかで間違えてしまいました。
【千葉県kyobijinさん女性】

 

 

 

大事になりかねないハプニングから、くすっと笑える失敗ネタまで、体験談をお寄せいただきましたみなさま、ありがとうございました。
このサイトで何度か出てきましたが、海外旅行で万が一の時の優先順位

 

 

1に命。2にパスポート。3に貴重品。

 

 

です!
そして、出発前に海外旅行保険に入っておくことは、大難を小難にし、小難を無難にすることにもつながります。
海外旅行はいい思い出だけを残したいですね。
今年も、みなさま安全に楽しいご旅行ができますように!

 

 

 

(編集部anan)

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困った!海外での体調不良。知っていれば予防できる情報。

2015年12月10日 更新▲

日本とは気候も文化も違う、言葉も違う海外で体調を崩してしまったら・・・
不安な気持ちは計り知れません。健康保険が効かない海外で病院のお世話になると、いったいどれくらいの費用がかかるのでしょうか?金額を想像すると、いっそう具合が悪くなりそうです。そうなる前に、できるかぎり予防すること大切な旅の準備です。

 

 

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こんにちは!編集部ananでず。
海外で具合が悪くなったことがある方、その症状の重症度は別として、けっこういらっしゃるのではないでしょうか?編集部にお寄せいただいたアンケートの回答にも

 

北京の屋台でタピオカ入りのコーヒー牛乳を飲んで下痢になった事です。
チェ・ゲバラさん40代男性

 

ペルーに行ったとき高地のせいで、ずっとお腹の調子が悪かったこと
わかめさん60代東京都女性

 

トルコの旅行で家内が機内サービスののワインで悪酔いした。意識もうろうとなり、乗務員に迷惑をかけた。飛行機ではアルコールの周りが強いのを後で知った。
akiさん60代埼玉県男性

 

 

と、体調が悪くなった体験情報をおよせいただくことが多いのです。

 

 

そこで!!

 

海外に行く際、海外旅行保険に入っていれば安心ですが、今回は、知っていれば予防できる対策方法をご紹介します

 

 

◎旅行中の病気予防、対策と対処法◎

 

1、まずは機内から!

 

 

機密性の高い飛行機には、大勢の人が乗り合わせています。そして超乾燥、目に見えない様々なウイルスも停滞、気圧の変化と、長距離飛行になるほど環境はよくありません。
休暇旅行の前に仕事で無理をして「飛行機の中で眠れるから」と、徹夜で乗り込むということはありませんか?
こういった睡眠不足や疲労で免疫力が下がっている状態の時に飛行機に乗ると、体調不良を引き起こしやすくなります。

 

◆マスクを着用

マスクをしていると、自分自身の呼気で鼻、のどが潤います。乾燥によるウイルスの侵入を防ぎましょう。

 

◆水分補給
機内では眠りたい、でもアルコールはほどほどに。機内で寝すぎると、その間水分が摂れませんし、時差ぼけを起こしやすくなります。アルコール、お茶、コーヒーなどは、水分摂取したつもりでも、利尿作用が大きいので要注意です。ミネラルウォーターでの水分摂取も忘れずに。
乾燥は、女性や赤ちゃんのお肌にも大敵。お顔に吹きつけるミネラル水のスプレーで乾燥を防ぎましょう。

 

◆適度にストレッチ
血流がわるくなり、血栓ができるエコノミークラス症候群、最近よく耳にしますね。
座席に座ったままでもできるストレッチ、トイレに立つ際、トイレ前でストレッチなど、適度に体を動かしましょう。
それから、あまり体を締め付けるような服装ではなく、リラックスできるゆるいものの方がいいでしょう。

 

◆こちらも必見
JAL「快適な空の旅のために」
~旅立つ前に~機内で発生しやすい症状とその対処法・・・続きを見る

 

~飛行中~一般的な注意・・・続きを見る

 

 

2、旅行中、気をつけたいこと

 

◆睡眠を十分に取ること

しっかり睡眠がとれず、その日の疲れを翌日に持ち込んでしまうと免疫力も下がり、ちょっとしたことでお腹をこわしたり、風邪をひいてしまいます。帰国後、すぐに日常に戻れるようにするためにも、病気の元となる睡眠不足はNGです。

 

◆やっぱり水分摂取は大事

熱帯のアジア方面へ行かれる方はもちろんですが、ヨーロッパ、中東なども、体で感じる以上に乾燥しています。喉の渇きを感じず、汗で水分を奪われていることも多いので、トイレに行きたくなるからと気にせずこまめに水分は摂りましょう。

 

◆脂っこいものを取り過ぎない、食べ過ぎに注意
旅先で、体調不良はおなかからくるのがとても多いです。海外の食事は、どうしても脂っこいものが多く、ここでしか食べられないなどと思うと、つい食べ過ぎてしまいます。胃もたれや下痢で、旅行が楽しめないということにならないよう注意しましよう。

 

◆無理なスケジューるは組まない
旅行前から、ガイドブックなどで綿密に旅のスケジュールをびっしり決めておく?日本とは交通事情も文化や習慣も違うので、日本にいる感覚で物事がすんなり進むということはまずないと考えたほうがいいでしょう。予定はゆるく、スケジュール変更も大らかに対応したいものです。決めた通りに旅を進行させるため、急いだりイライラするのは避けたいですね。また、旅行中では日常よりはるかに歩く距離も時間も長いです。適度に休憩をとりましょう。

 

◆風邪薬、胃薬など基本的な常備薬を持参する
現地で手に入れようと思っても、言葉が通じない、信用できる薬か?飲む量がわからないなど不安はいっぱいです。常備薬を箱ごと持っていかずともお守り程度に数回分、ポーチに入れておくだけでも、助かったということがあります。ツアーに参加している場合などは、「あれ?おかしいな」と思った時点で、添乗員さんに相談しましょう。
それから、旅行中はビタミンCを摂取すると、疲労回復、風邪予防につながるそうですよ。ホテルの朝食ビュッフェで、毎朝オレンジジュースを飲むといいですね!

 

 

 

いかがでしたが?
ちょっと気をつけておく、無理をしないということがとても大事ですね。
それから水分補給ものすごく大事ですね!!
年末年始、ご旅行に行かれる方はぜひ、参考にしてください。

 

アンケートに体験をお寄せいただいたチェ・ゲバラさん、わかめさん、akiさん、ありがとうございました!!
次回のご旅行は、元気いっぱい楽しい旅になりますようにお祈りしています。

 

 

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「マダム!ごめんなさい。あぁ僕はなんてことを!!」海外トラブル情報

2015年11月10日 更新▲

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この度発生いたしましたパリ同時多発テロにて、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
フランスの皆さまに哀悼の意を表します。

 

 

海外トラブルといえば、ぼったくりや詐欺、スリなど、気をつけていたのに残念ながら被害にあってしまった話をよく聞きます。聞けばあの手この手の手口色々ですね。今回は編集部ananがパリでの体験をお伝えします。

 

 

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Attention aux PickPockets (dans La Tour Eiffel) @EiffelTower / dullhunk

 

 

何度も注意を受けたのに!

 

 

もう12年ほど前になりますが、パリ最大の蚤の市「クリニャンクール」でスリ被害にあいました。

 

パリ到着後、さっそく街にくり出すと、数軒のお店で店員さんから「マダム、そのバックは危ないよ。」と忠告を受けました。
その時持ってたバッグは、表(外側)と裏(体側)とフラップがついた2Way仕様で、フラップの中にはファスナーも付いて、左肩から斜め掛けにしていました。何人くらいから注意・忠告受けたでしょうか?パリの人達、親切ですよね・・・っていうか如何に苦い経験が多いかを物語っている!?

 

「え?このバッグのどこが?」と半信半疑だったし、すぐにバッグを替えるわけにもいかず。とりあえず、お財布、パスポートは体側のポケットに。パリで一番楽しみにしていたクリニャンクール。詐欺が多いとの事前情報もあり、ほんとにほんとに気をつけていました。むしろ布のトートバッグをぺろんと肩にぶら下げている連れに「ほんとにスリが多いから気をつけて!!」と何度も注意を促していたのは私の方です。

 

 

ところが!

 

 

蚤の市も見終わり、最寄駅に向かっているときです。どこから現れたのか急にヒゲ男に「あぁ!マダム・・・Oh!ノー!ごめんなさい、ゆるしてください、僕はなんてことをしてしまったんだ!!」と誤り、許しを懇願され、なんのことやら???なに言ってんの???って感じに。しかもツバつけた手で私の左肩のあたりをこするではありませんか!

 

ヒゲ男は「たばこを押し付けてしまった、黒く汚れてしまった!あぁどうしよう、なんてことだ!ごめんなさいごめんなさい!!」としつこく繰り返します。ツバをつけられるのも不快ですし「もういいです!もういいですってば!!」と言っているのにやめない。連れに助けを求めようとしても私の周りだけ人が混雑していて、連れの姿が見えません。必死で人をかき分け先を行く連れに追いつき、息もからがら地下鉄に乗り込んだ時、「あれ?なんかバッグが軽い??」と思ったんです。中を確かめると、フラップの表側に入れていたものが全部なくなってました。

 

 

「まさか」は起こる!!

 

 

幸い貴重品は体側のフラップのさらにファスナーの中だったので無事。盗られたものは化粧品くらいで済んだものの・・・。
あっという間に囲まれて連れと引き離され、ヒゲ男が私の関心を左肩に引き寄せてる間に、別の誰かがバッグの中に手を入れたのでしょう。

5~6人はグルですね。アイスクリームをこぼしたとかの手口と同じです。そういう手口のスリがいるっていうのも知ってたんですけど、まさか自分が遭うなんて思っていませんでした。

パリのやさしい方々の忠告で、被害は届けるほどでもなく、今頃スリ一味は「なんだ!化粧ポーチかよ!!」と、どこかにポイ捨てしただろうと思います。とはいえ、気持ちを切り替えるまでは時間もかかり、後味悪い思い出となってしまいました。

 

 

日本人は、声を掛けると親切ということにもつけこまれるようです。お財布だけでなく、最近はスマホを狙ったスリもあるようです。人懐っこいティーンエイジャーのスリもいます。地図やガイドブックを広げて次の目的地探しや、SNSの投稿に夢中になっていたりすると危険ですね。
在フランス日本国大使館にも、あの手この手様々な手口の被害情報が届いています。
ご参考までにHPはこちら

 

 

備えあれば憂いなし!気をつけていてもまさかは起こる!!

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(編集部anan)

 

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