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【海外旅行再開】これからの海外旅行注意点まとめ

2022年06月25日 更新▲

水際対策の緩和などを受け、GWを海外で過ごした人も増えました。各航空会社は路線を再開、大手旅行会社も海外旅行の販売を再開させています。行き先によって入出国条件が異なりますが、夏休みは海外に行く人はもっと増えるのではないでしょうか。コロナ前同様とは言えない海外旅行、注意しておくこともありそうです。海外旅行に関する意識調査とあわせてお伝えします。

 

画像:iStock

 

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ハワイ州観光局によると、今年4月にハワイを訪れた日本人旅行者は6749人だったが、ゴールデンウイーク期間だけで6571人がハワイを訪れたということです。入国時の水際対策も徐々に緩和されてきたことから、これからハワイ路線を拡充し、急ピッチでハワイ旅行の需要を回復させるとしています。

海外旅行好きには嬉しいニュースが続いています。エアトリが行った意識調査では、40%以上の人が海外旅行に行きたいと答える結果となっています。

エアトリ(東京都港区)は、「海外旅行の再開に関する調査」を実施。その結果、9割以上の人が海外旅行の再開に賛成していること、海外旅行の再開で最初に行きたいと考えているのは「台湾」が最も多いことが分かった。

 

「海外旅行の再開」についてどう思うか

 

海外旅行の再開についてどう思うかを尋ねたところ、「賛成」(92.9%)、「反対」(7.1%)という結果になった。

 

PCR検査・陰性証明が必須でも、どのくらい海外旅行に行きたいかを尋ねたところ、「PCR検査・陰性証明などが不要になったら行ってもいい」(39.3%)と回答した人が最も多かった。一方で「海外旅行に行きたい人」(「とにかく早くに行きたい」23.9%、「次の休み(夏休み・シルバーウィーク・冬休みなど)には行きたい」16.6%の計)は40.5%に上った。

 

 


海外旅行の再開で、最初に行きたい旅先

 

海外旅行の再開で最初に行きたい旅先をランキング化したところ、1位は「台湾」(681票)だった。同国は日本と同じように四季があり、見所も多い。また親日家も多い美食の国として知られている。

 2位は常夏のリゾート地「ハワイ」(549票)、3位は美容・ショッピングなど女性人気が高い「韓国」(511票)だった。4位は「タイ」(423票)、以下「米国本土」(281票)、「ベトナム」(234票)、「シンガポール」(170票)と続いた。

 

 

引用:ITmediaビジネスオンライン

 

画像:iStock

 

これからの海外旅行、注意点

入国制限が緩和されたり撤廃されたことによって、海外旅行のハードルは下がってきましたが、コロナ前のような気軽さはまだなく、リスクもありますので注意が必要です。面倒なこともあり、今までとは違うと思っていた方がいいでしょう。


||行き先によって準備が違う||

国や地域によって入国条件が違うため、渡航先によって準備が異なります。ヨーロッパ方面は概ねワクチン接種証明を提示もなくパスポートのみで入国できる国・地域が増えています。一方で、アジアをはじめ、ハワイ、グアム含むアメリカなど、出発前の検査および陰性証明書が必要な国・地域は多くあります。

手続き、申請が必要な国・地域では、それぞれのルールでの検査方法、検査時間、さらに証明書が英文であることなど、入念に調べておく必要があります。健康チェック、誓約書などの提出が求められる場合もあります。急な情報変更もあるため、自分で事前に手続き手順を調べるときには航空会社、旅行会社、個人のブログ情報などで調べるだけでなく、外務省、厚生労働省、各国大使館や観光局など、政府機関のHPでダブルチェックし、常に最新情報を得ること必須です。
下記に記述しますが、乗り継ぎ便の場合は、必ず経由地の情報も調べましょう。

 

||滞在国によって日本帰国時の手続きも違う||

入国前の滞在歴、有効なワクチン接種証明書の有無によって、日本入国時の検査の要否、待機期間、待機場所が異なるため、どれに該当するのか確認して行き先を決めた方がいいです。

出典:厚生労働省

 

日本帰国時の検疫、待機については、日本橋夢屋さんのHPがとてもわかりやすいです。
こちら

 


水際対策における国・地域の区分
●青区分 
●黄区分 ●赤区分
厚生労働省HPをご参照ください→こちら

 

||解約返金可能な航空券を航空会社から直接購入する||

大手航空会社(レガシー)であれば、コロナ関連、渡航先の入国制限などが理由で渡航できなくなった場合、無料でフライト変更や返金をしてくれます。格安旅行サイト、LCCなどで購入する場合は、フライトキャンセル時の予約変更などができるのか、払い戻しはあるのか?入念に確認してください。現状では信頼できる大手で手配する方が安心と言わざるを得ません。

 

||トランジットに注意! 直行便で行ける所が無難||

国際線乗り継ぎ客にも制限を設けている国や航空会社があります。便によって渡航前のPCR検査陰性証明が必要な場合があります。国による出国制限やPCR検査など条件を満たしていない場合、経由地から本来目的地までの搭乗を拒否されるケースもあります。旅行はできず、逆に高くつくリスクがあることを把握し、経由地や搭乗予定の航空会社の条件も調べるのは必須です。

 

||ワクチンパスポート・マスク国内事情はまちまち||

飲食店や公共交通機関など利用時に提示が必要と言われているワクチンパスポート(Green Passなど)。ヨーロッパ方面はこの提示も撤廃されているという情報もありますが、利用する飲食店によっては提示を求められたり、3回目ワクチン接種からの有効期限を設けているところもあります。どうしても行ってみたいお店でも利用できない場合もあると承知しておきましょう。渡航先の国内移動においてもGreen Passの提示の要否はまちまちです。

また、海外ではマスク着用義務も撤廃されているとニュースで見聞きしますが、例えば、イタリアは屋外マスクは解除も、空港、観光名所、公共交通機関での移動時など屋内マスクは着用義務があります。海外では「KN95」「FFP2マスク」などマスク性能の基準も満たしていないと利用できない場合があります。

 

画像:iStock

 

リスク、注意することを調べてみましたが、まだまだ面倒なことが多いです。3年近くの間に海外旅行の状況は大きく変化しました。再開となると初めてのことが増えています。旅慣れていない人にはまだまだハードルが高そうです。海外旅行に行かれる方は、渡航先のルールを遵守し、現状可能なことを楽しみましょう。

 

 

 

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